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「高橋洋一 (経済学者)」の版間の差分

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'''橋 洋一'''(たかはし よういち、[[1955年]]〈[[昭和]]30年〉[[9月12日]] - )は、[[日本]]の[[経済評論家]]、数量政策学評論家、元[[大蔵省|大蔵]]・[[財務省|財務]][[官僚]]。[[学位]]は[[博士#1991年改正以降|博士(政策研究)]]([[千葉商科大学]]・[[2007年]])。[[嘉悦大学]]大学院ビジネス創造研究科[[教授]]<ref name="嘉悦大学教員一覧">{{Cite web|url=https://www.kaetsu.ac.jp/about/stafflist.html|title=教員紹介|嘉悦大学|accessdate=2021-07-31}}</ref>、[[官僚国家日本を変える元官僚の会]]幹事長<ref>{{Cite web | url = http://dappan.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/index.html | title = 脱藩官僚の会の活動を報告します。 | publisher = 脱藩官僚の会ブログ | date = 2009-01 | accessdate = 2019-08-11 }}</ref>、株式会社政策工房代表取締役会長<ref name="about">{{Cite web |url=http://seisakukoubou.sakura.ne.jp/about.html |title=政策工房について|accessdate=2017-07-25 }}</ref>、[[万年野党|NPO法人万年野党]][[助言|アドバイザリーボード]]。評論分野は[[マクロ経済学]]、[[財政政策]]、[[金融政策]]<ref name="嘉悦大学教員一覧"/>。
'''橋 洋一'''(たかはし よういち、[[1955年]]〈[[昭和]]30年〉[[9月12日]] - )は、[[日本]]の[[経済学者]]、数量政策学、元[[大蔵省|大蔵]]・[[財務省|財務]][[官僚]]。[[学位]]は[[博士(政策研究)]]([[千葉商科大学]][[大学院]]・[[2007年]])。[[嘉悦大学]][[大学院]]ビジネス創造研究科[[教授]]<ref name="嘉悦大学教員一覧">{{Cite web|和書|url=https://www.kaetsu.ac.jp/about/stafflist.html|title=教員紹介|嘉悦大学|accessdate=2021-07-31}}</ref>、[[官僚国家日本を変える元官僚の会]]幹事長<ref>{{Cite web|和書| url = http://dappan.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/index.html | title = 脱藩官僚の会の活動を報告します。 | publisher = 脱藩官僚の会ブログ | date = 2009-01 | accessdate = 2019-08-11 }}</ref>、株式会社政策工房代表取締役会長<ref name="about">{{Cite web|和書|url=http://www.seisaku-koubou.co.jp/about.html |title=政策工房について|accessdate=2024-01-22 }}</ref>、[[万年野党|NPO法人万年野党]][[助言|アドバイザリーボード]]。研究分野は[[マクロ経済学]]、[[財政政策]]、[[金融政策]]<ref name="嘉悦大学教員一覧"/>。


数学科出身の大蔵・財務官僚<ref group=注釈 name=大蔵省入省/>。経済学者、数量政策学者としての研究分野は[[マクロ経済学]]、[[財政政策]]、[[金融政策]]であり<ref name="嘉悦大学教員一覧"/>。[[第1次安倍内閣|第1次安倍晋三内閣]]においては経済政策の[[ブレーントラスト|ブレーン]]を務めた<ref>[https://www.j-cast.com/trend/2013/03/01167801.html 日本経済の復活を邪魔する「勢力」 高橋洋一教授が「真相」を明かす] J-CASTトレンド 2013年3月1日</ref>。自由民主党所属の衆議院議員・[[中川秀直]]のブレーンであったともされる<ref>「[http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080613k0000m010108000c.html 中川勉強会:ブレーンの髙橋洋一氏が講演]{{リンク切れ|date=2009年5月}}」毎日jp(毎日新聞)</ref>。[[大阪維新の会]]のブレーンであり、かつては[[大阪市特別顧問]]も務めていた。[[Youtuber]]としても活動<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=80uls8ChwgM 長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル]</ref><ref>[https://agora-web.jp/archives/231021071531.html 高橋洋一氏はなぜ人気があるのか? | アゴラ 言論プラットフォーム]</ref>。
[[大蔵省]][[理財局]]資金第一課資金企画[[室長]]<ref name="about" />、[[プリンストン大学]][[客員研究員]]<ref name="about" />、[[内閣府]][[参事官#局長級分掌職を助ける課長級の職|参事官]]([[経済財政諮問会議]]特命)<ref name="about" /><ref name="Twitter">{{Twitter|YoichiTakahashi|高橋洋一(嘉悦大)}}</ref>、[[総務大臣]][[大臣補佐官|補佐官]]<ref name="Twitter" />、[[参事官#内閣官房|内閣参事官]]([[内閣総理大臣補佐官]]付参事官)<ref name="about" /><ref name="Twitter" />、[[金融庁]]顧問<ref name="about" />、[[橋下徹]]市政における[[大阪市特別顧問]]、[[菅義偉内閣]]における[[内閣官房参与]]([[経済財政政策|経済・財政政策]]担当)などを歴任した。


[[大蔵省]][[理財局]]資金第一課資金企画[[室長]]<ref name="about" />、[[プリンストン大学]][[客員研究員]]<ref name="about" />、[[内閣府]][[参事官#局長級分掌職を助ける課長級の職|参事官]]([[経済財政諮問会議]]特命)<ref name="about" />、[[総務大臣]][[大臣補佐官|補佐官]]<ref name="about" />、[[参事官#内閣官房|内閣参事官]]([[内閣総理大臣補佐官]]付参事官)<ref name="about" />、[[金融庁]]顧問<ref name="about" />、[[橋下徹]]市政における[[大阪市特別顧問]]、[[菅義偉内閣]]における[[内閣官房参与]]([[経済財政政策|経済・財政政策]]担当)などを歴任した。
== 概要 ==
経済評論家、数量政策評論家としての評論分野は[[マクロ経済学]]、[[財政政策]]、[[金融政策]]であり<ref name="嘉悦大学教員一覧"/>、その他、年金数理、[[金融工学]]、[[統計学]]、[[会計]]、[[経済法]]、[[行政学]]、[[国際関係論]]でも評論している<ref name="Twitter"/>。[[第1次安倍内閣|第1次安倍晋三内閣]]においては経済政策の[[ブレーン]]を務めた<ref>[https://www.j-cast.com/trend/2013/03/01167801.html 日本経済の復活を邪魔する「勢力」 高橋洋一教授が「真相」を明かす] J-CASTトレンド 2013年3月1日</ref>。自由民主党所属の衆議院議員・[[中川秀直]]の[[ブレーントラスト|ブレーン]]であったともされる<ref>「[http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080613k0000m010108000c.html 中川勉強会:ブレーンの髙橋洋一氏が講演]{{リンク切れ|date=2009年5月}}」毎日jp(毎日新聞)</ref>。[[大阪維新の会]]のブレーンであり、かつては[[大阪市特別顧問]]も務めていた。

大蔵省入省前には感染症数理モデルを研究する研究室の学生だったこともあると述べている<ref>{{Twitter status2|YoichiTakahashi|1252960592500948998|2020年4月22日}}</ref>。
数学科出身の大蔵・財務官僚という異色の経歴を有するが、本人によれば「大蔵省は話題作りのために、変わった人間を年に一人くらいは採っているらしく、さらに学生[[結婚]]までしていたため、余計に珍しがられた」ことによる入省であったという<ref name="shokun200712">「構造改革6年半の舞台裏をすべて語ろう」『諸君!』2007年12月号、文藝春秋</ref>。愛称は「暗黒卿」<ref>麻木久仁子・田村秀男・田中秀臣 『日本建替論 〔100兆円の余剰資金を動員せよ!〕』 藤原書店、2012年、129頁。</ref>。


