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サイトリニューアルに伴う記事閲覧の原則有料化について、社長の[[喜多恒雄]]は「ネット上のコンテンツは[[無料]]という観念があるが、良質のコンテンツはタダではない。欧米のメディアは既に(有料化に)挑戦している」と語っている。これについては、当時広告収入に頼っていたニュースサイトの運営が岐路に立たされていることを吐露したものと受け止められている<ref>[http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20100224/1023202/ ネットで配信する「日本経済新聞 電子版」、3月に創刊] - 『PC Online』([[日経BP]])2010年2月24日付け掲載記事</ref>。 |
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なお、電子版はマルチデバイス対応を進めており、PCブラウザ向けのWebサイト、モバイル端末向けWebサイトに加え、モバイル端末向けアプリケーションには、モバイル端末向けのレイアウトに再構築された『日本経済新聞 電子版』アプリと、紙紙面をそのまま読むことができる『日本経済新聞 紙面ビューアー』アプリがある。それぞれ[[ |
なお、電子版はマルチデバイス対応を進めており、PCブラウザ向けのWebサイト、モバイル端末向けWebサイトに加え、モバイル端末向けアプリケーションには、モバイル端末向けのレイアウトに再構築された『日本経済新聞 電子版』アプリと、紙紙面をそのまま読むことができる『日本経済新聞 紙面ビューアー』アプリがある。それぞれ[[iOS]]、[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]、[[Windows 8]]に対応しており、同一のIDで使用することができる。 |
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[[人工知能]](AI)技術を利用した記事の作成に関する研究を進めており、既に[[東京大学]][[松尾豊]]研究室や言語理解研究所と共同で開発した技術によって、上場企業の決算データを基に公表後数分で決算サマリーを完全自動で作成し、公開している<ref>[http://pr.nikkei.com/qreports-ai/ 完全自動決算サマリー by NIKKEI](日本経済新聞)</ref>。 |
[[人工知能]](AI)技術を利用した記事の作成に関する研究を進めており、既に[[東京大学]][[松尾豊]]研究室や言語理解研究所と共同で開発した技術によって、上場企業の決算データを基に公表後数分で決算サマリーを完全自動で作成し、公開している<ref>[http://pr.nikkei.com/qreports-ai/ 完全自動決算サマリー by NIKKEI](日本経済新聞)</ref>。 |
2021年11月10日 (水) 01:56時点における版
日本経済新聞 | |
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大手町カンファレンスセンター (左が本社の入る日経ビル) | |
種類 | 日刊紙 |
| |
事業者 | 株式会社日本経済新聞社 |
本社 |
〒100-8066東京都千代田区大手町1-3-7 〒541-8515大阪府大阪市中央区高麗橋1-4-2 |
代表者 | 長谷部剛(代表取締役社長・法人代表) |
創刊 |
1876年12月2日 (中外物価新報) |
前身 |
中外物価新報 (1876年12月2日-1889年1月26日)中外商業新報 (1889年1月27日-1942年10月31日) 日本産業経済 (1942年11月1日-1946年2月28日) |
言語 | 日本語 |
価格 |
1部 (朝刊)180円 (夕刊)70円 月極 (紙面朝夕刊セット版)4,900円 (紙面全日版)4,000円 (紙面+電子版)5,000または5,900円(全日版、セット版地域により異なる) (電子版)4,277円 |
発行数 |
(朝刊)185.7万部[1] (電子版有料会員)約76万人 |
ウェブサイト | https://www.nikkei.com |
関係する人物 |
益田孝 野崎廣太 小汀利得 萬直次 圓城寺次郎 新井明 鶴田卓彦 |
画像外部リンク | |
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題字 公式サイト |
日本経済新聞(にほんけいざいしんぶん、題字: 日本經濟新聞、英: Nihon Keizai Shimbun)は、日本経済新聞社の発行する新聞(経済紙)であり、広義の全国紙の一つ。略称は日経(にっけい)、または日経新聞(にっけいしんぶん)。社是は「中正公平、我が国民生活の基礎たる経済の平和的民主的発展を期す」。最大印刷ページ数は48ページである。
特色
全国紙唯一の経済紙(経済専門紙)であるため、株価欄を始めとして、経済や産業関係記事が多い。東京銀行と三菱銀行の合併(東京三菱銀行→現・三菱UFJ銀行)など、経済関係の記事で日本新聞協会賞を数多く受賞している。また、大学生や経済学に関心のある社会人向けの連載記事として、『経済教室』のページもある。
日本経済新聞社が算出する株価指数(日経平均株価)は「NIKKEI 225」として世界的に認知されている。株式市況欄は東京証券取引所(全銘柄。2013年7月13日付までは統合前の大阪証券取引所も全銘柄収録)のみならず札幌証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所の各々の独自銘柄も収録されている。
