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「Run for money 逃走中/log20230831」の版間の差分

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2013年9月に「2013年秋-冬リリース予定」と発表。その後、2014年4月22日に「[[iOS (Apple)|iOS]]・[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]アプリとして同年5月にリリースされる」ことが決定し、同年5月29日に正式リリースされた。2016年2月10日にサービス終了。
2013年9月に「2013年秋-冬リリース予定」と発表。その後、2014年4月22日に「[[iOS]]・[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]アプリとして同年5月にリリースされる」ことが決定し、同年5月29日に正式リリースされた。2016年2月10日にサービス終了。


2019年8月13日の「逃走中15周年記念プロジェクト」の記者会見にてプロジェクトの一環として2019年夏に新しいゲームアプリ版がリリースされることが発表され、同年8月29日に正式リリースされた。2020年6月10日にサービス終了。
2019年8月13日の「逃走中15周年記念プロジェクト」の記者会見にてプロジェクトの一環として2019年夏に新しいゲームアプリ版がリリースされることが発表され、同年8月29日に正式リリースされた。2020年6月10日にサービス終了。

2021年11月10日 (水) 02:13時点における版

run for money 逃走中
ジャンル ゲーム番組 / バラエティ番組 / 特別番組
企画
  • 高瀬敦也石川綾一渡辺恒也
    • 高瀬は第37回まで、第38回から第42回は石川、第45回から渡辺(渡辺は第49回までノンクレジット)
  • 大辻健一郎(第1回)
製作
制作 フジテレビ
放送
映像形式文字多重放送(第7回 - )[注 1]
リアルタイム字幕放送FNS番組対抗!オールスター春秋の祭典スペシャル内の生放送
連動データ放送(第38回-第39回・第42回-)
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2004年6月26日 - 現在
放送時間概ね2 - 4時間
回数計67回(パイロット版も含む)
公式サイト

特記事項:
ハイビジョン制作(『ジャンプ!○○中』、第7回から)。
ナレーター:マーク・大喜多
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run for money 逃走中』(ラン フォー マネー とうそうちゅう)は、2004年平成16年)からフジテレビ系列で不定期にて放送されているゲーム バラエティ番組 である。通称は『逃走中』、ロゴや番組内では『RFM』が略称として使われている。

概要

早朝の街中や、番組が借り切ったテーマパークショッピングセンター等を舞台にして大規模な鬼ごっこを行う。基本的に単発放送であるが、2007年4月-9月は『クロノス』にて計4回、同年10月-2008年3月は『ジャンプ!○○中』の1企画として計5回放送された(詳細はそれぞれの項目を参照)。また、2012年からは派生ゲームとなる『battle for money 戦闘中』の放送が開始されており、時期によっては逃走中と並び2週連続で放送することもあった。

もともとは「結末のわからない構成の番組を作りたい」ことから始まり、そのフォーマットとして各種スポーツを参考にしており、リアルタイム風の演出として放送中はタイマーがほぼ常に表示されている[注 3]

番組初期では深夜帯やプライムタイムに放送していたが『ジャンプ!○○中』第1回で初めて「プライムゴールデンタイム」と呼ばれる午後10時台で放送される。第7回で初めて全面ゴールデンタイムでの放送、以降は全日帯での放送が多くなり、第15回以降は放送時間が拡大され、カスペ!枠や週末といったように曜日は不定ながらゴールデンタイムでの放送が定着する。第30回以降は土曜・日曜祝日のゴールデンタイムにて放送されている。

2014年に放送開始10周年を迎え「10周年記念ゲーム」として「2つのエリアによる同時開催」「個人戦・チーム戦の2連続ゲーム」が実施。2019年には放送開始15周年を迎え「15周年記念プロジェクト」が2019年4月1日放送の『FNS番組対抗 オールスター春の祭典 目利き王決定戦』内で発表。その後、8月13日の記者発表会にて「一般公募による逃走者の募集」「歩数連動型ゲームアプリのリリース」「ノベライズ本の刊行」などが発表された[1]

2009年12月3日にはアジア版国際エミー賞と呼ばれる「アジアン・テレビジョン・アワード2009」のゲーム・ショー部門を受賞、2010年には第38回国際エミー賞のリアリティ・バラエティ部門にノミネートされ、ギャラクシー月間賞を受賞。2012年にはUS国際フィルム&ビデオフェスティバルにて3等を受賞した[2]

2010年からは、台湾にて日本のテレビ番組専門チャンネル「緯来日本台」にて『全員逃走中』というタイトルで放送されている[注 4]。過去にはシンガポールマレーシアタイ香港アメリカでも放送されていた[3]。なお台湾で放送される際に使用されるBGMは、DVDと同じく一部を除き別の曲に差し替えられており、一部映像の差し替え・カットなどが行われている。

クロスネット局のテレビ大分テレビ宮崎では、編成の都合上、一部の回が遅れネットで不定期で放送される(編成がフジテレビと同じ場合はそれに従う)。系列外の青森テレビテレビ山口四国放送テレビ山梨(2010年まで)でも同様に一部の回の放送実績がある。

番組の影響

ゴールデンタイムでの放送後は小中学生など子どもを対象とした人気を獲得し、若年出演者や子どもを持つタレントが学校で休み時間に「逃走中ごっこ」が行われている事を語っており、『TBS若手ディレクターと石橋の土曜の3回』内で紹介された「小学生に流行っている遊びランキング」では「逃走中ごっこ」がランクインしている。また、逃走者役とハンター役に別れ学校や施設などを貸し切り逃走中を体験するイベントなども開かれている。ただし、これらのイベントはあくまで一般の団体もしくは個人が主催しているイベントであり、フジテレビ主催による実際のハンターが登場する形での公式逃走中体験イベントなどは実施されていない。また、現実だけでなくゲーム『ファイナルファンタジーXI』『Minecraft』などのゲームの世界を利用し逃走中ごっこを行う例も見せている。

また、フジテレビのみならず他局においても逃走中をパロディしたゲームや「何者かに追われている状況・ゲーム」において「追ってくる者がハンター風の黒スーツ・黒サングラス」「追われている時の音楽がハンター追走時の『Running One』」といった形で逃走中を示唆したりパロディされることも多い(後述の「パロディ」を参照)。

一方、ゲーム中の逃走者の言動・行動(特に「ルール上は原則自由」である自首、及びミッションの参加・不参加の選択)に関して、一部の視聴者から反感を買い、放送終了後にネット上で炎上する事例も多く、特に鈴木拓ドランクドラゴン)が出演した際には最終的に一時Twitterアカウントを削除する事態にまで陥った(詳しくは本人の項目を参照)。