== 経歴 ==
== 経歴 ==
{{一次資料|date=2023-09|section=1}}
[[1955年]]([[昭和]]30年)、[[東京都]][[豊島区]][[巣鴨]]生まれ。[[東京都立小石川中等教育学校|東京都立小石川高等学校]]を経て、[[1978年]]([[昭和]]53年)、[[東京大学]][[東京大学大学院理学系研究科・理学部|理学部]]数学科卒業。幼少期から[[数学者]]となることを志し<ref>{{Cite web |url=http://eco.toyo.ac.jp/blog/sougou/2008/04/takahashi_yoichi.html |title=東洋大学経済学部|総合政策学科記載のプロフィール |accessdate=2012年4月27日 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20090402121011/http://eco.toyo.ac.jp/blog/sougou/2008/04/takahashi_yoichi.html |archivedate=2009年4月2日 |deadlinkdate=2020年2月 }}</ref>、東大数学科を卒業後、同大学[[東京大学大学院経済学研究科・経済学部|経済学部]]経済学科に[[学士入学|学士編入学]]して籍を置きつつ、[[文部省]][[統計数理研究所]]に[[非常勤]][[研究員]]として勤めるが、諸事情により退職<ref>著書『さらば財務省!』 {{要ページ番号|date=2023年3月25日}}</ref>。
[[1955年]]([[昭和]]30年)、[[東京都]]<ref>{{cite web | title=髙橋洋一 (たかはしよういち) | website=日本経営合理化協会 | url=https://www.jmca.jp/prod/teacher/1674 | access-date=2024-11-11}}</ref>{{要出典|date=2024年11月11日 (月) 00:50 (UTC)|[[豊島区]][[巣鴨]]生まれ}}。[[東京都立小石川中等教育学校|東京都立小石川高等学校]]を経て、[[1978年]]([[昭和]]53年)、[[東京大学]][[東京大学大学院理学系研究科・理学部|理学部]]数学科卒業。幼少期から[[数学者]]となることを志し<ref>{{Cite web|和書|url=http://eco.toyo.ac.jp/blog/sougou/2008/04/takahashi_yoichi.html |title=東洋大学経済学部|総合政策学科記載のプロフィール |accessdate=2012-04-27 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20090402121011/http://eco.toyo.ac.jp/blog/sougou/2008/04/takahashi_yoichi.html |archivedate=2009-04-02 |url-status=dead|url-status-date=2020-02}}</ref>、東大数学科を卒業後、同大学[[東京大学大学院経済学研究科・経済学部|経済学部]]経済学科に[[学士入学|学士編入学]]して籍を置きつつ、[[文部省]][[統計数理研究所]]に[[非常勤]][[研究員]]として勤めるが、諸事情により退職{{Sfn|高橋|2008|p={{要ページ番号|date=2023年3月25日}}}}。


[[1980年]]([[昭和]]55年)、東大経済学科を卒業後、[[大蔵省]]に入省{{efn2|高橋によれば、入省時は「大蔵省は話題作りのために、変わった人間を年に一人くらいは採っているらしく、さらに学生結婚までしていたため、余計に珍しがられた」<ref>「[[構造改革]]6年半の舞台裏をすべて語ろう」『[[諸君!]]』2007年12月、[[文藝春秋]]</ref>。}}。[[証券局]]総務課に配属される<ref>『官愚の国』自著、[[祥伝社]]、2011年3月発行、50頁</ref><ref>[https://news.yahoo.co.jp/articles/490953c5715870cca32db1beeeed38fe718253b6 初の理系出身長官が誕生! 財務省における「東大法学部卒」支配の終焉] [[週刊新潮|デイリー新潮]] 2021/8/4(水)</ref>。入省同期には[[岸本周平]]([[和歌山県知事]]、元[[内閣府大臣政務官]]兼[[経済産業大臣政務官]])、[[後藤茂之]]([[経済再生担当大臣]]、元[[厚生労働大臣]])、[[寺田稔]](前[[総務大臣]]、元[[内閣府副大臣]])、[[枝廣直幹]]([[福山市#政治|福山市長]])、[[佐藤慎一 (官僚)|佐藤慎一]](元[[財務事務次官]]、[[財務省主税局#歴代主税局長|主税局長]]、[[財務省大臣官房#官房長|大臣官房長]]、[[財務省総括審議官|大臣官房総括審議官]])、[[森信親]](元[[金融庁長官]])などがいる。
[[1980年]]([[昭和]]55年)、東大経済学科を卒業後、[[大蔵省]]に入省{{efn|name=大蔵省入省|高橋によれば、入省時は「大蔵省は話題作りのために、変わった人間を年に一人くらいは採っているらしく、さらに学生結婚までしていたため、余計に珍しがられた」<ref name="shokun200712">「[[構造改革]]6年半の舞台裏をすべて語ろう」『[[諸君!]]』2007年12月、[[文藝春秋]]</ref>。}}。[[証券局]]総務課に配属される{{Sfn|高橋|2011|p=50}}<ref>[https://news.yahoo.co.jp/articles/490953c5715870cca32db1beeeed38fe718253b6 初の理系出身長官が誕生! 財務省における「東大法学部卒」支配の終焉] [[週刊新潮|デイリー新潮]] 2021/8/4(水)</ref>。入省同期には[[岸本周平]]([[和歌山県知事]]、元[[内閣府大臣政務官]]兼[[経済産業大臣政務官]])、[[後藤茂之]]([[経済再生担当大臣]]、元[[厚生労働大臣]])、[[寺田稔]](前[[総務大臣]]、元[[内閣府副大臣]])、[[枝廣直幹]]([[福山市#政治|福山市長]])、[[佐藤慎一 (官僚)|佐藤慎一]](元[[財務事務次官]]、[[財務省主税局#歴代主税局長|主税局長]]、[[財務省大臣官房#官房長|大臣官房長]]、[[財務省総括審議官|大臣官房総括審議官]])、[[森信親]](元[[金融庁長官]])などがいる。


大蔵省[[関税局]]総務課企画係長を経て、[[1985年]](昭和60年)[[国税庁]][[高松国税局]][[観音寺]][[税務署長]]<ref name="kan">官報昭和60年本紙第17527号 3頁</ref>。大蔵省[[理財局]]資金第一課資金企画[[室長]]<ref>{{Cite web |url=https://www.rieti.go.jp/users/takahashi-yoichi/ |title=RIETI記載のプロフィール |accessdate=2012-04-27 }}</ref>、[[プリンストン大学]][[客員研究員]]、[[国土交通省]][[国土政策局|国土計画局]]特別調整[[課長]](財務省より出向)などを歴任した。
大蔵省[[関税局]]総務課企画係長を経て、[[1985年]](昭和60年)[[国税庁]][[高松国税局]][[観音寺]][[税務署長]]<ref name="kan">官報昭和60年本紙第17527号 3頁</ref>。大蔵省[[理財局]]資金第一課資金企画[[室長]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.rieti.go.jp/users/takahashi-yoichi/ |title=RIETI記載のプロフィール |accessdate=2012-04-27 }}</ref>、[[プリンストン大学]][[客員研究員]]、[[国土交通省]][[国土政策局|国土計画局]]特別調整[[課長]](財務省より出向)などを歴任した。


[[2001年]]([[平成]]13年)に発足した[[小泉内閣|小泉純一郎内閣]]において、[[竹中平蔵]][[内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)|経済財政政策担当大臣]]の補佐官となった。続いて2006年に発足した[[第1次安倍内閣|第1次安倍晋三内閣]]で公募による[[内閣総理大臣官邸|首相官邸]]政策スタッフとして、[[井上一徳]]や、[[白間竜一郎]]、[[清水康弘 (環境省)|清水康弘]]らとともに[[参事官#内閣官房|内閣参事官]]<ref>[http://www.asahi.com/special/060926/TKY200609260462.html 官邸公募スタッフ10人を発表 政府]朝日新聞デジタル2006年09月27日01時00分</ref>([[内閣総務官室]])に就任。[[2007年]]([[平成]]19年)、[[千葉商科大学]]より[[博士#1991年改正以降|博士(政策研究)]]の[[学位]]を取得(いわゆる[[博士#博士学位の取得方法|論文博士]]<ref group="注">論文の通し番号が「甲」ではなく「乙」になっているため。</ref>)。学位請求論文は「[[財政投融資|財投]]・[[郵政三事業|郵政]]・[[政策金融機関|政策金融]]改革の[[経済学|経済分析]]:公的金融システムの大変革の[[理論]]と[[実践]]」である<ref>{{Cite web|title=CiNii 博士論文 - 財投・郵政・政策金融改革の経済分析:公的金融システムの大変革の理論と実践|url=https://ci.nii.ac.jp/naid/500000414347|accessdate=2021-05-10}}</ref>。2008年(平成20年)3月31日付で国家公務員を退官した<ref name="taikan">官報第4807号(2008年(平成20年)4月11日)p9人事異動</ref><ref name="php2013311"/>。退官時まで内閣参事官であり、財務省には復職していない<ref group="注"|name="taikanzizyou">通例として、内閣参事官は各省庁から出向し、退官の場合も出身の省庁の官房付となり、その異動の日に出身の省庁を退官する。</ref>
[[2001年]]([[平成]]13年)に発足した[[小泉内閣|小泉純一郎内閣]]において、[[内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)|経済財政政策担当大臣]]の[[竹中平蔵]]の補佐官となった。続いて2006年に発足した[[第1次安倍内閣|第1次安倍晋三内閣]]で公募による[[内閣総理大臣官邸|首相官邸]]政策スタッフとして、[[井上一徳]]や、[[白間竜一郎]]、[[清水康弘 (環境省)|清水康弘]]らとともに[[参事官#内閣官房|内閣参事官]]<ref>[http://www.asahi.com/special/060926/TKY200609260462.html 官邸公募スタッフ10人を発表 政府]朝日新聞デジタル2006年09月27日01時00分</ref>([[内閣総務官室]])に就任。[[2007年]]([[平成]]19年)、[[千葉商科大学]]より[[博士(政策研究)]]の[[学位]]を取得(いわゆる[[博士#博士学位の取得方法|論文博士]]{{Efn|論文の通し番号が「甲」ではなく「乙」になっているため。}})。学位請求論文は「[[財政投融資|財投]]・[[郵政三事業|郵政]]・[[政策金融機関|政策金融]]改革の[[経済学|経済分析]]:公的金融システムの大変革の[[理論]]と[[実践]]」である<ref>{{Cite web|和書|title=CiNii 博士論文 - 財投・郵政・政策金融改革の経済分析:公的金融システムの大変革の理論と実践|url=https://ci.nii.ac.jp/naid/500000414347|accessdate=2021-05-10}}</ref>。2008年(平成20年)3月31日付で国家公務員を退官した<ref name="taikan">官報第4807号(2008年(平成20年)4月11日)p.9, 人事異動</ref><ref name="php2013311"/>。退官時まで内閣参事官であり、財務省には復職していない{{Efn|通例として、内閣参事官は各省庁から出向し、退官の場合も出身の省庁の官房付となり、その異動の日に出身の省庁を退官する。}}


退官後の2008年(平成20年)4月に[[東洋大学]]経済学部総合政策学科[[教授]]に就任し、同年6月19日には「[[官僚国家日本を変える元官僚の会]]」を発起人の1人として設立<ref>{{Cite web |url=http://www.asahi.com/politics/update/0616/TKY200806150214.html |title=「脱藩官僚」が政策点検集団脱・官僚国家目指し発足へ (asahi.com) |accessdate=2012年4月27 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20080706233446/http://www.asahi.com/politics/update/0616/TKY200806150214.html |archivedate=2008年7月6日 |deadlinkdate= }}</ref>。同年、著書『さらば財務省!』で、第17回[[山本七平賞]]を受賞した<ref>[https://www.php.co.jp/company/yamamoto/press_17.php 第17回「山本七平賞」受賞作]、[[PHP研究所]]</ref>。
退官後の2008年(平成20年)4月に[[東洋大学]]経済学部総合政策学科[[教授]]に就任し、同年6月19日には「[[官僚国家日本を変える元官僚の会]]」を発起人の1人として設立<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.asahi.com/politics/update/0616/TKY200806150214.html |title=「脱藩官僚」が政策点検集団脱・官僚国家目指し発足へ (asahi.com) |accessdate=2012-04-27 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20080706233446/http://www.asahi.com/politics/update/0616/TKY200806150214.html |archivedate=2008-07-06 }}</ref>。同年、著書『さらば財務省!』で、第17回[[山本七平賞]]を受賞した<ref>[https://www.php.co.jp/company/yamamoto/press_17.php 第17回「山本七平賞」受賞作]、[[PHP研究所]]</ref>。


2009年に窃盗行為により東洋大学を免職([[#窃盗容疑|後述]])。
2009年3月24日、“[[豊島園 庭の湯]]”([[練馬区]])で脱衣所のロッカーから現金や腕時計など約30万円を盗んだ疑いで、同年3月30日に警視庁[[練馬警察署]]に[[窃盗|窃盗容疑]]で[[書類送検]]された<ref>[http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009033001000664.html 髙橋洋一・東洋大教授が窃盗容疑 竹中元総務相のブレーン]、2009年3月30日、[[47NEWS]]</ref><ref>[http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/03/30/kiji/K20090330Z00000800.html 竹中元総務相のブレーン 髙橋洋一教授が窃盗容疑]、2009年3月30日、[[スポーツニッポン]]</ref>。[[学校法人東洋大学]]は同年4月20日付けで髙橋を[[懲戒解雇]]した<ref>[http://www.j-cast.com/s/2009/04/23040070.html 東洋大、窃盗容疑の髙橋洋一教授を懲戒免職]、2009年4月23日、[[ジェイ・キャスト]]</ref><ref>{{Cite web |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090427/trl0904272007012-n1.htm |title=アーカイブされたコピー |accessdate=2009年5月1日 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20090501110251/http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090427/trl0904272007012-n1.htm |archivedate=2009年5月1日 |deadlinkdate=2020年2月 }}</ref>。[[東京地方検察庁]]は、同月24日付けで髙橋を[[起訴猶予処分]]とした<ref name="sankei20090427" />。自著では事件の詳細を語っている<ref>{{Cite web |date=2009-10-07 |url=https://www.j-cast.com/2009/10/07051204.html?p=all |title=「埋蔵金」髙橋洋一初めて告白 置き引きはえん罪だった |format= |publisher= |accessdate=2020-10-31}}</ref>。


[[2010年]](平成22年)4月、[[嘉悦大学]]ビジネス創造学部教授に就任。[[2012年]](平成24年)4月5日、[[大阪市特別顧問]]に就任。[[2012年]](平成24年)10月1日、 インターネット上の私塾「髙橋政治経済科学塾」を開講<ref>[http://enc-japan.com/new/%E3%80%90%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E9%83%A8%E3%80%91%E9%AB%98%E6%A9%8B%E6%B4%8B%E4%B8%80%E6%95%99%E6%8E%88%E3%81%AB%E3%82%88/ 『髙橋政治経済科学塾』オープンのご案内] イースタン・ノベルティ・コモンズ</ref>。2021年現在、嘉悦大学における主な担当科目は金融論2である<ref name="嘉悦大学教員一覧"/>。
[[2010年]](平成22年)4月、[[嘉悦大学]]ビジネス創造学部教授に就任。[[2012年]](平成24年)4月5日、[[大阪市特別顧問]]に就任。[[2012年]](平成24年)10月1日、 インターネット上の私塾「髙橋政治経済科学塾」を開講<ref>[http://enc-japan.com/new/%E3%80%90%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E9%83%A8%E3%80%91%E9%AB%98%E6%A9%8B%E6%B4%8B%E4%B8%80%E6%95%99%E6%8E%88%E3%81%AB%E3%82%88/ 『髙橋政治経済科学塾』オープンのご案内] イースタン・ノベルティ・コモンズ</ref>。2021年現在、嘉悦大学における主な担当科目は金融論2である<ref name="嘉悦大学教員一覧"/>。