記事中の数字表記については、大手新聞社が次々とアラビア数字(1・2・3…)表記に変更する中で、一般記事内では年齢表記等一部を除いて、依然として漢数字(一・二・三…)表記中心としていた。また、地方紙も含む他紙では、スポーツ面の記事中の数字表記をアラビア数字表記とする中で、一部を除いて漢数字表記としていた。さらに、記事中のパーセント表記中の数字表記の漢数字表記は日経以外、他紙ではほぼなくなっていた。2009年6月1日付朝刊より、一般記事内でもアラビア数字での表記に変更した。
日経特有の内容として、企業の発表する各種公告(決算公告など)の掲載が多かった。3月期決算の主要企業の株主総会の集中する6月下旬の紙面は、財務諸表の決算公告で数十ページの別刷り(二部紙)紙面が付録され、本紙を含め全部で100ページ近くになる場合があった。しかし、2005年2月に電子公告制度(インターネットを利用したプレスリリース公告方式であるEDINET)の導入が法律で施行のち、原則的に自社のウェブページにのみ掲載する企業が急増したため、別刷り紙面は過去のものとなった。
このほか政治面・社会面も充実しているが、スポーツ関係は、後述する競馬(中央競馬)を除いて弱い。例外的にサッカー関連を特集記事として、一般紙よりも大きく取り上げる場合がある。地方版は経済関連を除くと弱い。芸能人個人のニュース関連は殆どない。社会面の4コマ漫画、読者による投稿欄(読売新聞では『気流』、朝日新聞では『声』など)もない。
土曜日には二部紙にあたる『日経プラス1』が発行されている。
競馬については、系列のラジオNIKKEI(旧ラジオたんぱ)が日本中央競馬会主催の中央競馬レース公式実況を請け負っている関係や、複数の協賛レース(日経賞、日経新春杯など)があることから、一定の強みを発揮しており、競馬専門の記者がグループの放送メディアに出演し、解説を行っている。
第1テレビ欄は、他の多くの新聞が最終面に掲載しているのに対し、日経では中面掲載となっている(最終面は「文化」「私の履歴書」・連載小説など)。2009年3月まで、一部地域では地元紙に倣って、TXN系列局をNHKの次に掲載していた(北海道版でテレビ北海道の番組欄がNHKの次に掲載されていたのがその一例。現在の状況は「テレビ面」の項参照)。また、TXN九州(現TVQ九州放送)が、1996年に日本の地上波テレビ局として初めて韓国連続ドラマの放送を開始した際には、福岡県向けの紙面で毎週その内容を載せるなど、TXN系列局のある地域版では当該局の番組内容紹介に力を入れている。
自社系列の販売店が少ない為、全国紙の読売新聞や朝日新聞・毎日新聞、ブロック紙の中日新聞・西日本新聞の各販売店に委託をしている地域が多い。契約に際しては、販売店が独自の判断において契約者に物品(日用品など)を提供することを認める新聞社が多いが、日経ではこのようなことを行なわない。年度がわりの4月には日経が経済用語辞典他、冊子を編集し、契約者にプレゼントするサービスを実施している。
価格は、1部売り(朝刊180円、夕刊70円)月極め(朝夕刊セット4,900円、全日版4,000円)である。
自社工場の他、1980年代以後日本各地の主要な地方新聞社と印刷面での委託提携を積極的に行っている。
一方、インターネット上では『NIKKEI NET』を開設して無料(一部有料購読制あり)のニュース記事を提供していた。2010年3月23日以降『日本経済新聞電子版』(愛称:Web刊、日経電子版)にサイトリニューアル[2]〕、これに伴って記事閲覧を原則有料化すると共に、全ての掲載記事の閲覧に際して有料会員登録が必要となり、同年3月1日より会員登録受付を開始した。URLも「http://www.nikkei.com/」に移行、旧ドメイン「http://www.nikkei.co.jp」下で掲載されてきた過去記事は、全てリンク切れとなった。現在は有料会員登録に際し月額4,200円を要する。日経新聞宅配定期購読者については月極購読料に1,000円増しにすると、同じく有料会員登録出来るようになっている《支払手段はサイトリニューアル当初からクレジットカードに限定[3]》。また無料会員登録のプランも用意されており、この場合、有料会員限定の記事が数量限定ながら閲覧可能[4][5]。2019年7月10日からは日本経済新聞社とテレビ東京ホールディングスも出資しているインターネット動画配信サービス「Paravi」とのセット割引も用意されている[6]。
サイトリニューアルに伴う記事閲覧の原則有料化について、社長の喜多恒雄は「ネット上のコンテンツは無料という観念があるが、良質のコンテンツはタダではない。欧米のメディアは既に(有料化に)挑戦している」と語っている。これについては、当時広告収入に頼っていたニュースサイトの運営が岐路に立たされていることを吐露したものと受け止められている[7]。
なお、電子版はマルチデバイス対応を進めており、PCブラウザ向けのWebサイト、モバイル端末向けWebサイトに加え、モバイル端末向けアプリケーションには、モバイル端末向けのレイアウトに再構築された『日本経済新聞 電子版』アプリと、紙紙面をそのまま読むことができる『日本経済新聞 紙面ビューアー』アプリがある。それぞれiOS、Android、Windows 8に対応しており、同一のIDで使用することができる。
人工知能(AI)技術を利用した記事の作成に関する研究を進めており、既に東京大学松尾豊研究室や言語理解研究所と共同で開発した技術によって、上場企業の決算データを基に公表後数分で決算サマリーを完全自動で作成し、公開している[8]。
2017年1月現在、日経電子版の有料会員数は50万人を超え、新聞メディアの有料電子版としてはニューヨーク・タイムズ(155万人)、ウォール・ストリート・ジャーナル(96万人)、フィナンシャル・タイムズ(64万人)に次ぐ規模であるとしている[9]。2021年7月時点では有料会員数は76万人、無料登録会員を含む電子版会員数は493万人となっており[10]、オンラインの有料会員数は日本の新聞社で最も多く、デジタルシフトが成功していると言える[11]。
読者層
