1999年の日本プロ野球
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概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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日本一:福岡ダイエーホークス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本シリーズ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
正力松太郎賞 | 王貞治 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
沢村栄治賞 | 上原浩治 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
セリーグ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最優秀選手 | 野口茂樹 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最優秀新人 | 上原浩治 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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パリーグ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最優秀選手 | 工藤公康 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最優秀新人 | 松坂大輔 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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その他 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1999年NPBドラフト会議 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1999年NPBオールスター | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1999年の野球 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1999年の日本プロ野球(1999ねんのにほんぷろやきゅう)では、1999年の日本プロ野球(NPB)における動向をまとめる。
→メジャーリーグベースボール(MLB)の動向については1999年のメジャーリーグベースボール、NPB、MLB以外の野球動向については1999年の野球を参照
できごと
[編集]1月
[編集]- 1月4日 - ヤクルトスワローズがクリーブランド・インディアンスのジェイソン・ハッカミー、ピッツバーグ・パイレーツのマーク・スミス、シンシナティ・レッズのロベルト・ペタジーニの獲得を発表[1]。
- 1月7日 - オリックス・ブルーウェーブが新外国人選手としてイタリアのポール・ゴンザレスの獲得を発表。背番号は53[2]。
- 1月20日 - 千葉ロッテマリーンズがサンディエゴ・パドレスのディーン・ハートグレイブスの獲得を発表。背番号は45[3]。
- 1月21日
- 1月28日 - 中日ドラゴンズが初の中国出身のプロ野球選手となる呂建剛と3年契約したと発表。背番号は69[6]。
- 1月29日
2月
[編集]- 2月2日 - オリックスがC・D(クリス・ドネルス)の登録名を「ドネルス」に変更、ウィリー・バンクスの登録名を「ウィリー」にしたと発表[9]。
- 2月14日 - オリックスが前モントリオール・エクスポズのロベルト・ペレスと正式契約したと発表。背番号は44[10]。
3月
[編集]- 3月5日 - 近鉄バファローズが4月1日より球団名を「大阪近鉄バファローズ」に改称すると発表[11]。
- 3月20日 - 1997年シーズン中からドーム化工事を進めてきた西武ドームが完成し、こけら落としとなる西武対巨人のオープン戦が開催される。球場の第1号ホームランは巨人の松井秀喜が放つ。
