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「ロゼッタ (ゲームキャラクター)」の版間の差分

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髪は色の薄いブロンドヘアで、右目は前髪で隠れている。[[水色]]のドレスを身にまとい、肩を露出しており、頭には銀色の王冠を付けている。スポーツの時には主に[[ノースリーブ]]のミニスカートと銀色のタイツを着用する。イヤリングや胸には星型のエンブレムがはめ込まれている。
髪は色の薄いブロンドヘアで、右目は前髪で隠れている。[[水色]]のドレスを身にまとい、肩を露出しており、頭には銀色の王冠を付けている。スポーツの時には主に[[ノースリーブ]]のミニスカートと銀色のタイツを着用する。イヤリングや胸には星型のエンブレムがはめ込まれている。

== 予定 ==
スポーツの時には主にノースリーブとショートパンツ運動服はまだ予定している。更に体操・水泳競技で使用したレオタードと水着(レオタードも水着もデザインは全く同じ)がまだ予定している。


=== 経歴 ===
=== 経歴 ===
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; [[マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック]]
; [[マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック]]
: サーフィン競技で登場する。
: サーフィン競技で登場する。
; [[スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド]]
: 前作に続いて '''ロゼッタ'''としてで登場する。


=== マリオシリーズ以外の出演作品 ===
=== マリオシリーズ以外の出演作品 ===

2021年11月7日 (日) 06:49時点における版

マリオシリーズ > キャラクター > ロゼッタ (ゲームキャラクター)
ロゼッタ
マリオシリーズのキャラクター
初登場作品スーパーマリオギャラクシー
声優メルセイディズ・ローズ
ケリー・ケイン
ローラ・フェイ・スミス

ロゼッタRosetta、日本国外ではRosalina)は、任天堂のゲームソフトシリーズマリオシリーズに登場する架空の人物である。

概要

2007年11月1日発売のWii用ゲームソフト『スーパーマリオギャラクシー』で初登場した女性キャラクター。その後も『マリオカート』シリーズなどのゲームに登場している。シリーズの多くで星の子「チコ」(Chiko、日本国外ではLuma)と行動を共にしている。

同ゲームシリーズのピーチ姫に似ているが、身長がピーチより高く、『スーパーマリオギャラクシー』のマリオと比較してもかなり高い。なお、『ギャラクシー』開発当初はピーチと同程度の身長であったが、同時期に開発されていた『マリオカートWii』での登場が決まった際に「女性キャラクター初の重量級キャラクターとして扱いたい」というマリオカートのプロデューサーである紺野秀樹の要望を受け、宮本茂も「今後のゲーム出演した際に他のキャラとの差別化にもなる」という案も受けたことで承諾し、身長が大幅に伸びた[1][2]

髪は色の薄いブロンドヘアで、右目は前髪で隠れている。水色のドレスを身にまとい、肩を露出しており、頭には銀色の王冠を付けている。スポーツの時には主にノースリーブのミニスカートと銀色のタイツを着用する。イヤリングや胸には星型のエンブレムがはめ込まれている。

予定

スポーツの時には主にノースリーブとショートパンツ運動服はまだ予定している。更に体操・水泳競技で使用したレオタードと水着(レオタードも水着もデザインは全く同じ)がまだ予定している。

経歴

ロゼッタの過去は『ギャラクシー』における「ほうき星の天文台」でチコたちに読み聞かせる絵本という形で語られている。この絵本の物語は『ギャラクシー』のディレクターである小泉歓晃によって書かれたものである。

出身はマリオたちと同じ惑星であり、彼らより数百年前(もしくは1000年以上前)に生まれている(これについては、ロゼッタが既に純粋な人間とは異なる存在で老化していないのか、ウラシマ効果によるものか、人間ではあるが魔法によるものかは不明)。家族は父親がいたが母親はロゼッタが幼い頃に亡くなっており、弟がいたということも語られている。なお、絵本の背景イラストや文脈からして、キノコ王国の王族(つまりピーチの遠い先祖の家系)ではないかと見られる描写があるが、詳細は明かされていない。

ある日、ロゼッタはチコ(星の子)と出会い、「ママを捜している」というチコの話を聞いて自身も母のいない悲しみを身をもって知っていたロゼッタはチコと共に宇宙に旅立ってママを捜すことを決意する(この際に使った宇宙船は出会ったチコが作ったもので、後にキノピオ探検隊に貸し出している)。その後、不思議な氷塊の小惑星を拠点に宇宙中を探索するが、ママは依然として見つからない。その後ロゼッタは「そもそもチコたちに親はいない」ということに気づき始めるが、母親の大切さを知るロゼッタはチコのママであろうと努めていった。そして月日が流れる中、最初に出会ったチコたちとは別のチコたちの一団と出会い、彼らもまたママを捜して宇宙を放浪していたため、ロゼッタは皆を受け入れることにして、ロゼッタの一団は大きな家族となっていった..。.

