川村友斗
福岡ソフトバンクホークス #61 | |
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2023年7月29日 タマホーム スタジアム筑後 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 北海道松前郡松前町 |
生年月日 | 1999年8月13日(25歳) |
身長 体重 |
181 cm 88 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2021年 育成選手ドラフト2位 |
初出場 | 2024年4月4日 |
年俸 | 2050万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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派遣歴 | |
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この表について
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川村 友斗(かわむら ゆうと、1999年8月13日 - )は、北海道松前郡松前町出身のプロ野球選手(外野手)。右投左打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]北海高校では2年時に打線の中軸を任され、夏の甲子園大会での準優勝に貢献[2]。当時のチームメイトに阪口皓亮がいる[3]。
高校卒業後は、仙台大学に進学[2]。大学4年時の2021年度プロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスより育成選手ドラフト2位指名を受け[4]、入団[2]。
ソフトバンク時代
[編集]2022年、二軍公式戦に39試合出場し、打率.193、1本塁打、5盗塁、9打点[5]、三軍戦では54試合に出場し、打率.261、4本塁打、12盗塁、22打点を記録する[6]。
2023年シーズンは一軍オープン戦に12試合出場し、打率.357、1本塁打の結果を残したものの、オープン戦最終盤に二軍降格となった。4月23日の二軍・広島戦で死球を受け左肘を亀裂骨折したものの、5月14日の四軍戦で実戦復帰した[7]。その後もチームの左打者の層が厚く一軍・支配下選手昇格はならなかった[8]。二軍公式戦に68試合出場し、打率.260、6本塁打、6盗塁、20打点[9]、三軍・四軍戦では、47試合に出場し、打率.364、4本塁打、12盗塁、34打点と前年の成績を上回る[10]。ファーム日本選手権では4打数3安打2打点を見せ、最優秀選手(MVP)賞を受賞した[11]。冬は田上奏大とともにプエルトリコのウィンターリーグに派遣された[12]。
2024年も一軍オープン戦への出場を続け、3月19日、緒方理貢、仲田慶介とともに支配下選手契約を結んだ[13][注 1]。背番号は61[16]、推定年俸は700万円となった[17]。3人揃って開幕一軍登録された[18]。4月6日には大学4年間を過ごした仙台で行われた東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、7番・右翼手としてプロ初先発[19]。北海道から駆けつけた家族が見守る中、初安打初打点を記録し勝利に貢献[20]。初のヒーローインタビューも受けた[21]。4月24日の対千葉ロッテマリーンズ戦では1番・中堅手で出場し、初の3安打猛打賞を記録した[22]。4月下旬から5月上旬にかけて11試合連続安打を放ち、4月は月間打率.393を記録した[23]。9月22日の楽天戦では高田孝一から初本塁打を放った[24]。
選手としての特徴・人物
[編集]高い打撃センスを誇る外野手で、長打力と勝負強さを兼ね備える[25]。遠投105mの強肩と50m走6秒0の俊足も武器[26]。
自身と同時に支配下登録された元育成選手である緒方理貢、仲田慶介とのトリオは「育成三銃士」と呼ばれている[27][28][29]。
好きな言葉は、母校である北海高校の校訓「百折不撓」[4]。
詳細情報
[編集]記録
[編集]- 初記録
- 初出場:2024年4月4日、対千葉ロッテマリーンズ3回戦(福岡PayPayドーム)、6回裏に柳田悠岐の代走で出場
- 初打席:同上、8回裏に高野脩汰から空振り三振
- 初先発出場:2024年4月6日、対東北楽天ゴールデンイーグルス2回戦(楽天モバイルパーク宮城)、7番・右翼手で先発出場[30]
- 初打点:同上、7回表に荘司康誠から左犠飛[31]
- 初安打:同上、9回表に渡辺翔太から左前適時打
- 初盗塁:2024年4月19日、対オリックス・バファローズ4回戦(福岡PayPayドーム)、8回裏に二盗(投手:比嘉幹貴、捕手:若月健矢)
- 初本塁打:2024年9月22日、対東北楽天ゴールデンイーグルス24回戦(みずほPayPayドーム福岡)、2回裏に高田孝一から右越2ラン
背番号
[編集]- 132(2022年 - 2024年3月18日)
- 61(2024年3月19日 - )
登場曲
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 「ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年12月4日閲覧。
- ^ a b c 「川村友斗」週刊ベースボールONLINE。2022年5月31日閲覧。
- ^ 「仙台大・川村友斗、同期DeNA阪口と同舞台へ「自分もという思いは強い」」『日刊スポーツ』2021年10月10日。2024年4月28日閲覧。
- ^ a b 「【ソフトバンク】育成2位の仙台大・川村友斗外野手に指名あいさつ「大関選手のように一日も早く支配下を勝ち取って欲しい」」『スポーツ報知』2021年10月16日。2024年3月23日閲覧。