購読世帯の平均世帯年収は他の全国紙よりも高く、企業幹部との親和性も強いという[12]。また、大卒・院卒の割合も主要全国紙の中で最も高い [1]。
論調
2009年の新聞通信調査会の調査では、「最も保守的=10点、最も革新的=0点」という分布の中で5.2点だった(全国紙の中で最も保守的であるとされた読売新聞は5.6点、次点が産経新聞の5.3点、毎日新聞は5.0点、最も革新的な朝日新聞は4.4点である)[13]。
世論調査
日本経済新聞社はテレビ東京と定期的に共同世論調査をしている。
2013年からは「日本経済新聞電子版(Web刊)」の有料・無料アカウント登録者が投票出来るクイックVoteでのアンケート調査も独自に行っている。 [14] 2017年6月初頭にクイックVoteによる内閣支持率がテレビ東京との共同調査結果より約30%も低くなった。それに対して、日本経済新聞はクイックVoteは政府に不満を持つ多くの方がわざわざ訪れたことで回答者に偏りがあり、全国の有権者の縮図といえるデータ標本調査とは異なる低支持率になったと批評している[15]。
沿革
日本経済新聞社に関する沿革は同項目を参照
- 1876年12月2日:三井物産の発行する「中外物価新報」として創刊。週刊。
- 1885年7月:日刊化(日曜日・祝日の翌日は休刊)。
- 1889年1月:「中外商業新報」に改題[16]。
- 1905年:解散、野崎廣太の個人事業として、存続。
- 1909年:「中外商業新報社」を商号とする[16]。
- 1911年:資本金10万円で日本の新聞社としては初の株式会社となる[16][17]。また、資本も三井物産から同社の親会社である三井合名に移管[18]。
- 1920年1月:ニューヨークに特派員事務所を設置。
- 1924年10月:夕刊を創刊[16]。
- 1924年12月:夕刊紙「大阪中外商業新報」を創刊。関西に進出[17][18]。
- 1940年:この頃に三井合名から離脱。自主経営となる[18]。
- 1942年11月1日:新聞事業令に伴い、「日刊工業新聞」と「経済時事新報」紙などの経済各紙と統合[17][19]。その際に合併の条件として「新産業経済新聞社を作る」という政府当局からの改題命令に従い、題号を「日本産業経済」に改題[16][19][注 1]。同時に「大阪中外商業新報」を廃刊[17]。
- 1946年3月1日:終戦に伴い、社内から政府から強制的に命名された題号を変えようという意見が起こり、題号を前述の統合時にも考案されていた現在の「日本経済新聞」に再改題。題字は書家の上田桑鳩が手掛けた[19]。同年3月13日、社名も「日本経済新聞社」に変更した。
- 1947年:小汀利得(おばまとしえ)社長の提唱により、「中正公平、我が国民生活の基礎たる経済の平和的民主的発展を期す」との社是が定められた。
- 1961年:大阪本社を設立し、19年ぶりに関西に再進出。同時に東京との両本社制を実施[16]。
- 1966年12月:創刊90周年。
- 1964年:本社を東京都中央区茅場町から千代田区大手町へ移転する。
- 1968年1月:朝刊発行部数が100万部突破(ABC発行部数)
- 1969年:4月に米出版大手マグロウヒルと共同で日経マグロウヒル(現・日経BP)を設立。11月には、東京12チャンネル(現・テレビ東京)の経営に参加し、マルチメディア化を推進。
- 1967年:社長室直轄の「電子計算機部」を新設。
- 1972年:コンピュータを利用した新聞製作システム「ANNECS」(Automated Nikkei Newspaper Editing & Composing System)を完成。開発パートナーとなった米国の開発会社首脳が「我が社が手がけた米航空宇宙局のアポロ計画にも匹敵する難事業」と語るほど開発は困難を極めたが、完成した新システムは新聞製作のコスト低減・迅速化に大きく貢献。日経電子版誕生へとつながるデジタル化の歴史が始まる。
- 1973年4月:朝刊発行部数が150万部突破(ABC発行部数)
- 1975年:現在の日経平均株価の前身である日経ダウ平均の算出をはじめる。
- 1976年12月:創刊100周年。
- 1983年10月:朝刊発行部数が200万部突破(ABC発行部数)
- 1987年4月:朝刊発行部数が250万部突破(ABC発行部数)
- 1991年4月:朝刊発行部数が300万部突破(ABC発行部数)
- 1996年12月:創刊120周年。
- 2007年1月1日:創業130周年記念を機に、英称を「Nihon Keizai Shimbun」から「Nikkei」に改称。
- 2010年3月23日:電子版創刊。
- 2010年:認定持株会社テレビ東京ホールディングス設立。傘下にテレビ東京、BSジャパン、テレビ東京ブロードバンド「日本経済新聞 電子版の創刊」が日本新聞協会賞受賞。
- 2011年:日経大阪製作センターと日経西部製作センター統合、新会社は日経西日本製作センター。TBSホールディングスと業務提携。週刊英字経済誌「Nikkei Asian Review」創刊。
- 2011年:朝刊発行部数が300万部を下回る(ABC発行部数)
- 2012年:中国語サイト「日経中文網」スタート。グローバル事業局、コンテンツ事業室を新設。人材・教育事業本部に改組。
- 2013年:ウィルソン・ラーニング ワールドワイドと資本・業務提携。英フィナンシャル・タイムズ(FT)と協力拡大。電子書籍販売サイト「日経ストア」オープン。新英文媒体「Nikkei Asian Review」創刊。
- 2014年:日本経済社と日経広告が合併。新株価指数「JPX日経400」算出を開始。バンコクにアジア編集総局開設。シンガポールに事業統括会社「日経グループアジア本社」設立。新編集システム「NEO」が新聞協会賞受賞。
- 2015年7月23日:英経済紙フィナンシャル・タイムズを約1600億円で買収。FTの日本語翻訳版を配信し始める。Nikkei Asian Reviewがアジア出版者協会賞、IEビジネススクールによる「アジアにおける経済ジャーナリズム賞」最優秀メディア賞受賞。日本経済新聞デジタルメディアを吸収合併。