だがある日、ついにロゼッタ自身がホームシックとなってしまい、チコたちに彼らにママはいないから代わりになろうとしていたこと、そして自身の母は既に亡くなっていることを打ち明ける。最初に出会ったチコはロゼッタの思いを知るとともに自身の使命、すなわち「新たな星になる」時が来たと悟り、自ら彗星となってロゼッタたちの家となっていた小惑星と一体化し宇宙船「ほうき星の天文台」にして、ロゼッタを故郷に戻れるようにしたのだ。

ロゼッタはチコが自ら星になったことに驚くも、仲間は自らの意思で星になる理由が見つかったそのチコは幸せだったと教えられ、ロゼッタも定期的に自分の故郷に戻りながら「チコたちのママ」を続ける決意を固めるのであった。これが100年に一度、マリオたちの星にほうき星が訪れる理由である。

ロゼッタの家族については、母親は金髪のロングヘアの持ち主で4章にて姿が少しだけ見えており、父親についてはロゼッタが「自慢のお髭」を持つ人物で、弟は緑の帽子のようなものを被っている、というピーチ姫、マリオ、ルイージとそれぞれ共通する面を持っている。また故郷にキノコ王国らしき描写が映し出されており、ロゼッタはマリオ達やキノコ王国との関連性を少なからず見せているが、詳細は作中では明らかにされない。

ゲーム作品でのロゼッタ

スーパーマリオギャラクシーシリーズ

スーパーマリオギャラクシー
初登場作品。
宇宙空間に存在する「ほうき星の天文台」でチコとともに旅をしている。チコ達からは「ママ」と呼ばれている。ヘブンズ・ドアでマリオの事を見ていた模様。「マリオ」という言葉を懐かしがったりするなど、謎の多い人物。
ゲームのストーリーが進むと、ロゼッタ自身が絵本を読むイベントが度々あるが、この絵本は上述のようにこれはロゼッタ自身の過去を書き綴ったもので、ロゼッタが何故宇宙を旅しているのか、何故、ロゼッタがチコたちに「ママ」と呼ばれているかなどが分かる。
スーパーマリオギャラクシー2
コースを何回もミスすると「おたすけウィッチ」として現れ、お手本プレイで自動的に進みパワースターを取ってくれる。ただし、お手本プレイで取ったスターは自分で取った扱いにはならない「ブロンズスター」になってしまうため、パワースターを集めるにはおてほんプレイに頼るのではなく、自力でパワースターをとる必要がある。
なお、この「おたすけウィッチ」はロゼッタ本人ではない。ロゼッタ本人はエンディングや「チャンピオンシップギャラクシー」のパワースター「マスターオブギャラクシー」の最後のシーンにも登場し、「マスターオブギャラクシー」をクリアすると星船マリオにも出現する(その条件をクリアするとルーバが『ほうき星の魔女を呼んだのはアンタかい? お会いするのは久しぶりだけど変わってないねえ』と言うようになる)。エンディングには「ほうき星」の天文台で、絵本を読むシーンがあり、度々手紙を送ってくる。