- ^ 「2022年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)」日本野球機構。2023年12月19日閲覧。
- ^ 「3軍選手成績 非公式戦個人成績 打撃成績 2022/11/7(月)現在」福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト。2022年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月19日閲覧。
- ^ 「骨折を乗り越えて…ソフトバンク育成2年目の川村友斗が抱く「今しかない」という思い」『文春オンライン』2023年6月3日。2024年3月23日閲覧。
- ^ 「プロ野球“じつは育成選手を飼い殺している”問題「まだ8月なのに一軍の可能性ゼロ」「昇格率“わずか2%”の球団も…」あまりに厳しい待遇と現実(2/4)」『Number Web』2023年8月6日。2024年3月23日閲覧。
- ^ 「2023年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)」日本野球機構。2023年12月18日閲覧。
- ^ 「ファーム非公式戦個人成績 打者 ※2023/11/6時点」福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト、2023年11月6日。2023年12月19日閲覧。
- ^ 濱口妙華「ソフトバンク育成2年目の川村友斗がファーム選手権MVP 小久保2軍監督「キャラが薄い子だから、もうちょいキャラが濃くなればいい」」『西スポWEB OTTO!』2023年10月7日。2024年3月20日閲覧。
- ^ 「ソフトバンク育成の川村友斗「来年がいったん自由契約になる年…何かをつかんで帰ってきたい」プエルトリコ・ウインターリーグ出発式で意気込み 田上奏大と派遣」『西スポWEB OTTO!』2023年10月25日。2024年3月20日閲覧。
- ^ 「ソフトバンク、異例の3選手同時昇格 仲田慶介、川村友斗、緒方理貢の支配下登録を発表」『Full-Count』2024年3月19日。2024年3月20日閲覧。
- ^ 「3選手が支配下選手契約「これからが本当の勝負」」福岡ソフトバンクホークス、2024年3月19日。2024年3月20日閲覧。
- ^ 「球団史上初 ホークスの育成選手3人が同時に支配下登録 開幕へ向け闘志燃やす」『ヨテミラ!』2024年3月19日。2024年3月20日閲覧。
- ^ 「ソフトバンク育成3選手が1軍の試合に出場できる支配下選手に」『NHK 福岡 NEWS WEB』2024年3月19日。2024年3月20日閲覧。
- ^ 「【ソフトバンク】21年ドラフト最終指名の仲田慶介が支配下昇格「はい上がってやる気持ちで」」『日刊スポーツ』2024年3月19日。2024年3月20日閲覧。
- ^ 「24年度「開幕一軍」の登録公示 ソフトバンクは新加入の山川・ウォーカーを含む26名」『BASEBALL KING』2024年3月28日。2024年5月12日閲覧。
- ^ 佐竹英治「【ソフトバンク】川村友斗、第2の故郷でプロ初先発初安打初打点「川村にかけようと」監督称賛」『日刊スポーツ』2024年4月7日。2024年4月28日閲覧。
- ^ 「ソフトバンクの川村友斗、先発・打点・安打の初ものづくしの活躍「去年まではイメージもできず」」『読売新聞オンライン』2024年4月7日。2024年4月28日閲覧。
- ^ 「前日の試合後に伝えられたプロ初スタメン 川村友斗の“初尽くし”に重なった偶然」『鷹フル』2024年4月7日。2024年4月28日閲覧。
- ^ 「川村友斗がプロ初の猛打賞! 21年育成2位入団、24年3月に支配下登録」『パ・リーグ.com』2024年4月24日。2024年4月28日閲覧。
- ^ 「山川穂高&近藤健介が強力打線の中軸に。“打”で圧倒した今季【福岡ソフトバンクホークス2024:野手編】」『パ・リーグ.com』2024年12月29日。2024年12月30日閲覧。
- ^ 「ソフトバンク・川村友斗、プロ3年目でプロ初本塁打」『サンケイスポーツ』2024年9月22日。2024年12月30日閲覧。
- ^ あずさ上杉「骨折を乗り越えて…ソフトバンク育成2年目の川村友斗が抱く「今しかない」という思い」『文春オンライン』2023年6月3日。2024年4月28日閲覧。
- ^ 「仙台大・川村がソフトバンク育成2位 同級生の活躍刺激に」『DOSHIN SPORTS』2021年10月12日。2024年4月28日閲覧。
- ^ 「週刊ホークス3/22号ニュース」『福岡ソフトバンクホークス』2024年3月22日。2024年5月5日閲覧。
- ^ 「【ソフトバンク】小久保チルドレンの育成三銃士が異例の同時支配下登録 三笠GM「1軍戦力になる」」『スポーツ報知』2024年3月19日。2024年5月5日閲覧。
- ^ 「なぜ元“育成三銃士”が1軍に? 小久保監督単独インタビュー…戦力の理由、支配下登録の舞台裏」『鷹フル』2024年4月22日。2024年5月5日閲覧。
- ^ 「ソフトバンク川村友斗が準地元仙台でプロ初スタメン 柳田悠岐が今季初DH」『西スポWEB OTTO』2024年4月6日。2024年4月6日閲覧。
- ^ 「ソフトバンク川村友斗がプロ初スタメン初打点で両軍ノーノーの均衡を破った」『スポニチアネックス』2024年4月6日。2024年4月6日閲覧。
- ^ 「チーム情報 球場使用曲一覧」福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト。2023年12月19日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 川村友斗 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 132 川村 友斗 選手名鑑2024 - 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE