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「三河広瀬駅」の版間の差分

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**[[1月1日]] - 貨物営業廃止<ref>{{Cite book|和書|author=神谷力(編)|year =2000|title = 三河を走って85年―三河線・挙母線とともに歩んだ郷土の歴史と文化|publisher =郷土文化社|isbn = 978-4876701292|page=236}}</ref>。
**[[1月1日]] - 貨物営業廃止<ref>{{Cite book|和書|author=神谷力(編)|year =2000|title = 三河を走って85年―三河線・挙母線とともに歩んだ郷土の歴史と文化|publisher =郷土文化社|isbn = 978-4876701292|page=236}}</ref>。
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*[[1985年]](昭和60年)[[3月14日]] - 電気運転廃止。[[レールバス]]([[名鉄キハ30形気動車#キハ10形|キハ10形]])運行開始。
*[[1985年]](昭和60年)[[3月14日]] - 電気運転廃止。[[レールバス]]([[名鉄キハ10形気動車#キハ10形|キハ10形]])運行開始。
*[[2004年]](平成16年)[[4月1日]] - 猿投・西中金間の廃止に伴い廃駅となる<ref name="IMAO-45"/>。
*[[2004年]](平成16年)[[4月1日]] - 猿投・西中金間の廃止に伴い廃駅となる<ref name="IMAO-45"/>。
<!--*[[2007年]](平成19年)10月2日 - 駅舎、プラットホームが登録有形文化財に登録される
<!--*[[2007年]](平成19年)10月2日 - 駅舎、プラットホームが登録有形文化財に登録される

2021年8月14日 (土) 06:54時点における版

三河広瀬駅
廃止後の駅舎(2009年8月撮影)
みかわひろせ
MIKAWA HIROSE
西中金 (2.8 km)
(1.3 km) 枝下
所在地 愛知県豊田市東広瀬町
北緯35度09分05秒 東経137度13分07秒 / 北緯35.151348度 東経137.218578度 / 35.151348; 137.218578座標: 北緯35度09分05秒 東経137度13分07秒 / 北緯35.151348度 東経137.218578度 / 35.151348; 137.218578
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 三河線
キロ程 2.8km(西中金起点)
知立から27.1 km
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
337人/日
-2003年[1]-
開業年月日 1927年(昭和2年)9月17日
廃止年月日 2004年(平成16年)4月1日
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三河広瀬駅(みかわひろせえき)は、かつて愛知県豊田市にあった名古屋鉄道三河線廃駅)である。

歴史

駅構造

廃止区間の駅の中では数少ない駅舎のある駅。ホームは1面1線だが、有効長は長く取られていた。これはかつて貨物取扱があり、この駅から陶器などが輸送されていたためである(当時の配線は1面2線[5])。開業当時は起点駅だったが、西中金駅まで開通したことにより中間駅となった。2007年には起点駅の西中金駅と共に駅舎とホームが国の登録有形文化財に登録された(所有者は名鉄のままである)。駅舎内は五平餅やお茶などの販売店に改装され、駅外では朝市などが開かれている。駅前はとよたおいでんバスのバスターミナルとなっており、三河線の廃止代替バスであるさなげ・足助線と旭・豊田線の2系統が発着する。2系統が相互に接続するようにダイヤが組まれている。

配線図

三河広瀬駅 構内配線略図

西中金駅
三河広瀬駅 構内配線略図
猿投方面
凡例
出典:[6]


利用状況

旅客

  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は515人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中277位、 三河線(38駅)中28位であった[7]

『愛知県統計書』『愛知県統計年鑑』『豊田市統計書』各号によると、一日平均乗車人員および一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。

一日平均乗車・乗降人員の推移
乗車人員乗降人員備考
総数定期総数定期
1949(昭和24)年度*523*1024期間は1949年5月 - 1950年4月末[8]
1950(昭和25)年度*482*953期間は1949年11月 - 1950年10月末[9]
1951(昭和26)年度*612*1183[10]
1952(昭和27)年度6181200[11]
1953(昭和28)年度6101231[12]
1954(昭和29)年度6141228[13]
1955(昭和30)年度6141226[14]
1956(昭和31)年度6351270[15]
1957(昭和32)年度6351270[16]
1958(昭和33)年度
1959(昭和34)年度
1960(昭和35)年度
1961(昭和36)年度
1962(昭和37)年度
1963(昭和38)年度
1964(昭和39)年度
1965(昭和40)年度78964815831296[17]
1966(昭和41)年度76162215251244[18]
1967(昭和42)年度67955913611118[18]
1968(昭和43)年度5904731182946[18]
1969(昭和44)年度5274041056808[19]
1970(昭和45)年度495364986728[19]
1971(昭和46)年度481340954680[19]
1972(昭和47)年度425301841602[20]
1973(昭和48)年度412278814556[20]
1974(昭和49)年度364261720522[20]
1975(昭和50)年度345250681500[21]
1976(昭和51)年度356258710516[22]
1977(昭和52)年度700490[23]
1978(昭和53)年度344233684466[24][23]
1979(昭和54)年度367245729490[25][26]
1980(昭和55)年度349239698478[27][26]
1981(昭和56)年度329218655436[28][29]
1982(昭和57)年度310208647428[30][29]
1983(昭和58)年度287196574392[31][32]
1984(昭和59)年度260208521416[33][32]
1985(昭和60)年度275202586428[34][32]
1986(昭和61)年度275205573418[35][32]
1987(昭和62)年度274207582436[36][32]
1988(昭和63)年度281214565428[37][38]
1989(平成元)年度282214567428[39][38]
1990(平成02)年度292227587454[40][38]
1991(平成03)年度277210556420[41][38]
1992(平成04)年度257190515380[42][38]
1993(平成05)年度262200528400[43][44]
1994(平成06)年度254195511390[45][44]
1995(平成07)年度235184472368[46][44]
1996(平成08)年度222174445348[47][44]
1997(平成09)年度205161411322[48][44]
1998(平成10)年度176135384290[49][50]
1999(平成11)年度163126325252[51][50]
2000(平成12)年度155113323242[52][50]
2001(平成13)年度161122321244[53][50]
2002(平成14)年度161131321262[54][50]
2003(平成15)年度163117337234[55][1]

* 千人単位からの概算値

貨物

貨物取扱量の推移(トン)
発送到着備考
1960(昭和35)年度22970991[56]
1961(昭和36)年度201512557[56]
1962(昭和37)年度132281465[56]
1963(昭和38)年度211151104[56]
1964(昭和39)年度26016522[56]
1965(昭和40)年度25976538[57]
1966(昭和41)年度29994586[57]
1967(昭和42)年度34363234[57]
1968(昭和43)年度34429289[57]
1969(昭和44)年度36500300[57]
1970(昭和45)年度34885203[57]
1971(昭和46)年度27281116[57]
1972(昭和47)年度19318144[58]
1973(昭和48)年度17768164[58]
1974(昭和49)年度10561191[58]
1975(昭和50)年度8663165[58]
1976(昭和51)年度9166491[58]
1977(昭和52)年度6977896[59]
1978(昭和53)年度60261005[59]
1979(昭和54)年度6315617[59]
1980(昭和55)年度505775[59]
1981(昭和56)年度421056[59]
1982(昭和57)年度282215[59]
1983(昭和58)年度913[59]
時期発送到着資料
主要品目主要着地主要品目主要発地
1960年代後半珪砂、粘土関東地方鉱石山陽・東北地方『豊田市の統計 昭和42年版』[56]
1970年代前半珪砂、粘土岡本駅古川駅小名木川駅工業薬品鳴門駅『豊田市統計書 昭和47年版』[57]
1970年代後半珪砂、粘土岡本駅、古川駅、小名木川駅工業薬品鳴門駅『豊田市統計書 昭和52年版』[58]
1980年代砂、粘土九州・北海道地方、江津駅、小名木川駅工業薬品鳴門駅『豊田市統計書 昭和60年版』[59]