4月
[編集]- 4月2日 - プロ野球セ・リーグが開幕。
- 4月3日
- 4月7日
- 4月8日 - 阪神タイガースの八木裕が広島市民球場での対広島東洋カープ3回戦の九回表に代打で登場し、プロ通算1000試合出場を達成[16]。
- 4月11日 - 中日は阪神甲子園球場での対阪神1回戦に延長10回6-3で勝ち、セ・リーグタイ記録の開幕7連勝。1963年中日以来36年ぶり[17]。
- 4月12日 - 中日はナゴヤドームでの対ヤクルト1回戦に6-1で勝ち、セ・リーグ新記録となる開幕8連勝[18]。
- 4月13日 - 横浜ベイスターズの佐々木主浩が甲子園球場での対阪神1回戦でシーズン初セーブを挙げ、プロ野球史上初の通算250セーブポイントを達成[19]。
- 4月14日
- 福岡ドームでの福岡ダイエーホークス対日本ハム2回戦で2リーグ制後のプロ野球新記録となる1試合両チーム計13二塁打。日本ハム8本、ダイエー5本を記録[20]。
- ロッテのフランク・ボーリックが千葉マリンスタジアムでの対オリックス4回戦の8回裏に徳元敏から初打席本塁打を記録。史上38人目で、外国人選手としては14人目[21]。
- 4月15日
- 4月16日 - 中日は東京ドームでの対巨人1回戦に6-1で勝ち、1954年の西鉄に並ぶ開幕11連勝を記録[24]。
- 4月17日 - 中日は東京ドームでの対巨人2回戦に3-7で敗れ、開幕からの連勝は11で止まる[25]。
- 4月18日 - 阪神の和田豊が福岡ドームでの対ヤクルト3回戦に出場し、プロ通算1500試合出場を達成。史上125人目[26]。
- 4月20日 - オリックスのイチローが東京ドームでの対日本ハム1回戦の九回表に3号2点本塁打を打ち、プロ通算1000安打を達成[27]。
- 4月24日 - 広島の金本知憲が広島市民球場での対中日5回戦でサイクル安打を達成[28]。
- 4月27日
- 4月29日
- 4月30日
5月
[編集]- 5月1日 - ダイエーの吉永幸一郎が福岡ドームでの対日本ハム4回戦に5番・指名打者で出場し、プロ通算1000試合出場を達成[36]。
- 5月8日 - 広島の佐々岡真司が広島市民球場での対中日8回戦に先発し、ノーヒットノーランを達成[37]。
- 5月14日 - 千葉マリンスタジアムでのロッテ対日本ハム6回戦でロッテの園川一美が先発し4回を投げプロ通算1500投球回を達成[38]。日本ハムの田中幸雄が一回表に園川から7号2点本塁打を打ち、プロ通算200本塁打を達成[39]。
- 5月16日 - 中日の光山英和と巨人の吉原孝介の交換トレードが成立したと中日、巨人両球団が発表[40]。
- 5月19日 - 広島の野村謙二郎が米子市民球場での対阪神8回戦の5回裏に安打を放ち、プロ通算1500安打を達成。史上77人目[41]。
- 5月21日 - 巨人のバルビーノ・ガルベスが甲子園球場での対阪神6回戦の2回表にセ・リーグの投手として史上9人目の満塁本塁打を放つ[42]。
- 5月23日
6月
[編集]- 6月1日 - 阪神の和田豊が甲子園球場での対横浜9回戦の一回裏に犠打を決め、プロ通算200犠打を達成[46]。
- 6月3日 - オリックスの小川博文がグリーンスタジアム神戸での対ダイエー11回戦に1番・遊撃で先発出場して五回裏二死二塁の打席で2号2点本塁打を打ち、プロ野球史上5人目となる全打順での本塁打を記録[47]。
- 6月4日
- 巨人が元西武のドミンゴ・マルティネスの入団を正式に発表[48]。
- 阪神の平塚克洋と西武の杉山賢人の交換トレードが成立したと阪神、西武両球団が発表[49]。
- 6月5日
- 6月8日 - 巨人の柳沢裕一とオリックスの伊藤隆偉との交換トレードを両球団から発表[53]。
- 6月11日 - オリックスはダイエーの本拠地である福岡ドームで13日までダイエーと3連戦(12-14回戦)で主催試合。パ・リーグでは1976年にロッテが日本ハムの本拠地の後楽園球場で行って以来23年ぶり[54]。
- 6月12日 - 阪神の新庄剛志が対巨人戦(甲子園球場)の延長12回裏に槙原寛己の敬遠球を打ち、サヨナラ安打[55]。
- 6月19日 - 横浜のロバート・ローズが函館千代台公園野球場オーシャンスタジアムでの対ヤクルト13回戦の二回表に右前安打を打ち、プロ野球通算1000安打を達成[56]。
- 6月20日 - 札幌円山球場でのオリックス対近鉄13回戦は延長10回7-7で日没で引き分け。パ・リーグでは1997年6月21日同球場でのオリックス対西武戦以来2年ぶり[57]。
