水口創太
福岡ソフトバンクホークス #164 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 滋賀県大津市 |
生年月日 | 1999年8月9日(25歳) |
身長 体重 |
194 cm 102 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2022年 育成ドラフト7位 |
年俸 | 400万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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水口 創太(みなくち そうた、1999年8月9日 - )は、滋賀県大津市出身[2]のプロ野球選手(投手・育成選手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]大津市立晴嵐小学校時代から「晴嵐スポーツ少年団野球部」で軟式野球を始め、大津市立北大路中学校では同校の軟式野球部に在籍する[2]。
高校は同市の膳所高等学校に進学[4]。2年生の秋からエースとなり[5]、3年生の夏は第99回全国高等学校野球選手権滋賀大会でベスト16に進出するも、水口高校に10対2で敗れた[6]。
1年間の大学浪人を経て大学は京都大学医学部人間健康科学科に進学[4]。3年生時の2021年10月13日に行われた関西学生野球連盟秋季リーグ戦、対同志社大学戦において、自己最速の152km/hの速球を計測し注目される[7]。
2022年10月20日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト7位指名された。京都大学野球部からのドラフト指名は2014年の田中英祐に次いで2人目だが、医学部からは初めての指名となる[4]。11月12日、支度金300万円、年俸400万円(金額は推定)で契約合意に達し[5]、12月5日、BOSS E・ZO FUKUOKAで入団発表会見が行われた[8]。
背番号は164。
プロ入り後
[編集]2023年、大学の卒業試験のために、球団の理解を得たうえで、新人合同自主トレは1月下旬に途中離脱し、宮崎での春季キャンプは2月7日からの参加。また理学療法士の国家資格試験のために同月中旬に春季キャンプを離脱するなど、勉強とキャンプを両立する苦しい生活が続いた[3]。その結果、3月23日に晴れて理学療法士の試験に合格する[3]。しかし右肩を痛めてリハビリ組に回り、本格的な復帰は6月にずれ込んだ[9]。そのためシーズンでは二軍公式戦の登板はなく[10]、三軍・四軍戦で16試合の登板で15回2/3を投げ、1勝0敗、防御率6.32の成績を残す[11]。
2024年、1月に右膝の手術を受ける[12]。5月9日の三軍戦で実戦復帰した[13]。
選手としての特徴
[編集]194cmの長身から投げ下ろす最速152km/hの速球と、変化球はカットボールとスライダー、フォークを投球する大型右腕[5][7]。
詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 164(2023年 - )
登場曲
[編集]- 「Believer」 Imagine Dragons(2023年 - )
- 「Wasted Nights」 ONE OK ROCK(2023年 - )
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 「福岡ソフトバンクホークス 契約更改 - プロ野球」『スポーツナビ』。2024年12月21日閲覧。
- ^ a b 「福岡ソフトバンクホークス 水口 創太 #164 投手 右投右打」『週刊ベースボール ONLINE』ベースボール・マガジン社。2023年12月21日閲覧。
- ^ a b c 「【ソフトバンク】京大ルーキーが理学療法士に合格 入寮後も1日4時間勉強…育成ドラフト7位・水口創太投手」『スポーツ報知』報知新聞社、2023年3月24日。2023年12月21日閲覧。
- ^ a b c 「京大医学部から初のプロ指名 膳所高出身の水口創太投手」『産経新聞』産業経済新聞社、2022年10月20日。2023年12月21日閲覧。
- ^ a b c 「【ソフトバンク】育成7位の京大医学部・水口創太が仮契約「ポテンシャルは素晴らしい」スカウト」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2022年11月12日。2023年12月21日閲覧。
- ^ 「バーチャル高校野球 水口 10-2 膳所 全国高校野球選手権滋賀大会(3回戦)」『スポーツブル』朝日新聞社・朝日放送テレビ・スポーツブル、2017年7月22日。2023年12月21日閲覧。
- ^ a b 「京都大学史上最速投手・水口創太 身長194cm、大化けの可能性を秘めたビッグマン」『4years.』朝日新聞社、2021年10月8日。2023年12月21日閲覧。
- ^ 「2022/12/06 (火) 選手 新入団会見レポート。1位イヒネ選手は「背番号36」」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』2022年12月6日。2023年12月21日閲覧。
- ^ 「Sports otto! 京大出身の育成7位ルーキー水口創太2度目のシート打撃登板 右肩痛から復帰「しっかり腕振れた」」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2023年6月14日。2023年12月21日閲覧。
- ^ 「2023年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)」『日本野球機構』。2023年12月21日閲覧。
- ^ 「ファーム非公式戦成績 投手」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』2023年11月16日。2023年12月21日閲覧。
- ^ 田尻耕太郎「京大からソフトバンク入団、水口創太「満点快投」の復帰マウンド。148キロ3者三振!」『Yahoo!ニュース』2024年5月10日。2024年10月14日閲覧。
- ^ 濱口妙華「勝負の3年目を前にアピール ソフトバンクの育成右腕に1軍首脳陣も高評価「スピードガンの数字以上に切れ」」『西スポWEB OTTO!』2024年10月10日。2024年10月14日閲覧。
- ^ 「チーム情報 球場使用曲一覧」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』。2023年12月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 水口創太 - NPB.jp 日本野球機構
- 164 水口 創太 選手名鑑2024 - 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE