コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「EPO」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: 「原始島」等の改名に伴うリンク修正依頼 (人間なんて) - log
494行目: 494行目:
* 『[[DOWN TOWN]]』(1980.03.21)([[シュガー・ベイブ]]のカバー、デビュー曲。「[[オレたちひょうきん族]]」エンディング)
* 『[[DOWN TOWN]]』(1980.03.21)([[シュガー・ベイブ]]のカバー、デビュー曲。「[[オレたちひょうきん族]]」エンディング)
* 『[[パレード (山下達郎の曲)|パレード]]』([[山下達郎]]のカバー)
* 『[[パレード (山下達郎の曲)|パレード]]』([[山下達郎]]のカバー)
* 『[[人間なんて (よしだたくろうのアルバム)|人間なんて]]』([[吉田拓郎]]のカバー)
* 『[[人間なんて]]』([[吉田拓郎]]のカバー)
* 『[[セクシー・バス・ストップ]]』([[浅野ゆう子]]のカバー)
* 『[[セクシー・バス・ストップ]]』([[浅野ゆう子]]のカバー)
* 『[[ミニヨン (大貫妙子のアルバム)|横顔]]』([[大貫妙子]]のカバー)
* 『[[ミニヨン (大貫妙子のアルバム)|横顔]]』([[大貫妙子]]のカバー)

2021年3月28日 (日) 21:49時点における版

EPO
出生名 佐藤 永子
別名 宮川 榮子(結婚後の本名)
生誕 (1960-05-12) 1960年5月12日(64歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
学歴 東京女子体育大学中退
ジャンル ニューミュージック
J-POP
職業 シンガーソングライターセラピスト
担当楽器 ボーカル
活動期間 1980年 -
公式サイト eponica.net EPO公式サイト

EPO(エポ、本名:宮川 榮子(みやがわ えいこ)、旧名および出生名:佐藤 永子1960年5月12日 - )は、日本シンガーソングライターセラピスト東京都出身。現在、沖縄県宜野湾市在住。

代表曲として「う、ふ、ふ、ふ、」があり、提供曲としては高見知佳くちびるヌード」、香坂みゆきニュアンスしましょ」が知られている。最近では土岐麻子Gift 〜あなたはマドンナ〜」がある。デビュー当時から昭和歌謡とも洋楽とも言い切れない音楽性で活動しており、J-POP黎明期[1]を創った一人であると見なされている。

来歴

1960年東京都に生まれる。3歳でピアノを習い始める。クラシック音楽や、CMソングなどテレビから流れる音楽を聴いて育った[2]1976年世田谷区立新星中学校卒業[3]

高校生の時、「Laugh」というバンドを組んでピアノとコーラスを担当していた。Laughはニッポン放送のコンテスト番組『ライオン フォーク・ビレッジ』に出場して優勝する。これをきっかけに多くの音楽業界関係者に会い、そのうちに私もこの世界で仕事をしたいと思うようになる[2]1979年東京都立松原高等学校卒業。音楽関係者では、高校の先輩に清水信之、後輩に佐橋佳幸がいる(なお、渡辺美里も同校出身)。高校卒業時には東京女子体育大学への推薦入学が既に決まっており、そのまま順当に行っていれば体育の先生になっていたはずという[2]

大学在学中からセッションボーカルとして活躍。1980年3月21日シュガー・ベイブのカバー曲『DOWN TOWN』(作詞:伊藤銀次、作曲:山下達郎、編曲:林哲司清水信之)でデビュー。この曲はフジテレビ系のバラエティ番組オレたちひょうきん族』のエンディングテーマに採用される。

1983年2月、資生堂化粧品春のキャンペーン・コマーシャルソングとして発表した「う、ふ、ふ、ふ、」が大ヒット。同曲は資生堂キャンペーン期間の終了後もたびたび別の商品のCMソングとして採用され、EPOを代表する一曲となった。