[[2020年]]10月、[[菅義偉内閣]]において[[内閣官房参与]]([[経済財政政策|経済・財政政策]]担当)となった<ref>{{Cite web |date=2020-10-13 |url=https://www.kantei.go.jp/jp/content/20201013_houdou.pdf |title=報道発表 内閣総理大臣辞令 |format=PDF |publisher=内閣官房 |accessdate=2020-10-14}}</ref>。
[[2020年]]10月、[[菅義偉内閣]]において[[内閣官房参与]]([[経済財政政策|経済・財政政策]]担当)となった<ref>{{Cite web|和書|date=2020-10-13 |url=https://www.kantei.go.jp/jp/content/20201013_houdou.pdf |title=報道発表 内閣総理大臣辞令 |format=PDF |publisher=内閣官房 |accessdate=2020-10-14}}</ref>(2021年5月まで<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA247440U1A520C2000000/ 高橋洋一参与が辞任 首相「本人が大変反省」]日本経済新聞</ref>)


== 不祥事 ==
[[2021年]]5月24日、[[#新型コロナウイルス|後述]]の日本における[[新型コロナウイルス]]の感染状況についてSNSで不適切なツイートを行った騒動により、内閣官房参与を事実上引責辞任した<ref name="kyodo202105">{{Cite news|title= 高橋洋一内閣官房参与が退職|url= https://this.kiji.is/769458083744595968|newspaper= KYODO|date= 2021-05-24|accessdate= 2021-05-24|agency= 共同通信社}}</ref><ref name="jiji202105">{{Cite news|title= 高橋内閣参与が退職 「さざ波」「屁みたい」に批判|url= https://www.jiji.com/jc/article?k=2021052400796&g=pol|newspaper= 時事ドットコム|date= 2021-05-24|accessdate= 2021-05-24|agency= 時事通信社}}</ref>。
=== 窃盗容疑 ===
[[2009年]](平成21年)3月30日、温泉施設のロッカーから高級腕時計などを盗んだとして、警視庁練馬署により窃盗容疑で書類送検された。警察によると、3月24日20時頃、東京都練馬区の温泉施設の脱衣所で、カギのかかっていないロッカーから現金5万円が入った財布や、数十万円相当の「ブルガリ」の腕時計を盗んだ疑いが持たれている<ref>{{Cite web|和書|title=元財務官僚の高橋洋一氏、窃盗容疑で書類送検 |url=https://www.j-cast.com/2009/03/31038544.html |website=J-CAST ニュース |date=2009-03-31 |access-date=2023-06-28 |language=ja}}</ref>。[[東京地方検察庁]]は同年4月24日、自らの犯行を認めた上で反省しており、かつ「被害品はすぐに戻され、既に[[社会的制裁]]も受けている」として、髙橋の[[起訴猶予処分|起訴猶予]]を決定した<ref name="IWJ" />。

その後、ネットメディアIWJの[[岩上安身]]から事件について取材を受け、専門家に協力を仰いでも事件の全容を把握することが困難であり、結果として書類送検はされたが起訴までは到らなかったと説明した。また、自身に対する陰謀の可能性があるとの考えも匂わせた<ref name="IWJ">{{Cite web|和書|title=(再掲)元財務省官僚の高橋洋一氏、窃盗事件・逮捕は財務省批判への権力による謀略か!? それとも…!? 2012年、岩上安身が高橋氏本人に直撃!! 謎に包まれた事件の真相をたぐり出す!! 2019.12.13 |url=https://iwj.co.jp/wj/open/archives/463773 |website=IWJ |date=2012-1-18 |access-date=2023-09-11 }}</ref>。

後日、岩上は自身のX(旧Twitter)にて上記インタビュー記事を引用し、「さざ波で、参与をやめた高橋洋一氏は、時計泥棒を僕のインタビューの際、認めていた。民間人としてテキトーなことを言っている限り、好きにしていればいいが、こういう人物を参与に取り立てる菅政権は本当にどうかしている。」と投稿している<ref>{{Cite web|和書|title=岩上安身@iwakamiyasumi 2021.5.26|url=https://x.com/iwakamiyasumi/status/1397395907658731525?s=20|website=X |date=2021-5-26 |access-date=2023-09-14 }}</ref>。

==== 髙橋自身の主張 ====
髙橋本人が述べる事件のあらましは以下の通りだという<ref name="j-cast2009"/>。2009年3月24日の夜、2晩の徹夜明けでもうろうとしたまま自宅に近い温泉施設に夫婦で訪れた<ref>{{Cite book|title=恐慌は日本の大チャンス 官僚が隠す75兆円を国民の手に|url=https://www.worldcat.org/oclc/675358282|publisher=講談社|date=2009|location=東京|isbn=978-4-06-215499-4|oclc=675358282|others=高橋, 洋一, 1955- Takahashi, Yōichi, 1955-,|year=}}</ref>。その際にロッカーで財布や腕時計の忘れ物を見つけ、後で届けるつもりでそのままにし、マッサージに出かけて2時間近く寝込み<ref name="j-cast2009">{{Cite news |url=http://www.j-cast.com/2009/10/07051204.html?p=1 |title=「埋蔵金」髙橋洋一初めて告白 置き引きはえん罪だった?? |newspaper=J-CASTニュース |date=2009-03-30 |accessdate=2012-04-27}}</ref>、マッサージから戻り、忘れ物を持ったまま施設を出ると外で警察が待ち受けており、刑事に「否認すると面倒になる」、「外には漏らさない」とし、現行犯逮捕しない条件の提示を受け容疑を認めたと主張している<ref name="j-cast2009"/>。

==== 影響 ====
[[東洋大学]]は2009年4月20日付けで、「大学の品位を傷つけた」などとして高橋を懲戒免職処分にした。同大では「教育に携わる者として許し難い行為であり、改めて大学として深く謝罪する」とのコメントをウェブサイトで発表した<ref>{{Cite web|和書|title=東洋大、窃盗容疑の高橋洋一教授を懲戒免職 |url=https://www.j-cast.com/2009/04/23040070.html |website=J-CAST ニュース |date=2009-04-23 |access-date=2023-08-21 |language=ja}}</ref>。

2009年5月13日に出版された[[竹内薫]]との共著「バカヤロー経済学」については、髙橋の名前を外して出版された<ref name="j-cast2009"/>。

2009年9月30日出版の自著「恐慌は日本の大チャンス」において、髙橋は「事件は(窃盗ではなく)私のミスから始まった」とだけ述べ、多くの人に迷惑をかけたと反省し詫びるのみの言及に留めている<ref name="j-cast2009"/>。