- 6月23日 - 広島の緒方孝市が神宮球場での対ヤクルト13回戦の一回表に15号本塁打を打ち、プロ通算100本塁打を達成[58]。
- 6月24日 - ダイエーの秋山幸二が東京ドームでの対日本ハム15回戦の二回表に7号2点本塁打を打ち、プロ通算3500塁打を達成[59]。
- 6月25日 - 巨人の仁志敏久が広島市民球場での対広島11回戦でサイクル安打を達成[60]。
- 6月26日 - 西武の中嶋聡が西武ドームでの対ダイエー15回戦に出場し、プロ通算1000試合出場を達成。史上351人目[61]。
- 6月30日 - 富山市民球場での横浜対広島11回戦で横浜は五回裏に球団新記録となる1イニング12点。横浜のロバート・ローズがサイクル安打を達成。3度の達成はプロ野球史上初[62]。
7月
[編集]- 7月6日 - オリックスのイチローがグリーンスタジアム神戸での対西武15回戦の九回裏に15号本塁打を打ち、プロ通算100本塁打を達成[63]。
- 7月9日 - 広島は東京ドームでの対巨人13回戦に1-7で敗れ、1993年以来6年ぶり10連敗[64]。
- 7月14日 - 西武がテリー・ブロスに戦力外通告[65]。
- 7月15日 - 横浜の石井琢朗が甲子園球場での対阪神16回戦の二回表に中前安打を打ち、プロ通算1000安打を達成[66]。
- 7月17日 - 広島の江藤智が神宮球場での対ヤクルト16回戦に出場し、プロ通算1000試合出場を達成[67]。
- 7月20日 - 近鉄のタフィ・ローズが大阪ドームでの対ロッテ16回戦の五回裏に29号2点本塁打を打ち、プロ野球通算100本塁打を達成[68]。
- 7月22日
- 横浜スタジアムでの横浜対ヤクルト17回戦は横浜がヤクルトに22-11で勝利。合計得点33は1950年大洋対中日戦(28-5)に並ぶセ・リーグタイ記録。ゲーム打点32は50年中日対阪神戦の31を更新するセ・リーグ新記録[69]。横浜のロバート・ローズがセ・リーグタイ記録となる1試合10打点[70]。横浜の石井琢朗がプロ野球タイ記録となる1試合6得点[71]。
- ダイエーの秋山幸二がグリーンスタジアム神戸での対オリックス19回戦の二回表二死から二塁盗塁を決め、プロ通算300盗塁を達成[72]。
- 広島の前田智徳が甲子園球場での対阪神19回戦に出場し、プロ通算1000試合出場を達成。史上353人目[73]。
- 7月30日 - 巨人の松井秀喜が右脇腹痛のため、広島市民球場での対広島16回戦で先発から外れ、1995年5月30日の対ヤクルト戦から続いていた連続試合フルイニング出場が574試合で途切れた[74]。
- 7月31日 - 巨人が広島市民球場での対広島17回戦の1回表に広島の黒田博樹から高橋由伸が28号2点本塁打、ドミンゴ・マルティネスが8号本塁打。続く石井浩郎が安打で出塁した後、清水隆行が5号2点本塁打、二岡智宏が11号本塁打を放ち、球団で史上3度目の1イニング4本塁打を記録。また、黒田は1イニング4被本塁打のプロ野球タイ記録で史上12人目、セ・リーグでは7人目[75]。
8月
[編集]- 8月5日 - 日本ハムの山根和夫投手コーチがチームの投手陣不振を理由に辞表を提出、受理された[76]。
- 8月6日 - 日本ハムの上田利治監督が千葉マリンスタジアムでの対ロッテ15回戦に勝利し、監督として通算1300勝を達成。史上6人目[77]。
- 8月7日
- 8月12日 - 広島の江藤智が横浜スタジアムでの対横浜20回戦でセ・リーグタイ記録の1試合10打点[80]。
- 8月13日 - 巨人のバルビーノ・ガルベスが横浜スタジアムでの対横浜17回戦の五回表に3号満塁本塁打を打ち、プロ野球史上初めて投手で1シーズン2本の満塁本塁打[81]。
- 8月15日 - 日本ハムの田中幸雄が東京ドームでの対西武21回戦に出場し、プロ通算1500試合出場を達成。史上126人目[82]。
- 8月17日 - 近鉄の香田勲男が西武ドームでの対西武19回戦の九回裏から登板し、プロ通算1000投球回を達成[83]。
- 8月20日
- 8月21日 - 横浜の斎藤隆が神宮球場での対ヤクルト19回戦に先発し、プロ通算1000投球回を達成[86]。
- 8月24日 - オリックスは富山市民球場での対日本ハム20回戦に5-2で勝ち、前身の阪急ブレーブスからの通算勝利数が4000勝となる[87]。
- 8月27日 - 巨人の高橋由伸が広島市民球場での対広島22回戦の二回表に32号本塁打を打ち、これがセ・リーグ通算35000本塁打となる[88]。