基本ルール

基本的に「逃走者」「ハンター」「エリア」「時間」「賞金」の5つの要素で構成されている。

「逃走者」
深夜時代~ジャンプ!時代は平均で10人程度、プライム・ゴールデンタイム放送時では平均で16人程度が「逃走者」として参加。確保などにより人数の増減が発生すると残り人数が表示される。基本的に個人戦ではあるが、プレイヤー間の協力が必要な場合や、逆に競争・敵対する場合もある。
出演者はお笑い芸人やタレントを始め、俳優、アーティスト、アイドル、スポーツ選手、アナウンサー(フジテレビ・フリー問わず)など。近年では声優YouTuberやコスプレイヤーなど多岐に及ぶ。また収録時間の関係上当初は最年少でも16歳以上に限定されていたが、前述の通りキッズ層への人気の高まりなどもあり、第40回の本田望結(出演当時10歳)を皮切りに中学生以下の逃走者(通称『キッズ逃走者』)の参戦も増え、第48回・第52回・第55回では事前の応募・オーディションによる一般視聴者の参戦も行われている。
第50回以降は新型コロナウイルス感染拡大防止の為、確保された後に牢獄に入る際は52回まではフェイスシールド、第53回以降は不織布マスクを着用するようになり牢獄もこれまでと比べて「檻1つ」から「1部屋そのもの」と広くなりソーシャルディスタンス対策に距離をとれるようになった(これは『戦闘中』の「敗者の部屋」も同じ)。
逃走者に対しては基本的に以下のアイテムが支給される。
  • 携帯電話 : タッチパネル式スマートフォン。第30回までは折りたたみ式フィーチャーフォンを使用。第8回からは装着されたアームバンドに収納可能で、第47回からは後述するクロノス社のロゴがあしらわれたオリジナルケースが使用される[注 5]。ミッション通知や確保・自首情報がメールで届く他、他の逃走者との連絡手段として通話・メール・チャット(第39回より)が使用できる。留守番電話設定・カメラによる写真や動画撮影及びQRコードの認証・残り時間と賞金額の表示(第31回より)なども可能。確保者・自首者などゲームに関わっていない者はメール受信以外の使用は基本的に禁止[注 6]。マナーモードは不可。
  • 地図 : エリアの地図。エリア拡大・縮小が発生した場合は対応版に差し替えられる。
  • 衣裳 : 基本的に番組側が用意したものを着用する(一部の芸人は自前の衣装で参加も可能)。基本的に容易に判別がつくような明るい色が多く使われており、第5回からは全ての逃走者に対してケガ防止のためのヘッドギア・肘と膝のプロテクターも着用する。回によっては街並みや世界観に合った衣装や装飾品になることもある。
  • 腕時計 : 第30回までは残り時間を表示するために装着されていた。第9回以降は賞金額の表示機能も加わっていたが、携帯電話にこの機能が移ってからは廃止された。
  • ポーチ : 第34回から第42回まで登場。腰に装着し、アイテム収納や仕掛けなどとして機能する。
  • プレイヤー用小型カメラ(逃走者アイ): 第37回から第39回まで登場。プレイヤーの中から1人が装着し、後述の「ハンターアイ」と同様に目線を映す。
その他、老眼鏡や他の逃走者に個人的に渡す名刺などゲーム内容を著しく乱さない範囲での持ち物や、ネタ用の小道具、軽食の持込、水分補給[注 7]、酸素缶による吸入などの制限に厳密なルールなどは無い。また一部の回を除き、全ての逃走者に対して自首をするために必要な10円硬貨が支給されている。
ゲーム中は常に撮影や確保連絡などを行う担当スタッフが付き添い、問い掛けやルール違反時の注意を行う。
裏切り者
一部の回で登場。通常の逃走者の中から立候補などでなることができる。他の逃走者の位置を本部へ密告することによりその逃走者に対してハンターが追跡。確保された場合は裏切り者に対し賞金ボーナスが追加される。ただし裏切り者も通常の逃走者と同じ扱いであり、確保された場合は賞金ボーナスも没収される。
ニセ逃走者
一部の回で登場。後述するクロノス社が様々な意図によって紛れ込ませたアンドロイドという設定。衣装・装備などは通常の逃走者と同一であり、他の逃走者とのやり取りも行うが、通常の逃走者とは逆にミッションの遂行を妨害する。また、通常のハンターからも追走されない。通常の逃走者は様々な手段でニセ逃走者が誰なのかを知ることができ、ミッション等によって停止・排除させることができる。一方、ニセ逃走者も攪乱のためコピーが出現(似たような人物や精巧なマスクを被った別人)する場合があるが、ミッションでの対象となるのは元の1体のみ。
「ハンター」
ハンターのイメージ
逃走者を追うのは、メン・イン・ブラック風の「真っ黒のサングラス(通称:ハンターサングラス[注 5]。ここに追跡対象の情報が記録されている)」「黒いスーツ」を着用した「ハンター」。スプリンターの脚力とマラソンランナーの持久力を併せ持つアスリートであり、アンドロイドという設定から役割は機械的。リアクションや逃走者へのアプローチなどはなく、数える単位も「-体」であり、本項でもこのように記載する[注 8]。ゲームスタート時に平均で3-4体程度が投入され、以後はミッションの結果や通達次第で増減する。
通常、待ち伏せはせずにエリア内を巡回し、逃走者の位置を視認する・音を聴く・特殊な方法で通知を受けるなどして確認すると、見失うまで追跡する。ハンターに触れられた逃走者は「確保」となり失格となる。逃走者がハンターの行動を指定アイテム以外の手段で阻んだり暴力などの攻撃で実力行使する事は禁止されている。
捜索する対象は逃走者のみで、失格などでゲームを離脱した者や、付き添いのスタッフなどを見つけても反応しない(撮影スタッフは衣装が統一され、付き添いと同じ格好のフリーカメラマンやスタッフがエリアに多数いる)。
所持品は、腕時計・エリアの地図・本部との通信用小型イヤホン&マイク(ピンマイクと違って音声の収録はない)・目線を映す小型カメラ「ハンターアイ」(第22回以降は画面上に追跡中の逃走者の名前が表示される)。映像はハンターアイ以外にも、ハンター1体につき1名付き添う撮影スタッフの映像が状況に応じて使われる[注 9]。第47回以降は、ジャケットの襟部分にクロノス社のロゴがあしらわれた銀バッジ(通称:ハンターピンズ[注 5])が追加された。
第50回以降は新型コロナウイルス感染症の対策として、マスク(通称:ハンターマスク[注 5])と手袋(通称:ハンターグローブ[注 5])を着用している。
  • ハンターボックス
    第6回から登場する箱。1個にハンター1体が入っているものが基本だが、ハンターが複数入った巨大な檻や建物の一角などが登場することもある。いずれも、条件を満たすと扉が開いて放出される。追加投入に使われる場合、特定の方法でボックスを「封印」して放出を阻止したり、時間経過以外の方法で開くなどの場合もある。
  • ハンターヘリ
    ヘリコプター1台につき数体のハンターが乗っており、発見した逃走者の位置を地上のハンターに通報したり、指定箇所に着陸してハンターを放出する。通報・放出以外で撮影のためなどにヘリを使う場合もある他、ヘリ以外の乗り物を使用することもある(ボートやホバークラフトなどの船、貸し切った鉄道、リムジンなどの自動車ほか)。
  • ダミーハンター・ニセハンター
    逃走者を追跡しない偽物のハンター。確保する機能はなく、ただエリアを巡回するだけであり、接触しても確保されない。サングラスのフレームに色が付いていたり、尻に尻尾があるなど本物のハンターと明らかな違いがあり、それによって判別することができる。逃走者への障害やミッションに関連して登場する。
  • 通報部隊
    ミッションなどによって追加される部隊。エリア内を捜索し、逃走者の確保はできないものの、逃走者を見つけ次第笛・太鼓・銅鑼といった音でハンターを呼び寄せたり、ハンターに位置情報が通達される。ゲームマスターによって投入される専用部隊の他、エリア内の住人や忍者・同心などが通報部隊となって動く場合もある。ゲーム終了までいる場合や、特定の条件を満たすことで通報を免れることができたり、ミッションクリアで通報部隊を排除することもできる。
  • 新型ハンター
    第49回以降に登場する、通常のハンターとは異なる特殊な性能を持つハンター。いずれのハンターも、通常のハンターと同様「確保」されれば失格となる。ハンターゾーン(下記参照)にのみ登場する物も多い。
  • キッズハンター
    「キッズハンターゾーン」に登場したハンター。走力は通常のハンターと比べて劣るものの、背が低いため視認が難しい。第50回でも登場(通常のハンターと同様、ハンターマスクを着用している)。
  • レディースハンター
    「レディースハンターゾーン」に登場したハンター。服装は中国版「全員加速中」に登場したタイプと違い、通常のハンターと同様(アメリカ版「Cha$e」に基づいている)。
  • パルクールハンター
    「パルクールハンターゾーン」に登場する、パルクールの技術に特化したハンター。このゾーンには種々の障害物があり、1分間捕まらなければクリアとなる。
  • パワースーツハンター
    第51回に登場した新型ハンター。パワードスーツで武装している。腕が長くリーチがあるが、機動力は低い。
  • ミッションアンドロイド
    上記に当てはまらないアンドロイド。確保などの機能は持たないが、様々な特性を生かし逃走者の妨害やミッションのターゲットとして登場する。
「エリア」
ゲームの舞台として設定される「逃走エリア」は、早朝の街中や貸切った施設・敷地のうち指定の範囲。基本は屋外だが、入場可能な建物内も同様の扱いで、逃走者/ハンター全員に適用される。面積は「東京ドーム○個分」と例えられ、回によっては途中で変動する場合もある。屋内ではエレベーターの使用が可能な場合もある。エスカレーターは停止しており、階段として使用することができる。
エリア外・無許可の建物/地下/私有地内の立ち入り、交通法規違反を行った逃走者は失格。ハンターは逃走者を確認できても、渡れない通路間(車道・赤信号・川・水路など)では追跡しない。
  • ハンターゾーン
    エリアの一角にある、ゲート(出入口)で仕切り分けられている場所。壁などで仕切られた極めて狭い区域に、平均で2-3体のハンターがいる。中のハンターはゲートを通過せず、通常エリアにそのハンターが流出することはない。またダミーハンターなど、ハンター以外のものが障害物として存在している場合もある。
「時間」
ゲームは設定された時間で行い、最後まで逃げ切れば「逃走成功」となる。オープニングゲームにおける放出猶予時間はゲーム時間には含まない。特定の時間に新ルールが通知されることもある。
エリアドラマ導入後はゲームタイマーとエリア内の時間経過が連動しており、タイマーが停止している場合にはエリア内の登場人物の動きも停止する(逃走者とハンターのみ動くことができる)というギミックが追加されている。
「賞金」
ゲーム中は「賞金単価」と呼ばれる金額が1秒経過ごとに積み立てられていき、逃走成功した場合は積み立てられた賞金全額を獲得する。ただし、確保・失格の場合賞金はゼロとなる。なお、確保されても一部のミッション結果やゲーム結果によって別途賞金を獲得することもある。現在の金額はスマートフォンに表示される(かつては残り時間表示タイマーと地図裏側に書かれた対応表や、携帯とは別の腕時計に表示されていた)。
また、ゲーム途中で「自首」を申告した場合、成立時点での賞金を獲得してゲームから離脱する。方法は様々あり、場合によっては成立までその場に留まらねばならず、成立前に確保される可能性もある。成立時にハンターが追加されるという「他の逃走者への裏切り行為」になる回もあった。主な自首方法は以下のとおり。
  • 公衆電話:主にオープンエリア(街中)での開催で使われる方法。本部に電話をかけ、自首を申告した時点で成立。基本的にエリア内に設置されているものは全て使用できるが、回によっては一部のものが使えない場合もある。この方式の場合は逃走者に通話代として10円玉が支給される。
  • 自首ボタン:『クロノス』および『ジャンプ!○○中』で使われた方法。上からプッシュするキノコ型押しボタン式で、作動すると即座に成立するが、例外なくハンターが追加される。設置台数は少なめで、回によってはダイヤルキーで固定されたカバーが付いており、カバーを外さないとボタンを押せない仕組みになっている。
  • 自首用電話:第20回から使われている方法。基本的な手順は公衆電話と同じであるが、番組側で製作した特設ボックスの中に、ケーブルで繫がった専用の携帯電話(タッチパネル式スマートフォン。第49回までは折りたたみ式フィーチャーフォン)が入っている。設置台数は1つか2つ程度であり、自首が成立してもハンターが追加されることはない。
  • 特殊ルール:「特定の人物に自首することを宣言する」「特定の乗り物に乗り込む」など自首方法が上記の方法のいずれにも該当しない場合。人物や乗り物が移動するため捜索しなければならない場合や、特定の形式で書かれた「自首願」を書いて持参しなければならないなど、時間がかかる作業が必要な場合もある。
確保・自首成立について
確保・自首が発生した場合、該当者・確保された場合はそのおおむねの位置(第14回まで)・残存者の数が即刻メールによって全員に通知され、確保者はゲーム終了までエリア内に設置された牢獄内に収監される。ただし、敗者復活ゲームなどによって復活権を獲得すれば本戦に戻ることができる。自首者は牢獄の外で待機する。放送時には随時「牢獄deトーク」[注 10]として牢獄でのトークの様子が放送される。残り時間がゼロになる前に逃走者がいなくなった時点でゲームオーバーとなる。
これら基本的なルール以外にも、以下のような要素が存在しており、上記のものと同様にゲームを構成する要素になっている。
「オープニング」
回によってゲームスタートの方法に差異がある。
  • 自由位置 - ハンターのスタート地点から散らばり、エリアの下見をする際に自由にスタート地点を決める。ゲーム開始は事前に設定された時間となる。回によってはハンターのスタート地点は1か所とは限らず、またハンターのスタート地点が逃走者に明かされていないこともある。
  • 固定位置 - エリアの一角に全員が集まった状態でスタートする。ハンターのスタート地点は自由位置と同様に様々。回によってはスタートまで60秒程度の猶予があり、その場合基本的にハンター投入やゲーム時間のカウントは猶予終了後になる。
  • オープニングゲーム - エリアの一角に全員が集まり、目の前で放出されるハンターの最初の犠牲者にならないようにするゲーム。ハンターボックスから一定距離にある「スタートゾーン」に全員が待機して、1人ずつ挑戦する。特定の条件を満たすとハンターが放出されゲーム開始[注 11]。挑戦者はハンターボックスに近い位置でチャレンジするため、ハンター放出時は非常に狙われやすくなる。基本的に挑戦順は事前のくじ引きで決める。
    • 鎖引き式 - 距離2mにある鎖(逃走者と同数)を、1本ずつ引いていくロシアンルーレット。数字や色で分けられた鎖の選択は自由。1本あるハズレの鎖を引くと失敗になりハンターが放出され、ゲームが始まる。原則としてハズレ以外の鎖を引けば先に脱出して移動可能。また、ハズレ以外にドクロマーク付きの鎖が5本あることがあり、それを引くとスタートゾーンとボックスの距離が2mずつ縮まる。
    • サイコロ式 - サイコロを振り、出た目と同じマスだけボックスが接近。合計16マス以上を出せばオープニングゲームクリアとなり1分間の放出猶予が与えられて先に逃げられる。ただし1-6の出目のうち1つが「ハンターの目」になっており、これを出した瞬間ハンターが放出され、ゲームが始まる。挑戦を終えた者もゲーム開始まで待機。
    • 体内時計式 - 距離4mにある装置のSTARTボタンを押すとカウントが始まり、目標タイムから+0.99秒以内に同じ装置のSTOPボタンで停止する(タイマーは2-3秒経過あたりで隠される)。計測成功すればセーフとなるが失敗するとその瞬間ハンターが放出され、ゲームが始まる。事前のくじ引きで決まった人がくじの番号順に1人ずつ挑戦。全員の合計が規定時間になるよう目標タイムを好きに設定できる(第31回・第40回・第42回[注 12]では定められた時間を計測)。規定時間分の計測に成功すれば計測した時間分の放出猶予が与えられて先に逃げられる。挑戦を終えた者もゲーム開始まで待機。
「ミッション(指令)」
第2回から登場。逃走者に対しノルマや目標が提示され、ミッションをクリア(時間制限がある場合、時間内にクリア)できれば特典が得られる一方、失敗した場合にはペナルティが発生する。
内容は逃走者の携帯にメールで通知される[注 13]。1人でも達成可能なものから複数人(最大で逃走者全員)による協力が必要なものまで規模は様々。また、専用のアイテムを使用する場合もあり、スタッフからの支給やエリア内で手に入れる必要がある。
ミッションは原則的にエリアの移動や強制失格などのミッションを除いては自由参加となっており、動くことによる体力の消耗やハンターに見つかるリスク等を加味して参加・不参加を判断してもよい。また、指令によっては重要な一部分が隠されて通知されることもあり、クリアするためには体力・判断力・逃走者間のチームワークだけでなく、知識・ひらめき・運など様々な要素も要求される。
主な内容
  • ハンター数の増減
ミッション終了時に条件(「ハンターボックスを封印する」「ハンターが侵入するゲートを閉じる」など)を達成できない場合、エリア内のハンターが増加する。逆に後述の冷凍銃などを用いてハンターを停止し減らすミッションもある。
  • 賞金額の変動
条件を満たすことでミッション終了時点からの賞金単価が増額し、得られる賞金が増える他、逃走成功時に得られる賞金にボーナスが上乗せされる場合もある。逆に失敗の場合賞金単価の減額や賞金リセット(ミッション終了と同時に賞金が0円となり、再び一から賞金が加算される)となる場合もある。
  • エリアの変動
ゲーム開始時点では逃走できないエリアが解放され、逃走範囲が広がる。また、指定されたエリアが封鎖され逃走不能となったり、新エリアへの移動が命じられる場合もある。この場合は、そのままでは失格または確保されるため、強制的にミッションに参加することになる。ミッション終了時に封鎖されたエリアに残っていた場合は強制失格、または大量のハンターが投入され実質逃走不可能となる。
  • 残り時間の変動
ミッションに成功した場合、残り時間を短縮でき、さらに短縮された分の賞金も加算される。逆にタイマーが逆転し残り時間が増える場合(賞金は1秒ごとに減額され、逃走成功も不可能)や停止(逃走成功による賞金獲得が不可能)する場合もあり、この時はミッションをクリアしタイマーを正常に動かす必要がある。
  • 通報の回避
アラームや通報装置、通報部隊による通報、ハンターヘリによる監視などが行われ、通常よりも逃走が困難な状態となる。ミッションではアラームや通報装置の停止・解除を目指し、クリアすることで免れることができる。但し、通達として強制的に投入されるケースでは回避することができない。
  • 時限装置解除
上記の「通報の回避」と同様のミッション。このミッションもそのままでは失格または逃走に著しく不利になるため、強制的に参加することになる。ただし、指定された時間までにミッションをクリアできなければアラームの発動や通報、ゲームから強制的に脱落となる「強制失格」となる時限付きとなっている。上記同様ミッションをクリアした時点で免れることができる。
  • 復活チャンス
発令時点で確保されている逃走者を復活させるミッション。現在生き残っている逃走者が指定した時間内に「復活カード」を手に入れ、牢獄に持ってくる事で、確保者の中から数人が本戦に復活できる。復活者の選出は抽選やミッション達成者の指名で決まる。一部回では復活者の賞金が復活させた人との折半になる回もあった。また、確保者が復活カードを手に入れることに挑戦する「復活ゲーム」が開催される場合もある(後述)。
「通達」
第2回から登場。指令以外の本部からのメールの総称。指令同様に全員の携帯に通知される。
ゲーム終了まで有効な追加ルールや不参加によるペナルティがないもの・逃走者に選択の余地がないものなどが中心となる。
主に「アイテム情報」など有利な内容や、「ハンター強制追加」「通報部隊投入」など不利な内容、「残り人数」などの情報、さらに「延長戦開始」などゲームルールに大きくかかわるものまで様々。
「依頼」
基本的に通知はない。エリア内のエキストラから直接頼まれる形が基本だが、過去には公衆電話から依頼されたこともある。内容や達成後の報酬などは実行・達成するまでわからない。基本的には逃走に有利になることが多く、後のゲーム展開に大きな影響を及ぼすこともある。第16回から登場。
「コンビルール」
ゲーム中に2人1組のコンビ(ペア)を組むルールが適用されることがある。確保されるなどして失格になっても、パートナーが逃走成功や自首をすると、同額の賞金を獲得できる。ただし、両方が生き残っている場合、片方が自首をするとパートナーも連動して自首をした扱いとなる。
「特別戦」
状況によって通常とは違う特殊ルールが発生することがある。
  • 復活ゲーム - その時点の確保者のみで行われるゲーム。「時間内に復活カードを獲得する」など所定の条件を満たすことができれば本戦に復活することができる[注 14]。ハンターがいる場合もあり、その場合は確保された時点で復活の権利を失う。原則としてタイマーは停止する(その間の賞金加算は行われず、生存者は一時休憩となる)が、生存者の助けが必要な場合はタイマーも停止しない。
  • 予選・オープニングミッション - 本戦前に行われるステージ。賞金は加算されず、時間内にクリア・生存した逃走者のみが賞金がかかった本戦に進むことができる。
  • ボーナスステージ - 本戦を逃走成功した逃走者に対してゲーム終了後通達される。さらに一定時間逃げ切ることができれば獲得賞金が積み増しされるが、確保された場合は本戦で得た賞金も没収される。ゲーム途中での自首は不可。挑戦するか否かは任意。また、本戦確保者もハンターや通報役として参戦し、参戦者を全員確保させれば確保者で賞金を山分けすることができる。また一部の回には、確保されても没収されず持ち帰ることができるアイテムがある。
  • 2ステージ制 - 逃走者を2チーム、ゲームを2ステージに分けて行うルール。交互にオープニングゲームを行い、失敗しゲームスタートとなったチームが「先発グループ」となり1stステージに挑戦、回避したチームは「シードグループ」として1stステージを免除される。先発グループの中で1stステージを逃走成功した者とシードグループの逃走者のみが2ndステージに挑戦する。賞金は1stステージから積み立てられる(シードグループは1stステージ中は自首不可)が、1stステージのミッション結果により増えたハンターも引き継がれる。
  • チームサバイバル - 逃走者を複数チームに分けて行うルール。ミッション達成順や生存時間順上位をチーム代表とし、残る逃走者からメンバーを選択。全員振り分けた状態で小規模のゲームやミッションに挑戦。クリアしたチームのみが生き残ることができる。このゲーム内で確保されても最終的にチームがクリアした場合は復活して本戦に参加できる。
  • アルティメットルール - 第31回・第32回で登場。ゲーム終了時点で逃走者が2人以上残っている場合に発動し、ゲーム時間消化後も時間無制限・自首不可の状態で続行する。残存逃走者が1人になった時点でゲーム終了となり、残った逃走者に「アルティメットプレイヤー」の称号と本戦終了時点の2倍の賞金が与えられる。
  • 10周年記念ゲーム - 第38回・第39回で登場。離れた2つの場所(時代の違う同じ場所という設定。また現代エリアの登場人物は江戸エリアの登場人物の子孫という設定)で同時にゲームを行う。前半戦は通常のゲーム同様両エリアの逃走者が協力して逃走成功を目指す。後半戦は両エリア同士によるチーム戦となり、ゲーム終了時点で残存逃走者が多いエリア(互いに残り1人になった場合はどちらかが全滅するまで行うサドンデス)の逃走者(確保者も含む)全員で賞金を山分けすることができる。そのため、ミッション成功時の特典も「相手エリアにハンター追加」等になる。前半戦で逃走成功(自首)した逃走者の参加は任意。参戦して勝利すれば山分けされる賞金が貰えるだけでなく前半戦で獲得した賞金も倍増するが、敗北した場合は前半戦の賞金も没収される。不参加の場合は賞金はキープ(前半戦で獲得した金額のみ)となり、後半戦で自チームが勝利しても賞金は配分されない。
  • ボーナスミッション - 第46回から第51回まで実施。確保者の中から代表者を選出しミニゲームに挑戦。結果によって獲得した賞金を「お小遣いボーナス」として確保者全員[注 15]で山分けする。このパートの放送は一部地域のみ[注 16]
  • 密告中 - 第54回で実施。『クロノス』『ジャンプ!〇〇中』時代に行われたゲームがゲーム内のステージとして登場。ここまで生き残った逃走者に追加逃走者を加えたメンバーで密告中を実施。前後に3ケタの番号が書かれたゼッケンを着た状態で、他の逃走者の番号を目視し本部に密告する。1人密告すればクリアとなり後半の本戦に進出。他の逃走者に密告されるか時間切れ、進出枠漏れ、間違い密告は失格となり、CG演出で背中が爆破される。なお、キッズ逃走者にはハンデとして大人よりもゼッケンの数字が小さく書かれている。ゲーム内にはミッションもあり、クリアできない場合ゼッケンが追加されるなど密告の危険性が上がる。
「アイテム」
主にミッションなどの特殊ルールに使われるもの。対応した物を支給されたり、エリア内から入手したりする(最初から持っていることもある)。必ずしも逃走の手助けやミッションに役立つとは限らないが、ゲーム遂行に必須の場合・逃走者間の受け渡しが可能な場合がある[注 17]。これまでに複数回登場したアイテムは以下の通り。
  • カードキー - 装置の起動及び解除、ゲートの開放などに使用する。基本的には各自が所持しているが、入手条件が特殊なケースも一部にある。最初から所持するタイプの場合、自分自身に付けられた装置を解除するケースでは他人のカードしか使えないことが多い。使用回数が決められている場合や、一度に複数枚使用しなければならない場合もある。
  • 鍵 - 装置の起動及び解除、施設の開放・施錠などに使用する。
  • 刃物・工具類 - ニッパー、ハサミなど、装置の解除のためコードを切断するのに使用する。通常は指令発令と同時にスタッフから支給されるが、指令内で手に入れる必要がある場合もある。
  • 手形・パスポート類 - 特定の物を所持や相手に見せることで強制失格や通報を免れたり、関所を通り抜けることができる。
  • 封印札 - 妖怪など特定の相手に使用することで動きを止め、逃走者に不利な状況を解消することができる。
  • 特殊な地図 - 通常のエリア地図とは別に、ゲーム内に登場する特定の装置やアイテムの位置が記されている。
  • 無敵サングラス - 装着により1分間ハンターに仲間と認識され追跡されなくなる。使用は1回。
  • 食べ物 - 肉、バナナ、リンゴ、饅頭など。特定の人物に食べさせてあげることでミッションに協力させたり、特定の生き物をおびき寄せたり動きを止めることができる。
  • ベスト - ペア結成の際に使われる。ペアとなった者同士はどちらかが逃げ切れば両者とも同額の賞金が手に入る。なお、どちらか一方が自首した場合「両者自首」となり両方とも同額の賞金を得てゲームから2人とも離脱する。
  • 冷凍銃 - ハンターを冷凍させて停止させ、実質的にゲームから除外できる。使用は回によって異なるがエネルギーパックが無いと使用出来ない場合もある。また、第27回ではコンテナ型の「冷凍コンテナ」が登場した。
  • 網鉄砲・ネットガン - ハンターに発射することで一時的に足止めをしたり、同時に与えられる刺股や「ハンター停止装置」を用いて完全に足止めができる。また、逃走に不利となる登場人物を捕獲することもできる。使用は1回。回によって「忍法 クモの糸」(第18回)や「防犯ネット」(第21回)等名称が異なる場合がある。当初は距離が遠すぎるなどのミスが無ければ追走状態のハンターであればほぼ確実に網鉄砲にかかったが、第52回からはハンターに回避機能が追加され発射と同時にかわすようになったり、一部の網鉄砲が空砲のハズレになっているといった仕掛けも追加された。
  • バッテリー類 - 電池・エネルギーパックなど、装置・機械を動かすのに必要。
  • 復活アイテム類 - 生存者が獲得した場合は牢獄に持っていくことで確保者を復活させることができる。復活ゲームでは獲得すると原則的に自身が復活できる。
  • 足止めアイテム - ターゲットを足止めし、ミッション制限時間のタイムリミットが延長される。
  • お金 - エリア内の通貨。様々なミッションの際、お金を支払うときに使う。また、自首方法が公衆電話の場合は別途電話代の10円玉も支給されている。
  • 時限装置 - 解除しない場合、逃走者にデメリット(所定の時間に強制失格、アラーム音が鳴り始め時間が経過するにつれ大きくなる、逃走者が動くと鳴る「振動アラーム」、特定の時間になると大音量で鳴るなど)。カードキーを通す、特定のコードを切る、暗証番号を入力といった方法で解除できる。
  • 罠 - アイテム入りの箱にハンターが潜んでいることがある。通常より箱が大きく、少しでも開けると即座に放出され、以後もそのハンターはそのまま参加する。発見しても開けなければ放出されない。
BGM
回によって使用される曲は変わる(同じ曲が引き続き使われることもある)が、以下の曲は番組開始当初から使用されている。 