- 2016年:東京五輪・パラリンピック競技大会の「オフィシャルパートナー」契約。アジアの有力企業約300社を対象にした「日経アジア300指数」の算出を開始。
- 2017年3月4日:この日から土曜日付と日曜日付の1面レイアウトをリニューアル、土日のみ(土曜日は夕刊も)、題字が横組み(字模様はなし)に変更される。日曜日に本編中盤に16ページの折り込み型日曜版として「NIKKEI The Style」[20] の連載を開始。同日曜版は、他のページよりもカラー写真やグラフィックを重視するため、他のページから抜き取りしやすいように高級白色紙を用いている。
- 2017年:朝刊発行部数が250万部下回る(ABC発行部数)
- 2017年11月1日:配送・制作コストが増加を理由に、朝夕刊セット版を4509円(以下税込)から4900円、全日版を3670円から4000円、朝刊の1部売りを160円から180円に引き上げる。23年ぶりの値上げ。[21]
- 2019年9月4日:2019年度の新聞協会賞の編集部門の企画分野で、日本経済新聞社の「連載企画『データの世紀』とネット社会に関する一連の調査報道」(データエコノミー取材班、代表者は阿部哲也・企業報道部次長)が受賞。経営・業務部門でも「日本経済新聞 新聞広告IoT宣言」(代表者は村山亘・広告IoT化推進室長)が受賞した。
- 2020年4月1日:琉球新報社・沖縄タイムス社と「沖縄新聞データベースplus日経テレコン」設立し3社のデータベースを統合
- 2020年12月:朝刊発行部数が200万部下回る(ABC発行部数)
地方版
- 新聞は、テレビ面(朝・夕刊とも中面に掲載 夕刊は2006年1月14日までは最終面掲載)と地域経済面を除いて、東京本社発行の紙面を使用している(ただし、社会面と天気欄は各本支社別に差し替えあり)。
- 地域経済面(一般紙の地方版とは違い、その地域の経済・産業情報に特化したもの)、番組表とも、他の全国紙よりかなり広いエリアを単位としており、ページ数も1ページ程度と少ない。2013年7月現在、地域経済面は北海道・東北・新潟・長野・北関東・首都圏・静岡・中部・北陸・近畿・中国・四国・九州となっており、首都圏は千葉版・東京版・埼玉版・神奈川版、近畿はA版・B版・京滋版・兵庫版、中国は広島版、九州は沖縄九州版がそれぞれバリエーションとして用意されている(それぞれベースとなる地域経済面の一部を、より細分化された地域経済情報に差し替えている)。また地域経済面は日・月曜日および国民の祝日の翌日は掲載されない。なお、日経電子版の有料会員は全地域の地域経済面を読むことが可能。
夕刊発行地区
夕刊が発行される「セット版」の地域は山梨県を含む関東地方1都7県、静岡県、東海地方3県、近畿地方2府4県、山口県、福岡県、佐賀県(それぞれ山間部などの遠隔地・離島の一部は除く)である。
他道県は朝刊のみの全日版(同業他社でいう「統合版」)である。そのため、朝刊では題字下部の当社所在地一覧に、「札幌支社」とあるが、夕刊では割愛されている。なお定期購読に際してはセット版地域では全日版、逆に全日版地域ではセット版をそれぞれ購読することはできないことになっているが、販売店の判断でセット版地域で朝刊のみあるいは夕刊のみの購読は可能である。 かつては沖縄県も2008年の発行開始当初はセット版だったが、2018年1月からは沖縄県地方紙(琉球新報・沖縄タイムスなど)同様、全日版に変更された。
岡山県、広島県は基本的に全日版のみだが、JR西日本岡山駅と福山駅ではキヨスクの一部で、大阪本社発行の夕刊を販売している。
テレビ面について
- 朝刊のテレビ面は、地上波テレビ・ラジオの番組表と、衛星放送(BS、及びCSの日経CNBCなど)とで分割して掲載している。また、NHK Eテレのうち、主に日中の一部で実施されるマルチ放送のサブチャンネル・ワンセグ2の編成は極小サイズでNHK総合テレビジョンのフルサイズ番組表の下に掲載されている。また、首都圏A地区(茨城県・栃木県・群馬県)向けの新聞にはNHK水戸放送局デジタル総合テレビの茨城県向け差し替え放送の番組表もクォーターサイズで一緒に掲載されている(この場合、総合テレビのフルサイズの下にNHK水戸差し替え、教育テレビのフルサイズの下にデジタル教育のマルチ編成の番組表を載せている)[注 2]。
- 番組表は東京ニュース通信社配信のものを採用している。ちなみに、1973年に東京本社版で採用した配信供給第1号である。
- 地上波とBSのアナログ放送については以前、北海道、首都圏、静岡県、中京広域圏、近畿広域圏、福岡県・佐賀県でGコード入りの番組表を掲載していたが、2009年1月31日付を最後に廃止した。これは地上デジタル放送(Gコード無効)に対応するためで、番組情報量を増やす目的があるという。
- 2009年3月30日付より、全国的にテレビ番組表の配列が変更された。局名表記のカットも、リモコンキーID表記を前面に出す形に変更された(一部地域では親局のアナログチャンネル番号を併記している)。
- 旧:NHK総合→NHK 教育→各県別に民放アナログテレビのチャンネル番号の小さい順もしくは開局順
- 新:NHK総合(単にNHKとのみ表示)→NHK教育(2011年6月1日から『NHK Eテレ』と表記)→各県別に民放デジタル放送のリモコンキーIDの小さい順
- 実際の例(フルサイズの民放局のみ掲載)
- 関東圏
- 近畿圏
- 中京圏
- 福岡県・佐賀県
- 北海道
- 静岡県
- 旧:SBSテレビ→テレビ静岡→静岡朝日テレビ→静岡第一テレビ→テレビ東京
- 2009年3月30日 - 2011年7月24日:静岡第一テレビ→静岡朝日テレビ→SBSテレビ→テレビ静岡→テレビ東京[注 4]
- テレビ東京はリモコンキーIDの小さい順の原則に外れるが、受信出来ない地域も多いため従来通り最右端での掲載。テレビ東京以外の在京キー局、在名5局もリモコンキーIDの小さい順に再編された上でハーフサイズ掲載。