マリオカートシリーズ

マリオカートWii
女性初の重量級キャラクターとして登場。スピード、ハンドリング、ミニターボ、ハンドル操作時の減速回避などが上昇する。彼女のカートにはチコがついて走り、チコにもボイスが設定されている。バイク系マシン搭乗時には、ピーチ、デイジーと同じく服装がライダースーツになる。
マリオカート7
『マリオカートWii』に続いて参戦。今作からチコがいなくなっており、ロゼッタ単身での参戦となった。また、スペシャルカップの第2コースに彼女の名を冠した「ロゼッタプラネット」が登場。氷のコースで滑りやすくなっている。
マリオカート アーケードグランプリDX
2013年12月18日のバージョンアップより追加キャラクターとして参戦。能力は最高速タイプ。ボイスは『マリオカート7』で使われたものが再使用されている。
マリオカート8 ・ マリオカート8 デラックス
『マリオカートWii』でのライダースーツが復活し、バイクのほかにATVバギー搭乗時に着用する。また、今作でシリーズ初登場となるキャラクターとして、ロゼッタの赤ん坊姿のベビィロゼッタが登場。大人のロゼッタは重量級、ベビィロゼッタは軽量級の扱い。
マリオカート ツアー
2019年10月9日のバージョンアップにより、ロゼッタとベビィロゼッタがそれぞれ追加キャラクターとして参戦した。本作ではキャラクターごとにレアリティが設定されており、ロゼッタはレア、ベビィロゼッタはノーマルとなっている。
また、後のバージョンアップにより、普段とは異なる特別衣装を身に纏った、期間限定キャラクターの「ロゼッタ(ハロウィン)」、「ロゼッタ(オーロラ)」、「ベビィロゼッタ(探偵)」、「ロゼッタ(スイマー)」、「ファイアロゼッタ」がそれぞれのバージョンアップにて追加キャラクターとして参戦した(マリオカート ツアー#キャラクターを参照)。これらのキャラクターのレアリティはウルトラレアとなっている。

マリオパーティシリーズ

マリオパーティ アイランドツアー
プレイヤーキャラではないが、ボードマップ「ロケットレースギャラクシー」の案内役をチコと共に勤める。ボイスは無い。
マリオパーティ10
本作以降はプレイヤーキャラとなった。amiiboパーティでは「ロゼッタマップ」というマップもある。このマップでロゼッタのターンになると音楽が『スーパーマリオギャラクシー』の「天文台のロゼッタ」のBGMのアレンジになる。
マリオパーティ スターラッシュ
プレイヤーキャラとして登場。隠しキャラ。キノピオパレードでは、マップ上に存在する光る石を壊すことができる固有能力が使える。
マリオパーティ100 ミニゲームコレクション
プレイヤーキャラとして登場。初代『マリオパーティ』から『マリオパーティ9』までのナンバリングタイトルのミニゲームへの参加は初となる。
スーパー マリオパーティ
プレイヤーキャラとして登場。
マリオパーティ スーパースターズ
プレイヤーキャラとして登場。

マリオテニスシリーズ

マリオテニス オープン
ロゼッタ本人は未登場だが、ニンテンドードリーム7月号によると、プレイヤーキャラとして参戦候補だったが、参戦することは叶わなかった様子。代わりにチコがプレイヤーキャラとして参戦している。
マリオテニス ウルトラスマッシュ
プレイヤーキャラとして、ミニスカートのスポーツ衣装で登場。女性キャラ唯一のパワータイプで、常に若干宙に浮いた状態でプレイする。
マリオテニス エース
前作と同様、ミニスカートのスポーツ衣装で登場。スニーカーはキャラクターごとにそれぞれのアートワークが付いている。今作でも宙に浮いている様子が伺える。入場やスペシャルスマッシュの時、チコが登場する。
マリオテニス ウルトラスマッシュは、クッパと並ぶパワータイプだったがマリオスポーツ スーパースターズからテレサと同じトリッキータイプとなった。