==== 冤罪説 ====
髙橋が官僚時代に[[竹中平蔵]]のもとで[[郵政民営化]]を推進し、[[財務省]]と対立して「さらば財務省!」を出版するなどの経歴があることから、霞が関の陰謀説や国策捜査説ではという意見がある<ref>{{Cite web |date=2019-12-13 |url=https://iwj.co.jp/wj/open/archives/463773 |title=元財務省官僚の高橋洋一氏、窃盗事件・逮捕は財務省批判への権力による謀略か!? それとも…!? 2012年、岩上安身が高橋氏本人に直撃!! 謎に包まれた事件の真相をたぐり出す!! |format= |publisher=インディペンデント・ウェブ・ジャーナル |accessdate=2020-10-31}}</ref><ref name="j-cast2009"/><ref name="j-cast200904">{{Cite news |url=https://www.j-cast.com/2009/10/07051204.html?p=all |title=「埋蔵金」髙橋洋一初めて告白 置き引きはえん罪だった?? |newspaper=J-CASTニュース |date=2009-04-01|accessdate=2017-07-25}}</ref>。
*2009年7月5日に、[[竹内薫]]は自らのブログで、髙橋と会食時に事件の一部始終を聞き、「髙橋氏は、忘れ物の中にあった時計や金銭は見ておらず、防犯カメラが設置されていることも知っていた」ことを言及している。にもかかわらず、「痴漢のえん罪事件と同様に、顧問弁護士の意見に従って警察と司法取引せざるを得なかったとみて、髙橋氏は『シロ』だと信じている」と冤罪説を述べている<ref name="j-cast2009"/>。この説について、2009年7月6日に、[[山本一郎_(実業家)|山本一郎]]は自らのブログで、竹内の主張を「不思議な議論」だと指摘、「『はいはい、国策捜査』とか『だから警察は信用できない』といった、しょうもない陰謀めいた話に毒されすぎているんじゃなかろうか」と疑問を述べている<ref>[https://ameblo.jp/ralphyum/entry-12808493454.html]</ref>。
*2009年10月5日に、[[池田信夫]]は自らのブログで、「窃盗犯が犯行現場で2時間ものんびりマッサージを受けるとは考えにくい」と指摘している<ref name="j-cast2009"/>。

=== 著作権侵害 ===
[[2016年]]2月2日から3月2日にかけて、[[幻冬舎]]ゴールドオンラインに連載された[[金森俊樹]]著「緊急レポート『減速』中国経済の実態を探る」の一部を引用元の記載なく、「中国GDPの大嘘」にて盗用したことを、[[嘉悦大学]]、及び出版元の[[講談社]]が認めた<ref name=":12">{{Cite web|和書 |url=https://agora-web.jp/archives/2022341-2.html |title=【更新】高橋洋一『中国GDPの大嘘』は著作権法違反 |access-date=2024-04-03 |publisher=株式会社アゴラ研究所 |archive-url=https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache%3Ahttps%3A%2F%2Fagora-web.jp%2Farchives%2F2022341-2.html%23google_vignette&rlz=1C1PWSB_jaJP1006JP1006&oq=cache%3Ahttps%3A%2F%2Fagora-web.jp%2Farchives%2F2022341-2.html%23google_vignette&gs_lcrp=EgZjaHJvbWUyBggAEEUYOTIGCAEQRRg60gEIMzQ5M2owajeoAgCwAgA |archive-date=2024-03-28 |website=アゴラ 言語プラットフォーム |date=2016-11-02}}</ref><ref name=":13">{{Cite web|和書 |url=https://agora-web.jp/archives/2023344.html |title=高橋洋一氏著書の著作権侵害について その2 |access-date=2024-04-03 |publisher=株式会社アゴラ研究所 |archive-url=https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache%3Ahttps%3A%2F%2Fagora-web.jp%2Farchives%2F2023344.html&rlz=1C1PWSB_jaJP1006JP1006&oq=cache%3Ahttps%3A%2F%2Fagora-web.jp%2Farchives%2F2023344.html&gs_lcrp=EgZjaHJvbWUyBggAEEUYOTIGCAEQRRg60gEIMTE2MWowajSoAgCwAgE |archive-date=2024-03-28 |website=アゴラ 言語プラットフォーム |date=2016-12-21}}</ref>。経過報告書を提出した講談社は「高橋氏は中国経済にあまり明るくなく、講談社のデータマンが連載記事を見て用意した」と証言しているが、過去の判例で「著作権侵害の責任は著者にある」との判決があることからも、明確な[[著作権侵害]]である。

=== 新型コロナウイルス感染症流行について ===
[[新型コロナウイルス感染症]]の流行を背景にして、大蔵省入省前に感染症数理モデルを研究する研究室の学生だったこともあると自称した<ref>{{Twitter status2|YoichiTakahashi|1252960592500948998|2020年4月22日}}</ref>。

高橋は[[2021年]]5月9日、日本と各国の感染者数を比較したグラフを示し、「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」とツイッターへ投稿した<ref>{{Cite news|title= 「さざ波」投稿で批判の高橋洋一・内閣官房参与が引責辞任…首相は「大変反省されていた」 |url= https://www.yomiuri.co.jp/politics/20210524-OYT1T50146 |newspaper= 読売新聞|date= 2021-05-24|accessdate= 2023-08-21|agency= 読売新聞社グループ}}</ref>。5月24日、高橋は内閣官房参与を辞任した。上記投稿への批判を受けての事実上の引責辞任である<ref name=":1">{{Cite web|和書|url=https://jp.reuters.com/article/idJP2021052401002038 |title=高橋洋一内閣官房参与が退職 |access-date=2023-09-16 |publisher=REUTERS |archive-url=https://web.archive.org/web/20230916112224/https://jp.reuters.com/article/idJP2021052401002038 |archive-date=2023-09-16 |website=主要ニュース(共同通信) |date=2021-05-24}}</ref><ref name=":2" />。


== 主張 ==
== 主張 ==
=== 埋蔵金 ===
=== 埋蔵金 ===
[[2008年]]([[平成]]20年)にはいわゆる「[[霞が関埋蔵金]]」が存在すると主張し<ref name="presidents20131218">[http://president.jp/articles/-/11383 『日本は世界1位の政府資産大国』髙橋洋一著 新刊書評]PRESIDENT Online - プレジデント 2013年12月18日</ref>、翌年に発生した[[世界金融危機 (2007年-2010年)|世界金融危機]]に際しては、[[政府紙幣]]の大量発行によって景気回復を試みるよう提言した<ref>[http://diamond.jp/articles/-/6038 髙橋洋一 東洋大学教授 「危機打開へ政府紙幣発行も検討せよ」]ダイヤモンド・オンライン 2009年1月26日</ref>。
[[2008年]]([[平成]]20年)にはいわゆる「[[霞が関埋蔵金]]」が存在すると主張し<ref name="presidents20131218">[http://president.jp/articles/-/11383 『日本は世界1位の政府資産大国』髙橋洋一著 新刊書評]PRESIDENT Online - プレジデント 2013年12月18日</ref>、翌年に発生した[[世界金融危機 (2007年-2010年)|世界金融危機]]に際しては、[[政府紙幣]]の大量発行によって景気回復を試みるよう提言した<ref>[https://diamond.jp/articles/-/6038 髙橋洋一 東洋大学教授 「危機打開へ政府紙幣発行も検討せよ」]ダイヤモンド・オンライン 2009年1月26日</ref>。


=== 日本の財政について ===
=== 日本の財政について ===
財務省時代[[日本国政府]]の[[貸借対照表]]作成(2012年現在は「財務書類」いう名称で公表)した<ref name="presidents20131218" />。
財務省時代[[日本国政府]]の「財務書類」(旧:[[貸借対照表]]作成に一職員として携わっことがあるとしている<ref name="presidents20131218" />。ただし、財務省(旧:金融庁)の多くの職員が関わって作業しており、記事のように「(自分が)日本国のバランスシートを初めて作成した」と表現することは明らかな誇張表現である

また、アベノミクスから異次元金融緩和を続ける日銀は、各銀行から預け入れられる日銀当座預金を担保に、償還期限を迎えた大量の赤字国債を購入しており(要出典)、バランスシート上も「負債額」と記載されているが、「債務性はない」と主張している<ref>{{Cite web |title=日銀当座預金に債務性はあるはずがない。田中秀明教授に再反論 |url=https://diamond.jp/articles/-/109754 |website=ダイヤモンド・オンライン |date=2016-12-01 |access-date=2024-05-09}}</ref>。

