藤野恵音
福岡ソフトバンクホークス #122 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 福岡県北九州市 |
生年月日 | 2003年8月23日(21歳) |
身長 体重 |
181 cm 79 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 内野手 |
プロ入り | 2021年 育成選手ドラフト1位 |
年俸 | 360万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
この表について
|
藤野 恵音(ふじの けいお、2003年8月23日 - )は、福岡県北九州市出身のプロ野球選手(内野手・育成選手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]北九州市立徳力小学校2年の時に軟式野球の徳力パワーズで投手と遊撃手として野球を始める[2]。北九州市立守恒中学校ではシニアリーグの小倉リトルシニアに所属し、2年の時に台北市で行われた国際青少年野球選手権にリトルシニア九州連盟代表として出場している[2][3]。
強豪私学からの誘いもあったが、地元の進学校である福岡県立戸畑高等学校に進む[4]。入学直後の1年春から二塁手としてベンチ入りし、1年秋からは「1番・遊撃手」のレギュラーを務め核弾頭としてチームを牽引[4]。3年春の県大会はベスト4進出[5]。3年夏の県大会は準々決勝で優勝した西日本短大附属に敗れ、甲子園出場はならなかった[5]。高校通算本塁打は16本[4]。
2021年10月11日に行われたプロ野球ドラフト会議において育成ドラフト1位で指名され[6]、当初は育成指名の場合は大学進学を希望していたが[7]、球団関係者との面談を経て入団を決意し[6]、11月1日に支度金300万、年俸360万(金額は推定)で入団に合意した[8]。背番号は122。
プロ入り後
[編集]2022年、二軍公式戦に2試合出場[9]。三軍戦では95試合に出場し、打率.254、2本塁打、21打点、16盗塁を記録する[10]。
2023年、4月2日のオリックス・バファローズとの二軍公式戦では本塁打を放つも、右脇腹の肉離れと診断され復帰は7月となった[11]。二軍公式戦2試合に出場[12]。三軍・四軍戦では、97試合に出場し、打率.298、1本塁打、37打点、30盗塁の成績を残す[13]。
11月25日から4年ぶりに台湾で開催された2023アジアウインターベースボールリーグのNPB RED選抜に選出され[14]、17試合に出場し、打率.304、4打点、6盗塁を記録する[15]。
選手としての特徴
[編集]50m走6.0秒、右打者ながら一塁への到達タイムが最速3.75秒、遠投100mと、俊足強肩が魅力の大型遊撃手[7][16]。
詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 122(2022年 - )
登場曲
[編集]- 「僕の生きがい」ヘッドフォンの中の世界(2022年)
- 「創り話」どば師匠(2022年)
- 「レイクレ」どば師匠(2023年 - )
- 「にじいろ」絢香(2023年 - )
脚注
[編集]- ^ 「福岡ソフトバンクホークス 契約更改 - プロ野球」『スポーツナビ』。2024年12月21日閲覧。
- ^ a b 「モットーは初球攻撃 古豪にいた運動能力高い「大型遊撃手」/注目の高校球児 (2ページ目)」『西日本スポーツ』2020年9月22日。2022年5月1日閲覧。
- ^ 「藤野恵音君おめでとう!」『小倉リトルシニアblog』2021年10月11日。2022年5月1日閲覧。
- ^ a b c 「50m走6.0秒。公立校のドラフト候補・藤野恵音が掲げる「スピードと初球攻撃」の美学」『高校野球ドットコム』2021年10月11日。2022年5月1日閲覧。
- ^ a b 「強豪ひしめく福岡で公立勢も健闘 2名がドラフト指名される快挙も」『高校野球ドットコム』2021年12月26日。2022年5月1日閲覧。
- ^ a b 「県立戸畑高から鷹戦士に 育成1位の藤野選手「目標はトリプルスリー」」『西日本新聞』2021年11月17日。2022年4月24日閲覧。
- ^ a b 「ソフトバンクから育成1位指名も笑顔なし「しっかり考えたい」戸畑高の大型内野手・藤野は熟考へ」『西日本スポーツ』2021年10月11日。2022年5月1日閲覧。
- ^ 「「よく考えたい」→「いい話聞けました」育成1位藤野恵音、進学検討も入団合意」『西日本スポーツ』2021年11月1日。2022年5月1日閲覧。
- ^ 「2022年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)」『NPB.jp』。2023年12月17日閲覧。
- ^ 「3軍選手成績 非公式戦個人成績 打撃成績 2022/11/7(月)現在」『福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト』。2022年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月17日閲覧。
- ^ 「Sports otto! ソフトバンク育成2年目の藤野恵音が3軍戦復帰即1安打 2度のリハビリ組「情けなかった」」『西日本スポーツ』2023年7月2日。2023年12月17日閲覧。
- ^ 「2023年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)」『NPB.jp』。2023年12月17日閲覧。
- ^ 「ファーム非公式戦個人成績 打者 ※2023/11/6時点」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』2023年11月6日。2023年12月17日閲覧。
- ^ 「【ソフトバンク】台湾ウィンターリーグ派遣9選手発表 風間球打、イヒネイツアの“ドラ1コンビ”も」『スポーツ報知』2023年11月15日。2023年12月17日閲覧。
- ^ 「日職紅隊 藤野恵音122」『中華職業棒球大聯盟オフィシャルサイト』。2023年12月17日閲覧。
- ^ 「鍵は「育成システム」と「キャリア支援」 鷹育成ドラ1の心境を変えた球団の説明」『Full-Count』2021年12月10日。2022年5月1日閲覧。
- ^ 「チーム情報 球場使用曲一覧」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』。2023年12月17日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 藤野恵音 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 122 藤野 恵音 選手名鑑2024 - 福岡ソフトバンクホークス公式サイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE