辻本倫太郎
中日ドラゴンズ #0 | |
---|---|
2024年3月27日 ちゅ~るスタジアム清水にて | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 北海道札幌市白石区 |
生年月日 | 2001年8月11日(23歳) |
身長 体重 |
168 cm 73 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 遊撃手 |
プロ入り | 2023年 ドラフト3位 |
初出場 | 2024年4月17日 |
年俸 | 850万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
|
辻本 倫太郎(つじもと りんたろう、2001年8月11日 - )は、富山県富山市生まれ[2]、北海道札幌市白石区出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。中日ドラゴンズ所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]富山県富山市で生まれ[2]、2歳の時に北海道札幌市へ引っ越した[3]。札幌市立東札幌小学校で3年生の時に東札幌ジャイアンツで野球を始め、6年時には北海道日本ハムファイターズジュニアでプレーした[4]。札幌市立日章中学校在学時は硬式野球のクラブチームである札幌南シニアでプレーし、3年春に全国大会に出場した[4]。
北海高等学校では2年夏から遊撃手のレギュラーに定着し、同年秋から主将を務めた[2]。3年夏は南北海道大会準々決勝で札幌国際情報に敗れた[5]。その後、北海高校が阪神甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権大会で初めて勝利した高校であることから、令和初の第101回全国高等学校野球選手権大会にて、開会式の入場行進の先導役を務めた[6]。高校時代は2学年上に阪口皓亮、川村友斗、鈴木大和、2学年下に木村大成、大津綾也がいた。
高校卒業後は仙台大学体育学部体育学科へ進学[2][7]。1年秋からリーグ戦に出場し[2]、3年秋の明治神宮野球大会、4年春の全日本大学野球選手権大会ではいずれも本塁打を放った[3]。
2023年10月26日に開催されたドラフト会議にて、中日ドラゴンズから3位指名を受け[2][8]、11月24日に契約金5500万円、年俸900万円で仮契約を結んだ[9]。背番号は29[10]。仙台大学の野手では初の支配下指名となった[8]。
中日時代
[編集]2024年、4月17日に負傷離脱した高橋周平に代わって一軍に初昇格し[11]、同日の東京ヤクルトスワローズ戦(バンテリンドーム ナゴヤ)で代走としてプロ初出場を果たした[12]。一軍戦4試合に出場したのち、25日に登録を抹消された。二軍で主に二塁を守り、87試合に出場して打率.216、20打点の成績を残すと、9月5日に再度一軍に昇格した[13]。9月7日、広島東洋カープ戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)で、プロ初安打を記録した[14]。
選手としての特徴・人物
[編集]大学球界屈指の守備力の持ち主と評価されている[2]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2024 | 中日 | 13 | 20 | 18 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | .167 | .211 | .167 | .377 |
通算:1年 | 13 | 20 | 18 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | .167 | .211 | .167 | .377 |
- 2024年度シーズン終了時点
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
二塁 | 遊撃 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2024 | 中日 | 6 | 13 | 7 | 3 | 1 | .870 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 6 | 13 | 7 | 3 | 1 | .870 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2024年度シーズン終了時
記録
[編集]- 初記録
- 初出場:2024年4月17日、対東京ヤクルトスワローズ5回戦(バンテリンドーム ナゴヤ)、5回裏に宇佐見真吾の代走で出場[12]
- 初打席:2024年4月19日、対阪神タイガース4回戦(阪神甲子園球場)、7回表に福谷浩司の代打で出場、島本浩也から左飛
- 初安打:2024年9月7日、対広島東洋カープ21回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、8回表に島内颯太郎から左前安打[14]
- 初先発出場:2024年9月8日、対広島東洋カープ22回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、6番・二塁手で先発出場
背番号
[編集]- 29(2024年)
- 0(2025年 - )
代表歴
[編集]脚注
[編集]- ^ “中日 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ 2024年11月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g 「プロ野球 ドラフト会議 中日3位 辻本倫太郎内野手(仙台大) 大学屈指の守備力」中日新聞、2023年10月27日朝刊23頁運動1面
- ^ a b 「野球 - 中日3位の仙台大学・辻本倫太郎 自分のために→チームを勝たせる 代表合宿後の変化」『4years.』2023年10月27日。2023年10月29日閲覧。
- ^ a b 「辻本倫太郎 | 仙台大 | 選手」『週刊ベースボールONLINE』。2023年10月29日閲覧。
- ^ 「【南北海道】札幌国際情報 23年ぶり4強 北海にサヨナラ勝ち」『スポニチ Sponichi Annex』2019年7月18日。2023年10月29日閲覧。
- ^ 「北海・辻本主将が入場行進先導「先輩たちのおかげ」 - 夏の甲子園」『日刊スポーツ』2019年8月6日。2023年10月29日閲覧。
- ^ 「辻本倫太郎 中日ドラゴンズからドラフト3位指名」『仙台大学』2023年10月26日。2024年1月24日閲覧。
- ^ a b 「【ドラフト会議】中日が仙台大・辻本を3位指名 同大学の野手初の支配下指名、2年連続侍の即戦力遊撃手」『スポニチ Sponichi Annex』2023年10月26日。2023年10月29日閲覧。
- ^ 「中日ドラフト3位の辻本倫太郎内野手が仮契約「実感がわいてきています、守備面では1歩目の速さ、打撃は勝負強さを売りにしていきたい」」『中日スポーツ 東京中日スポーツ』2022年11月24日。2023年12月18日閲覧。
- ^ 「【中日】ドラフト1位・草加勝の背番号は「14」 昨年まで谷元、過去には板東英二、今中慎二、朝倉健太…2位の津田は「27」」『中日スポーツ 東京中日スポーツ』2023年12月14日。2023年12月18日閲覧。
- ^ 「中日・高橋周平が「右外側ヒラメ筋損傷」で抹消 前日16日に負傷交代、辻本倫太郎が1軍登録」『BASEBALL KING』2024年4月17日。2024年4月17日閲覧。
- ^ a b 「中日ルーキー・辻本倫太郎、1軍デビューは代走出場「どんな出方であっても、与えられた役割を」」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2024年4月17日。2024年4月17日閲覧。
- ^ 「中日ドラフト3位・辻本倫太郎が4月以来の1軍合流 2軍では主に二塁で87試合出場、打率.216」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2024年9月5日。2024年9月5日閲覧。
- ^ a b 「中日 ドラフト3位の辻本倫太郎がうれしいプロ初安打 仙台大から入団 「まずはホッとした」」『スポーツニッポン』2024年9月7日。2024年9月8日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 辻本倫太郎 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube
- 選手名鑑 - 中日ドラゴンズ公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 辻本倫太郎 (@rintaro.tsujimoto) - Instagram