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2023年1月27日 (金) 05:08時点における版

溝脇 隼人
中日ドラゴンズ #48
2016年8月12日 阪神鳴尾浜球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 熊本県玉名郡岱明町(現:玉名市
生年月日 (1994-05-17) 1994年5月17日(30歳)
身長
体重
179 cm
79 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手二塁手三塁手
プロ入り 2012年 ドラフト5位
初出場 2014年8月26日
年俸 1500万円(2023年)[1][2]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

溝脇 隼人(みぞわき はやと、1994年5月17日 - )は、熊本県玉名郡岱明町(現:玉名市)出身のプロ野球選手内野手)。右投左打。中日ドラゴンズ所属。

経歴

プロ入り前

玉名市立岱明中学校時代は、軟式野球部に所属。

九州学院高等学校では、1年時から遊撃手のレギュラーに定着。1年時夏の第92回全国高等学校野球選手権大会では、「2番・遊撃手」として全試合でスタメン起用された。3回戦の前には肺炎にかかるも、点滴を受けて強行出場した[3]。準々決勝の一二三慎太擁する東海大相模高戦に3-10で敗れ、ベスト8だった。

2年時春の第83回選抜高等学校野球大会では、「1番・遊撃手」として起用された。1回戦の國學院久我山高戦では、9回二死から三塁打を放ち、続く打者への暴投の間に本塁へ突入しサヨナラ勝ちを収めた[4]。2回戦の履正社高戦の前に胃腸炎となり点滴を受けて出場するもチームは2-8で敗退し、自身が最後の打者となってしまった[3]。夏は、熊本県予選準決勝で熊本工業高に0-3で敗れた。

3年時春の第84回選抜高等学校野球大会でも、「1番・遊撃手」として起用された。2回戦で同大会の優勝校であり、藤浪晋太郎擁する大阪桐蔭高に3-5で敗れた。夏は、熊本県予選準決勝で優勝校の済々黌高に0-1で敗れた。

2012年10月25日に行われたドラフト会議では、中日ドラゴンズから5位指名を受けた[5]。背番号は48

プロ入り後

2013年は、一軍出場が無かった。

2014年は、8月26日の対横浜DeNAベイスターズ戦で、「8番・遊撃手」としてプロ入り初スタメン出場を果たし、3打席目で久保康友からプロ初安打を放った。

2015年は、一軍出場なしに終わった。

2016年は、6試合に出場したものの、無安打に終わった。

2017年は、4月4日の対広島東洋カープ戦で野村祐輔からプロ入り初本塁打を記録した[6]

2018年は、ウエスタン・リーグ優秀選手賞の表彰を受けた[7]

2019年は、5月19日に「1番・二塁手」として2年ぶりのスタメン出場を果たし、プロ入り初の猛打賞を記録した[8]。しかし、同25日の試合中に右手に違和感を覚え、翌26日に登録抹消された[9]

2020年は、3月21日の広島との練習試合の試合前練習で右脇腹を痛め、右内腹斜筋筋膜損傷と診断された[10]。その後復帰すると、6月30日に登録抹消された堂上直倫に代わり一軍登録された[11]。7月5日には「1番 二塁手」でスタメン出場した[12]。最終的には代打代走を中心に自己最多となる39試合に出場し、打率.213を記録した[13][14]

2021年は、開幕から正二塁手の阿部寿樹が不振であり、溝脇は二軍で.350を超える打率を記録していた[15][11]ことから、6月に一軍昇格し[16]、スタメン起用が見られた[17]。しかしその機会を活かすことが出来ず、精神的に追い込まれていたという[18]。その後一度登録を抹消され、8月に三ツ俣大樹に代わり再び一軍昇格[19][20]。シーズン初安打を打つまで18打数を要したが[21]、8月21日の阪神タイガース戦でプロ初めて4安打を記録し、お立ち台に立った[18][22]。最終的には22試合に出場して打率.268だった。11月11日の契約更改では現状維持となる推定年俸900万円でサインした[23]

2022年は、オープン戦で代走、守備固めとして積極起用された[24]。3月27日の読売ジャイアンツとの開幕3戦目で、延長10回表、ニ死満塁の場面で直江大輔から決勝の2点適時打を放ち、立浪和義の監督就任後初勝利に貢献した[24]

選手としての特徴・人物

50m走6秒0の俊足と、二塁手を中心に内野の複数ポジションをこなし[13]、球際にも強い守備が武器[25]。打撃ではミート力の高さが持ち味[25]

愛称は「ミゾ[26]

憧れの選手は、同じ熊本県出身の荒木雅博[25]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2014 中日 2 5 5 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .200 .200 .200 .400
2016 6 3 3 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
2017 12 16 14 1 1 0 0 1 4 1 0 0 0 0 2 0 0 5 1 .071 .188 .286 .473
2019 8 16 15 3 3 0 1 0 5 0 0 0 0 0 1 0 0 2 0 .200 .250 .333 .583
2020 39 50 47 6 10 1 2 0 15 3 0 0 1 0 2 0 0 8 0 .213 .245 .319 .564
2021 22 47 41 2 11 0 1 0 13 2 1 0 3 0 3 1 0 10 0 .268 .318 .317 .635
2022 87 157 139 7 35 5 1 0 42 9 2 1 8 2 8 0 0 26 2 .252 .289 .302 .591
通算:7年 176 294 264 20 61 6 5 1 80 15 3 1 12 2 16 1 0 52 3 .231 .273 .303 .576
  • 2022年度シーズン終了時