- 2011年7月25日 -:Daiichi-TV(旧:静岡第一テレビ)→静岡朝日テレビ→SBSテレビ→テレビ東京→テレしず(旧:テレビ静岡)
- テレビ東京とテレビ静岡の配列が入れ替わった。テレビ東京は静岡県域の放送局ではなく関東広域圏の放送局、テレビ愛知については先述のとおり愛知県域の放送局であるものの、全体で見るとリモコンキーIDの小さい順となっている。テレビ東京のデジタル放送は静岡県内では東部・伊豆地方の一部で、ハーフサイズで掲載しているテレビ愛知のデジタル放送は静岡県内では西部地方の一部で越境受信もしくはケーブルテレビ加入で視聴出来る。
- 岡山県
- 沖縄県
- 旧:沖縄テレビOTV→琉球放送RBC→琉球朝日放送QAB
- 新:琉球放送RBC→琉球朝日放送QAB→沖縄テレビOTV
- 沖縄県の民放テレビ局は3局しかないため、余った2局分の枠には、NHKを含めた県内地上波ラジオ局の番組表を掲載している(他県ラテ欄同様、NHK第1はハーフサイズ、その他の県内地上波ラジオ局は1/3サイズ)。このため、本来のラジオ番組表の枠は全て広告に差し替えている。また、県内地方紙同様、県外放送局の番組表はテレビ・ラジオとも掲載されていない一方で、県内発行の新聞で唯一ラジオNIKKEIの番組表をハーフサイズで掲載している。また、全国紙の性格上、県紙に見られるケーブルテレビと県内コミュニティ放送の番組表も掲載されていない(これは他県のラテ欄番組表も同様である)。ちなみに、通常この面の下段に掲載の囲碁・将棋欄は、一部の曜日を除いて地域経済面の下段に掲載している。
- 土曜日発行の二部紙別冊「日経Plus1」にも週間番組表が収録(中間面見開き)されているが、これも原則としてそれぞれの地域別に通常のテレビ面の配列に準じて掲載している。
- なお、ラジオでは、ラジオNIKKEIの番組のみ解説がある。
- 日本経済新聞国際版(国外向けの衛星新聞)も、東京都内向けに発行される首都圏B版の内容をそのまま転載・収録している
注目を集めた報道・スクープ
- 1971年3月11日、第一銀行と日本勧業銀行の合併をスクープ。高杉良の小説『大合併』の冒頭部はこのスクープに至るまでの経緯を基にしたもの。この報道により、日本新聞協会賞を受賞。
- 1989年8月、三井銀行と太陽神戸銀行の合併をスクープ。
- 1995年3月、三菱銀行と東京銀行の合併をスクープ。この報道により、日本新聞協会賞を受賞。
- 1997年11月22日、山一證券の自主廃業方針を他紙に先駆けてスクープ。この報道により、日本新聞協会賞を受賞。
- 1999年8月19日、興銀・第一勧銀・富士銀の共同持株会社設立をスクープ。この報道により、日本新聞協会賞を受賞。
- 2004年6月13日、プロ野球オリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズの合併をスクープ。プロ野球再編問題の端緒となる。
- 2004年7月14日、三菱東京フィナンシャル・グループとUFJグループの経営統合をスクープ。この報道により、日本新聞協会賞を受賞。
- 2006年7月20日、元宮内庁長官の残したメモ(富田メモ)に、靖国神社にA級戦犯が合祀されたことに昭和天皇が不快感を持ち参拝を中止した、と書かれていたと報じた。この報道により、日本新聞協会賞を受賞。
- 2012年2月24日、AIJ投資顧問に受託した厚生年金基金2,100億円が消失されていたと報じた。
疑義が持たれた報道・捏造報道・スキャンダル
- 日経新聞記者の中には、他社へのアルバイト原稿の執筆を日常的に行っている者達がおり、同社の記者が執筆した中傷記事のため、株価が暴落した企業もある[22]。更に、若い取材記者の中には態度が横柄で「社長インタビューなど受けて当然」といった態度の者がおり、「勉強不足で断りたい時もある」と企業広報者からは批判されている[23]。こうした同新聞の構造問題は、2000年代になって相次いでマスコミに批判されることとなる(上述の他『テーミス』2002年6月号、『噂の真相』2002年7月号などの例もある)。また、奥村宏は「ニュースの解釈までリーク頼み」と述べ、経済評論家の波頭亮は「インターネットバブルを煽るな」と批判した[22]。
- 2003年12月13日、PSX発売時にビックカメラ有楽町店で写真撮影を行っていた、日本経済新聞社子会社の日経BPの記者が自らPSXを購入し、「報道」と書かれた腕章が写っているにもかかわらずPSXを掲げた写真が撮られ、日本経済新聞の記事に「PSXが発売。PSXを買い求める男性」と、その写真と共にその記事が出てしまった。報道腕章が写っていることから、取材中に職務を怠ったとして、日本経済新聞社が日経BPの記者であることを認め、謝罪した[要出典]。
- 2004年4月のイラク日本人人質事件で、取材で得た3人の詳しい住所を、他社同様にウェブページ上に公開。読者からの指摘を受けて削除した[要出典]。
- 2005年には「三井住友銀行と大和證券が統合」と飛ばし記事を書いたが、当時はそのような事実は無かったにも拘らず、日経新聞はその後も「三井住友・大和證券統合長期化も」「トップ交代、戦略見直し」と「続報」を出し続けた。この件を取り上げて「言い訳がましい」と言う批判が『広報IRインテリジェンス』でなされている[23]。
- 郵政民営化で誕生した、郵政会社の社長に元ダイエー副社長の川一男を起用する方向で調整に入ったという旨の報道があったが、後の続報ではイトーヨーカ堂執行役員物流部長の川蔵夫の名前に入れ替えされた。つまり、日本経済新聞は『川』という人物を取り違えて報道していたため、週刊文春は「記事のウラ取りはいい加減」と批判記事を出し、『広報IRインテリジェンス』でも「デスクが記事チェックを出来ない。更には居直って誤報を出す」と批判された[23]。
- 2005年12月、ある映像機器開発企業についての特集を5段抜きで組んだものの、記事を担当した若年の女性記者が勉強不足であったため内容がデタラメで、その会社は取引先に対する訂正業務に追われクライアントも激怒した。しかし、日本経済新聞社に抗議したところ、訂正を拒否したと言う[23]。