- 8月29日 - 広島の江藤智が広島市民球場での対巨人24回戦の3回裏に安打を放ち、プロ通算1000安打を達成。史上198人目[89]。
- 8月31日 - 巨人の二岡智宏が東京ドームでの対中日23回戦の六回裏に15号本塁打を打ち、これが球団通算7000本塁打となる[90]。
9月
[編集]- 9月2日 - 西武の松坂大輔が西武ドームでの対日本ハム24回戦に先発し、高卒新人投手として66年鈴木啓示が記録して以来の1試合15奪三振、62年東映の尾崎行雄以来の毎回奪三振[91]。
- 9月3日 - 大阪ドームでの近鉄対西武22回戦は延長12回10-10の引き分け。パ・リーグ新記録の試合時間5時間19分[92]。近鉄がプロ野球新記録となる5試合連続2桁失点[93]。西武の伊東勤が二回表に中前安打を打ち、プロ通算1500安打を達成[94]。
- 9月7日 - 広島は神宮球場での対ヤクルト20回戦に12-7で勝ち、球団通算3000勝を達成[95]。
- 9月10日 - 巨人の清原和博が甲子園球場での対阪神22回戦の二回表に左中間への打球がスタンドの手すりに当たってグラウンドに跳ね返ったが、本塁打ではなく二塁打と判定される[96]。
- 9月11日 - ロッテの堀幸一が千葉マリンスタジアムでの対オリックス22回戦の七回裏に6号本塁打を打ち、プロ通算100本塁打を達成[97]
- 9月14日
- 9月17日 - 近鉄の山本和範と安部理が今季限りでの現役引退を表明[100]。
- 9月21日
- 9月23日 - ダイエーの工藤公康がグリーンスタジアム神戸での対オリックス25回戦の1回裏に藤井康雄から三振を奪い、プロ通算2000奪三振を達成[104]。
- 9月24日 - 広島の大野豊投手コーチと正田耕三内野守備走塁コーチが今季の全日程終了後に退団することを表明。後任には清川栄治二軍投手コーチが一軍に昇格。今季限りで引退する笘篠賢治もコーチに就任[105]。
- 9月25日 - 福岡ダイエーホークスが福岡ドームでの対日本ハム26回戦に5-4で勝ち、西武がグリーンスタジアム神戸での対オリックス26回戦に0-1で敗れたため、前身の南海ホークス時代の1973年以来となる26年ぶりパ・リーグ優勝[106]。
- 9月27日
- 9月28日 - 日本ハム監督の上田利治が辞任。
- 9月29日
- 9月30日 - 中日対ヤクルト26回戦が神宮球場で行われ、中日がヤクルトを5-4で破り、11年ぶりにセ・リーグ優勝を決める[112]。
10月
[編集]- 10月1日
- 阪神の大豊泰昭が広島市民球場での対広島27回戦の一回表に二塁打を打ち、球団新記録となる26試合連続安打[113]。
- ロッテがジョー・クロフォードに戦力外通告[114]。
- 10月2日 - 中日の川上憲伸が横浜スタジアムでの対横浜26回に先発し、7回を投げてセ・リーグ新記録の19被安打、セ・タイの14失点を記録[115]。
- 10月4日 - 巨人の屋鋪要二軍外野守備走塁コーチが辞意を表明[116]。
- 10月5日
- 10月6日
- 10月7日
- 10月8日
- 10月12日
- 10月14日
- 10月15日
- 10月22日 - 阪神が入団テストを受けた前日本ハムの与田剛士、橋上秀樹の合格を発表[138]。
- 10月24日 - 沢村賞の選考が福岡市内のホテルで行われ、巨人の上原浩治を選出[139]。
- 10月28日
- 10月29日 - 中日が南渕時高に戦力外通告[142]。
- 10月30日 - 巨人の石井浩郎とロッテの河本育之の交換トレードを両球団から発表[143]。
- 10月31日
11月
[編集]- 11月1日
- 11月3日 - ヤクルトから戦力外通告を受けた小早川毅彦が現役引退を発表[150]。
- 11月5日 - 中日は音重鎮に対し来季の契約を結ばないと通告[151]。
- 11月18日 - オリックスの鈴木平と中日の岸川登俊・河野亮の交換トレードが成立したとオリックス・中日両球団が正式に発表[152]。
- 11月19日
- 11月22日 - 中日の宣銅烈が名古屋市のホテルにて記者会見し、今季限りでの現役引退を正式に表明[155]。
- 11月29日 - 阪神はヤクルトからカツノリを金銭トレードで獲得したと発表[156]。
- 11月30日 - 近鉄は12月1日より社名を「近鉄野球株式会社」から「株式会社大阪近鉄バファローズ」に変更すると発表[157]。