1980年代半ば頃には「RCA三人娘」の一角として、竹内まりや大貫妙子と並び称された。

デビュー以来現在まで、オリジナル作品だけでなくテレビコマーシャルや番組の主題歌なども提供し、多くのヒット曲がある。

活動

1979年
1980年
  • 3月21日、シュガー・ベイブのカバー曲『DOWN TOWN』(作詞:伊藤銀次、作曲:山下達郎、編曲:林哲司清水信之)でデビュー。
    • EPO自身がシュガー・ベイブのファンだったことから、当時同じレコード会社所属だった山下達郎に直接依頼してカバーが実現した[2]
  • 竹内の独身最後のアルバム「portrait」にもバックグラウンドボイスとして参加している。
  • フジテレビ系のバラエティ番組オレたちひょうきん族』のエンディングテーマにデビューシングル『DOWN TOWN』が採用される。
  • その縁から、同番組のタケちゃんマンのテーマ曲「THE TAKECHANマン(タケちゃんマンの歌)」の作曲(佐藤エポ子名義)と番組のアイキャッチを手掛けた。
    • 番組に出演したこともあったが、当時はこの番組に出演することが精神的にも苦痛だったことを後に明かしている。
    • そのため、同番組の「ひょうきんベストテン」では笑顔ではなく淡々と歌っていた。
1981年
1982年
1983年
  • 2月、資生堂化粧品春のキャンペーン・コマーシャルソング「う、ふ、ふ、ふ、」を発表し、大ヒットとなる。
    • 同曲はEPOを代表する一曲となったが、それによって固定された“ポップシンガー”のイメージが一時期は重荷でもあったと、本人が後年語っている。
1984年
1987年
1990年代
2008年
  • 12月、催眠療法などをともに行っている、俳優兼セラピスト・宮川雅彦(みやかわまさひこ)と入籍したとコンサートで告白した。
2010年
2011年
  • 主婦の友社より「光になった馬。―たったひとつの―」を出版。
2014年
  • 「う、ふ、ふ、ふ、」が日本ユニリーバのブランド「ポンズ」で、曲に合わせて肌ハリマッサージができる「うふふマッサージ」ムービーとして使用された。

人物

  • 洋楽カーペンターズザ・ビーチ・ボーイズに傾倒。A&Mレコード系のアーティストの音楽を「きれいなメロディ」として「このような音楽を作る作家が好き」と話していたことがある[2]
  • シンガーソングライターに憧れるようになったきっかけとなった歌手として、小坂明子やまがたすみこを挙げている[2]
  • 芸名EPOは、子供時代のあだ名[6]に由来する。
  • 過去には雑誌のグラビアに水着で登場した経験もあったり[7]、体育大学に在籍したこともあってレコード会社対抗運動会で当時の所属レコード会社、RVC代表として活躍したこともあった。当時の自分について「私もアイドルの枠組に入れられていたみたい」と話していたことがある[2]
  • 1990年代以降、セラピストの資格を持つ。音楽をベースにした、障害者・老人・子供向けのワークショップの開催や心理カウンセリングを行うなど、音楽の世界にとどまらない多様な活動を積極的に行っている。