その他のマリオシリーズ作品

スーパーマリオ 3Dワールド
条件を満たすとプレイヤーキャラとして操作出来る。プレイヤー操作時の頭身はピーチと同じくらいの高さになっている。スピンによる二段階ジャンプが出来るほか、スピンやヒップドロップで攻撃する。
この作品ではマリオ達同様にパワーアップアイテムによる変身を行うことができる(スーパーマリオ 3Dワールド#変身を参照)。「ファイアロゼッタ」と「ブーメランロゼッタ」では髪型がポニーテールになり、さらに「ファイアロゼッタ」はドレスが赤色に変わる。「タヌキロゼッタ」はマリオ達と同様の茶色い狸の着ぐるみを着用し、「ネコロゼッタ」では猫の着ぐるみが黒色になる。なお、「ちびロゼッタ」「スーパーロゼッタ」状態よりも上位の変身中はスピンが使用できなくなる。
マリオゴルフ ワールドツアー
有料でのダウンロードでプレイヤーキャラとして操作することが出来る。ピーチとデイジーのように運動に特化した服には着替えず、ドレスのままでゴルフに臨む。ゴルフクラブを持たず、ステッキを使いゴルフクラブを操るスタイルを取る。飛距離はクッパに次ぐ。また、すべての演出において、チコが登場している。『マリオカート7』で使われたケリー・ケインによるボイスが再使用されている。
スーパーマリオメーカー
「キャラマリオ」として、マリオがロゼッタに変身するという形で登場。ボイスは『スーパーマリオ 3Dワールド』、効果音は『スーパーマリオギャラクシー』からの流用。
マリオ&ソニック AT リオオリンピック
3DS版ではオリンピックマッチの新体操フープに参加するアンロックキャラとして、WiiU版では新体操クラブに参加するゲストキャラとして、長袖のレオタードを身に纏い登場。3DS版ではチャンピオンズロードにおけるエクストラ競技の新体操フープの対戦相手で、WiiU版ではオリンピック大会での挑戦者であり、それぞれ彼女に勝利する事でオリンピックマッチで使用可能となる。他の新体操に参加する女性選手と違い、レオタード以外の衣装は無い。
マリオスポーツ スーパースターズ
メインプレイヤーキャラとして登場。ゴルフはドレスで、その他のスポーツは全てミニスカートで競技に参加する。全体的にパワー重視だが、テニスではタイプが変更され、トリッキータイプになっている。また彼女のみウルトラスマッシュのデザインをそのまま採用しているが、ゲーム、セット、マッチ獲得(敗北)時には本ゲームオリジナルのポーズが用意されている。ベースボールでの利き手は投打共に右。配役はゴルフおよびテニスの一部分でケリー・ケイン、他のスポーツゲームではすべてローラ・フェイ・スミスが担当している。
スーパーマリオ オデッセイ
「月の国 裏 ラビットクレーター」のとある壁に、ドット姿のロゼッタの壁画が存在する。
マリオが帽子を当てると、コインを数枚くれる。
ドクターマリオ ワールド
2019年10月4日のバージョンアップにて、「ドクターロゼッタ」が追加キャラクターとして登場した。ドクターピーチやドクターデイジーと異なり、ドレスの上に白衣を着用している。
また、2019年12月12日のバージョンアップにて、「ドクターベビィロゼッタ」が追加キャラクターとして登場した。他の作品の黄色いおしゃぶりとは異なり、本作では水色のおしゃぶりを身に付けている。
さらに、2020年3月5日のバージョンアップにて、「ドクターファイアロゼッタ」が追加キャラクターとして登場した。ドクターロゼッタと同様、ドレスの上に白衣を着用している。
マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック
サーフィン競技で登場する。
スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド
前作に続いて ロゼッタとしてで登場する。

マリオシリーズ以外の出演作品

すれちがいMii広場
「ピースあつめの旅」に登場するパネルである「ヒロイン」の中に、任天堂を代表するヒロインの一人として登場。ここでポリーンと初共演を果たした。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
ロゼッタ&チコとして、『マリオカートWii』以来となるチコと同時にプレイヤーとなるパターンで基本プレイヤーキャラクターとして参戦。ロゼッタとチコの二人一組で闘う。
身長は原作要素がより強調されて非常に長身となっている。服装のデザインに若干の変更がなされており、ドレスの裾に星のマークが薄く描かれている。またカラーチェンジで『スーパーマリオ 3Dワールド』のファイアロゼッタと同一のカラーになる。
パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション
隠しキャラとして登場。固有スキルとして、「ロゼッタのささやき」「ロゼッタのひとみ」が使える。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
前作に続いて ロゼッタ&チコとして参戦。

派生型のロゼッタ

ベビィロゼッタ

マリオカート8』で初登場したキャラクター。髪が短髪になっているが、右目は大人のロゼッタ同様に隠れており、服のデザインは大人のロゼッタのドレスを基にしたものとなっているなど、配色も同様に大人のロゼッタと共通している。また、ベビィピーチ、ベビィデイジーと同様におしゃぶりをしている。声優はロゼッタと同じく、ローラ・フェイ・スミスが担当している。

配役

登場作品

脚注

  1. ^ ゲーム雑誌『ニンテンドードリーム』2008年7月号掲載インタビュー(74ページ)における紺野の発言より。
  2. ^ 『マリオカートWii』にて、ロゼッタを使用可能にさせるには、ミラーの全カップで✩をとるか、通算4950回レースプレイをする必要があるが、『スーパーマリオギャラクシー』のセーブデータがあると、100cc全カップを優勝するか、通算50回レースプレイすれば使用可能になる。