12月
[編集]- 12月1日 - 中日が武田一浩の背番号を18から17に変更したと発表[158]。
- 12月2日
- 12月3日 - 阪神は前巨人の広沢克と正式に契約を交わす[162]。
- 12月6日 - 広島からFA宣言した江藤智が2度目の入団交渉を行い契約に合意。20時から記者会見し、入団を正式に表明[163]。
- 12月7日
- 12月14日 - ダイエーからFA宣言した工藤公康が都内のホテルにて記者会見し、巨人への入団を正式に発表[167]。
- 12月17日 - 巨人が前阪神のダレル・メイと仮契約を結んだと発表。背番号は42[168]。
- 12月18日 - 横浜からFA宣言した佐々木主浩は京都市内で記者会見し、メジャーリーグシアトル・マリナーズへの入団が決まったと正式に発表[169]。
- 12月22日
- 12月26日 - 横浜が前ロッテの小宮山悟と正式契約を結んだと発表。背番号は27[172]。
- 12月28日 - ヤクルトが統一ライオンズのドナルド・レモンと契約に正式合意したと発表。背番号は33[173]。
- 12月29日 - ロッテがコロラド・ロッキーズのジェフ・バリーの獲得を発表[174]。
競技結果
[編集]セントラル・リーグ
[編集]順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 中日ドラゴンズ | 81 | 54 | 0 | .600 | 優勝 |
2位 | 読売ジャイアンツ | 75 | 60 | 0 | .556 | 6.0 |
3位 | 横浜ベイスターズ | 71 | 64 | 0 | .526 | 10.0 |
4位 | ヤクルトスワローズ | 66 | 69 | 0 | .489 | 15.0 |
5位 | 広島東洋カープ | 57 | 78 | 0 | .422 | 24.0 |
6位 | 阪神タイガース | 55 | 80 | 0 | .407 | 26.0 |
パシフィック・リーグ
[編集]順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 福岡ダイエーホークス | 78 | 54 | 3 | .591 | 優勝 |
2位 | 西武ライオンズ | 75 | 59 | 1 | .560 | 4.0 |
3位 | オリックス・ブルーウェーブ | 68 | 65 | 2 | .511 | 10.5 |
4位 | 千葉ロッテマリーンズ | 63 | 70 | 2 | .474 | 15.5 |
5位 | 日本ハムファイターズ | 60 | 73 | 2 | .451 | 18.5 |
6位 | 大阪近鉄バファローズ | 54 | 77 | 4 | .412 | 23.5 |
日本シリーズ
[編集]日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
---|---|---|---|---|---|
10月23日(土) | 第1戦 | 中日ドラゴンズ | 0 - 3 | 福岡ダイエーホークス | 福岡ドーム |
10月24日(日) | 第2戦 | 中日ドラゴンズ | 8 - 2 | 福岡ダイエーホークス | |
10月25日(月) | 移動日 | ||||
10月26日(火) | 第3戦 | 福岡ダイエーホークス | 5 - 0 | 中日ドラゴンズ | ナゴヤドーム |
10月27日(水) | 第4戦 | 福岡ダイエーホークス | 3 - 0 | 中日ドラゴンズ | |
10月28日(木) | 第5戦 | 福岡ダイエーホークス | 6 - 4 | 中日ドラゴンズ | |
優勝:福岡ダイエーホークス(35年ぶり3回目) |
|
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日本シリーズ
[編集]日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
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10月23日(土) | 第1戦 | 中日ドラゴンズ | 0 - 3 | 福岡ダイエーホークス | 福岡ドーム |
10月24日(日) | 第2戦 | 中日ドラゴンズ | 8 - 2 | 福岡ダイエーホークス | |
10月25日(月) | 移動日 | ||||