日本の[[財政再建]]のためには、大胆な[[金融政策|金融緩和]]による[[リフレーション]]政策で経済を成長させ、税収の自然増を図るべきであると主張している<ref>[https://toyokeizai.net/articles/-/9230 暴落しない国債、不必要な増税 「借金1000兆円」に騙されるな! 髙橋洋一著 〜「安全資産」日本国債に興味深い議論を提起]東洋経済オンライン 2012年5月28日</ref>。また2013年の時点で「日本は世界1位の政府資産大国」であり、国民1人あたり500万円の政府資産があり、売却すれば金融資産だけで「300兆円」になると主張している<ref name="presidents20131218" />。自身が財務省のHPに「自国通貨建て国債の[[債務不履行|デフォルト]]は考えられない<ref>{{Cite web|和書|title=外国格付け会社宛意見書要旨 |url=https://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430.htm |website=財務省 |access-date=2023-03-12 }}</ref>。」という文章作成に携わり<ref>{{Citation|title=第17回 国債は無限に出せる?新経済理論MMTは実は○○○だった|url=https://www.youtube.com/watch?v=G0KvTvEEQeI|access-date=2023-03-12}}</ref>、財政破綻することはないとしたが、自身は財政破綻は5年で1%以下と算出し{{Sfn|高橋|2019}}、破綻の可能性は低いものの、あり得るとしている。[[三橋貴明]]氏は、この財務省HPの記述は、高橋洋一氏のものではなく、[[玉木雄一郎]]氏が執筆し、[[黒田東彦]]氏の名で出されたと語っている。


なお、この金融資産については、11年後の2024年時点、政府金融資産は増え続けているにも関わらず、「160兆円」と何故か目減りしている<ref>{{Cite web |title=高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ 円安上等!外貨準備の含み益は数十兆円、国民に還元を |url=https://www.j-cast.com/2024/05/09483230.html |website=J-CAST ニュース |date=2024-05-09 |access-date=2024-05-09 |language=ja}}</ref>。
日本の[[財政再建]]のためには、大胆な[[金融政策|金融緩和]]による[[リフレーション]]政策で経済を成長させ、税収の自然増を図るべきであると主張している<ref>[http://toyokeizai.net/articles/-/9230 暴落しない国債、不必要な増税 「借金1000兆円」に騙されるな! 髙橋洋一著 〜「安全資産」日本国債に興味深い議論を提起]東洋経済オンライン 2012年5月28日</ref>。また2013年の時点で「日本は世界1位の政府資産大国」であり、国民1人あたり500万円の政府資産があり、売却すれば金融資産だけで300兆円になると主張している<ref name="presidents20131218" />。自身が財務省のHPに「自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。<ref>{{Cite web |title=外国格付け会社宛意見書要旨 |url=https://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430.htm |website=財務省 |access-date=2023-03-12 }}</ref>」という文章作成に携わり<ref>{{Citation|title=第17回 国債は無限に出せる?新経済理論MMTは実は○○○だった|url=https://www.youtube.com/watch?v=G0KvTvEEQeI|access-date=2023-03-12}}</ref>、財政破綻することはないとしたが、自身は財政破綻は5年で1%以下と算出し<ref>{{Cite book |title=Zaisei hatan no uso o abaku : tōgō seifu baransu shīto de toraeyo |url=https://www.worldcat.org/oclc/1103533947 |publisher=Heibonsha |date=2019.4 |location=Tōkyō |isbn=978-4-582-85909-6 |oclc=1103533947 |others=yōichi Takahashi, 高橋 洋一}}</ref>、破綻の可能性は低いものの、あり得るとしている。


=== 日本銀行批判 ===
=== 日本銀行批判 ===
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=== インフレーション率について ===
=== インフレーション率について ===
[[マネーサプライ|マネーストック]]は2年後のインフレーション率に影響があり、1969年度から2011年度を見ると、相関係数0.89となり、両者の相関関係は高いとしている<ref>[http://diamond.jp/articles/-/32951 髙橋洋一の俗論を撃つ! 目標達成のコミットメントで評価する 日総裁、副総裁候補3人の評点]ダイヤモンド・オンライン 2013年3月7日</ref><ref name="gendai2013311">[https://gendai.media/articles/-/35100 髙橋洋一「ニュースの深層」 ついに「日銀理論」も風前の灯火! アベノミクス効果で金融資産が増加すれば、消費は確実に増加する!]現代ビジネス 2013年3月11日</ref><ref name="diamond2013321">[http://diamond.jp/articles/-/33559 髙橋洋一の俗論を撃つ! 「日銀理論」の背景にある「貨幣数量理論は成り立たない」を検証する]ダイヤモンド・オンライン 2013年3月21日</ref>。両者の関係式を書けば、
[[マネーサプライ|マネーストック]]は2年後のインフレーション率に影響があり、1969年度から2011年度を見ると、相関係数0.89となり、両者の相関関係は高いとしている<ref>[https://diamond.jp/articles/-/32951 髙橋洋一の俗論を撃つ! 目標達成のコミットメントで評価する 日総裁、副総裁候補3人の評点]ダイヤモンド・オンライン 2013年3月7日</ref><ref name="gendai2013311">[https://gendai.media/articles/-/35100 髙橋洋一「ニュースの深層」 ついに「日銀理論」も風前の灯火! アベノミクス効果で金融資産が増加すれば、消費は確実に増加する!]現代ビジネス 2013年3月11日</ref><ref name="diamond2013321">[https://diamond.jp/articles/-/33559 髙橋洋一の俗論を撃つ! 「日銀理論」の背景にある「貨幣数量理論は成り立たない」を検証する]ダイヤモンド・オンライン 2013年3月21日</ref>。両者の関係式を書けば、


