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2021年9月21日 (火) 00:47時点における版
| スペース・プレイヤーズ | |
|---|---|
| Space Jam: A New Legacy | |
| 監督 | マルコム・D・リー |
| 脚本 |
ジュエル・テイラー トニー・レッテンマイヤー キーナン・クーグラー テレンス・ナンス |
| 製作 |
ライアン・クーグラー レブロン・ジェームズ マーベリック・カーター ダンカン・ヘンダーソン |
| 出演者 |
レブロン・ジェームズ ドン・チードル ソネクア・マーティン＝グリーン エリック・バウザ ゼンデイヤ |
| 音楽 | クリス・バワーズ |
| 撮影 | サルヴァトーレ・トティーノ |
| 編集 | ゼネ・ベイカー |
| 製作会社 |
ワーナー・アニメーション・グループ プロキシミティ スプリングヒル・エンターテインメント |
| 配給 |
  ワーナー・ブラザース |
| 公開 |
2021年7月16日[注 1] 2021年8月27日 |
| 製作国 |
アメリカ合衆国 |
| 言語 | 英語 |
| 前作 | スペース・ジャム |
『スペース・プレイヤーズ』（Space Jam: A New Legacy）は、2021年のアメリカの実写アニメーション・スポーツ・コメディ映画で、マルコム・D・リーが監督を務める。『スペース・ジャム』（1996年）の続編となる本作は、『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』（2003年）以来のルーニー・テューンズのキャラクターが登場する劇場公開作品となる。 これまでのハイブリッド作品と同様に、実写と伝統的な手描きの2Dアニメーションを組み合わせ、一部CGIを使用した作品となる。
本作では、製作を務めるバスケットボール選手のレブロン・ジェームズが架空の人物として登場するほか、ドン・チードル、クリス・デイビスらが実写で出演する。また、バッグス・バニー、ダフィー・ダック、マービン・ザ・マーシャン、トゥイーティーなどのルーニー・テューンズのキャラクターが登場する。また、ワーナー・ブラザース作品からも多数のキャラクターが登場する。
COVID-19パンデミックの影響を受けて、米国では2021年7月16日に劇場公開とHBO Maxで同時公開及び配信が行われた（但しHBO Maxでは1か月限定配信予定）。日本では8月27日から劇場公開された。
ストーリー
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キャスト
- 主演
- レブロン・ジェームズ - 本人（楠大典[1][2]）
- アルG・リズム - ドン・チードル[3]（津田健次郎[1][2]）
- マリク - クリス・デイヴィス（土田大[2]）
- カマイヤ・ジェームズ - ソネクア・マーティン＝グリーン[4][5]（鷄冠井美智子[2]）
- ドミニク・“ドム”・ジェームズ - セドリック・ジョー[5]（山崎智史[2]）
- ダリウス・ジェームズ - シーエア・J・ライト[5][6]（八代拓[1][2]）
- ゾーシャ・ジェームズ - ハーパー・リー・アレクサンダー[5]（川井田夏海[2]）
- スポーツアナウンサー - リル・レル・ハウリー、アーニー・ジョンソン・Jr
- コーチC - ウッド・ハリス（四宮豪[2]）
- カメオ出演
- マイケル・B・ジョーダン[7] - 本人（杉村憲司[2]）
- ワーナー・ブラザースの幹部 - サラ・シルヴァーマン、スティーヴン・ユァン
- ナショナル・バスケットボール・アソシエーション（NBA）の選手
- ウーマン・ナショナル・バスケットボール・アソシエーション（WNBA）の選手
- 登場キャラクター
- ルーニー・テューンズ
- バッグス・バニー - ジェフ・バーグマン[9][10]（山口勝平[1][2]）
- ダフィー・ダック - エリック・バウザ[11]（高木渉[1][2]）
- シルベスター・キャット - ジェフ・バーグマン[9]（江原正士[1][2]）
- トゥイーティー - ボブ・バーゲン[10]（こおろぎさとみ[1][2]）
- フォグホーン・レグホーン - エリック・バウザ[11]（玄田哲章[1][2]）
- マービン・ザ・マーシャン - エリック・バウザ[11]（小形満[1][2]）
- ポーキー・ピッグ - エリック・バウザ[11][10]（龍田直樹[1][2]）
- ヨセミテ・サム - ジェフ・バーグマン[9][10]（石井康嗣[1][2]）
- エルマー・ファッド - エリック・バウザ[11][10]（チョー[1][2]）
- タズマニアン・デビル - フレッド・タタショア、ジム・カミングス[10]
- ロードランナー - ポール・ジュリアン[10]
- ワイリー・コヨーテ[10]
- グラニー - キャンディ・ミロ[10]（京田尚子[1][2]）
- ローラ・バニー - ゼンデイヤ[12]（深水由美[1][2]）
- スピーディー・ゴンザレス - ガブリエル・イグレシアス[13][14]（三ツ矢雄二[1][2]）
- ゴッサマー[10]
- グーン・スクワッド
- カメオ出演
- スクービー・ドゥー（デザインは「弱虫スクービーの大冒険」のもの）
- スクービー・ドゥー[10]
- シャギー・ロジャース[10]
- フレッド・ジョーンズ[10]
- ヴェルマ・ディンクレー[10]
- ダフネ・ブレイク[10]
- 珍犬探偵ダイナマット（デザインは「弱虫スクービーの大冒険」のもの）
- ムクムクおやじとゴーゴー娘（デザインは「弱虫スクービーの大冒険」のもの）
- キャプテン・ケイブマン（ムクムクおやじ）[10]
- ジャバくん[10]
- ゴンちゃん[10]
- フランケンロボ[10]
- 宇宙怪人ゴースト[10]
- ペネロッピー・ピットストップ（ミルクちゃん）[10]
- Cheetara[10]
- アイアン・ジャイアント[10]
- キングコング[10]
- スタンリー・ザ・マスク[10]
- ペニーワイズ[10]
- ジェーン・ハドソン[10]
- ウォーボーイズ[10]
- リック・サンチェス - ジャスティン・ロイランド（多田野曜平）