- 2006年には、日本航空の社長退任を巡る騒動に、日本経済新聞社の記者が深く関与したことなどが、週刊文春によって報道されている。
- 2007年に発覚した、大阪府枚方市発注の第二清掃工場の一般競争入札に絡む官製談合事件について、日経新聞が2007年7月6日付朝刊で、同市の当時の市長の中司宏がゼネコンから接待を頻繁に受けていたとする内容の記事を掲載したが、中司は「この記事は虚偽である」として、2010年に大阪地方裁判所に訴訟を提起。2012年6月15日に同地裁は、「取材内容は粗末だ」などとして名誉棄損を認め、中司に対し600万円を支払うよう日本経済新聞社に命じた[24]。本件の訴訟において、日経は取材源の秘匿ルールを破り、取材源であった当時の大阪地方検察庁幹部2名の実名を証拠として提出した。この行為について大谷昭宏や田原総一朗に批判を受けた[25]。
- 2008年10月29日、朝刊社会面にて株式トレーダー若林史江による日経QUICKニュース記事の盗用事件を報じた。株式トレーダー若林史江による盗用事実が発覚したのは2008年6月のこと。記事盗用は2006年12月から2008年6月までの期間に及ぶ。この間、若林史江は自身の公式HPの無料閲覧ページ、および有料会員制メールマガジンに、日経QUICKが著作権を持つ株式関連ニュースを無断盗用し、その数は1700本に上った。発覚当初、日本経済新聞社の関係者は「まれに見る悪質な盗作事件」とし、刑事告訴も検討したが、日経グループ自身が過去に若林史江を「カリスマ美人トレーダー」などともてはやし、日経グループ主催のセミナーなどに起用していた経緯があることから、刑事告訴を見送り、若林に対して記事利用額相当を後払いさせることによる決着とした[26]。
- 2010年1月25日の夕刊で、民主党幹事長・小沢一郎の政治資金管理団体陸山会による政治資金収支報告書に関する虚偽・不記載疑惑に関連し、「東京地検特捜部が押収した(元事務担当の)石川議員の手帳には、水谷建設の元幹部らが5000万円を渡したとする04年10月15日の欄に、授受の場所とされるホテル名が記されていた」という記事を掲載した。しかし、実際に手帳に書かれていた数字は「04年」ではなく「05年」であり、さらにホテル名が記載されていた時期も4月だった。日経新聞は翌26日朝刊に訂正記事を掲載し、記事と見出しの当該部分を取り消した[27]。
- 2011年頃から、日本経済新聞はNTTドコモがiPhoneやiPadを出す、といった飛ばし記事を数回ほど報じているが、報じるたびにNTTドコモにプレスリリースで全否定されている[28]。
- 2012年2月20日、任天堂についての記事で、任天堂の岩田聡社長から不正確な報道があったとTwitterからのコメントで指摘される。岩田は「文脈を無視して恣意的に言葉を抜き出したり、事実と憶測を混ぜて書いたり、まるでゴシップ誌のような手法を採られている」と語り、またそれが何度も繰り返されていると指摘している[29]。
- 2012年5月10日付の朝刊で大阪市のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」が巨大プロジェクトとして、人気映画「ハリー・ポッター」シリーズをテーマにしたエリアを新設すると報じたが、これは元々USJが一般招待客向けにサプライズ演出になるよう、同日14時まで報道を控えるようにマスコミ各社に要請していたものだった。しかし、発表前日の夜に日経新聞から同プロジェクトに関する記事を朝刊に掲載する旨の連絡が来たため、USJはやむを得ず、読売新聞と朝日新聞のそれぞれの朝刊にも記事の掲載を許可。その結果、サプライズ効果は半減し、「日経の対応は信義に反し、招待客や海外からのゲストにも失礼な行為だ」として、関係者から批判を受けた[30]。
- 2012年6月5日、日本経済新聞は「任天堂、スマホに対抗」と題して、任天堂が開発している次世代機「Wii U」に、カーナビゲーションや電子書籍などのスマートフォンと同様の機能を搭載するという飛ばし記事を書いた[31]。しかし、任天堂は同日のプレスリリースで「当社が発表あるいは事実確認したものではなく、数多くの間違いが含まれた、日本経済新聞社の全くの憶測記事」と、この記事を完全に否定した[32]。
- 2013年2月7日付の記事で[33]、民主党政権時代にも中国人民解放軍海軍の艦船から、海上自衛隊の艦船に向けて射撃管制装置が照射されたが、当時の野田首相や岡田副総理らが、日中関係を悪化させたくないとの判断で、事実公表を避けたと報じるも、翌2月8日の衆議院予算委員会及び2月27日の参議院予算委員会において、防衛大臣の小野寺五典がこれを否定[34][35]。この報道に対し、民主党の岡田克也と細野豪志からは抗議文が出され[36][37]、野田佳彦も事実無根とコメントを発表した[38]。
- 2013年、日本経済新聞はNTTドコモが音声通話定額制の導入を検討している、と飛ばし記事を乗せたが、iPhoneの報道同様に、NTTドコモから全否定のプレスリリースを発表されている[39]。
- 2015年8月29日付の朝刊と電子版で、三菱地所が東京駅日本橋口近くに400m級の超高層ビルを建設するという記事を掲載したが[40]、これは公平でかつ正確な情報を開示する事を理由として、三菱地所のプレスリリースが終わるまで、報道や取材を控えるようにマスコミ各社に要請してた中での報道だったとして、三菱地所が「遺憾に感じております」と批判した[41]。後に三菱地所は390mの超高層ビルの建設(常盤橋再開発事業)を正式発表したが[42]、その記者会見場に日本経済新聞社の入場を拒否する貼り紙が掲示される事態となった[43]。
