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「赤ひげ (1972年のテレビドラマ)」の版間の差分

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2021年6月10日 (木) 05:05時点における版

赤ひげ
ジャンル 時代劇
原作 山本周五郎
脚本 倉本聰
石堂淑朗
横光晃
杉山義法
演出 中山三雄
深町幸男
小林猛
出演者 小林桂樹 ほか
製作
制作 NHK
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1972年10月13日 - 1973年9月28日
放送時間金曜 20:00 - 20:59
放送分59分
回数49
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赤ひげ』(あかひげ)は、1972年10月13日から1973年9月28日まで、毎週金曜20:00 - 21:00にNHK総合テレビジョンで放送されたテレビ時代劇ドラマ。

第28回文化庁芸術祭優秀賞(第19話「ひとり」)、第5回テレビ大賞優秀番組賞、第15回児童福祉文化賞を受賞した。

あらすじ

ドラマは、長崎留学から戻った保本登が、将軍徳川吉宗の命で建てられた小石川養生所に着任するところから始まる。

養生所では、立派な赤い色をした口ひげをたくわえていたことから皆から赤ひげと呼ばれていた所長、新出去定が、江戸町奉行所の定めた規則を守らずに診療を行っていた。例えば規定の診療時間外に飛び込んで来た患者を診察したり、治療費を払えない貧しい患者からは金を取ろうとしなかった。

こうした赤ひげ流のやり方に保本は反発し、「規則ではこうなっている筈です」と声高に非難、ことごとく対立する。規則を守れと言う保本と、今までのやり方を決して変えようとはしない赤ひげ。

赤ひげに反発する保本は、「お仕着せ」と呼ばれる、養生所医師用の制服の着用を拒み、長崎で使っていた頃の自分の服で診察を続けた。

しかし、次第に赤ひげや養生所の先輩医師達、そして患者達との心の交流を通じ、医師として、そして人間として成長していった保本は、ある時からお仕着せを着用するようになる。赤ひげと対立することもなくなっていた。

保本が着任してから1年後。彼にまた長崎行きの命が下った。代わりにやって来た新人医師は、1年前の保本そっくりであった。赤ひげに反発し、規則を守れと言って譲らない新人医師。その姿を見つめる赤ひげの傍らには、お仕着せを着たまま黙って佇む保本の姿があった。

キャスト

主要人物

その他

ほか

スタッフ

ドラマの冒頭で流れるタイトルやキャスト、スタッフ紹介の文字の背景には、滝平二郎切り絵が使われていた。

サブタイトル

関連商品

シナリオ
  • 倉本聰コレクション14 赤ひげ(1)(理論社、1984年1月)
  • 倉本聰コレクション15 赤ひげ(2)(理論社、1984年2月)

現存VTR

当時は2インチVTRが高価だったためNHK公式で現存している映像は、第19話「ひとり」(1973年3月2日放送、文化庁芸術祭優秀賞)のみ。その後第12話「冬の宿」(1973年1月5日)が発掘され、その後の登録は出演者の仁科亜季子の父・十代目岩井半四郎1/2オープンリールで録画した、第1話「小石川養生所」、第29話「誤診」、元歌手の視聴者からは第32話「退院」、第35話「生きがい」、第49話「一年」(1/2オープンリール、モノクロ)が提供[1]、2016年6月には笈川哲太郎役の瑳川哲朗から第36回「朝露に消ゆ」(1973年6月29日放送、Uマチック[2]倉本聰からは第32回「退院」、第47回「ひぐらし」(共にカラー)が提供された[3][4]

2017年2月5日放送の『NHKアーカイブス』では、保本登役のあおい輝彦をゲストに迎え、先述の第19話「ひとり」を放送した。

藤岡弘失踪事件

本作の保本登役のオーディションには、当時『仮面ライダー』の主役だった藤岡弘が参加し、合格していた。しかし、このことは『仮面ライダー』の制作元である東映毎日放送にとっては事後報告となり、トラブルが発生した。そのため藤岡は、芸能界引退を宣言し、本作への出演を辞退して一時失踪した。

脚注

注釈

  1. ^ a b c 20:30 - 21:29に放送。

出典

関連項目

外部リンク

NHK総合 金曜20時枠
前番組 番組名 次番組
赤ひげ