- モーティ・スミス - ジャスティン・ロイランド（山口竜之介）
制作
スペース・ジャムの続編は元々、1997年早々に企画されていた。マイケル・ジョーダンがそれを断ったため、ワーナー・ブラザースは、スペース・ジャム2の企画を中止した。
また、ジェフ・ゴードン、タイガー・ウッズ、トニー・ホークなど、他のアスリート達にも交渉したが、これも失敗に終わり、最終的には、2003年公開の映画『ルーニー・テューンズ バック・イン・アクション』が製作される事となった。
そして2014年、レブロン・ジェームズによる続編が正式に発表され、続編の発表から数年が経ち、2019年6月25日にロサンゼルスでの撮影が行われた[16][17]。
撮影現場には当初、テレンス・ナンスが監督としてプロジェクトに参加していたが、ナンスは7月16日に製作スタッフの意見の食い違いを理由に監督を降板し、マルコム・D・リーが代わりに就任することになった[18]。撮影監督になる予定だったブラッドフォード・ヤングも降板し、サルヴァトーレ・トティーノが撮影監督に就任した[19]。そして、この映画の撮影は、2019年9月16日に終了した。
2020年4月30日、ジェームズがInstagramを通じて本作のタイトルを正式に発表した[20][21]。
なお、ルーニー・テューンズのキャラクターのうち、ペペ・ル・ピューが本作品に登場しないことを2021年3月に一部のメディアが報じた。これについて、ハリウッド・リポーターは前述の監督交代による影響としており、ペペと共演する予定だったグレイス・サントの実写シーンは2019年6月に撮影されたが、監督交代に伴い後任として就任したマルコム・D・リーが同シーンの削除を決定したため、合成するはずだったペペのアニメーション部分は制作されなかったとしている[22][23]。
音楽
ハンス・ジマーがこの映画の作曲として選ばれたと2020年1月7日に発表され[24]、クリス・バウアーズがこの映画の2人目の作曲として選ばれたと同年4月15日に発表された[25]。
公開
日本では同年8月27日に公開された[10]。興行成績は芳しくなく、興行通信社発表による「週末観客動員数TOP10」8月28日・8月29日付にランクインしていなかった[26]。
ゲーム
2021年6月23日、アクションゲーム『Space Jam: A New Legacy The Game』が海外で発表された[27]。2021年7月15日から無料ゲームとして提供される。対応プラットフォームはXbox Series X/S/Xbox One/PC。
このゲームは、昨年12月に募集が行われたアイデアコンテストの優勝者2名のアイデアをもとにDigital Eclipseが開発。1990年代のアーケードスタイル風の横スクロールアクションゲームとなっている[28]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v “『スペース・プレイヤーズ』日本語吹き替え、元日本代表＆芸人＆レジェンド声優！”. シネマトゥデイ (2021年7月28日). 2021年7月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad “スペース・プレイヤーズ”. ふきカエル大作戦!! (2021年8月26日). 2021年8月26日閲覧。
- ^ D'Alessandro, Anthony (2019年7月11日). “Don Cheadle Jumps Into Warner Bros.’ ‘Space Jam 2’”. Deadline. 2019年10月25日閲覧。
- ^ “Sonequa Martin-Green joins LeBron James in Space Jam 2”. ComingSoon.net (March 27, 2019). June 30, 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。June 26, 2019閲覧。
- ^ a b c d Lawrence, Derek (March 4, 2021). “Dream Team: LeBron James joins the Tune Squad in Space Jam: A New Legacy first look”. Entertainment Weekly. オリジナルのMarch 4, 2021時点におけるアーカイブ。 March 4, 2021閲覧。
- ^ “Loyola's Ceyair Wright is playing LeBron James' son in 'Space Jam 2'” (英語). Los Angeles Times (August 13, 2019). August 22, 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。October 25, 2019閲覧。
- ^ “'Space Jam' Stars Don Cheadle and Cedric Joe Didn't Know Michael B. Jordan Would be in the Movie (Exclusive)”. www.etonline.com (June 30, 2021). July 09, 2021閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j Conway, Tyler. “Report: Space Jam 2 Will Star Anthony Davis, Damian Lillard, Klay Thompson, More” (英語). Bleacher Report. August 22, 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。October 25, 2019閲覧。