駅周辺

隣の駅

名古屋鉄道
三河線(廃止区間)
西中金駅 - 三河広瀬駅 - 枝下駅

脚注

  1. ^ a b 豊田市総務部庶務課(編)『豊田市統計書 平成18年版』、豊田市、2008年、292頁
  2. ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、45頁。ISBN 978-4107900258 
  3. ^ 神谷力(編)『三河を走って85年―三河線・挙母線とともに歩んだ郷土の歴史と文化』郷土文化社、2000年、236頁。ISBN 978-4876701292 
  4. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、871頁。 
  5. ^ 清水武、田中義人『名古屋鉄道車両史 下巻』アルファベータブックス、2019年8月、184頁。 
  6. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」
  7. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  8. ^ 愛知県統計書. 昭和24年』、(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和27年刊行』、愛知県、1952年、331頁
  10. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和28年刊行』、愛知県、1953年、315頁
  11. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和29年刊行』、愛知県、1954年、334頁
  12. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和30年刊行』、愛知県、1955年、309頁
  13. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和31年刊行』、愛知県、1956年、307頁
  14. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和32年刊行』、愛知県、1957年、323頁
  15. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和33年刊行』、愛知県、1958年、339頁
  16. ^ 愛知県(編)『愛知県統計年鑑 昭和34年刊行』、愛知県、1959年、382頁
  17. ^ 豊田市企画部企画課統計係(編)『豊田市の統計 昭和42年版』、豊田市、1968年、95頁
  18. ^ a b c 豊田市総合企画部統計課(編)『豊田市統計書 昭和47年版』、豊田市、1973年、162-163頁
  19. ^ a b c 豊田市総務部統計課(編)『豊田市統計書 昭和50年版』、豊田市、1976年、166-167頁
  20. ^ a b c 豊田市総務部統計課(編)『豊田市統計書 昭和50年版』、豊田市、1976年、168-169頁
  21. ^ 豊田市総務部企画課(編)『豊田市統計書 昭和51年版』、豊田市、1977年、162-163頁
  22. ^ 豊田市総務部企画課(編)『豊田市統計書 昭和52年版』、豊田市、1978年、162-163頁
  23. ^ a b 豊田市総務部庶務課(編)『豊田市統計書 昭和54年版』、豊田市、1980年、198-199頁
  24. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和55年刊』、愛知県、1980年、222頁
  25. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和56年刊』、愛知県、1981年、228頁
  26. ^ a b 豊田市総務部庶務課(編)『豊田市統計書 昭和57年版』、豊田市、1983年、210-211頁
  27. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和57年刊』、愛知県、1982年、240頁
  28. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和58年刊』、愛知県、1983年、224頁
  29. ^ a b 豊田市総務部庶務課(編)『豊田市統計書 昭和60年版』、豊田市、1986年、218-219頁
  30. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和59年刊』、愛知県、1984年、224頁
  31. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和60年刊』、愛知県、1985年、242頁
  32. ^ a b c d e 豊田市総務部庶務課(編)『豊田市統計書 昭和62年版』、豊田市、1988年、208-209頁
  33. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和61年刊』、愛知県、1986年、236頁
  34. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和62年刊』、愛知県、1987年、224頁
  35. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 昭和63年刊』、愛知県、1988年、224頁
  36. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成元年刊』、愛知県、1989年、226頁
  37. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成2年刊』、愛知県、1990年、224頁
  38. ^ a b c d e 豊田市総務部庶務課(編)『豊田市統計書 平成4年版』、豊田市、1993年、208-209頁
  39. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成3年刊』、愛知県、1991年、226頁
  40. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成4年刊』、愛知県、1992年、230頁
  41. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成5年刊』、愛知県、1993年、222頁
  42. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成6年度刊』、愛知県、1995年、222頁
  43. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成7年度刊』、愛知県、1996年、第10章 運輸・通信
  44. ^ a b c d e 豊田市総務部庶務課(編)『豊田市統計書 平成9年版』、豊田市、1998年、203-204頁
  45. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成8年度刊』、愛知県、1997年、第10章 運輸・通信
  46. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成9年度刊』、愛知県、1998年、第10章 運輸・通信
  47. ^ 愛知県企画部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成10年度刊』、愛知県、1999年、第10章 運輸・通信
  48. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成11年度刊』、愛知県、2000年、第10章 運輸・通信
  49. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成12年度刊』、愛知県、2001年、第10章 運輸・通信
  50. ^ a b c d e 豊田市総務部庶務課(編)『豊田市統計書 平成14年版』、豊田市、2003年、218-219頁
  51. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成13年度刊』、愛知県、2002年、第10章 運輸・通信
  52. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成14年度刊』、愛知県、2003年、第10章 運輸・通信
  53. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成15年度刊』、愛知県、2004年、第10章 運輸・通信
  54. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成16年度刊』、愛知県、2005年、第10章 運輸・通信
  55. ^ 愛知県企画振興部統計課(編)『愛知県統計年鑑 平成17年度刊』、愛知県、2006年、第10章 運輸・通信
  56. ^ a b c d e f 豊田市企画部企画課統計係(編)『豊田市の統計 昭和42年版』、豊田市、1968年、98頁
  57. ^ a b c d e f g h 豊田市総合企画部統計課(編)『豊田市統計書 昭和47年版』、豊田市、1973年、168-169頁
  58. ^ a b c d e f 豊田市総務部統計課(編)『豊田市統計書 昭和52年版』、豊田市、1978年、164-165頁
  59. ^ a b c d e f g h 豊田市総務部庶務課(編)『豊田市統計書 昭和60年版』、豊田市、1986年、220-221頁

関連項目