年度別守備成績



遊撃 二塁 三塁




































2014 中日 2 0 5 0 0 1.000 - -
2016 - 3 1 4 0 0 1.000 -
2017 - 4 5 7 0 2 1.000 1 0 1 0 0 1.000
2019 - 4 6 7 0 1 1.000 -
2020 - 8 16 20 1 4 .973 7 3 4 2 1 .778
2021 3 1 4 0 0 1.000 18 23 40 3 8 .955 -
2022 21 18 22 0 3 1.000 42 63 63 1 18 .992 2 0 0 1 0 .000
通算 26 19 31 0 3 1.000 79 114 141 5 33 .981 10 3 5 3 1 .727
  • 2022年度シーズン終了時

記録

初記録

背番号

  • 48(2013年 - )

登場曲

脚注

  1. ^ 中日 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2022年11月19日閲覧。
  2. ^ 【中日】溝脇隼人、600万増の1500万円で更改 阿部、京田抜け若手との内野手争い「まずは与えられた機会で結果を」”. 中日スポーツ (2022年11月18日). 2022年11月18日閲覧。
  3. ^ a b 3度目夢舞台、優勝狙う 溝脇隼人(熊本・九州学院 新3年)”. asahi.com (2012年3月23日). 2013年3月15日閲覧。
  4. ^ 9回2死から!九州学院・溝脇 執念三塁打”. スポニチ Sponichi ANnex (2011年3月27日). 2013年3月15日閲覧。
  5. ^ ドラフト会議速報 Vol.5”. 中日ドラゴンズ (2012年10月25日). 2013年3月15日閲覧。
  6. ^ 中日溝脇「とにかく必死に」ファウルで粘りプロ1号”. 日刊スポーツ (2017年4月4日). 2017年4月15日閲覧。
  7. ^ NPB AWARDS 2018 supported by リポビタンD 中日ドラゴンズ公式サイト 2018年11月27日
  8. ^ 1番・スタメン溝脇、猛打賞 通算2安打男が天敵・山口撃ち 中日スポーツ 2019年5月20日
  9. ^ 中日・溝脇 右手骨折の疑い、松井雅は右足を痛め登録抹消 スポニチ 2019年5月26日
  10. ^ 中日・溝脇が右脇腹を痛め1カ月離脱 開幕1軍へ痛恨の負傷…打撃で猛アピールも”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2020年3月21日). 2021年12月18日閲覧。
  11. ^ a b 中日・溝脇が堂上に代わって1軍登録 ケガから復帰ウエスタン・リーグで13打数4安打、打率3割0分8厘”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2020年6月30日). 2021年12月18日閲覧。
  12. ^ 【中日】今季初スタメンの1番・溝脇隼人が先制2点三塁打「梅津がつないでくれた打席」”. スポーツ報知 (2020年7月5日). 2022年3月27日閲覧。
  13. ^ a b 中日・溝脇隼人が1軍合流 2軍で打率.352「下半身をしっかり使えて粘りが出た」”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2021年6月6日). 2022年3月27日閲覧。
  14. ^ 中日・溝脇 精密検査のためキャンプ離脱 口腔内の痛みで名古屋戻る”. スポニチ Sponichi Annex (2021年2月23日). 2022年3月27日閲覧。
  15. ^ 【中日】阿部寿樹は900万円減の3600万円サイン 「がむしゃらにやりたい」”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2021年11月18日). 2022年3月27日閲覧。
  16. ^ 【中日】溝脇隼人がバンテリンドームに合流、1軍昇格へ”. スポーツ報知 (2021年6月6日). 2022年3月27日閲覧。
  17. ^ 【中日スタメン】溝脇隼人が「6番・二塁」で今季2度目のスタメン、初対戦アルカンタラ攻略で連敗止める”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2021年6月23日). 2022年3月27日閲覧。
  18. ^ a b 中日9年目・溝脇「全く野球したい気持ちになれなかった」どん底からプロ初4安打の大暴れ”. 東スポWeb (2021年8月21日). 2022年3月27日閲覧。
  19. ^ 【中日】ロドリゲスと溝脇が出場登録、前日負傷交代の三ツ俣が登録抹消”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2021年8月14日). 2022年3月27日閲覧。
  20. ^ 【中日】溝脇隼人が1軍再昇格 2軍で打率3割超と好調”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2021年8月14日). 2022年3月27日閲覧。
  21. ^ 中日・溝脇 プロ初4安打 20日から5打数連続安打”. デイリースポーツ (2021年8月22日). 2022年3月27日閲覧。
  22. ^ 【中日】溝脇がスタメンで4の4、1打点1盗塁の大暴れ! 『溝脇4安打』トレンド入りにファン喜び「ついに目覚めたか」”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2021年8月21日). 2022年3月27日閲覧。
  23. ^ 【中日】来季プロ10年目の溝脇隼人、現状維持の900万円で更改「1年間1軍にいることが目標」今季22試合に出場”. スポーツ報知 (2021年11月11日). 2022年3月27日閲覧。
  24. ^ a b 【中日】伏兵・溝脇隼人が直江大輔から勝ち越し2点打 立浪竜初勝利に貢献”. スポーツ報知 (2022年3月27日). 2022年3月27日閲覧。
  25. ^ a b c 【野球】九学の溝脇、中日と合意”. くまにちコム (2012年11月16日). 2013年3月15日閲覧。
  26. ^ 二塁が阿部でも溝脇でも 京田が目指すは“アライバ”のプレー…二遊間連係、もっと呼吸合わせる”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2020年7月14日). 2022年4月2日閲覧。

関連項目

外部リンク