10月26日(火) | 第3戦 | 福岡ダイエーホークス | 5 - 0 | 中日ドラゴンズ | ナゴヤドーム |
10月27日(水) | 第4戦 | 福岡ダイエーホークス | 3 - 0 | 中日ドラゴンズ | |
10月28日(木) | 第5戦 | 福岡ダイエーホークス | 6 - 4 | 中日ドラゴンズ | |
優勝:福岡ダイエーホークス(35年ぶり3回目) |
個人タイトル
[編集]セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | |||||
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タイトル | 選手 | 球団 | 成績 | 選手 | 球団 | 成績 |
最優秀選手 | 野口茂樹 | 中日 | 工藤公康 | ダイエー | ||
最優秀新人 | 上原浩治 | 巨人 | 松坂大輔 | 西武 | ||
首位打者 | R.ローズ | 横浜 | .369 | イチロー | オリックス | .343 |
本塁打王 | R.ペタジーニ | ヤクルト | 44本 | T.ローズ | 近鉄 | 40本 |
打点王 | R.ローズ | 横浜 | 153点 | T.ローズ | 近鉄 | 101点 |
最多安打 | R.ローズ | 横浜 | 192本 | 松井稼頭央 | 西武 | 178本 |
盗塁王 | 石井琢朗 | 横浜 | 39個 | 松井稼頭央 | 西武 | 32個 |
最高出塁率 | R.ペタジーニ | ヤクルト | .469 | イチロー | オリックス | .412 |
最優秀防御率 | 上原浩治 | 巨人 | 2.09 | 工藤公康 | ダイエー | 2.38 |
最多勝利 | 上原浩治 | 巨人 | 20勝 | 松坂大輔 | 西武 | 16勝 |
最多奪三振 | 上原浩治 | 巨人 | 179個 | 工藤公康 | ダイエー | 196個 |
最高勝率 | 上原浩治 | 巨人 | .833 | 篠原貴行 | ダイエー | .933 |
最優秀救援投手 | 高津臣吾 | ヤクルト | 31SP | B.ウォーレン | ロッテ | 31SP |
最優秀中継ぎ投手(セ) 最多ホールド投手(パ) |
岩瀬仁紀 | 中日 | 28.15RP | 藤井将雄 | ダイエー | 26H |
ベストナイン
[編集]セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | |||
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守備位置 | 選手 | 球団 | 選手 | 球団 |
投手 | 上原浩治 | 巨人 | 松坂大輔 | 西武 |
捕手 | 古田敦也 | ヤクルト | 城島健司 | ダイエー |
一塁手 | R.ペタジーニ | ヤクルト | 小笠原道大 | 日本ハム |
二塁手 | R.ローズ | 横浜 | 金子誠 | 日本ハム |
三塁手 | L.ゴメス | 中日 | 中村紀洋 | 近鉄 |
遊撃手 | 石井琢朗 | 横浜 | 松井稼頭央 | 西武 |
外野手 | 松井秀喜 | 巨人 | イチロー | オリックス |
関川浩一 | 中日 | T.ローズ | 近鉄 | |
高橋由伸 | 巨人 | 谷佳知 | オリックス | |
指名打者 | P.クラーク | 近鉄 |
誕生
[編集]1999年の野球を参照
死去
[編集]1999年の野球を参照
出典
[編集]- ^ 「球界情報 4日 米から3外国人獲得」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)1月5日付朝刊、21面(スポーツ面)。
- ^ 「球界情報 7日 伊リーグ内野手獲得」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)1月8日付朝刊、25面(スポーツ面)。
- ^ 「球界情報 20日 メジャーから左腕」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)1月21日付朝刊、16面(スポーツ面)。
- ^ 「球界情報 21日 ガルベス、ホセ 巨人と契約結ぶ」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)1月22日付朝刊、20面(スポーツ面)。