舞台設定

エリア

第13回から第42回のほぼ全ての回で、エリアに独自の世界観が設定されており、それに伴いゲームの内容も一部リニューアルされた。

日光江戸村・ハウステンボスなどの貸切った施設を用いた回では「江戸の町(日光江戸村)」「とある王国(ハウステンボス)」「無人のショッピングモール(イオンレイクタウンiiasつくば)」といった設定で逃走を行うという形になり、場所や地名、建物の名前に関しても独自に設定され、エリア内には「住人」として多くのエキストラが登場する。また、一部の住人や重要人物として逃走者以外のタレントや俳優も登場し、逃走者の手助けやミッション遂行の重要人物として逃走者と接触する。住人からは上記の「頼み事」がされることもあり、それによってアイテムの獲得や後に有利な特典を受けることもある。またオープンエリア(街中)での逃走(沖縄国際通り横浜中華街上野アメヤ横丁)の場合、エキストラの数こそ少ないものの「特定の場所に様々な伝説や謂れがある」という設定の下、ゲームが行われる。

放送中には随時、設定と連動した「ミニドラマ」が挿入され、それに対応したミッションや通達が発動。その成否によって再びドラマが進行するという形になっている。

また、同じロケ地を「時代の異なる同じ場所」と扱う[注 18]こともあれば、違うロケ地を「時間が経った同じ場所」として扱う[注 19]こともある。

クロノス社

第15回以降「未来世界にて『クロノス社』がショーとしてゲーム放送を開催している」という設定が加えられた。当初は番組の開始・終了時やミッション発令時にその様子が映し出されるのみであったが、第22回以降は完成したハンターを使用した本格的なショーとしての開催と、ハンターを巡る陰謀劇に関するドラマが展開されるようになった。なお、第42回から第50回までは第37回から第41回の放送の際に使われたミッション発動時の映像のみが流用されており、ストーリーに進展が見られなかった。

あらすじ
西暦2500年、生存に適さない環境になった地球を脱出した人類は、新たに月面を居住の地として生活をしていた。そして西暦2900年、巨大企業クロノス社月村サトシは追跡アンドロイド「ハンター」を開発。エンターテイメントショー「逃走中」を開催し、人々を熱狂させていた。