'''インフレ率''' = -2.1 + 0.62 × 2年前のマネーストック増加率
'''インフレ率''' = -2.1 + 0.62 × 2年前のマネーストック増加率
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=== NHK改革 ===
=== NHK改革 ===
2020年11月から12月にかけて、[[夕刊フジ]](zakzak)や[[週刊ポスト]](マネーポスト)などの複数メディアにおいて、[[日本放送協会]](NHK)は[[NHK教育テレビジョン|教育テレビ]](Eテレ)の番組をネット配信にさせた上で空いた枠(周波数)を[[電波利用料#電波オークション|電波オークション]]にかけて、[[プラチナバンド]]として[[移動体通信事業者|携帯電話回線事業者]]に売却し、そこで得た収益などを[[NHK放送センター|放送センター]]の建て替えや[[NHK受信料|受信料]]引き下げに充てるべきだと主張<ref>{{Cite web|title=【日本の解き方】NHK改革でやるべきなのはテレの電波オークション 新ビジネス増え、受信料引き下げ効果|url=https://www.zakzak.co.jp/soc/news/201128/dom2011280003-n1.html|website=夕刊フジ|date=2020-11-28|accessdate=2020-12-06|publisher=}}</ref><ref>{{Cite web|title=受信料義務化、建て替え計画…迷走するNHK改革は「Eテレ売却」が特効薬だ|url=https://gendai.media/articles/-/77837|website=現代ビジネス|accessdate=2020-12-06|publisher=|author=髙橋洋一|date=2020-11-30}}</ref><ref>{{Cite web|title=菅首相ブレーンのNHK改革案「Eテレ売却で受信料は半額にできる」|url=https://www.moneypost.jp/731179|website=マネーポストWEB|date=2020-12-03|accessdate=2020-12-06|publisher=|author=週刊ポスト}}</ref>。また、NHKの[[NHK-BS|BS部門]]を分割・民営化させ、[[NHK総合テレビジョン|総合テレビ]]も[[放送法]]を改正した上で[[コマーシャルメッセージ|CM]]を流せるようにするべきとも述べている<ref>{{Cite web|title=高橋洋一氏「公共放送に見合うNHK受信料はせいぜい月300円」|url=https://www.moneypost.jp/731183|website=マネーポストWEB|date=2020-12-07|accessdate=2020-12-10|publisher=|author=週刊ポスト}}</ref>。
2020年11月から12月にかけて、[[夕刊フジ]](zakzak)や[[週刊ポスト]](マネーポスト)などの複数メディアにおいて、[[日本放送協会]](NHK)は[[NHK教育テレビジョン|教育テレビ]](Eテレ)の番組をネット配信にさせた上で空いた枠(周波数)を[[電波利用料#電波オークション|電波オークション]]にかけて、[[プラチナバンド]]として[[移動体通信事業者|携帯電話回線事業者]]に売却し、そこで得た収益などを[[NHK放送センター|放送センター]]の建て替えや[[NHK受信料|受信料]]引き下げに充てるべきだと主張<ref>{{Cite web|和書|title=【日本の解き方】NHK改革でやるべきなのはEテレの電波オークション 新ビジネス増え、受信料引き下げ効果|url=https://www.zakzak.co.jp/article/20201128-MYTHX66LK5NYFN5KPLRKCR67UE/|website=夕刊フジ|date=2020-11-28|accessdate=2020-12-06|publisher=}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=受信料義務化、建て替え計画…迷走するNHK改革は「Eテレ売却」が特効薬だ|url=https://gendai.media/articles/-/77837|website=現代ビジネス|accessdate=2020-12-06|publisher=|author=髙橋洋一|date=2020-11-30}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=菅首相ブレーンのNHK改革案「Eテレ売却で受信料は半額にできる」|url=https://www.moneypost.jp/731179|website=マネーポストWEB|date=2020-12-03|accessdate=2020-12-06|publisher=|author=週刊ポスト}}</ref>。また、NHKの[[NHK-BS|BS部門]]を分割・民営化させ、[[NHK総合テレビジョン|総合テレビ]]も[[放送法]]を改正した上で[[コマーシャルメッセージ|CM]]を流せるようにするべきとも述べている<ref>{{Cite web|和書|title=高橋洋一氏「公共放送に見合うNHK受信料はせいぜい月300円」|url=https://www.moneypost.jp/731183|website=マネーポストWEB|date=2020-12-07|accessdate=2020-12-10|publisher=|author=週刊ポスト}}</ref>。


=== 新型コロナウイルス ===
=== 新型コロナウイルス ===
2021年5月9日、[[日本における2019年コロナウイルス感染症の流行状況|新型コロナウイルスの新規感染者数]]を各国のそれと比較したグラフを用いて「日本はこの程度の『さざ波』。これで[[2020年東京オリンピック・パラリンピック|五輪]]中止とかいうと笑笑」と発言した<ref>{{twitter status|YoichiTakahashi|1391207118502383621|本人ツイート、2021年5月9日午前10時43分}}</ref>。この発言に対し非難が相次ぎ、「高橋洋一内閣官房参与の更迭を求めます」というハッシュタグが日本のトレンド入りした<ref>[https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_60987928e4b05fb33f4e4c7f 日本の感染状況は「さざ波」。高橋洋一内閣官房参与に批判殺到。更迭を求める声も _ ハフポスト]</ref>。高橋を内閣官房参与に任命した[[菅義偉]][[内閣総理大臣]]は「個人の主張についての答弁は控える」と発言の是非について言及を避けた<ref>[https://www.sankei.com/politics/news/210510/plt2105100025-n1.html 日本の感染は「さざ波」と発信内閣参与の高橋洋一氏、政権は言及回避]産経新聞2021年5月10日付</ref>。
2021年5月9日、[[日本における2019年コロナウイルス感染症の流行状況|新型コロナウイルスの新規感染者数]]を各国のそれと比較したグラフを用いて「日本はこの程度の『さざ波』。これで[[2020年東京オリンピック・パラリンピック|五輪]]中止とかいうと笑笑」と発言した<ref>{{twitter status|YoichiTakahashi|1391207118502383621|本人ツイート、2021年5月9日午前10時43分}}</ref>。この発言に対し非難が相次ぎ、「高橋洋一内閣官房参与の更迭を求めます」というハッシュタグが日本のトレンド入りした<ref>[https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_60987928e4b05fb33f4e4c7f 日本の感染状況は「さざ波」。高橋洋一内閣官房参与に批判殺到。更迭を求める声も _ ハフポスト]</ref>。高橋を内閣官房参与に任命した[[内閣総理大臣]]だった[[菅義偉]]は「個人の主張についての答弁は控える」と発言の是非について言及を避けた<ref>[https://www.sankei.com/politics/news/210510/plt2105100025-n1.html 日本の感染は「さざ波」と発信内閣参与の高橋洋一氏、政権は言及回避]産経新聞2021年5月10日付</ref>。


2021年5月21日、高橋は自身のツイッターで「日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば、戒厳令でもなく『屁みたいな』ものでないのかな」と投稿した<ref name=":0">{{Cite web|title=高橋洋一氏 緊急事態宣言は「屁みたいなもの」とツイート|url=https://mainichi.jp/articles/20210522/k00/00m/010/253000c|website=毎日新聞|accessdate=2021-05-22}}</ref>。高橋は投稿で屁(へ)みたいなという表現について「日本の行動制限の弱さとの意味」と説明した<ref name=":0" />。
2021年5月21日、高橋は自身のTwitterで「日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば、戒厳令でもなく『屁みたいな』ものでないのかな」と投稿した<ref name=":0">{{Cite web|和書|title=高橋洋一氏 緊急事態宣言は「屁みたいなもの」とツイート|url=https://mainichi.jp/articles/20210522/k00/00m/010/253000c|website=毎日新聞|accessdate=2021-05-22}}</ref>。高橋は投稿で屁(へ)みたいなという表現について「日本の行動制限の弱さとの意味」と説明した<ref name=":0" />。


なお、同月24日、一連のツイートについて「不適切であった」と認め謝罪し、内閣官房参与を同日付で辞任した<ref>[https://mainichi.jp/articles/20210524/k00/00m/010/193000c 菅首相、高橋洋一氏退職の経緯説明 「大変反省しておられた」] - 毎日新聞 2021年5月24日</ref>。高橋洋一チャンネルに経緯を説明した動画が投稿されている。
なお、同月24日、一連のツイートについて「不適切であった」と認め謝罪し、内閣官房参与を同日付で辞任した<ref name=":2">[https://mainichi.jp/articles/20210524/k00/00m/010/193000c 菅首相、高橋洋一氏退職の経緯説明 「大変反省しておられた」] - 毎日新聞 2021年5月24日</ref>。高橋洋一チャンネルに経緯を説明した動画が投稿されている。