ディスコグラフィー

シングル

# 発売日 タイトル
1 1980年3月21日 DOWN TOWN/クラクション
2 1980年11月21日 Park Ave.1981/ポップ・ミュージック2nd
3 1982年5月21日 Girl in me (Single Version)/身代りのバディー
4 1982年10月20日 土曜の夜はパラダイス/うわさになりたい
5 1983年2月5日 う、ふ、ふ、ふ、/無言のジェラシー
6 1984年3月5日 恋はハイ・タッチ-ハイ・テック/くちびるヌード・咲かせます
7 1985年3月15日 私について/モダン・ロマンス
8 1985年4月21日 COMPACT-CLUB (12inch Single)
9 1985年8月5日 音楽のような風/擬似恋人達の夜
10 1985年11月20日 12月のエイプリル・フール/じょうずな不良のしかた
11 1986年3月21日 渚のモニュメント/すてきなジェニー
12 1986年6月20日 太陽にPUMP!PUMP!/ナーヴァス
13 1986年11月1日 アレイ・キャッツ (Single Version)/Middle Twenties
14 1987年3月10日 DOWN TOWNラプソディー/恋のアンビバレンス
15 1987年6月25日 黒い瞳のガールフレンド/TRY TO CALL
16 1987年9月24日 夢見ちゃいなタウン/(BACKING TRACKバージョン)
17 1987年10月21日 三番目の幸せ/いつか
18 1988年8月10日 サマー・ギフト(夏の約束/FREESTYLE MEDLEY)
19 1988年12月16日 白い街 青い影/きゅんと
20 1989年3月21日 ふたりのDestiny/You're the only one
21 1989年7月21日 Everybody Knows/Take Another Look/(12inch club mix)
22 1989年11月21日 ふたりのメロディー/Super Natural
23 1990年1月31日 エンドレス・バレンタイン/チクタク/(Extended Club Mix)
24 1990年8月26日 LIFE IN TOKYO (Radio Mix)/(The Douraku Mix)/How Come
25 1991年2月6日 恋のひとひら/SA SA
26 1991年6月21日 星になれなかった涙/When 2 R In Love/
27 1992年5月20日 百年の孤独/枕の港
28 1992年8月5日 ねえ、こんなこと考えたことある/私の気持ちが何故わかる?
29 1992年11月11日 ある朝、風に吹かれて/見知らぬ手と手
30 1993年10月20日 きっと -光のありか-/遠い窓 近い窓
31 1995年9月6日 星の舟歌/星めぐりの歌/琥珀の魔法
32 1996年7月19日 希望のバスに乗って/いとしなみだ
33 1997年10月24日 聖き彼の人/ウィンター・ラヴァーズ/満ち行きて/(イシュレリア・サリャ・ミックス)
34 1998年1月14日 Wonderful Life/心の旅
35 1998年5月1日 寂しくならない別れの言葉/月のない夜/君のさがしもの
36 1999年4月21日 Memories/幸せ者勝ち
37 1999年12月1日 12月のエイプリル・フール/Desperado/Wedding Card
38 2002年3月27日 さとうきび畑/音楽のような風
39 2005年1月19日 楽しいこと考えよう/Friends/(Instrumental Version)
40 2006年7月22日 we can/(Instrumental Version)
41 2007年8月24日 風と海と空と/(Instrumental Version)
42 2012年4月18日 スマイル プレイヤーズ

企画シングル

アルバム

# 発売日 タイトル
1 1980年3月21日 DOWN TOWN
2 1980年11月21日 GOODIES
3 1981年9月21日 JOEPO 〜1981 KHz
4 1982年5月21日 う・わ・さ・に・な・り・た・い
5 1983年4月5日 VITAMIN E・P・O
6 1984年2月21日 HI・TOUCH-HI・TECH
7 1985年3月21日 HARMONY
8 1986年6月5日 PUMP! PUMP!
9 1987年4月21日 GO GO EPO
10 1987年12月5日 POP TRACKS
11 1988年8月21日 FREE STYLE
12 1989年3月21日 sparks(ライブ)
13 1989年7月21日 Super Natural
14 1991年3月6日 FIRE & SNOW
14' 1991年7月21日 FIRE & SNOW (INTERNATIONAL VERSION)
15 1992年9月16日 Wica
16 1993年2月24日 EPO Works(セルフカバー)
17 1994年3月9日 VOICE OF OOPARTS
18 1995年9月27日 UVA
19 1997年4月9日 DANCE
20 1998年3月11日 Soul Kitchen
21 1999年6月16日 peach
22 2001年7月21日 air
23 2009年7月8日 AQUA NOME
24 2013年12月4日 Sacred Note~神聖な覚え書き~
25 2015年9月16日 愛を~LOVE IS ON~

その他のアルバム

発売日 タイトル
RCA 1984年7月21日 THE BEST STATION JOEPO 1980-1984(含未発表曲)
MIDI 1986年12月5日 The very best of EPO
MIDI 1989年12月10日 THE BALLADS(含新録曲)
MIDI 1990年11月21日 CM TRACKS(含アルバム未収録曲・未発表曲)
MIDI 1991年11月1日 SINGLE TRACKS(含アルバム未収録曲)
MIDI 1992年 太陽にpump! Pump! EPO BEST HITS
MIDI 1992年12月21日 THE BEST 1980-1990
EMI 1994年12月7日 KAWI 〜唄の谷〜
BMG 1999年6月23日 epocha 1980-1986(含未発表曲)
MIDI 1999年12月1日 TRAVESSIA EPO'S BEST 1980-1999
BMG 2005年4月20日 ゴールデン☆ベスト EPO
EMI 2011年2月23日 ゴールデン☆ベスト EPO
SONY 2011年12月7日 GOLDEN☆BEST The Best 80's Director's Edition
# 放送日 タイトル
1 1987年8月9月 バナナ村に雨がふる
2 1993年10月11月 琥珀の魔法