- 2020年5月22日の0時過ぎ、日経電子版で「フジロックも中止 フェスなき夏、音楽ビジネスの修正不可避」という題名で、2020年8月に新潟県で開催予定の「フジロックフェスティバル」が新型コロナウイルスによる感染拡大防止対策で中止になったと配信したが、実際は主催者から中止の発表はされておらず、誤掲載だったとして後に謝罪した。フェス中止の発表日時が「●日」となっており、日本経済新聞社は「まだ未完成であった原稿を、誤って電子版に掲載してしまった」とお詫び文を掲載している[44][45][46]。同年6月5日、主催者は同フェスの開催を、2021年に延期することを正式発表した[47]。
縮刷版
一カ月分(東京本社発行最終版)の全紙面をA4サイズに縮小し、一冊の書籍にまとめた新聞縮刷版が毎月下旬に発行されている。
関連新聞
- 日経産業新聞
- 日経ヴェリタス(週1回日曜のみ発刊の投資金融情報専門紙。2008年1月で休刊した日経金融新聞の実質的な後継紙)
- 日経MJ(旧「日経流通新聞」)
- THE NIKKEI WEEKLY
- 読売新聞東京本社[注 5]
- 朝日新聞大阪本社[注 6]
- 地方紙(これらは現地印刷での提携委託を結んでいる新聞社。印刷部門の関連会社・子会社への委託を含む)
- 国際衛星版
連載
- 1956年3月1日から、各界における著名人の自叙伝である『私の履歴書』を連載中。
- 漫画では、1995年まで『ドーモ君』(福地泡介)が連載されていたが、作者の急死により終了。その後、漫画の連載は行われていない。
香港オフィスの捜索
2020年8月10日、香港の蘋果日報本社が捜索され、同日、日本経済新聞の香港オフィスも香港警察に捜索されている[48]。
脚注
注釈
- ^ 西日本の経済紙は「日本工業新聞」を中心に統合、「産業経済新聞」(終戦後の1958年1月に産経新聞から分離する形で日本工業新聞を再創刊。2004年3月に「フジサンケイ ビジネスアイ」に改題)に改題した。
- ^ 他に読売新聞東京本社首都圏版と茨城県の地元新聞・茨城新聞にもNHK水戸の差し替え番組表が収録されている。
- ^ このような例は同日より朝日新聞と日刊スポーツと産経新聞東京本社と聖教新聞と読売新聞東京本社(※産経新聞東京本社と聖教新聞と読売新聞東京本社は、2011年7月24日から)の何れも東京版でも行われている。
- ^ 静岡4局のアナログチャンネル番号は静岡本局と浜松中継局を併記。
- ^ 青森県にある関連会社が印刷を受託。元は岩手日日の関連会社だった。
- ^ 日本経済新聞社が印刷を委託する京都市の印刷会社「トーシプリンティングサービス」と提携し、京都府および滋賀県向けの新聞を委託印刷。
- ^ 県外の宮城県にある関連会社が印刷を受託。
- ^ 2015年5月より、習志野市にある日経の工場で、千葉日報からの印刷受託を行っている。
- ^ 2010年10月からは読売新聞、2011年5月からは朝日新聞の印刷も受け持っている。
- ^ 遼紙・デイリースポーツ(2010年3月に神戸新聞社に一度統合されたのち、2012年12月に編集部門を中四国デイリースポーツ社と事業統合の上再分社)の提供写真がスポーツ面に掲載されることもある。また関東・関西では日経の販売店(一部朝日・毎日、並びに関東では読売、関西では産経との抱き合わせになる宅配所あり)で宅配が行われている。
出典
- ^ “21年6月ABC部数”. 新聞情報. (2020年9月16日)
- ^ 日経ではこれを「創刊」と見なしている 「日本経済新聞電子版」(Web刊)創刊のお知らせ (PDF) - 日本経済新聞社・2010年2月24日付リリース文書[リンク切れ]
- ^ 意外と「緩い」仕組みで始まった日経電子版の狙いとは - 『ASCII.jp』(アスキー・メディアワークス)2010年3月1日付け掲載記事。全4頁構成となっており、3頁目に支払手段に関する記載有り
- ^ サイトリニューアル当初は「月20本まで」閲覧可能であったが、2013年3月以降は「月10本まで」に変更されている
- ^ 春のサービス強化のお知らせ 日本経済新聞 電子版 2013年2月20日付け掲載
- ^ “日経電子版と「Paravi」のセット販売を開始” (PDF). 株式会社日本経済新聞社・株式会社プレミアム・プラットフォーム・ジャパン(2019年7月10日作成). 2019年7月10日閲覧。
- ^ ネットで配信する「日本経済新聞 電子版」、3月に創刊 - 『PC Online』(日経BP)2010年2月24日付け掲載記事
- ^ 完全自動決算サマリー by NIKKEI(日本経済新聞)
- ^ 日経電子版、有料会員50万人に 20代読者がけん引(日本経済新聞 2017年1月7日)
- ^ “日経からのお知らせ:日本経済新聞”. www.nikkei.com. 2021年8月15日閲覧。
- ^ 博史, 宮永. “有料会員600万人 デジタルシフトに成功したNYタイムズと、凋落する日本の新聞社の“違い””. 文春オンライン. 2021年8月15日閲覧。
- ^ 日本経済新聞社. “日本経済新聞メディアデータ2010-2011”. NIKKEI AD Web. 日本経済新聞社. pp. 11-12ページ. 2009年10月時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年9月26日閲覧。
- ^ 第2回メディアに関する全国世論調査(2009年(平成21年)) (PDF) 公益財団法人新聞通信調査会
- ^ 子どものスマホ、いつから解禁しますか(クイックVote):日本経済新聞
- ^ 加計学園問題、政府の説明「納得できない」8割:日本経済新聞
- ^ a b c d e f “挑戦の歴史”. 日本経済新聞社. 2019年11月29日閲覧。
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- ^ NIKKEI The Style
- ^ “日経新聞が23年ぶり値上げ 朝夕刊セット4900円に”. ITmedia ビジネスオンライン. 2021年7月22日閲覧。
- ^ a b 「マスコミ集中砲火と内部告発で読者の信用ガタ落ちの日経新聞」『広報IRインテリジェンス』2003年5月
