珍案! 迷案!
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珍案!迷案! | |
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War and Pieces | |
監督 |
チャック・ジョーンズ モーリス・ノーブル |
脚本 | ジョン・ダン |
製作 | デイヴィッド・H・ディパティエ |
出演者 | ポール・ジュリアン |
音楽 | ビル・ラヴァ |
配給 |
ワーナー・ブラザース ヴァイタフォン |
公開 | 1964年6月6日 |
上映時間 | 6分24秒 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | 取れぬウサギの皮算用 |
次作 | ハワイアン・ホリデー |
『珍案!迷案!』(原題:War and Pieces)は、1964年に公開されたワーナー・ブラザースの短編アニメシリーズ「ルーニー・テューンズ」の作品である。
製作スタッフ
[編集]- 製作 - デイヴィッド・H・ディパティエ(クレジット無し)
- 監督 - チャック・ジョーンズ
- 共同監督 - モーリス・ノーブル
- 脚本 - ジョン・ダン
- 原画 - ケン・ハリス、リチャード・トンプソン、ボブ・ブランスフォード、トム・レイ
- レイアウト - デイヴ・ローズ
- 背景 - フィリップ・デ・ガード
- 編集 - トレッグ・ブラウン
- 音響効果 - トレッグ・ブラウン(クレジット無し)
- 音楽 - ウィリアム・ラヴァ
- 制作 - ワーナー・ブラザース・カートゥーン
- 配給 - ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
作品内容
[編集]コヨーテはロードランナーを捕まえようと、様々な作戦や仕掛けを作る。
コヨーテの主な作戦
- 手榴弾を投げる。
- 自分が弓矢の矢となって自らを発射する。
- ターゲットを検出して左右から挟み撃ちにする機械を設置する。
- バニシングクリームを体に塗る。
- 映写機に見せかけた鉄砲の罠を使う。
- ロープつきフックを上に投げ、ロードランナーのいる場所に行こうとする。最後はロケットを使いロードランナーのいる上方に行こうとするが、向きがそれてコヨーテは地下に。そして地球の裏側に出たコヨーテに出会ったのは中国人風のロードランナーだった。
原題はトルストイの戦争と平和(War and Peaces)の洒落である。
概要
[編集]- 今作はクラシック短編(~1969年)におけるチャック・ジョーンズ監督の最終作品となった。
- 前作の「取れぬウサギの皮算用」はジョーンズら製作班が途中まで製作していたが、ジョーンズが解雇されたので、この作品はジョーンズ製作班が最後まで製作した最後の作品と思われる。(解雇理由はこちらを参照)
- ジョーンズ解雇後もロードランナーとコヨーテの製作がフリッツ・フレレングやロバート・マッキンソン等により行われたが、ジョーンズの作品の方が評価が高い。
- キャラクターが地球の裏側(主に中国など)に出てそのキャラクターの相手が出てくるというネタは、1957年のフリッツ・フレレング監督の「シルベスターと豆の木(Tweety and the Beanstalk)」が元。
日本でのテレビ放映
[編集]テレビ東京の『バッグス・バニーのぶっちぎりステージ』で放映された。現在、現行吹き替え版(1996年~)による吹き替えは存在しない。また、本作においては、現行吹き替え版(1996年~)と同様、『ぶっちぎりステージ』版の日本語吹き替えにおける配給は、ワーナー・ブラザース テレビジョンが担当している。
登場キャラクター
[編集]- ロードランナー(学名:Burn-Em Upus Asphaltus)
- ワイリー・コヨーテ(学名:Caninus Nervous Rex)
収録状況
[編集]- 『バッグス・バニーのブンブンランド』14巻(VHS、旧吹き替え版)