- ^ 「球界情報 21日 元西武の前田が自由契約に」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)1月22日付朝刊、20面(スポーツ面)。
- ^ 「球界情報 28日 中国プロ1号 呂と3年契約」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)1月29日付朝刊、15面(スポーツ面)。
- ^ 「野球殿堂入り5人」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)1月30日付朝刊、17面(スポーツ面)。
- ^ 「BW 新垣獲得を断念」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)1月30日付朝刊、17面(スポーツ面)。
- ^ 「球界情報 2日 登録名をドネルスに変更」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)2月3日付朝刊、21面(スポーツ面)。
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- ^ 読売新聞1999年12月4日18面「広沢5000万円で契約」読売新聞縮刷版1999年12月p214
- ^ 読売新聞1999年12月7日29面「江藤、巨人入り決定 4年契約、年俸1億8000万」読売新聞縮刷版1999年12月p393
- ^ 「阪神・星野 背番号は34 入団発表」『北海道新聞』(縮刷版) 1999年(平成11年)12月8日付朝刊、17面(スポーツ面)。
- ^ 「プロ野球情報 与田、橋上と阪神契約」『北海道新聞』(縮刷版) 1999年(平成11年)12月8日付朝刊、17面(スポーツ面)。
- ^ 「球界情報 7日 前巨人・河野らと契約」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)12月8日付朝刊、21面(スポーツ面)。
- ^ 読売新聞1999年12月15日25面「『優勝するため来た』『巨人・工藤』誕生 単年度契約 背番号『47』」読売新聞縮刷版1999年12月p817
- ^ 「メイ背番号「42」 巨人と仮契約」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)12月18日付朝刊、25面(スポーツ面)。
- ^ 読売新聞1999年12月19日19面「佐々木3年契約 18億円 マリナーズ入団 日本人大リーガー最高値」読売新聞縮刷版1999年12月p1059
- ^ 「プロ野球情報 佐藤は3千500万円増」『北海道新聞』(縮刷版) 1999年(平成11年)12月23日付朝刊、14面(スポーツ面)。
- ^ 「球界情報 22日 ドミニカ出身内野手」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)12月23日付朝刊、25面(スポーツ面)。
- ^ 「球界情報 26日 小宮山が正式契約」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)12月27日付朝刊、14面(スポーツ面)。
- ^ 「球界情報 28日 川崎1500万減」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)12月29日付朝刊、15面(スポーツ面)。
- ^ 「球界情報 29日 大リーグの外野手獲得」『読売新聞』(縮刷・関東版) 1999年(平成11年)12月30日付朝刊、13面(スポーツ面)。
外部リンク
[編集]- 1999年 セントラル・リーグ - NPB.jp 日本野球機構
- 1999年 パシフィック・リーグ - NPB.jp 日本野球機構
セントラル・リーグ | パシフィック・リーグ | ||||||
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優勝 | 中日ドラゴンズ | 2位 | 読売ジャイアンツ | 優勝 | 福岡ダイエーホークス | 2位 | 西武ライオンズ |
3位 | 横浜ベイスターズ | 4位 | ヤクルトスワローズ | 3位 | オリックス・ブルーウェーブ | 4位 | 千葉ロッテマリーンズ |
5位 | 広島東洋カープ | 6位 | 阪神タイガース | 5位 | 日本ハムファイターズ | 6位 | 大阪近鉄バファローズ |
:日本一 :日本シリーズ出場 | |||||||