登場人物

全員が苗字にの文字を含む(村・高・如など)か、月に関する単語(竹取物語有明青山静かの海)となっている。

※( )内は登場回

月村サトシ(第15回 - 第36回、戦闘中 第2回 - 第5回)
演:細田善彦(幼少期:鈴木福[注 20]
逃走中の開発者兼ゲームマスターであるクロノス社の若き天才科学者。第15回から第21回まではフードを被って登場し、第22回で初めて素顔を明かした。第25回では逃走エリアにも出現し、この際逃走者の何人かが実際に目撃している。次第にプレイヤー(出演者)側にも認知される存在となり「逃走中アルティメット」では逃走者全員の前にモニター越しで現れた。
逃走中とは元々、彼の亡き母が「月面の人口密度過多で子供達が遊ぶ場さえない現状を改善するため、ゲームの収益を月面コロニーの環境整備に当てる」ために考案したもので、その母の志を彼が継ぎ、ハンターを開発。第22回にて遂に完成させてゲーム開催に至り、収益はコロニーでのエネルギー開発費の一部にも回されている。
舞台設定・ミッションや通達の発令、ハンターの起動や管理は司令室のモニターもしくは装着しているコントローラーを通して全て彼が行なっている。またコントローラーはゲーム制御の端末にとどまらず、逃走エリア内への瞬間移動などの機能もある(これらは他のクロノス社員の端末機能にも搭載されている)。
自身の知らない所でハンターX計画が進行している事を知り、計画阻止のためにゲームを運営しながら計画の首謀者を捕らえるために動き出し、計画の鍵となるハンターの起動方法を巧みに隠し続けていたが、第27回にて首謀者の装置により透視されて発覚し、起動に必要なペンダントと指輪を奪われてエリア内に監禁される。その後はハンゾウの助力でこの窮地を脱し、起動装置を取り返してゲームの混乱を収束させたものの、首謀者が仕掛けた鳥型ロボットに襲われて瀕死の重傷を負う。
その後、リカバリープランにより一命を取り留め、後に新しいコントローラーを装着して復帰、自身が考えていた「逃走中アルティメット」についての構想を発表し、無事に開催して成功を収める。
アルティメット終了後はハンゾウに派遣された二人のゲームマスターに対し、上司として技術を教える役目を担う。しかし、社内の一員だったはずの警備員に捕まって行方不明となりヘリオス社内に捕われてしまう。そのことを知ったシズカが救出にやってきたが、有明の計画でハンター1号機が目の前に転送され、自身はレーザー攻撃によって深手を負う。その後、ハンターがヘリオス社にコピーされるのを防ぐためにハンターの時限爆破装置を起動させて後をシズカに託しクロノス社へと転送。自らはハンター1号機と運命を共にし、爆発と共に生体反応が無くなった[注 21]
高月ハンゾウ(第24回 - 第40回、戦闘中 第1回 - 第7回)
演:高知東生
戦闘中の開発者兼ゲームマスターで、エンターテイメント部門チーフである月村の上司。苗字ではなく名前で呼ばれることが多く「ハンゾウさん」「ハンゾウチーフ」と呼ばれる。
ハンターX計画の調査や分析官の召喚などを行い月村に協力していたが、水面下ではハンターX計画とその首謀者の正体を秘密裏に探るために正体を隠して逃走エリアに潜入したり、月村の個人ネットワークに特殊な方法でアクセスしていた。この事を知った月村からはハンターX計画に関与しているという疑いを持たれていたが、第27回では首謀者に捕らわれた月村を逃走者の力を借りて救出、これまでの不審な行動理由を月村に明かし、協力して首謀者を反逆罪で捕らえた。
その後は『戦闘中』ゲームマスターとして正式開催の傍ら、月村が治療を受けている間は月村のプログラムを利用し逃走中の代理ゲームマスターとしても活動。月村復帰後は「逃走中アルティメット」にも協力した。
「アルティメット」開催後は以前のような危険が月村に及ばないようにする目的及び今後のゲームの拡大化を考え、朱月サクと青山シズカの二人を月村の部下として配属させる。しかし、これが裏目となり、有明の部下である朱月サクを月村に近づけてしまうが、後にシズカの調べでサクが有明の部下であることを知り、月村の居所を調べるためにわざとサクを泳がせ監視した。月村の生死不明後はゲームマスター代行を務めたシズカのサポートや、新たなゲームマスターとして如月カケルを呼び寄せるなど再び上司として尽力している。
過去にエリア内に登場した「忍者十代目半蔵」の末裔であることが匂わされており『戦闘中』の「忍」やミッションに恐竜を登場させるなど「忍者」や「恐竜」が好きな一面がある。
青山シズカ (第33回 - 、戦闘中 第3回 - 第6回、第10回 - )
演:足立梨花
月村の部下として派遣された「クロノス・クリエイター・プラント」のゲームマスター候補生。明るい朱月に対し、冷静な振る舞いで月村のゲーム運営技術を学ぼうとする。当初の衣装はショートパンツにサイハイブーツであったが、2019年に足立がイベントに出演した際には衣装の紛失などから新調され、ミニスカート・ロングブーツにリニューアルされている[4]
月村の消息不明後は様々なデータを元に月村の捜索を行っており、その結果サクと有明の背後関係を掴む。怒りに震えセキュリティを突破し単身でヘリオス社に侵入し月村の救出に成功するが、直後に有明に捕まってしまう。月村によるハンター1号機の時限爆破装置起動後は後を託され、彼のデバイスにより脱出させられた。その後、月村の後を継ぐ形でゲームマスターとしてハンゾウの助力を仰ぎながら逃走中を開催、如月と10周年記念ゲーム開催後はそのサポートに周っている。
当初は月村に対しても笑顔を見せなかったが、月村拉致の真相を知り憤怒したり、ハンゾウから励まされて笑顔を見せる他、10周年記念ゲーム開催の重圧に狼狽するなど感情が豊かになっている。一方、冷静な月村に対し陽気な如月には苦手意識を見せている。また、劇中の登場人物が繰り広げる物語をハッピーエンドの方向に向かわせるためのミッション考案に積極的であり、円滑なゲーム進行を重視している。
第51回から正式に3代目ゲームマスターに昇格、同回では逃走エリアから直接ミッションを発動。第52回以降は指令室からゲームを進行している。新機能を持つハンターの投入や挑発的なメール文章の送信など、過去のゲームマスターと異なり冷酷かつ過酷なゲームプランを構成することが多い。
戦闘中第10回からは戦闘中のゲームマスターも兼務している。
如月カケル(第38回 - 第50回)
演:駿河太郎(幼少期:隆之介)
10周年記念ゲームより登場した新ゲームマスター候補だが、実は月村の兄[注 22]である。陽気な性格で、共にゲームマスターを担当するシズカにも明るく接しており、ミッションの発想も大胆である。また、生死不明となった月村の所有物と似た装置を装着している。小さい頃に自身が抱いたコロニー拡大の夢に月村が賛同したことが逃走中を生み出す原点となっており、彼の代わりとなってゲームを盛り上げる決意を固めている。第39回でハンター1号機を回収していたことが判明。第40回にてハンター1号機の復元に成功した。実質的には月村の後任の2代目ゲームマスターとして任務を任されている。月村と比べると性格は優しく、エリアに邪魔な存在が居ても放置したり逆に利用したりと比較的寛容な部分も多く見受けられる。その一方で、第42回の「サイコロゾーン」、第46回の「身代わりスイッチ」など、逃走者の人間心理を突いた仕掛けを展開している。
竹取カレン(第22回 - 第27回)
演:森口瑤子
上級分析官で、月村の母親の親友。ハンターX計画の秘密を明らかにするために高月に依頼され、その調査をするために月村に協力し、秘密ファイルの解析により計画内容を明らかにする。その後も逃走中のゲーム運営のサポートをしながら計画の真相究明や高月の不審な行動を指摘するなど月村に協力する一方で、意味深な言動も見られる。
総裁
クロノス社の(元)総裁(竹取曰く「常にマスクで顔を隠し、普段は一般社員になりすましている」)。第22回から通信越しに登場し、第24回にてマスクを被った姿を見せていた。
その正体は竹取であり、ハンターX計画の首謀者。社内の重要人物の一部を使って月村の失脚を狙う一方、自身も竹取として月村の味方を装って接近し、高月に疑惑を向けさせつつ、ハンターの起動方法を密かに調査していた。また、謎の鳥型ロボットを所有しており、第24回では月村に脅迫メッセージを送り、第27回のラストでは月村を直接襲撃している。
月村を捕縛した時は逃走中のゲームを乗っ取り、崩壊させることでハンターX計画を実行に移そうとするが、月村達の逆襲に遭って反逆罪により逮捕、これがきっかけで社内のハンターX計画を行う勢力が一掃されたものの、全ての罪を1人で被ったため有明ら残党がライバル企業のヘリオス社に移り再起を許すことになる。
有明リョージ(第23回・第24回・第32回 - 第36回、戦闘中 第3回 - 第5回)
演:津田寛治
クロノス社の元幹部。出身であるコロニーは戦争によって滅ぼされており、それにより「力至上主義」を唱えるようになった。
ハンターX計画のためにゲームの妨害などをしていたが、月村と竹取によって居場所を分析され、警備員に捕らえられそうになるも、その攻撃を振り切って逃亡し、総裁に後を託して姿を晦ました。
竹取逮捕後は1度は逮捕されるが、竹取が全ての罪を被ったために証拠不十分で釈放される。その後、クロノス社のライバル企業であるヘリオス社の幹部に収まり、再びハンターを軍事利用すべく月村と敵対。ハンゾウが月村の部下を新たに配属させる計画に乗じる形で朱月サクをスパイとして送り込んだ。第36回でサクにより遂にハンター1号機を手に入れ、逃走中の乗っ取りに成功したかに見えたが、月村によってハンターの時限爆破装置が起動されたために計画を中断しその場から逃亡した。
「ハンターはあくまでゲームの駒」「収益はコロニー整備や資源開発」と平和的利用に拘るクロノス社及び月村に対し、それらの方法を「生ぬるい」「時間がかかる」と切り捨て「ハンターの軍事利用」「収益を軍拡に充てる」なと強硬路線を取る他、部下のみならずアンドロイドであるハンター1号機に対しても思い入れを見せる月村に対し、自ら身を挺してハンター1号機を手に入れたサクのデータをすぐに削除し切り捨てるなど冷酷な一面を見せており、全てにおいて月村とは正反対の人物となっている。
望月ミレイ(第22回)
演:北川弘美
第22回に登場した月村の助手。ゲーム進行の手助けをしており、幹部の一人から出世の約束と引き換えに月村失脚の指令を受けてメインサーバーから密かにゲーム妨害も行なっていたが、最終的には月村に発覚し、幹部に口封じも兼ねて始末された。
水無月ユリエ(逃走中 第27回 - 第31回、戦闘中 第1回 - 第7回)
演:上原歩
第27回から登場したエンターテイメント部門所属であるハンゾウの助手。戦闘中に登場する戦闘アンドロイド「忍」の開発を担当しており、戦闘中に登場するバトルアイテムも開発している。
ドクター(第28回・第29回)
演:梅宮万紗子
第28回と第29回に登場したクロノス社の医療スタッフ。第28回でハンゾウがドクターと呼んでおり、重傷を負った月村に対して回復治療を施した。
朱月サク(第33回 - 第36回、戦闘中 第3回 - 第5回)
演:冨浦智嗣
戦闘中第4回ラストより登場した月村の部下として派遣されたCCPのゲームマスター候補生だが、正体は有明が送り込んだヘリオス社のスパイ。有明と同じコロニーの出身で、戦争により家族など全てを失った孤児であり、自分を拾ってくれたことから有明に対し半ば洗脳と言えるレベルで心酔している。第36回でゲームマスターとしてゲームを行いつつ、ニセ逃走者を利用してハンター1号機を盗もうと企むも失敗、その後、自らが動いてハンター1号機を有明の元に送ることに成功するが、その直後にクロノス社の兵士に拘束。同時に有明にデバイスのデータを抹消される形で切り捨てられた。
幹部A・B・C(第22回)
第22回で通信越しに登場したクロノス社幹部の三名。開催に至った逃走中のゲーム全般の評価をしており、幹部Cは望月を通して月村の失脚を目論んでいた。月村を陥れようとした幹部に有明がいるが、関連は不明。
ハンター1号機(01KR)(パイロット版 - 第36回、第39回 - 第41回[注 23]
演:笠原竜司[注 24]
第22回(ドラマ上では第1回)のゲーム前に月村が完成させた最初のハンター。月村がゲームマスターである事をメモリーしており、他のハンターと区別されているが、ゲーム内では他のハンターとは区別されていない。第36回のゲーム途中にサクらによってヘリオス社に転送されるが、レーザー銃から月村を守る為に有明の攻撃を受ける。その後はヘリオス社に盗用されるのを阻止する為に月村が起動させた時限爆破装置によって爆発したが、第39回にて回収されたものが如月の手で修理されていることが判明し、第40回にて修復が完了した。
ミッションアンドロイド
第40回にて修復が終わったハンター1号機が、第41回で如月によって装甲を着けられたもの。全身をアーマーで覆い、フルフェイスのヘルメットを被っている。名前の通り、ハンターとしての運用ではなくミッション等に関わる形で使われる。ゲーム内で暴れた江頭2:50をエリアから追放する際にも使用された。
千鳥大悟ノブ)(第52回)
演:本人[注 25]
千鳥のクセがスゴいネタGP』とのコラボで登場。「富裕層のVIP」としてスタジアムのVIPルームにてゲームの様子を観戦しつつ、所々でゲーム展開や逃走者の言動にコメントしていた。

劇中用語

クロノス社
月面世界における一大エンターテイメント企業。『逃走中』や『戦闘中』を開催し、その模様を「スタディオン」と呼ばれるスタジアムや外部モニターによって放映し収益を得ている(作中ではオッズ表らしきものも確認されており、公営ギャンブル的な要素も持ち合わせていると思われる)。一方、収益金を月面コロニーの整備やエネルギー資源の開発に充てるなど社会的企業の一面も持ち合わせている。また、後述するCCPを運営するなどゲームマスター候補生の育成にも取り組んでいる。
社内ではメインとなるゲーム運営を主体とした「エンターテイメント部門」の他、アンドロイドの開発を行う「開発部門」、負傷の際の治療を行う「医療部門」など複数のセクションに分かれている。
ハンター(ドラマ上の設定)
月村の母が構想し、月村が開発したアンドロイド。量産されており「01KR」「02NN」「06TT」「10HM」等といったように「数字2桁+アルファベット2文字」のコードネームで管理されている。起動するためには月村が持つペンダントと指輪を接触させる必要があり、総裁の解析によって発見されるまで月村以外は誰も知らなかった。総裁や有明が月村を執拗に狙っていたのも、この「ハンターの起動方法」を探ろうとしたためである。
逃走者全員の顔がサングラスに記録されており、一般人を誤って追跡・確保しないようになっている(ダミーハンターが逃走者を追わないのも、サングラスに逃走者の情報を記録していないため)。−239℃以下で機能停止する設定があり、実際に冷凍銃などを用いて凍結させるミッションが登場している。
実験段階の時点で既に軍事利用が視野に入れられており、月村は純粋なゲームの駒として取り扱っているが、総裁である竹取や一部の幹部(有明など)は軍事目的に使うハンターX計画を企てていた。これは、ハンターの人工知能を人に移植し完全コントロール化を可能にして軍隊を作ることで、他のコロニーを侵略し月面の人口密度過多を解決するのが目的である。
逃走中アルティメット
月村によって計画された究極の逃走中であり番組でのサブタイトルとしては初めてドラマ内でも語られた名称である。第28回にて名称が判明し、第29回からその一部が明らかになり、その後開催に至った。ハンターX計画の失敗により逃走中開催反対派が一掃され、実行が可能になった。逃走中の核となる「時間の長さ(130分+アルティメットルールによる実質無制限)」「エリアの広さ(延床面積を含め過去最大)」「賞金額(過去最高賞金)」「ハンターの数(過去最多のハンターが投入)」「逃走者の数(30人)」を極限まで引き上げている。
また出場条件として「逃走成功者・自首成立者・あと一歩で逃走成功だった者(ゲーム残り時間5分以内での確保された者)・ミッション経験者(冷凍銃使用者・復活経験者)」といった「過去に参戦した経験を持つ者」に加え「注目すべき特徴のある新規参加者」が参加。またアンドロイドは従来の「ハンター」に加え、『戦闘中』のアンドロイド「忍」が投入された。
CCP(クロノス・クリエイター・プラント)
ゲームマスターを養成するための機関。戦闘中第4回のラストでその存在が明らかにされた。その中で、トップクラスの実力を持つ朱月サクと青山シズカを、月村をサポートするための部下として送り込んだ。
ヘリオス社
クロノス社のライバル企業。同じような高さの社屋を持ち、クロノス社の司令室からも見る事が出来る。クロノス社から逃れた有明が幹部として収まっており、「ハンターX計画」に続く次の手としてサクを使い、ハンターを含め逃走中を奪い取り、その収益を軍拡費用に当てエネルギー戦争に備えようとしていた。また「複製技術」が得意なようで、ニセ逃走者が絡んだ回ではコピー技術を使い「ニセ逃走者のダミー」を大量に作り出している。
10周年記念ゲーム(ドラマ上の設定)
月村が計画していた、逃走中の(現実における)10周年を記念したゲーム。第37回のラストでシズカの手により存在が明らかとなり、どのようなゲーム内容を予定していたのかシズカが解読を進めた結果、戦闘中第7回のラストで解読に成功。第38回と第39回に今までの逃走中とは違うルールとして、2つのエリアで同時に開催された。

放送リスト

放送日時は全てフジテレビでの初回放送時の日程。

その他

ゴールデン進出後は50台以上のカメラを使用し撮影されており、撮影スタッフだけで300人を超える。街中での撮影では交通安全上の理由で多数の警備スタッフを配置する必要もあり、回によっては大人数のエキストラがゲームに参加しているため、スタッフは多い時で総勢700人ほどになる。ハンターに関しては約200人の募集枠を設けてオーディションを行っている。事前にゲームにおいて危険となる地形などをチェックするため、スタッフや有名ではないタレント等が逃走者の役となりシミュレーションを行っているほか、収録中に通行人に危険が及ぶと判断した場合は中断されるなど安全に配慮して制作されている[注 26][注 3]。また、出演者の中には労働基準法の年少者保護規定に抵触することを考慮して、出演者の中に17歳以下の者がいる場合などは午前5時以降に収録が開始される。

街中の場合は、地元商店会や警察などの協力を得て、ゲーム中エリアに警備員を配置するなど安全対策を施し収録を行っている。[注 3]また安全性を考慮し、荒天・雪などにより足元が悪い場合は収録が中止される場合がある[注 3]

第38回・第39回・第42回以降の放送回では視聴者向けにデータ放送によるプレゼントキャンペーンを実施している。このあとのゲーム展開を予想し、データ放送画面で解答。正解するとプレゼントの応募口数を1口分獲得する。1回の放送で4-5回出題され、正解数に応じてキーワード・当選確率が変動する。また、データ放送では各逃走者の紹介(ゲーム状況と連動しており、確保された逃走者は画像に檻の画が被さる)や、各逃走者の能力の自己評価(「スピード」・「スタミナ」・「賢さ」・「判断力」・「運」)・意気込みや賞金の使い道、作品とのコラボ回ではコラボ先の作品に関する思い入れなどを見ることができる。

「確保エリア予想」(第38回・第39回)
指定された時間から次に確保者が出るエリアが「現代エリア」「江戸エリア」のどちらであるかを当てる。
「逃げ切るのは誰だ!?」(第42回以降)
指定した時間の時点で生存している逃走者や復活ゲームで復活するプレイヤーを当てる。選択肢は投票開始時点の該当者(生存者予想では生き残っている逃走者、復活者予想では復活ゲーム参戦者)のみ。「該当者なし」という選択肢を選ぶこともできる。