主なタイアップ

シングルレコードB面の『ポップ・ミュージック 2nd.』の原曲は、TBSラジオパックインミュージックジングルに使用された
  • 『恋の・マ・ジ・ッ・ク・モ・ー・メ・ン・ト』(1982)(蒲田阪急プラザCMソング)※未発売
  • 『土曜の夜はパラダイス』(1982.10.21)(フジテレビ「オレたちひょうきん族」エンディング)
  • う、ふ、ふ、ふ、』(1983.02.05)(資生堂'83春キャンペーンソング)
  • 『涙のクラウン』(フジテレビ「オレたちひょうきん族」エンディング)
  • 『音楽のような風』(1985.08.05)(日本ビクタービデオテープDYNAREC CMソング)CMに本人も出演
  • 『渚のモニュメント』(1986.03.21)('86 ビクタービデオテープ CMソング)
  • 『ステキなジェニー』(タカラジェニー・イメージソング)
  • 『太陽にPUMP! PUMP!』(1986.06.21)(日本コカ・コーラコカ・コーラ・キャンペーンソング)
  • 『Middle Twenties』(日産自動車ラングレー・イメージソング)
  • 『恋のアンビバレンツ』(JT日本たばこ 企業CFソング)
  • 『TRY TO CALL』(KDD(現:KDDI)キャンペーンソング)
  • 『夢見ちゃいなタウン』(1987.09.24)(伊勢丹 シンデレラシティ'87秋のキャンペーンソング)
  • 『三番目(みっつめ)の幸せ』(1987.10.21)(花王ソフィーナCMソング)
  • 『ふたりのDestiny』(1989.3.21)(シュウェップス'89CMソング)
  • 『You’re The Only One』(1989.3.21)(象印HE&SHEキャンペーンソング)
  • 『Everybody knows』(1989.07.21)(ヤクルトビフィールCMソング)
  • 「人間なんて」(1990)(とらばーゆ'90イメージソング)
  • 『百年の孤独』(1992.05.20)(日本テレビ「ワンダーゾーン」エンディングテーマ)
  • 『ある朝、風に吹かれて』(1992.11.11)(フジテレビ系ドラマ、木曜劇場「わがままな女たち」の主題歌)
  • 『きっと -光のありか-』(1993.10.20)(TBC CM ソング)
  • 『遠い窓 近い窓』(朝日新聞 CM ソング)
  • 『星の舟歌』(1995.09.06)(和歌山県美里町(現:紀美野町)が舞台)
  • 『希望のバスに乗って』(1996.07.19)(さくらんぼテレビジョン オープニング使用曲)
  • 「冬は新潟」(ゆきふるさと)(1996)(JR東日本)作・編曲:井上鑑
  • 「台紙」(1997)(P&Gアリエール)作・編曲:EPO
  • 『ワンダフルライフ』(1998.01.14)(サントリーホップスCMソング)
  • 『寂しくならない別れの言葉』(1998.05.02)(NTV系スペシャルドラマ「星に願いを」(主演:明石家さんま)主題歌)
  • 『Memories』(1999.04.21)(TBS「はなまるマーケット」エンディングテーマ)
  • 「IWATAYA 新館オープン・キャンペーン」(2004) 作詞・作曲・編曲:EPO
  • 『風のそらみみ』(2007.04.25)(NHKアニメ「風の少女エミリー」エンディングテーマ)
  • 『Harmony』(JRAイメージソング)

カバー曲

提供曲

作詞

作曲

作詞・作曲

出演中のラジオ番組

テレビ番組

舞台

  • ファンテイジア(1994年 役者として参加。Dick Lee 作)

脚注

  1. ^ 平成も終わる今、平成と共に育ったJ-POPの始まりについて、再考しておきたい。”. natalie.mu. 2019年4月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 昭和40年男(クレタパブリッシング)2020年2月増刊号(2019年12月26日発売)pp.64-67 EPOインタビュー
  3. ^ 三宿中学・コミュニケーシヨン・セミナー eponica.net
  4. ^ ナタリー - Power Push 土岐麻子 2013年2月13日閲覧
  5. ^ 楽器.me 2013年2月13日閲覧
  6. ^ 友人が「えーこちゃん」と呼ぼうとしたときに、舌がもつれてえーぽちゃんと呼んだことがきっかけ。
  7. ^ 『GORO』1982年12月09日24号など。

関連項目

外部リンク