- ^ a b c d 「スキャンダル社長にインサイダー社員 どこまで堕ちる日経新聞の社会的評価」『広報IRインテリジェンス』2006年10月
- ^ 官製談合報道で名誉毀損、日経新聞に賠償命令 読売新聞 2012年6月15日
- ^ 提出メモに検察幹部の実名 訴訟で揺らいだ日経「取材源の秘匿」
- ^ 美人トレーダー若林史江 日経記事"盗用"と"手打ち"の内情 サイゾー 2008年12月号
- ^ 赤っ恥!!日経、読売大誤報
- ^ 弊社に関する一部報道について ドコモ 2011年12月01日
- ^ “任天堂株式会社 twitter”. 2012年2月22日閲覧。 “ところで、月曜日に電子版媒体で当社に対する不正確な報道がありました。このようなことが何度か続いていますが、文脈を無視して恣意的に言葉を抜き出したり、事実と憶測を混ぜて書いたり、まるでゴシップ誌のような手法を採られていることに驚いています。”
- ^ “USJ、日経新聞に怒り心頭!記事解禁を破られ“演出”が台なし”. 夕刊フジ (2012年5月12日). 2012年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月22日閲覧。
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- ^ 岡田克也 (2013年2月8日). “日経・レーダー照射報道―事実に反し確認もない、検証と訂正を”. 2016年10月20日閲覧。
- ^ “中国レーダー照射事案の一部報道に説明・謝罪・訂正記事掲載を申し入れ 細野幹事長”. 民主党 (2013年2月8日). 2016年10月20日閲覧。
- ^ “野田佳彦前代表が中国レーダー照射事案の一部報道に「事実無根」のコメント”. 民主党 (2013年2月7日). 2016年10月20日閲覧。
- ^ 本日の一部報道について ドコモ 2013年06月07日
- ^ “東京駅前に400メートル級ビル 「ハルカス」抜き日本一”. 日本経済新聞(2015年8月29日作成). 2019年4月21日閲覧。
- ^ “8月29日の日本経済新聞の報道に関して” (PDF). 三菱地所株式会社(2015年8月31日作成). 2019年4月21日閲覧。
- ^ “「常盤橋街区再開発プロジェクト」計画概要について” (PDF). 三菱地所株式会社(2015年8月31日作成). 2019年4月21日閲覧。
- ^ “米紙支局長もびっくりの貼り紙 三菱地所が「日経新聞は入場お断り」”. J-CASTニュース(2015年9月3日作成). 2019年4月21日閲覧。
- ^ “フジロックフェスティバルに関する記事の誤掲載をおわびします”. 日本経済新聞 (2020年5月22日). 2020年5月22日閲覧。
- ^ “日経新聞、フジロック中止と誤配信 日付「●日」のまま”. 朝日新聞 (2020年5月22日). 2020年5月22日閲覧。
- ^ “日経謝罪「フジロック中止」は誤掲載 トレンド入りの騒ぎ…「●日中止発表」と”. デイリースポーツ (2020年5月22日). 2020年5月22日閲覧。
- ^ “「フジロック」今年の開催中止を正式発表「危機的状況を無視することは出来ない」来年8月に延期”. スポーツニッポン (2020年6月5日). 2020年6月5日閲覧。
- ^ “據報警拘黎智英當日 曾到《日經》香港辦公室”. 星島日報. (2020年8月28日)
関連項目
- 株価指数
- 経団連
- 日経平均株価
- 新s(あらたにす) - 日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞で共同運営している3紙の読み比べができるニュースサイト。
- 全国紙
- 共同通信社 - 共同通信を通じて全国に経済ニュースを配信している。
- デイリースポーツ - 関東版が日経東京製作センター(旧千代田総業)の工場から印刷・発行しているほか、一部の日経新聞取扱い新聞店でも宅配が行われている。
- 北海道新聞社 - 系列の道新オフセットで委託印刷し、道内の道新販売店で委託販売されている。さらにテレビ北海道を合弁で開局させたり、新聞奨学会の提携など、こちらも日経との関係が深い。
- 中日新聞社 - 新聞配達店が同じ。また、テレビ愛知を合弁で設立した。
- 西日本新聞社 - 福岡県での日経の販売は一部で朝日新聞販売店に委ねているが、それ以外のほとんどの九州では西日本新聞販売店で行っている。また、TVQ九州放送設立でともに中心的役割を果たし、ローカルニュース制作に協力している。
- 私の履歴書
- 経済教室
- 人間発見
- 交遊抄
- 愛の流刑地、失楽園 (渡辺淳一の小説) - 連載小説
- 武智幸徳
- 益田孝
- 野崎廣太
- 田中六助
- 水木楊
- 日経設備投資動向調査
- 日経QUICKニュース
- 日経ラジオ社(ラジオNIKKEI(旧ラジオたんぱ))
- テレビ東京
- エフエムインターウェーブ(インターFM)
- BSテレビ東京(BSテレ東、旧BSジャパン)
- 日経CNBC
- 二部紙
- 記者クラブ
- 日経goo
以下の番組は、日経本体が制作に深くかかわっているもの。日経紙上で企画連携しているものもある。 テレビ東京
BSテレ東(旧BSジャパン)
- NIKKEI×BS LIVE 7PM(テレビ東京との共同制作)
- BSニュース 日経プラス10(同上)
外部リンク
- 公式サイト
- 日本経済新聞社 - 企業サイト
- 日本経済新聞電子版 - ニュースサイト
- Nikkei Asian Review - ニュースサイト
- Financial Times - ニュースサイト
- 日经中文网 - ニュースサイト
- 日本経済新聞 - YouTubeチャンネル
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- NIKKEI“X” - ウェイバックマシン(1997年2月28日アーカイブ分)