関連番組

逃走中・戦闘中事前番組(-第37回)
主に本放送1週間-2週間前の深夜に関東ローカルで放送。放送時間は15分-30分。本放送の逃走者紹介やエリア説明、ミニドラマ・クロノス社ドラマの見どころが紹介される。基本的には本編映像の一部とマーク大喜多によるナレーションで進行するが、第11回上野編の予告では「逃走前」としてアンガールズがMCとなり、出演者へのインタビューや鎖式オープニングゲームの体験を行った。
第25回「沈黙の巨大迷宮」編から第37回「白雪姫と七人の侍」編までは、事前番組放送の約2-3日後に事前番組が、第24回「狙われたハンター」編の放送前から第33回「新浦島太郎物語」編の放送前までは逃走者・プレイヤー全員が1-2人ずつゲームへの意気込みを語る「意気込み動画」がFODにて期間限定で無料配信されていた(FOD版は映像の一部再編集や音源のリミックスが行われていた)。
再放送
本放送1週間前の昼間もしくは深夜に宣伝を兼ねて過去回(前回放送だけでなく数年以上過去の回も放送される)が再放送される。また、第48回(第47回を再放送)では当該回出場権を賭けた一般参加者による予選会の模様を放送、第55回(第46回を再放送)では当該回で3度目の一般逃走者参加ということから過去に参戦した一般逃走者の活躍が紹介された。尚、放送時間や裏番組等の都合によりドラマパートや一部逃走者の部分はカットされて放送される。
逃走中でトーク番組やってみた。
第34回の放送を記念して関東ローカルに限り2013年9月14日 2:35-3:35に放送。逃走中に複数回出場しているゴリガレッジセール)、澤部佑ハライチ)、鈴木拓ドランクドラゴン)、田中卓志(アンガールズ)、眞鍋かをりの5人で「逃走中のココがおいしい!」をテーマにそれぞれがプレゼンをしながらトークをし、相互投票で一番票を集めた人に逃走中・戦闘中グッズがプレゼントされた。進行は斉藤舞子(フジテレビアナウンサー)が担当している。
逃走中・戦闘中でトーク番組やってみた。2〜やりすぎでしょ!委員会〜
第35回及び戦闘中第6回の放送を記念して関東ローカルに限り2014年1月2日 3:40-4:40に放送。逃走中・戦闘中の出場経験がある大久保佳代子オアシズ)、小籔千豊斉藤慎二ジャングルポケット)、澤部佑(ハライチ)、篠崎愛 (AeLL.)、田中卓志(アンガールズ)、藤本敏史 (FUJIWARA) の7人でトークを行う。進行は三上真奈(フジテレビアナウンサー)が担当している。
出演者の1人が告発者となり、メンバーの中から告発したい人を選び、逃走中・戦闘中内での言動で「これはやりすぎだろう」という事柄を告発。その是非についてトークを行う。議論終了後告発者と被告以外の5人による多数決で「やりすぎ」と判定された場合はその事について悔い改めてもらう。
逃走中直前SP〜真夜中の男子会〜
第36回の放送を控え、関東ローカルで2014年3月30日 4:00-5:00に放送。事前番組同様本放送の説明と、田中卓志(アンガールズ)、吉村崇(平成ノブシコブシ)、高橋茂雄サバンナ)の3人が、番組が用意した居酒屋での男子会を行いつつ、逃走中攻略のために必要な「想像力」を養ってもらうため、訪れた客がどんな人物かを想像してトークした模様が放送された。説明パートも含め、ナレーションは渡辺和洋(フジテレビアナウンサー)が担当している。
なお、翌31日 3:05-3:35には別途事前番組が放送されている。
逃走中15周年記念プロジェクトSP
第48回放送を控え、さらに放送開始15周年を記念して、関東ローカルで2019年9月14日 1:15-1:45に放送。次回放送の逃走者一般募集の告知と過去の逃走中の名場面をランキング形式で放送した。また、8月13日に行われた15周年記念プロジェクトの発表会の一部分も放送され、番組内でもベテランの田中卓志(アンガールズ)とHIKAKINの次回参戦決定がアナウンスされた。

ネット配信とDVD

一部の回についてはFODでネット配信がされており、有料でいつでも視聴することが可能である 第15回からbgmは一部放送版に変わった。第33回から追跡bgmがDVD版に変わった。第42回のみ追跡bgmが全員逃走中版に変更。(第50回以降は期間限定での無料配信のみ。『クロノス』『戦闘中』も含む)

DVDには特典映像としてゲーム前のエリア内下見・確保直後の逃走者のコメント・牢獄トーク・逃走成功者の様子など、テレビでは放送されなかったシーンが収録されている。また8巻以降からはその回のドラマパートの完全版が収録されている。

DVD版では、本放送時に使用されたBGMは著作権の都合上ほぼ全てリミックスされるか別の曲に差し替えられており、映像の差し替え・カット等も存在する。FOD版も基本的にDVD版と同様であるが、一部の回では本放送時と同じBGMが使われている箇所も存在する。

イベント

フジテレビの夏のイベント(お台場合衆国お台場新大陸お台場夢大陸)を始めとしたお台場近辺の施設に期間限定で番組ブースを出展。主に番組内の世界観を味わえるゲームの体験や、直近の放送内で使われた実際の小道具・セットの展示、逃走中・戦闘中に特化したグッズショップなどが展開されている。

2013年はフジテレビ本社屋24階廊下にて、2014年から2016年は25階球体展望室「はちたま」にて開催。2017年はお台場夢大陸の枠組みからは外れたが、ほぼ同開催期間でダイバーシティ東京にて開催された。

2012年 攻略中 フジテレビを攻略せよ!
番組初の公式イベント。SCRAPと番組のコラボによるリアル脱出ゲームが行われた。
2013年 逃走中&戦闘中 クロノスタワー資料室
直近の逃走中(新浦島太郎物語まで)や戦闘中(第四陣まで)で使われたアイテムの展示や、時間計測式オープニングゲームの体験ができた。また、フジテレビ3階大階段近くにはオープニングゲーム用ハンターボックスが設置されており写真撮影が可能だった。
2014年 逃走中 戦闘中 アンドロイドテストセンター
参加者が「ハンター」「忍」になりきり、ゲームアンドロイドとしての機能をチェックするミニゲームに挑戦する、日本HPとの協賛ブース。
2015年 逃走中 戦闘中 ミッションに挑戦せよ
参加者がゲームのプレイヤーになりきり、実際の放送で登場したミッションをアレンジしたミニゲームに挑戦。成功数によってランクの違う認定証をもらうことができる。
さらに、開催期間中は時折会場内に忍が登場しパフォーマンスを見せるミニイベントも発生した。
また、8月26日には初の公式イベントが開催された。
2016年 逃走中 戦闘中 アンドロイドを起動せよ!
「ハンター・忍のCPUにエラーが起こり、全てのデータが消去。起動できなくなってしまい、逃走中開催の危機(後に、イベント後の放送である第43回と判明)に陥る」という設定の下、参加者がゲームに挑戦し、アンドロイドの起動データを集めていく。参加者の頑張りによってデータが集まると、会場に忍が登場した。また、ホームページで予告された日時にはハンターも登場した。
2017年
第44回のゲームエリア(復活ゲーム)でもあるダイバーシティ4階で開催。これまでのセット展示やショップに加え、第44回放送翌日の8月7日からは展示するセットを放送で使われたものに入れ替えられた。

スタッフ

※第55回放送終了時点
  • 編成企画・企画:高瀬敦也(第1回 ‐ 第37回)・大辻健一郎(第1回のみ)→石川綾一(第38回 - 第42回)[注 27]渡辺恒也(第45回 - )[注 28]
  • 監修: 秋永真吾(第46回 - )[注 29]
  • 構成:鈴木雅貴、渡邊勇徳(第10回 - )、廣田勇人(第7回のみ「ヒロタ」名義)、石原大二郎(第14回 - 不明、第42回 - )
    • (過去…草場滋(代表・第7回以外)、大草芳樹、マツピロ(高橋マツピロ)、森一盛、守口悠介(第37回-第39回 ))
  • リサーチ(第2回のみ):廣田勇人、大草芳樹
  • ブレーン(第7回、第9回 - ):草場滋(第9回 - )、森一盛(第10回・第11回以外)
  • ナレーター:マーク・大喜多
  • テクニカルプロデューサー:平山彰(共同テレビジョン、 以前はTD)
  • テクニカルディレクター:清水貴能(共同テレビジョン、以前はカメラ)
  • VE(第1回 - 第6回):宮本篤史、島村尚、田中信幸
  • カメラ:福島英洋→清水貴能(共同テレビジョン)、谷口敦俊(東通→TACT)、山田充弘、所真沙樹
  • 美術:馬場啓友→吉良久仁子
  • 美術進行→アートコーディネーター:安楽信行→平山雄大
  • 美術デザイナー:本間光一→今長和宏
  • タイトル(第3回のみ):鈴木健
  • 編集:永田雅士、佐藤豊(映像通信)、石鍋孝敏
    • (過去…菅野邦大、北澤孝司、小松騎士、山内奏(映像通信))
  • MA:民幸之助→辛榮勲→高橋正敏(映像通信)
  • 音響効果:佐藤卓嗣 (278)
  • VFX(第5回 - 第7回):萩原典隆
  • CG:高村克也(オドロキ→ODOROKI)→Vision→Great Internasional(第16回 - 第42回)→キャニットジー(第43回 - )
  • システム(エンジニア):吉川優
  • メイク:川崎香子→中村美香→TATSU
  • スタイリスト:田中洋子→白髪英里
  • 車両:堀田政之→田中龍一
  • 技術協力:共同テレビジョン、fmtTACTビデオスタッフ、ジャパンエニックス、メディア・リース、映像通信、BRAIZE、東京オフラインセンター
  • 美術協力:フジアール
  • 協力:PKシアターKDDI、京北サービス、コミーツーリスト、トップシーンR-1ジャンプコーポレーション、ロジックエンターテインメント
  • 広報:亀山哲生(フジテレビ)(過去…定岡高子→小中ももこ→鈴木麻衣子→清田美智子→高橋慶哉(いずれもフジテレビ))
  • スーパーバイザー(第6回のみ):秋永真吾(トップシーン)
  • TK:岡田紗代子→高橋理恵子→山本美衣→盛山潮里
  • アシスタントディレクター:金橋樹里、泉勇人、柄本昌太
    • 過去…山川泰一、速水学、爪生夏美、池山史佳、柏原久美子、今泉翔太、池山喜勇、平山顕大、瀧澤卓
  • アシスタントプロデューサー:香川かおり、石橋裕子
    • (過去…菅田雄一、渡辺未生、山下直美、吉永紗弥子、中嶋香り)
  • ディレクター:山川泰一、赤平卓、宇都竜太、水上雄一朗、萩原正雄、井上侑也
    • (過去…横森敦、岩田明之、速水学、瀧澤卓、中村秀和、庄司裕暁、佐藤一輝)
  • 演出:佐藤一輝(第50回 - )
    • 過去…横森敦(第6・14回 - 第49回)[注 30]
  • 総合演出:瀧澤卓(第51回 - )
    • 過去…庄司裕暁(第46回 - 第50回)
  • プロデューサー:加藤大(FCC、第43回 - )
    • 過去…大川友也(フジテレビ、第43回 - 第46回)、鈴木正人(FCC、第1回 - 第39回)
  • チーフプロデューサー:笹谷隆司(FCC、第43回 - 、第42回まではプロデューサー)
    • 過去…小仲正重(フジテレビ、第43回 - 第46回)、飯村徹郎(フジテレビ、第47回 - 第49回)
  • 制作協力:FCC
  • 制作:フジテレビ編成局制作センター第二制作室(第44回、第43回は制作局第二制作センター)
  • 制作著作:フジテレビ
〈ドラマ制作スタッフ〉(第15回 - )
  • 監督:小林和弘(第15回)、西浦匡規(第16回)
  • 助監督:朝比奈陽子(第15回)、小林和弘(第16回)
  • 撮影:福澤亮介(第15回)、東田博史(第16回)
  • 音声:黒田啓介(第15回)、権田博(第16回)
  • 照明:阿倍慶二(第15回)、金子徹(第16回)
  • VE:藤本伊知郎(第15回)、白倉孝雄(第16回)
  • 美術進行:山口貴章

派生作品・関連商品

海外ライセンス番組

Cha$e

アメリカ合衆国で『run for money 逃走中』をアレンジした番組。ケーブルテレビSCI FIで放送され、日本ではフジテレビONEでの放送となる。全6回。『逃走中』との大きな違いは以下の通り。

「逃げる者」
全て一般参加者で、人数は10人。ゲーム前に下見はできず、1か所に集まってスタート。「ランナーパック」と呼ばれるバックパックを装着し、携帯電話 (iPhone[注 31]) を初めとする各種道具が入っている。各種通知は映像と音声形式。
「追う者」
ハンターも登場ごとに名前や追走の得意分野が併記され、女性も含まれている。投入は必ずゲーム開始から一定時間後で、通報部隊も全てハンター。目線カメラは巡回や追走などの状態を常に表示する。追走時以外は一部でリアクションを取るなど機械的な立ち回り以外も見られる。
投入前は基本的に箱などには入らず直立不動で、投入と同時にサングラスがCGで青く光り動き出す演出がある。アイテム獲得ミッションなどで檻が使われる場合もある(第1回にてバンジージャンプで飛び降りてきた者もいる。また、第3回ではゲストがハンターとして登場している)。『逃走中』に比べると機械的な振る舞いはやや薄く、檻で起動を待っている状態でも逃走者を挑発したり、ゲストのハンターとは会話が成立したりする。
カメラに追走状態を表示したり、起動時にサングラスが青く光る演出は、後に『逃走中』でも採用されている。
「エリア」
舞台は全てカリフォルニア州ロサンゼルス。早朝のみとは限らず人通りの多い街中で行われたこともある。渡れない歩道間でも逃走者を発見したハンターは可能な範囲で追跡する。
「時間」
ゲーム時間は全て60分(残り時間ではなく経過時間を表示する)。ミッション発令中は指令の残り時間を表示する。
「賞金」
ゲーム終盤に通知される「出口」に着いた先着1名だけが逃走成功となり、2万5000ドル+「隠れマネー(番組ロゴ入りのステッカー)入手枚数×1000ドル」を獲得(合計で最大5万ドル)。ゲーム終了までに到着できなければ全員失格。
自首は残り30分に自首可能の通達が届くまで不可能。携帯電話で本部に連絡、先着1名。賞金は本部が提示した金額(表示金額や隠れマネーは無関係)。
したがって逃走成功者の獲得隠れマネーを除けば賞金は固定。「1分1000ドルの上昇」の紹介や「コンマ秒単位で賞金が増額するタイマー」は演出[注 32]である。
「指令」(ミッション)
達成すると逃走に役立つアイテムを獲得できるが失敗で不利になる、両面性を持ったものが多い。アイテムは1種類あたり1人1個まで・使用は1個1回だが、装着から2分間ハンターに見つからない無敵サングラス(英名:Invisibility glasses)やハンター1体を1分間行動不能にさせる凍結光線銃(英名:Freeze RAY)を始めとする強力なものが毎回数種類登場する。
「通達」
通常の「ハンター追加」などの通知以外に「これより自首可能」「出口ポイントの紹介」といったCha$eならではの内容がある。アイテム情報も通知されるがミッション参加などでしか手に入らず、数人の協力が必要なものも多い。