- ^ a b c d Anderson, Jenna (October 1, 2020). “Jeff Bergman Talks Our Cartoon President, Space Jam: A New Legacy, and More”. Comicbook. オリジナルのJanuary 22, 2021時点におけるアーカイブ。 December 16, 2020閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp “映画『スペース・プレイヤーズ』予告 2021年8月公開！”. YouTube.com. ワーナー・ブラザース公式チャンネル (2021年4月3日). 2021年4月3日閲覧。
- ^ a b c d e “Voice actor Eric Bauza carries on the Looney Tunes legacy as Bugs Bunny, Daffy Duck and more”. The Morning Show. (June 30, 2020). オリジナルのJuly 10, 2020時点におけるアーカイブ。 July 9, 2020閲覧。
- ^ Lawrence, Derek (April 3, 2021). “Zendaya to voice Lola Bunny in Space Jam: A New Legacy”. Entertainment Weekly. オリジナルのApril 3, 2021時点におけるアーカイブ。 April 3, 2021閲覧。
- ^ Iglesias, Gabriel. “Gabriel Iglesias PLAYS "Speedy Gonzales" in the new Space Jam W/ @kingjames” (英語). Instagram. January 4, 2021閲覧。
- ^ Thompson, Simon (7 December 2020). “Comedian And Entrepreneur Gabriel Iglesias Talks 'Mr. Iglesias' And His 2020 Plan B”. Forbes. January 31, 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。January 31, 2021閲覧。
- ^ “映画『スペース・プレイヤーズ』本予告 2021年8月27日（金）公開”. YouTube.com. ワーナー・ブラザース公式チャンネル (2021年7月6日). 2021年7月7日閲覧。
- ^ “Production Begins on LeBron James' Space Jam 2”. ComingSoon.net (June 26, 2019). June 26, 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。June 26, 2019閲覧。
- ^ “Space Jam 2: Lebron James Confirms Start of Production”. ScreenRant (June 25, 2019). June 26, 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。June 26, 2019閲覧。
- ^ D'Alessandro, Anthony (July 16, 2019). “Malcolm D. Lee Takes Over As Director On ‘Space Jam 2’” (英語). Deadline Hollywood. オリジナルのJuly 16, 2019時点におけるアーカイブ。 July 16, 2019閲覧。
- ^ “'Arrival' Cinematographer Bradford Young Dives Into Fine Arts With 'Back and Song'”. December 17, 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。December 17, 2019閲覧。
- ^ “Space Jam 2 Logo Revealed by Lebron James” (英語). Movies. 2020年4月30日閲覧。
- ^ Ingvaldsen, Torsten (2020年5月1日). “LeBron James Reveals 'Space Jam 2' Title & Logo”. HYPEBEAST. 2020年5月1日閲覧。
- ^ “『スペース・ジャム』続編にペペ・ル・ピューは姿を見せず 登場シーンがカットに”. IGN Japan (2021年3月9日). 2021年4月28日閲覧。
- ^ “「ルーニー・テューンズ」スカンクのペペ、『スペース・ジャム』続編から削除 ─ 「レイプ・カルチャーを強化する」と問題視の声、テレビ登場予定もなし”. THE RIVER (2021年3月9日). 2021年4月28日閲覧。
- ^ Chitwood, Adam (January 7, 2020). “Hans Zimmer Taking Over as ‘No Time to Die’ Composer with an Insane Time Crunch”. Collider April 8, 2020閲覧。
- ^ “Kris Bowers to Score Malcolm D. Lee’s ‘Space Jam 2’”. Film Music Reporter. (April 16, 2020) April 16, 2020閲覧。
- ^ “8月28日～8月29日 今週の映画ランキング”. CINEMAランキング通信. 興行通信社. 2021年8月30日閲覧。
- ^ “バスケ映画『スペース・ジャム』続編のゲーム『Space Jam: A New Legacy The Game』が発表。NBAスターのレブロン・ジェームズがバッグス・バニーらと暴れまくる（ファミ通.com）”. Yahoo!ニュース. 2021年7月6日閲覧。
- ^ “バスケ映画『スペース・ジャム』続編のゲーム『Space Jam: A New Legacy The Game』が発表。NBAスターのレブロン・ジェームズがバッグス・バニーらと暴れまくる（ファミ通.com）”. Yahoo!ニュース. 2021年7月6日閲覧。
外部リンク
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