桑原秀侍
福岡ソフトバンクホークス #124 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 熊本県熊本市 |
生年月日 | 2002年5月29日(22歳) |
身長 体重 |
175 cm 80 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手、内野手 |
プロ入り | 2020年 育成選手ドラフト3位 |
年俸 | 360万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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桑原 秀侍(くわはら しゅうじ、2002年5月29日 - )は、熊本県熊本市出身[2]のプロ野球選手(投手・内野手・育成選手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]熊本市立泉ヶ丘小学校3年生から「中島サンダース」で軟式野球を始め、熊本市立湖東中学校では「熊本中央ボーイズ」に所属する[2]。3年生時には2017世界少年野球大会の日本代表に選出される。同大会には後に同期入団する井上朋也も選出されていた[3]。
高校は鹿児島県いちき串木野市の神村学園高等部に進学。1年生の夏からベンチ入りする[2]。2年生の夏の第101回全国高等学校野球選手権大会に出場を果たし、1回戦の対佐賀北高等学校戦では「5番・左翼手」で出場し、2安打1打点の活躍をする[4]。3年生の夏の第102回全国高等学校野球選手権大会はコロナ禍により中止となり、代替試合として行われた夏季鹿児県高等学校野球大会では、決勝戦で「3番・遊撃手」で先発出場し、決勝打となるソロ本塁打を放ち、9回途中から救援登板し県大会優勝を果たした[2]。8月30日に阪神甲子園球場で行われたプロ志望高校生合同練習会では投手として参加するなど[5]、高校時代は投手、遊撃手、左翼手として試合に出場していた[6]。
2020年10月26日に行われたプロ野球ドラフト会議にて、福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト3巡目指名され[7]、11月10日、支度金300万円、年俸360万円(金額は推定)で契約合意に達し[8]、12月10日に入団発表会見が行われた[9]。背番号は124。
ソフトバンク時代
[編集]2021年は、二軍公式戦での登板はなく、三軍戦は34試合(53回1/3)に登板して、4勝1敗、防御率2.70という成績だった[10]。10月頃に球団から二刀流の挑戦を打診され、フェニックスリーグでは代打で試合出場して安打を放ち、秋季練習からは野手の練習もスタートさせた[6]。
2022年、投手・野手としてともに二軍公式戦の出場は無かったが、三軍では投手として33試合の登板で104回2/3を投げ、5勝6敗、防御率4.99[11]、打者としては44試合に出場し、打率.148、1打点、1盗塁と苦しんだ[12][13]。
2023年は主に野手としてプレーし、9月23日の二軍公式戦、対阪神タイガース戦において二軍戦に初出場し、勝ち越しとなる適時打を放つ[14]。三軍・四軍戦では投手として15試合の登板で25回1/3を投げ、1勝1敗、防御率3.91[15]、打者として126試合に出場し、打率.286、10本塁打、34盗塁、77打点の成績を残す[16]。
11月25日から4年ぶりに台湾で開催された2023アジアウインターベースボールリーグのNPB RED選抜に選出され[17]、野手として19試合に出場し、打率.185、1本塁打、4打点を記録する[18]。
2024年からは、守備位置の登録が投手から内野手へ正式に変更された[19]。
選手としての特徴・人物
[編集]左足を高く上げる投球フォームから、最速149km/hのストレート。変化球はフォーク、チェンジアップを投げる本格派の右腕[7]。野手としては遠投120メートル、高校通算17本塁打を記録した[7]。
高校の2学年先輩に、同じく福岡ソフトバンクホークスに入団した渡邉陸と広島東洋カープに入団した羽月隆太郎がいる。
詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 124(2021年 - )
登場曲
[編集]- 「Balls Out (feat. MIYACHI & Shurkn Pap)」¥ellow bucks(2021年)
- 「ビリーヴ」GReeeeN(2021年)
- 「ただ、ありがとう」 MONKEY MAJIK(2022年)
- 「TOHIKO」 MAY-DOG(2022年 - )
- 「[Walk This Way (feat.AKLO)」 ZORN(2023年 - )
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 「ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球」『日刊スポーツ』。2024年11月16日閲覧。
- ^ a b c d 「神村学園V プロ注目桑原秀侍V弾&好救援/鹿児島」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2020年7月29日。2021年3月16日閲覧。
- ^ 「2017世界少年野球大会 ジャパンチーム役員、選手名簿 (PDF)」『日本少年野球連盟』。2021年3月16日閲覧。
- ^ 「第101回全国高校野球選手権大会 1回戦(2019年8月6日 阪神甲子園球場)」『朝日新聞デジタル バーチャル高校野球』2019年8月6日。2021年3月16日閲覧。
- ^ 「合同練習会シート打撃 神村学園・桑原が148キロ計測「納得のピッチングできた」― スポニチ Sponichi Annex 野球」『スポーツニッポン』2020年8月30日。2024年9月22日閲覧。
- ^ a b 「ソフトバンク育成2年目・桑原秀侍「BIG チャレンジ」本格投打二刀流「どちらでも支配下を」」『日刊スポーツ』2022年2月6日。2022年2月13日閲覧。
- ^ a b c 「ソフトバンク、神村学園・桑原秀侍投手を育成3位指名 薩摩の二刀流侍」『スポニチ Sponichi Annex』株式会社スポーツニッポン新聞社、2020年10月26日。2021年3月16日閲覧。
- ^ 「ソフトバンクが二刀流候補と入団合意 育成18歳にスカウト「投げっぷりいい」「3割20本打つ」」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2020年11月11日。2021年3月16日閲覧。
- ^ 「2020/12/10(木) 選手 新入団会見レポ。1位井上選手は「背番号43」」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』2020年12月10日。2021年3月16日閲覧。
- ^ 「3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2021/11/5(金)現在」『福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト』。2022年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月13日閲覧。
- ^ 「3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2022/11/7(月)現在」『福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト』。2022年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「3軍選手成績 非公式戦個人成績 打撃成績 2022/11/7(月)現在」『福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト』。2022年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月19日閲覧。
- ^ 「ソフトB 育成・桑原秀侍 二刀流から「打」で勝負「しっかり印象を残せるように」」『スポニチ Sponichi Annex』スポーツニッポン新聞社、2023年9月12日。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「【動画】ソフトバンク〝二刀流〟桑原秀侍が公式戦初出場&初ヒット 期待の育成3年目にファン「楽しみしかない」」『西日本スポーツ』西日本新聞社、2023年9月23日。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「ファーム非公式戦個人成績 投手 ※2023/11/6時点」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』2023年11月6日。2023年12月18日閲覧。
- ^ 「ファーム非公式戦個人成績 打者 ※2023/11/6時点」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』2023年11月6日。2023年12月18日閲覧。
- ^ 「【ソフトバンク】台湾ウィンターリーグ派遣9選手発表 風間球打、イヒネイツアの“ドラ1コンビ”も」『スポーツ報知』報知新聞社、2023年11月15日。2023年12月20日閲覧。
- ^ 「日職紅隊 桑原 秀侍 124」『中華職業棒球大聯盟オフィシャルサイト』。2023年12月20日閲覧。
- ^ 2024年度 育成選手登録(福岡ソフトバンクホークス) NPB.jp(2024年3月24日閲覧)
- ^ 「チーム情報 球場使用曲一覧」『福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト』。2023年12月20日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 桑原秀侍 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 124 桑原 秀侍 選手名鑑2024 - 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト
- 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
- 桑原秀侍 (@s.kuwahara0529) - Instagram