Run For Time 全員加速中

湖南卫视にて放送された中国版『逃走中』。1stシーズンとして2015年11月6日から2016年1月1日まで全9回、2ndシーズンとして2016年4月29日から7月15日まで全12回放送された。

ここでは各シーズンごとの日本版『逃走中』との違いを重点に記述する。

1stシーズン
「逃げる者」
レギュラー逃走者5人に加え、準レギュラー逃走者、ゲスト逃走者を加えた16-18人が参加する。
装備等は日本版逃走中とほぼ変わらず、第34回から登場したポーチも支給されている。
「追う者」
ハンターの容姿、ハンターアイの演出、投入方法などは日本版逃走中準拠。
なお、大勢で固まっている場所にハンターが来た場合、1人のみを確保し、一旦その場所を離れた後、再び確保を伴う捜索を行う(一斉に全ての逃走者を確保することはない)。
「エリア」
舞台は中国各地のテーマパークなどで行われる。エリアの広さは日本版の「東京ドーム○個分」のように「鳥の巣○個分」としてあらわされる。
エリア内では「末期」「の時代」といった時代設定がなされており、日本版同様エリア内ドラマが展開されている。
「時間」
ゲーム時間は90-100分。
「賞金」
賞金制ではなくポイント制となっており、1秒ごとに50ポイントが積みあがっていく。逃走成功か自首(自首用電話から申告、特定の場所で自首願を書くなど)でその時点のポイントを獲得することができる。
また、確保されても確保時点の得点の1/10が獲得できる。
「指令」(ミッション)
日本版同様「ハンター放出阻止ミッション」や「アラーム解除ミッション」などが行われる。基本は日本版でベースとなった回と同様の内容だが、一部は複数の回で行われたミッションを組み合わせたり、既存ミッションに新規の内容が追加されているものもある。
オープニングゲーム
日本版同様ゲーム前にはオープニングゲームが行われ、「ハンターの目つき鎖引き」、「サイコロ(2-6で前進、人数+1マス前進でクリア)」、「体内時計計測(5人で60秒)」などが行われる。
また、鎖引きではハズレの1本を残して全て引くことができた場合はオープニングゲームクリアとなり1分間の猶予を持ってスタートできる。
アルティメット
第8回を終えた時点で合計得点上位20人が最終戦の出場権を獲得(スケジュールの都合上4人が欠席となったため、成績21-24位の4人が繰り上げ出場)。最終戦を終えて獲得得点が一番多かった逃走者がシーズンチャンピオンとなる。
アルティメットでは制限時間120分。得点単価100ポイント(72万ポイント満点)。ゲーム時間終了時に複数人残っていた場合は時間無制限のアルティメットに突入。確保で1/10の7万2000ポイント、最後まで残った逃走者が72万ポイント獲得となる。また、この回での20人の逃走者による獲得ポイントと同額の人民元がスポンサーから公共事業に寄付される。
その他演出など
  • 大まかなミッションやドラマの流れは日本版の「大江戸シンデレラ」編や「最後のサムライ」編などをベースに、中国風にアレンジされて進行する。
  • 現在の日本版同様、クロノス社のような未来を舞台にしたドラマも作中で展開されており、ゲームマスターやアシスタント、チーフが登場している。
  • BGMは日本版の捜索時BGM(『Screaming Wall』)を始め、携帯着信音や場面転換のSEなど多くの効果音が日本版の物と同一である。
  • プレイヤーやハンターの言動に合わせて、合成アニメーションやエフェクト、テロップを出すことがある。
2ndシーズン
「逃げる者」
レギュラー逃走者4名を加えた8-10名が参加。回によってはメンバーを分け、チーム戦となることもある。
今シーズンではライフ制になっており、確保されるとライフを1つロスト、全て失った時点で牢獄に収監される。
また、衣装も舞台に沿ったもの(リゾート地ではパステルカラーのスーツ、ジャングルの村では民族衣装など)や、ストーリーに沿ったもの(西遊記がベースの際はプレイヤーによって孫悟空・猪八戒・沙悟浄に分けられた)となっている。
「追う者」
ハンターについてはこれまでと変わらないが、新たに赤のレザージャケットを纏った「レディースハンター」が登場。
さらに、シチュエーションに応じて、水上を動く逃走者に対し妨害を加え、水中に落として確保する「ウォーターハンター」、スケートリンク上を滑走して確保する「アイスハンター」が登場する。
またハンターのグレードアップ版として、多くのハンターを束ねる「ハンターキング」、暗闇の中幽霊の如く動く「ゴーストハンター」も登場しており、これらに確保された場合は1回でライフ全てを失ってしまう。
また、時代背景によって衣装が変わり、古代中国が舞台の際は、通常のハンターでありながら黒笠・黒頭巾・黒衣の「黒衣ハンター」も登場する。
「エリア」
前シーズン同様中国各地のテーマパークやリゾート地で行われる。また、日本版では実現していない、実際の駅や走行中の地下鉄車内を使った逃走ミッション[注 33]や、纯甄酸牛奶の製造工場内で逃走を行っている[注 34]
「時間」
ゲーム時間は140分。
「賞金」
前シーズン同様ポイント制となっており、1秒ごとに50ポイントが積みあがっていき、逃走成功で42万ポイント獲得。自首はなし。
最終的に獲得したポイントに応じて、スポンサーから中国全土の学校に学校用品などが寄付される。
「指令」(ミッション)
これまで同様個人や逃走者全体で協力する指令のほかに、直後の指令での有利・不利をかけてチーム同士で対決する指令や、ゲーム全体の最終目標達成(クリアした時点で生存者、もしくは達成者が逃走成功となる)を目指す指令も発生する。
アルティメット
第12回(2ndシーズン最終回)で実施。プレイヤー12名による個人戦を行い、最後のミッションをクリアした1組がシーズンチャンピオンとなる。
内容は1stシーズンのアルティメットとほぼ同じ。今回は制限時間140分。得点単価50ポイント(42万ポイント満点)。また、1stシーズン同様、チャンピオンの獲得ポイントと、確保された残りのプレイヤーの1/10のポイントと同額の人民元がスポンサーから寄付される。
その他
各回ともエリア内にはアイテムショップがあり、逃走や指令達成に役立つアイテムを獲得できる。

各シーズンとも、冠スポンサーとして蒙牛乳業がついており、常時商品である「纯甄酸牛奶(牛乳)」がついているほか、牢獄やエリア内にはスポンサーから提供された食品が置いており、逃走者・確保者共に自由に食べることができる。湖南卫视の2016年秋の発表により2017年以降シリーズを制作しない事が発表されたため、事実上の完結となった。

一方、全員加速中にて導入された「ドローンによる上空からの映像撮影」や、登場した一部のアイテム・ミッションを再構成させて日本版逃走中・戦闘中に登場するなどの「逆輸入」も行われている。

コンシューマーゲーム・スマートフォンゲーム

街ingメーカー3×逃走中

都市開発シミュレーションゲーム・街ingメーカーシリーズPSP版で、2010年1月28日にディースリー・パブリッシャーより発売された。本番組を再現した「逃走中モード」が用意されている。

逃走中 史上最強のハンターたちからにげきれ!
逃走中
史上最強のハンターたちからにげきれ!
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ニンテンドー3DS
開発元 インフィニティー
発売元 バンダイナムコゲームス(後のバンダイナムコエンターテインメント
人数 1人 - 4人
メディア 3DSカード
発売日 2012年7月5日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
売上本数 55万本[22]
テンプレートを表示

バンダイナムコゲームス(後のバンダイナムコエンターテインメント)より2012年7月5日に発売されたニンテンドー3DS専用ソフト。

番組のルールをほぼ完全再現しており、やり込み要素として一度「ノーマルモード」で逃走成功したステージでは「ハードモード」(アイテム使用不可の「ノーアイテム」、ハンターの性能が通常の2倍になる「ハイパーハンター」、ハンターがレーダー上に映らない上に大量登場する「ナイトメア」の3種。「ノーアイテム」と「ハイパーハンター」は賞金が2倍に、「ナイトメア」では賞金が5倍になる。いずれのステージも自首不可であり、賞金を獲得するには逃走成功をしなければならない)がプレイ可能になる。さらに特定の条件を満たすことで、エリアごとに存在する「ハンターフィギュア」「ライセンス」を入手でき、ショップで買えるコスチュームが増える。一部のステージはダウンロードプレイで最大4人までの通信対戦が可能。アイテムもショップで購入できるが、確保されるとその回で獲得した所持品や獲得物はすべて没収される。

初週販売本数は3万本程であったが[23]、発売半年余りで40万本を突破するロングセラー商品となった。

超・逃走中 あつまれ!最強の逃走者たち
超・逃走中
あつまれ!最強の逃走者たち
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ニンテンドー3DS
開発元 インフィニティー
発売元 バンダイナムコエンターテインメント
人数 1人 - 6人
メディア 3DSカード
ダウンロード販売
発売日 2015年7月9日
Welcome Price!!版:2017年8月3日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
売上本数 9万7,576本[24]
テンプレートを表示

バンダイナムコエンターテインメントより2015年7月9日に発売されたニンテンドー3DS専用ソフト。前作同様番組のルールをほぼ完全再現しており、追加要素として自分のMiiでゲームプレイが可能・ローカル通信プレイでミッションの協力プレイが可能になった。大半は前作と同じだが以下の内容が変更され、番組に近い、よりリアルな逃走劇を楽しめるようになった。

  • ハンターボックスのデザインが変更[注 35]
  • ステージクリア後、一度見たミッションのムービーが単体で再視聴可能になった。
  • 「戦闘中」のソフトと同様に、逃走者や登場人物の詳細が追加。これにより、今作ではCOMの逃走者も一部のミッションに参加するようになった。
  • 前作では全て同じスタイルだったハンターが、今作では髪型が4種類に増えた(髪型以外は全て同じ)。
  • プレイヤーがハンターに追跡されている間はBGMが変わる(DVD版の追跡BGM)。
  • ハンターフィギュアが1ステージ上にある数が10から15に増加し、貰える条件もより複雑なもの(何度も行き来が必要になる)が登場する。
  • 全てのミッションをクリアしないと「ライセンス」を獲得出来なくなった。
  • 「ハードモード」では「ノーアイテム」が廃止され、代わりに「ノーレーダー」[注 36]が登場した。
超・逃走中&超・戦闘中 ダブルパック
超・逃走中&超・戦闘中 ダブルパック
ジャンル アクションゲーム
対応機種 Nintendo Switch
開発元 インフィニティー
発売元 バンダイナムコエンターテインメント
人数 1人 - 4人
メディア Nintendo Switch専用ゲームカード
ダウンロード販売
発売日 2018年11月29日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
テンプレートを表示

バンダイナムコエンターテインメントより2018年11月29日に発売されたNintendo Switch専用ソフト。過去に発売されたニンテンドー3DS用の「超・逃走中」と「超・戦闘中」をSwitch対応にして一本化したもの。ソフトの特徴は過去に発売された3DS版に準ずるが、リマスターされたことによりマップ・キャラクター・ムービー等がより高画質となりリアルになった。マップにも描写に光と影が入ったことによってハンターや相手プレーヤーの位置を把握したりと番組さながらのよりスリリングな体験が可能になっている。また、TVモードでは人数分のJoy-conを使うことによって、もしくはローカル通信での最大4人までの協力・対戦プレイも可能。

ゲームアプリ版

2013年9月に「2013年秋-冬リリース予定」と発表。その後、2014年4月22日に「iOSAndroidアプリとして同年5月にリリースされる」ことが決定し、同年5月29日に正式リリースされた。2016年2月10日にサービス終了。

2019年8月13日の「逃走中15周年記念プロジェクト」の記者会見にてプロジェクトの一環として2019年夏に新しいゲームアプリ版がリリースされることが発表され、同年8月29日に正式リリースされた。2020年6月10日にサービス終了。

  • 2014年版

基本プレイ料金無料・アイテム課金制を取っており、ゲームシステムも番組と同様で、物陰に隠れることや、ミッション、自首などもできるようになっている。また、ログインボーナス決めには初代オープニングゲームである鎖引き式を用いている。ゲームエリアは第1回の舞台である「渋谷」を忠実に再現したエリアや、「テーマパーク」、番組のロケ地で多く使われている日光江戸村をモチーフとした「江戸の村」がある。所持金の単位は「円」に変わり「ルナ」とされており、課金通貨として「テラ」が用いられている。また、ナビゲーターとしてクロノス社エンターテイメント部門オペレーターの「有働レナ」がゲームをサポートする。

  • 2019年版

こちらも基本プレイ料金無料・アイテム課金制を取っているが、ゲームシステムは一新されており「ボードゲーム式」となっている。モバイルの歩数計機能と連動しており、歩くと逃走エネルギーが増え、ゲームを進めることができる。また前作同様にミッション、自首なども可能。AR機能を使ったミニゲームもある。ゲームのエリアは街中エリアを再現した「ビルの街」や過去の放送でも何度か登場した「江戸の町」をモチーフにした「城下町」などがある。所持金の単位は「円」に変わり「EM」とされており、課金通貨として「クロノス」が用いられている。また、ナビゲーターとしてクロノス社の登場人物をモチーフにしたキャラクターが登場し、ゲームをサポートする。更にdアカウントと連携することによりランキングイベント上位入賞者にはdポイント(期間・用途限定)が与えられる。

ボードゲーム

逃走中 THE ボードゲーム
バンダイから2011年7月23日に発売された公式ボードゲーム。2-5人で遊べる。
お台場が舞台という設定で、100万人の集客を見込んで開催されるビッグイベント「お台場フェスティバル」の当日という背景の中「最も多く賞金を獲得した人の勝ち」というルール。ゲーム進行を管理する「タイムラインボード」が両面になっていて、表面は初心者向けの「ショートルール」(協力色が濃い)で裏面は上級者向けの「エキサイティングルール」(「2つのミッションに同時に挑戦」「確保された者は通報部隊になる」などのハードな内容が盛り込まれている)。逃走エリア(ボード)全体がA-Oの15ブロックに区分けされている。(ボードも両面になっていて、裏面は難易度の高い「夜マップ」となっている)ハンターは全部で10体、さまざまな色分けがされていてアルファベット順に各ブロックを移動。(そのためある程度の先読みが可能)ハンターと同じブロックに入ったら逃走判定を行う。
番組本編との連動も行なっており、ネット配信直前に放送された番組で実際行われたミッションを元にしたものを、ゲームで用いるミッションカード(プリントアウトして使用)の追加分として配布している。
2WAYボードゲーム 逃走中&戦闘中
バンダイから2012年10月20日に発売された公式ボードゲーム。2-5人で遊べる。
ボードを裏返すことで『逃走中』と『戦闘中』の2種類のゲームを遊ぶ事が可能。今回の『逃走中』は舞台設定がエリア01(アメリカンビレッジ)を模した「ショッピングモール」になっている。また『戦闘中』は番組とは異なり「カードを使ったジャンケン」や「ダイス」によってバトルを解決する。
前作同様に、公式サイトで実際の番組で行われたミッションやイベントを元にしたものを、ゲームで用いるミッションカード・イベントカード(プリントアウトして使用)の追加分として配布している。
逃走中 ハンターだらけ
エポック社から2014年9月13日に発売された公式バランスゲーム。1-4人で遊べる。デフォルメされたハンターのフィギュアが9体入っていて、崩さないように箸で積み上げるゲーム。他にも箸をダイス代わりに振って行う逃走中ゲームなど、全部で3種類の遊び方ができる。
2WAYボードゲーム 逃走中&戦闘中 X(クロノス)
バンダイから2014年11月8日に発売された公式ボードゲーム。2-5人+ゲームマスターの最大6人で遊べる。
単四電池で動く液晶デバイス『クロノスカウンター』が付属し、これを用いてダイス機能や残り時間の管理に加え、ミニゲーム方式で追跡やバトルの判定などを行う。前作同様、ボードを裏返すことで『逃走中』(舞台は横浜)と『戦闘中』の2種類のゲームを遊ぶ事が可能。『逃走中』『戦闘中』共にマップの構造が一新されていて前作とはルールが大幅に変化している。逃走中のハンターは全部で8体いて、色ごとにそれぞれ決まったコースを移動する。
また、プレイヤーとは別にゲームマスター役として参加し、ミッションやイベントの選択・ゲームへの介入を行う事も可能。ゲームマスターはプレイヤーとは別に設定された目的(例:1人だけ逃走成功させる)を達成すれば勝利となる。

ノベライズ本

いずれも集英社みらい文庫から発売されている児童向けオリジナルノベライズ本。過去の放送回を基に小学生を主人公とした独自のストーリーで展開されている。

  • 逃走中オリジナルストーリー 参加者は小学生!?渋谷の街を逃げまくれ! (2019年9月20日発売) ISBN 4083215305
第2回(舞台は架空の渋谷)を下敷きとした作品。
  • 逃走中オリジナルストーリー 迫るハンター&パンダ!? 中華街を駆け抜けろ!(2020年5月22日→9月18日発売) ISBN 408321578X
第9回(舞台は架空の中華街)を下敷きとした作品。
  • 逃走中オリジナルストーリー テーマパークはハンターだらけ!? 絆で勝利をつかみとれ!(2021年2月26日発売) ISBN 4083216301
仮想空間内に作成された横浜・八景島シーパラダイスを舞台とした作品。第43回・第51回の開催地だが、様々な回のミッション・内容を複合させている。
  • 逃走中オリジナルストーリー 時空を超えた大決戦!?花のお江戸を逃げのびろ!(2021年8月6日発売)ISBN 4083216697
仮想空間内に作成された江戸の町(モデルは房総のむら)を舞台とした作品。第18回・第42回など過去の房総のむらで行われたミッション・内容や第3回など他の江戸をテーマにした回の内容を複合させている。

コラボ・パロディ

逃走中inオールスター春秋の祭典(目利き王決定戦)
FNS番組対抗!オールスター春秋の祭典スペシャル』内でのコラボ企画。実際のハンターを使用した番組オリジナルのゲームに挑戦しポイント獲得を目指す。このパートのみ、テロップやナレーション等も全て逃走中準拠で放送される。
ハンターを目利きしろ!フジテレビ局内で逃走中
2018年4月2日放送の第2回で実施。逃走中本編外の番組内では初めてとなる公式コラボ。
「ボーナスステージ」として各チームの代表者がフジテレビ本社屋1階(敷地内の屋外を含む)から3階(美術倉庫や収録スタジオも含む)を使って逃走中に挑戦。ゲーム時間30分・ハンター3体のゲームを行う。1分逃げるごとに10ポイントが加算され、逃走成功すれば300ポイント獲得。確保されてもその時点までのポイントがチームに加算される。確保された者は牢獄の代わりにスタジオに戻る。スタジオには確保情報読み上げ用のモバイルが用意、随時司会の坂上忍が逃走者に電話をかけることも可能。本家同様ゲーム中にはミッションも発令される。
コーナー終了後には『戦闘中』第9回の放送日時が発表された。
20体のハンターから逃げ切れるギリギリを目利きしろ!
2019年4月1日放送の第4回で実施。コラボ企画ながら生放送で逃走中に準じたゲームを行うのは初めてとなる。
全長70mのフジテレビ本社屋24階の廊下を使ったゲーム。エリア内にはゲートから1~5の順で宝箱が用意されており、中にはゲートから近い順に5ポイント、10ポイント、20ポイント、30ポイント、50ポイントのカードが入れられている。
各チームの代表者が1人ずつ挑戦。ボタンを押してゲートを開き、宝箱の横にあるカギを使って宝箱(女性にはハンデとして全ての宝箱が5m手前に配置)にかけられた南京錠を外し、中のカードを持ってゲートへ戻り、最後にボタンを押してゲートを開き帰還することができれば手にしたカードのポイントがチームに加算される。ただし、鍵に手が触れてからアラームが鳴り5カウント後にハンター20体が放出。ハンターに確保された場合獲得ポイントはゼロとなる。現場での進行・実況は鈴木芳彦フジテレビアナウンサー)が担当。
コーナー冒頭では「逃走中15周年記念プロジェクト」の始動が発表された。
20体ハンターから逃げ切れ!
2019年10月3日放送の第5回で実施。
前回とルールはほぼ変わらないが、得点はゲートから近い順に10ポイント、20ポイント、30ポイント、40ポイント、50ポイントにアップしている。また、鍵は4桁のダイヤルロックとなり、得点の描かれたボードのシールを剥がすと4桁の数字が明かされ、5カウント以内にダイヤルロックを外す形となる。
コーナー冒頭では次回(第48回)の放送日が発表された。
また、2019年11月16日放送の第47回再放送及び第48回事前告知枠では一般募集予選会として実施。それぞれゲートから男性は65m、女性は60m、小学生は55mの所に置かれた宝箱からダイヤルロックを外し、中のカードを持って生還できればクリア。ただし、5カウント後に放出される3体のハンターに確保されると失格。男女ごとに2ブロックに分かれそれぞれ1名が本戦に進出。2名以上クリア者が出た場合は侵入から生還までのタイムが一番早い人が選出。誰もクリアできなかった場合はそのブロックからの本戦出場者はなしとなる。
ハンターから逃げ切れ!エスケープFIGHT
2020年3月28日放送の第6回で実施。
前回とルールは変わらず。ただし、代表者1人による一発勝負の獲得得点が一番高いチームに賞品(「ミルクフランス」100人分)獲得の権利が与えられる。なお「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」チームは当初は清原翔が挑戦予定だったが、肩の炎症により挑戦できなくなったため代わりに「アンサング・シンデレラ」のプロデューサーの野田悠介が挑戦している。
藤井健太郎パロディシリーズ
藤井健太郎がプロデューサーを務めるクイズ☆タレント名鑑クイズ☆スター名鑑水曜日のダウンタウン(全てTBS)内で放送された逃走中パロディシリーズ。いずれも主要BGMや効果音は本家と同じものを使っているほか、タイトルロゴも本家に似たものを使っている。
いずれのパロディでも出演者の中で「このパロディに出演すると本家の方に呼ばれなくなる」というネタが話されているが、実際はパロディ出演者も後に本家に出場・再出場したケースも存在する。
ギリギリ有名人が逃走中
『クイズ☆タレント名鑑』、及び『クイズ☆スター名鑑』で行われたパロディ企画。
クイズ解答者がハンターとなり遊園地に潜んだ「顔は見たことがあるが名前はうろ覚え」のギリギリ有名人を探し出して捕まえるクイズ。
ハンターが正確にフルネームやコンビ名を答える事が出来れば正解となり、ギリギリ有名人を確保できる。不正解の場合、ハンター役は1分間停止しなければならない。
確保されたギリギリ有名人が檻に入れられる・確保情報がすぐさま他のハンターの携帯電話に一斉にメールで知らされるなど、細部が再現されており、追跡中などの主要BGM効果音も同じものを使用。
ハンターであるはずの解答者が、本家のハンターに似た黒ずくめの男[注 37]に追われるシーンなどもあった。また、その際にほとんどの解答者はクイズ内容とは関係なく条件反射的に走って逃げようとしたが、クリス松村だけが無反応だった事から、収録時点でパロディ元である本家の『逃走中』シリーズをそれまで一度も見たことがない状態で収録に臨んでいたことが明るみとなり、共演者らを唖然とさせるハプニングもあった[注 38]
ピンポンダッシュで逃走中
『水曜日のダウンタウン』で博多大吉博多華丸・大吉)がプレゼンした企画。「番組の支持が少ないキッズ層を狙う」として、子どもが好きな「逃走中」と「ピンポンダッシュ」を組み合わせた企画。
番組が用意した3階建て・99部屋の学生寮のインターホンを押していくが、うち47部屋には住人としてハンター(本家とは違い黒Tシャツ姿、女性ハンターも存在)がおり、その部屋のインターホンを押した場合はハンターが放出。ハンターに確保される前に全ての部屋のインターホンを押せるか挑戦した。
挑戦者は小宮浩信(三四郎)・井上裕介NON STYLE)・鈴木奈々庄司智春品川庄司)の本家逃走中経験者に加え、本家でハンターを務めたモデルのモーゼス夢が参戦。結果は最高記録はモーゼスが22部屋(ハンター4体)、エキシビジョンとして5人が協力して全部屋押すチャレンジでは40部屋(ハンター19体)で全員確保された。
オシャレしながら逃走中
同じく『水曜日のダウンタウン』で博多大吉がプレゼンした企画。「ピンポンダッシュ」では難易度が高すぎてクレームが来たとして、新たに「ファッションチェック」をミックスした企画。
舞台は「MARK IS みなとみらい」の2階・3階を使用(本家と違いエスカレーターも稼働)。逃走者(小宮浩信・岩尾望フットボールアワー)・斎藤司トレンディエンジェル)・レイザーラモンRG・鈴木奈々・池田美優)は迷彩Tシャツ・短パン・スニーカーという逃走者の基本衣装から、「秋の横浜みなとみらいデート」をテーマに、各店舗に置かれている服を着てコーディネートしていく。ただし、ハンター2体(ゲーム開始から10分ごとに2体ずつ追加)に確保された時点の服装で、普通のコーディネート対決だと思っているRIKACOによるファッションチェックを受け、10点満点で評価。一番点数が高かった人が優勝となり、賞金10万円獲得となる。
おばちゃんファンから逃走中
同じく『水曜日のダウンタウン』で高橋茂雄サバンナ)がプレゼンした企画。街ブラロケで気軽に出演者に触ることの多い女性(番組では「おばちゃん」と称す)から逃げる企画。
純烈チームとバラエティチーム(石田純一・濱口優・矢部太郎山田たかお)によるチーム戦。1stステージでは谷中ぎんざ商店街、2ndステージでは巣鴨地蔵通り商店街でそれぞれ1時間の街ブラロケを行うが、その間にいかなる形でも女性に体を触れられた時点で「確保」となり失格(男性はセーフ)。ハンター風のスタッフに連行され退場となる。最終的に生き残った人数の多いチームの勝利。なお、様々な理由を付けて握手などを断ろうとするのは可能だが「触らないで下さい」などの直接的なワードは禁止。また、本家とは違い日中の街中の為走って逃げるのも禁止。途中では「復活ミッション」が発令。「15分以内に人気の多い店で買い出しをすることができれば店に応じた人数が復活」というルールで行われた。
天然中
フジテレビの販促番組『フジテレビからの〜!』において、逃走中DVD10巻の発売記念として「もし逃走中のメインであるハンターがいなかったら」をテーマに行われたセルフパロディ。
場所は東京都杉並区高円寺・高円寺パル商店街(広さ:東京ドーム約1/8個分)。制限時間60分、プレイヤーは4名(矢部太郎(カラテカ)、せんちゃん(クールポコ)、じゃい(インスタントジョンソン)、小出真保麦芽))。いずれも芸能界屈指の天然芸人であり「逃走中の予選会」という名目で招集された。
賞金は単価100円・最高36万円(逃走成功で本戦出場権獲得)という設定だが、実際は「賞金や本戦への出場権が一切用意されておらず、ハンターすらいない」というドッキリ企画。撮影スタッフに入社2週間目の新人ADがいたほか、支給された地図はコピー用紙にモノクロ印刷(一部手書き)であった。この企画に疑問を感じた発言をした時点で終了だったのだが、普通のスーツ姿のサラリーマンをハンターと勘違いして逃走するなど、ドッキリに気づく様子はなかった。
そこでスタッフは、残り25分頃に「ケーキを自腹で買え!」という本家ではありえないミッションを発令。しかしこれも何の疑いもなく遂行し、ついに誰も気づかないまま時間切れとなり全員逃走成功。さらにはネタバラシせず解放したため、放送を見なければ一生自分が騙されていることに気づかない、とんでもないドッキリとなった。
後に小出が自身のブログで、騙された事に気づいたという事を書いている[1]
イケメンがオネェから逃走チュー
フジテレビの『爆笑 大日本アカン警察』で放送された企画。「オネェはイケメンとキスできると知ったらどれだけの力を発揮できるか」と調べるために行われた。
ルールは芸能界のイケメン達がエリア内を巡回するオネェハンターから逃げ切る。賞金は1秒ごとに上昇し、最後まで逃げ切れば賞金を獲得。ただし、KABA.ちゃん率いるオネェハンター達に捕獲され『チュー』されてしまった場合失格となる(タッチされても即確保ではなく、失格判定は『チュー』された時点)。捕獲された場合、他のプレイヤーにキスシーンの写真付き確保メールが送られる。オネェハンターは基本的に一丸となって行動するが、作戦により複数部隊で捜索する場合もある。
また、第2回では逃走中でもたびたび使用されているネットランチャーなどのアイテムが支給された。
run for dokkiri 逃走中 じゃないドッキリ
フジテレビの『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』で放送されたドッキリ企画。富士急ハイランド絶凶・戦慄迷宮を舞台に行われ、最高賞金108万円のゲームを行うが、全てウソのドッキリとなっている。
共に出演する逃走者には綾瀬はるか篠原涼子立川志らくといった現実には限りなく可能性の低いキャスティングがされており、通話は沙羅河口こうへいがモノマネで成り代わっている。また、様々な俳優・女優・タレントが「逃走者」として名を連ねているものの、実際に建物内にいるのはターゲット1人である。
また、ターゲットを追う追跡者はゾンビ型のハンター「ゾンター」が投入されるものの、他の逃走者のミッションクリアといった様々な理由によって絶対に確保されず、ターゲット自身もミッションに挑まされるが、ミッションの難易度は本家と比べかなり低くなっており、たとえターゲットが苦戦していても「スタッフがミッションを手伝う」という本家ではありえないやり方で絶対にクリアできる仕組みとなっている。また、所々でゾンター(実際の戦慄迷宮のアクター)が登場してターゲットを驚かす。つまり「通常よりも強い恐怖に怯えながら半強制的に『挑まされる』」という過酷なドッキリである。
第1弾放送時には第50回の放送日時と内容と出演者の一部が、第3弾放送時には第51回の出演者の一部がそれぞれ発表された。
拝借中
ガリガリくりぃむ』(テレビ朝日)内で放送されたパロディ企画。「逃走中のようなスリルあるゲームがしたい」ということで、くりぃむしちゅーの2人と濱口優がプレイヤーとなり、拝借ゲームに挑戦する。
逃走者風の衣装を着た3人が芸人宅にニセ企画「探検中」の撮影として訪れ、家主の説明を聞きつつ部屋の中にある高額な物1品を手持ちのリュックサックの中に入れ「拝借」する。複数拝借してもいいが最終的に1品に絞り、それ以外は元に戻す必要がある。また、家主がいない場所で拝借するのも禁止。全員が拝借し終えたところでネタバラシ&結果発表を行い、一番高額な物を拝借した人の勝利となる。なお、あくまでも「防犯意識を高めるため」の企画として説明されている。
また、番組冒頭では有田哲平が「私たちが企画を考えていたら先を越された」という発言を行い突っ込まれていたが、逃走中の第1回放送はガリガリくりぃむの前身である『くりぃむナントカ』の初回放送の3日前に放送されている。
run for money 白塗り中
ロンドンハーツ』(テレビ朝日)内で放送されたパロディ企画。藤本敏史FUJIWARA)扮する「フジモン太夫」による「太夫フェス」の中で山崎弘也アンタッチャブル)から飛び出した単語をそのまま実現したもの。
富津竹岡学校スタジオ(千葉県)を舞台に藤本・氏神一番ゴー☆ジャスの「白塗り者」が1秒300円・ゲーム時間30分(最高賞金54万円)の逃走に挑戦。ただし「黒塗りハンター」に確保されると失格。さらに罰としてハンターの手によって顔面黒塗りをされてしまう。
放送内では演出がリニューアルされた直近放送回である第51回をベースにOP・ゲーム開始前のメール・カウントダウン・テロップ枠・BGM・ハンターアイなどを再現。また、黒塗りハンターも本家に近いハンターマスクを着用している。
逃走中ごっこ
BSフジの番組『エビ中++』内で行われた企画。私立恵比寿中学中山莉子がやりたい企画の1つとして実施。舞台は「とある幼稚園(1階・2階の各教室と体育館)」。制限時間10分。スタートから30秒後に尾形回帰(HERE)扮するハンターが放出(後攻の途中で体力が切れたためちゅうえい(流れ星)に交代)。また、残り6分・3分にそれぞれ1体が追加され、最大3体となる。10分間逃げ切るか、ミッション(エリア内に隠された「中」「山」のスタンプを集める)達成でクリア。
先攻・真山チーム(真山りか廣田あいか松野莉奈小林歌穂)、後攻・中山チーム(中山莉子・安本彩花星名美怜柏木ひなた)がそれぞれ挑戦し、クリア人数の多いチームか、全員確保までの時間が長かったチームの勝利。勝利チームには中山の考えた豪華賞品(中山の好きな最高級きゅうり)がプレゼントされる。
テーマパークの閉園後、どこかに隠れていたらバレるの?
さまぁ〜ずの神ギ問』スペシャルにて投げかけられた「ギ問」。上記のギ問を検証するために、志摩スペイン村を舞台に、スタッフ6名が一般客と偽って入場し、閉園後それぞれ隠れ、園内スタッフに見つからずに翌日の開園まで隠れ切れるか挑戦。一方、園内スタッフは何も知らされず、通常通りの閉園後点検などを行い、スタッフを見つけられるかを行った(スペイン村自体の企画及び撮影は承諾済みであり、撮影は「園内のセキュリティ特集」というニセ企画の撮影として行った。)。
園内スタッフに発見された際の言い方が「確保」であることを始め、スタッフの腕に確保情報を伝えるモバイルケースや、確保テロップ、閉園からの時間経過を表すタイマー、スタッフと園内スタッフの位置関係を表すCG、画面切り替え時の効果音など、随所に逃走中のパロディを入れており、検証VTRを視聴していたさまぁ〜ずからも「逃走中みたい」と指摘された。
また、第3回スペシャルでも「デパートのマネキンが人間だったら閉店後の警備員さんって気付くの?」にて、警備員にバレた時点で確保テロップが表示された。
Run for ドッキリ 大逃亡中
TBSの特番『ドッキリ映像SP 芸能人史上最悪の1日』で行われたドッキリ企画。過去に『逃走中』及び『クロノス』に出演経験のある「幸せの絶頂にいる芸能人」9名が参加。「逃走中をオマージュした大型番組をTBSで放送することになった」と説明し、東京ドイツ村を舞台に最高賞金216万円、ゲーム時間日没まで(最長時間は10時間)というゲームに参加させるが、その中で「ハンターから逃れられる『セーフティーゾーン』が落とし穴になっている」「ミッションに参加すると突如〇と×の壁が現れ、ハンターに追われて飛び込むもその先は池へのスライダー」「自首宣言ボタンを押すと落とし穴に落下」といった形で参加者を落とし穴に落とすドッキリとなっている。
BGMやミッション内容を説明するテロップ枠、ハンターアイ(ただし、本家と異なり視点はフルカラー)、さらにドッキリに引っかかった人が入れられる「牢獄」も本家とほぼ同じレベルでパロディされている。
芸人やタレントや俳優やスポーツ選手がよくやってるアレをやりたいんじゃ!!
2021年10月24日に『テレビ千鳥』(テレビ朝日)内で放送されたパロディ企画[25]
何も知らずに呼び出されたノブに対し逃走者姿の大悟が登場。状況もルールも掴めず戸惑い続けるノブに対しいかにも逃走者らしく振る舞う大悟。そして謎のアイテムや単語、さらに「失敗するとハンター2万体放出」といった本家ではありえないミッションといかにも本家でありそうな逃走者達(実際に出演者は千鳥を含め全員参加経験者)が交錯する。

脚注

注釈

  1. ^ クロノス』時代の再放送(再編集版)も字幕放送は実施された。
  2. ^ 2週連続で放送された回も1回とカウント。
  3. ^ a b c d 台湾での放送『全員逃走中』制作秘話の回より。
  4. ^ 『クロノス』および『ジャンプ!○○中』(クロノス企画を含む回のみ)も、台湾でのこの番組として放送。
  5. ^ a b c d e 実際にフジテレビ内のショップやフジテレビe!ショップで視聴者も同じモデルを購入できる。
  6. ^ 通話やメールの送信が可能・あるいは黙認されている回もある。
  7. ^ 必要に応じて同行スタッフに要求できるほか、市街地での開催の際には公園の水飲み場の使用や自動販売機での購入、一般人のご厚意という形で頂くことも可能。
  8. ^ 『ジャンプ!○○中』の第2回まで「-人」となっていた。また、『クロノス』放送前の頃は地図を見たりイヤホンを直したりするなど、機械的ではない人間味のある振る舞いも放送に映っていた。
  9. ^ ハンターアイや通信機を身につけていないハンターもいる。
  10. ^ 当初は「かくほDEとーく」と表記されていた。
  11. ^ スタート地点が逃走エリア外になっていることもあり、その場合は開始直後にエリア内に入る。
  12. ^ DVDの特典映像で確認可能。放送時にはカットされた。
  13. ^ 基本は全ての逃走者に通知されるが、一部の逃走者のみにしか通知されないミッションも存在する。
  14. ^ ただし、ミッションとして敗者復活を行った場合、復活者した人は逃走成功時、賞金が半額となりミッション成功者の逃走成功時、敗者復活者の賞金を受け取ることが出来ることがあることもある。
  15. ^ 第50回のみ逃走者全員で山分け。
  16. ^ 番組制作局であるフジテレビの放送圏内(関東広域圏)では毎回放送されているが、それ以外の地域ではランダム。第51回終了時点では東海テレビ長野放送NST新潟総合テレビ富山テレビ沖縄テレビでの放送実績が一度もない。
  17. ^ 場合によっては確保者が持っている物の流用も可能で、確保者が残存者に渡せるケースもある。
  18. ^ 例えば第18回・第24回・第30回・『戦闘中』第3回はすべて房総のむらでの開催だが、時代背景やエリア内の構造物などで時間関係が示唆されている。
  19. ^ 第20回(ロケ地:吉野ヶ里遺跡公園)と第21回(ロケ地:よみうりランド)はロケ地こそ異なるが、後者は第20回の卑弥呼の国の跡地にできたという設定になっている。
  20. ^ 後に『戦闘中』第10回でプレイヤーとして参加したほか、第54回では弟の鈴木楽と共に逃走者として『逃走中』に参加している。
  21. ^ 公式としては「生死不明」という扱いとなっている。
  22. ^ 判明したのは第39回
  23. ^ パイロット版から第36回までの間には登場しなかった回もある。第39回と第40回はCGで登場し、第41回は後述する「ミッションアンドロイド」として登場。
  24. ^ 第36回のクレジットにて判明。それまでは公式からは公表されていなかった。
  25. ^ 過去に逃走者として出演した経験がある。
  26. ^ 第11回・第17回の事前番組より。
  27. ^ 第38回・第39回の企画の元は高瀬が考案したものである。第42回は「プロデューサー」
  28. ^ 第47回までと第49回、第50回のFOD配信版ではノンクレジット。
  29. ^ 第1回から第5回、第7回から第37回までは「演出」、第38回から第45回では「総合演出」
  30. ^ 横森あつし表記になる場合もある。
  31. ^ 英語版記事より。
  32. ^ 特に「1分1000ドル」に関してはゲーム内容自体に合致しておらず、そのまま計算すると60分で6万ドルになる。
  33. ^ 日本版ではミッションにおけるハンターの輸送のみにとどまっており、逃走者が立ち入ったことはない。
  34. ^ 製造ライン内では異物混入を防ぐため逃走者・ハンターともに帽子を着用した。
  35. ^ 前作では第17回以降のスタートハンターが入っているボックスのデザインだったが、今作では第26回以降の追加ハンターが入っているボックスのデザインとなった。
  36. ^ アイテムは使用可能だが、ハンターが「ナイトメア」同様レーダーに映らなくなる。
  37. ^ ナレーションでは「本家とは別の人」と紹介された。
  38. ^ エキストラとしての出演経験はあり、その後逃走者としての出演経験もある

出典

  1. ^ 祝!放送15周年『逃走中』が逃走者を一般公募!アンガ・田中 HIKAKINも参戦決定”. フジテレビ (2019年8月13日). 2021年6月15日閲覧。
  2. ^ US国際フィルム&ビデオフェスティバルで日本の番組が大健闘!”. 日本映像翻訳アカデミー. 2014年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月15日閲覧。
  3. ^ 公式サイトより。2017年11月25日閲覧。
  4. ^ 足立梨花、「逃走中」5年ぶりの衣装で登場も「パンツがなくなった…」”. YouTube. maidigitv (2019年8月14日). 2021年6月15日閲覧。
  5. ^ ゲーム開始時に示された賞金
  6. ^ 東エリアと西エリア各11人ずつに分かれている。
  7. ^ 赤グループと青グループ各15人ずつに分かれている。
  8. ^ 実際は逃走者20人+ニセ逃走者2人
  9. ^ 勝利チームでの山分けで1人20万円ずつ分配
  10. ^ めちゃイケメンバー14人+「めちゃめちゃイケてる有名人」8人
  11. ^ a b 一部地域は23:28で飛び降り
  12. ^ a b c d e 一部地域は21:48で飛び降り
  13. ^ a b c 一部地域は20:54で飛び降り
  14. ^ a b 一部地域は22:42で飛び降り
  15. ^ 芸能人15人+一般公募通過者2人
  16. ^ 一部地域は19:00から飛び乗り。
  17. ^ 芸能人19人+一般公募通過者1人
  18. ^ 後半の『クセスゴ』パートは21:30 - 23:30で放送
  19. ^ 密告中からの途中参加。
  20. ^ “「こどもの日」に“逃走中”史上初の4時間SP 人気子役が勢ぞろい”. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2021年4月30日). https://www.sanspo.com/geino/news/20210430/geo21043006000001-n1.html 2021年4月30日閲覧。 
  21. ^ 芸能人15人+一般公募通過者1人
  22. ^ 2013年度上半期ソフト販売ランキングTOP100を掲載! 1位は248.3万本を売り上げた3DS『モンスターハンター4』”. アスキー・メディアワークス (2013年11月11日). 2015年1月18日閲覧。
  23. ^ 【ゲームソフト販売本数ランキング TOP30】集計期間:2012年07月02日〜2012年07月08日”. ファミ通.com (2012年7月11日). 2013年1月16日閲覧。
  24. ^ 週刊ファミ通 2016年1月28日号』KADOKAWA、2016年、8頁。 
  25. ^ 『テレビ千鳥』で“例の逃走ゲーム”!ノブは言われるがままに逃げ回り…豪華ゲストも続々参戦”. テレ朝POST (2021年10月24日). 2021年10月24日閲覧。

関連項目

  • 東京24時間鬼ごっこ: 過去に同局が制作した鬼ごっこ番組。
  • Ya-Ya-yah: 地上波放送直後に演出と内容が酷似した鬼ごっこコーナーを放送しシリーズ化。
  • クロノス - 当番組と同じスタッフで制作されたゲーム番組。『逃走中』以外にも『密告中』『解除中』『護衛中』『生還中』などの『逃走中』以外の派生ゲームも実施された。
  • ジャンプ!○○中 - こちらは共通スタッフに高瀬の名が連ねた番組。『クロノス』班と旧『水10!』班が隔週で様々な企画を放送する番組で、『クロノス』班からは『クロノス』時代から引き続き『逃走中』『密告中』『護衛中』が実施された。当番組終了後は『逃走中』のみ再び単発番組として戻っている。
  • battle for money 戦闘中 - 当番組から派生したゲーム番組。上記の『ジャンプ!○○中』の『護衛中』以来約4年2ヶ月ぶりの『逃走中』以外の派生ゲームとなった。また、時期によっては当番組と2週連続で放送することがあった。
  • 超水上サバイバルオチルナ! - 当番組のスタッフが共通しているゲーム番組。

外部リンク