=== 円安について ===
=== 円安について ===
2022年10月以降に円安が進み、17日に1ドル=148円となったことについて、「1990年以来、32年ぶり」と言われるが、1990年の経済状況は、名目経済成長率が大体8%、実質経済成長率が5%。失業率が2%、インフレ率が3%ですごくいい状態で、何が悪いのか<ref name="yenyasu">[https://news.1242.com/article/393875 「円安は日本経済の危機」の『嘘』 高橋洋一と青山繁晴が解明]ニッポン放送 NEWS ONLINE</ref>。自国通貨安は「[[近隣窮乏化政策]]」であり、日本回帰の絶好のチャンスである<ref name="yenyasu"/>。これから海外進出を考えている企業にとってはデメリットであるが、すでに海外進出して投資回収している企業にとってはメリットであり、中小企業は輸入が多く、影響力の高い大企業は相対的に輸出が多いため自国通貨安はGDPへプラス効果である<ref>[https://gendai.media/articles/-/94970?imp=0 「円安」は国を滅ぼすどころか、国益そのものだ!池上彰氏がわかっていないこと]現代ビジネス</ref>と述べている。
2022年10月以降に円安が進み、17日に1ドル=148円となったことについて、「1990年以来、32年ぶり」と言われるが、1990年の経済状況は、名目経済成長率が大体8%、実質経済成長率が5%。失業率が2%、インフレ率が3%ですごくいい状態で、何が悪いのか<ref name="yenyasu">[https://news.1242.com/article/393875 「円安は日本経済の危機」の『嘘』 高橋洋一と青山繁晴が解明]ニッポン放送 NEWS ONLINE</ref>。自国通貨安は「[[近隣窮乏化政策]]」であり、日本回帰の絶好のチャンスである<ref name="yenyasu"/>。これから海外進出を考えている企業にとってはデメリットであるが、すでに海外進出して投資回収している企業にとってはメリットであり、中小企業は輸入が多く、影響力の高い大企業は相対的に輸出が多いため自国通貨安はGDPへプラス効果である<ref>[https://gendai.media/articles/-/94970?imp=0 「円安」は国を滅ぼすどころか、国益そのものだ!池上彰氏がわかっていないこと]現代ビジネス</ref>と述べている。


=== 日本による植民地支配について ===
== 関与したとする政策 ==
高橋は、[[日韓併合]]とその後の朝鮮における[[植民地]]支配に関して、「併合は対等に行われたものであり、植民地化とは異なる」として、併合後の朝鮮は日本の植民地には当たらないとの見解を示している<ref name="takahashizakzak20200613">{{Cite web |author=高橋洋一 |url=https://www.zakzak.co.jp/article/20200613-OEFRFP4ETFLLROQ7AW7QJOOJ2Q/ |title=歴史の「書き換え」を図る韓国政府 日韓併合は「植民地」支配ではない、日本も断固たる措置が必要だ |website=Zakzak |publisher=[[夕刊フジ]] |language=ja |date=2020-06-13 |accessdate=2024-02-25}}</ref>。
=== 国のバランスシート作成 ===
*1995年に、日本国として初めての国家の[[バランスシート]]を作成したと述べている<ref>[https://diamond.jp/articles/-/66253 国の債務超過490兆円を意外と簡単に減らす方法]ダイヤモンド・オンライン</ref>。


これに関して高橋は、「英語の文献では、日韓併合のことを「アネクセイション」({{lang|en|annexation}}) と表現する。これは「植民地化」を意味する「コロナイゼーション」({{lang|en|colonization}}) とは概念が異なる」と述べている<ref name="takahashizakzak20200613" />。しかし実際は、例えば、[[アメリカ合衆国国務省|米国国務省]]のウェブサイトでは[[アメリカ合衆国|米国]]による[[フィリピン]]の植民地化に関して「併合 ({{lang|en|annex}}, {{lang|en|annexation}}) 」と「植民地化 ({{lang|en|colonize}}, {{lang|en|colonization}}) 」という二つの言葉が区別されずに用いられていたり<ref>{{Cite web |author= |url=https://history.state.gov/milestones/1899-1913/war |title=The Philippine-American War, 1899–1902 |website=Office of the Historian, Foreign Service Institute, [[アメリカ合衆国国務省|United States Department of State]] |publisher=[[アメリカ合衆国国務省|United States Department of State]] |language=en |date= |accessdate=2024-02-25}}</ref>、[[ブリタニカ百科事典]]ではアフリカ南部の植民地化に関して「植民地として併合 ({{lang|en|annex as a colony}}) 」と記述されたり{{Efn|原文では {{lang|en|"Britain <u>annexed</u> Griqualand West <u>as a</u> crown <u>colony</u> in 1871"}} (英国は1871年に{{仮リンク|西グリクアランド|en|Griqualand West}}を王家の植民地として併合した)と記述。}}<ref>{{Cite web |author= |url=https://www.britannica.com/place/Southern-Africa/European-and-African-interaction-in-the-19th-century |title=European and African interaction in the 19th century |website= |publisher=Britannica |language=en |date= |accessdate=2024-02-25}}</ref>しており、英語で「併合」と「植民地化」という用語が厳密に区別されているわけではない。対等な合一を表す当時の日本語での用語は「併合」ではなく「合邦」であり、例えば、日本と朝鮮の対等な合一を唱えた[[樽井藤吉]]は、両国が対等に「合邦」したうえで国号を「日本」でも「朝鮮」でもない「大東」と改めるべきと主張していた{{Sfn|木村|2021|pp=111–112}}。しかし実際に行われた朝鮮編入は対等な合一からはほど遠く、ゆえに当時の日本政府は対等な合一を意味する「合邦」という用語を嫌い、代わりに一方的な編入を意味する「併合」という用語を新たに用いた、と指摘される{{Sfn|木村|2021|pp=111–112}}。

当時の日本による朝鮮統治に関しては、植民地の統治事務・監督を担う[[日本の行政機関|官庁]]である[[拓務省]]が管轄しており、当時の政府資料においても朝鮮は[[台湾]]・[[関東州]]・[[樺太]]と並んで「殖民地」として記載されていた<ref>{{Cite book |author=[[拓殖局]]編 |url=https://dl.ndl.go.jp/pid/975532/1/22 |title=日本及各国殖民地統計表 |publisher=[[拓殖局]] |year=1913 |language=ja |doi=10.11501/975532 |accessdate=2024-02-25}}</ref>。また、当時発行されていた『日本植民地要覧』においても、朝鮮は台湾・満州・樺太と並んで日本の植民地に含まれていた<ref>{{Cite book |author=全国新聞東京聯合社編 |title=日本植民地要覧 |publisher=日本経済新誌社 |year=1912 |language=ja |url=https://dl.ndl.go.jp/pid/944269/1 |doi=10.11501/944269 |accessdate=2024-02-25}}</ref>。当時の[[大日本帝国憲法]]は朝鮮や台湾では一部しか適用されず、内地とは異なり朝鮮や台湾では現地の住民に国政[[参政権]]は与えられなかった{{Sfn|木村|2021|p=104}}。また、内地では明治時代より[[義務教育]]が実施されていたが、朝鮮では義務教育は行われなかった{{Sfn|木村|2021|p=104}}。法律の施行も、内地と朝鮮では異なっていた{{Sfn|木村|2021|p=105}}。朝鮮半島地域研究を専門とする[[木村幹]]は、本国とは異なる統治が行われ、住民の権利も本国よりも制限されていたことを理由に、「現実の朝鮮半島や台湾等に引かれた統治体制は、明らかに内地とは異なるものであり、それが学術的定義に照らして「植民地」である事は誰の目にも明らか{{Sfn|木村|2021|p=128}}」であり、「これを植民地ではなかった、というのはほぼ不可能{{Sfn|木村|2021|p=105}}」と論じ、高橋の見解を否定している。

=== 外国人労働者の受け入れについて ===
技能実習制度を廃止して、新たに「育成就労制度」を設ける政府の制度改正を、「実質的な移民法」であると批判している。この中で、「一部の国とは文化・風習が違いすぎるので、共生はできず、「[[外来種]]」に「[[在来種]]」が「駆逐」されるような事態が起きている」<ref>{{Cite web |title=衆院補選のウラで審議が進んでいた実質「移民法」のヤバすぎる中身…このままでは日本の「社会保障」が崩壊する(髙橋 洋一) @gendai_biz |url=https://gendai.media/articles/-/129340 |website=現代ビジネス |date=2024-05-06 |access-date=2024-05-06 |language=ja}}</ref>と述べ、[[種 (分類学)|生物種]]と[[人種]]・[[民族]]とを混同するかのような比喩を用いている。

=== 2024年自由民主党総裁選挙 ===
[[2024年自由民主党総裁選挙]]候補者の[[高市早苗]]を高く評価し、高市早苗はマスコミ関係者と酒を酌み交わして情報を提供する政治家でないため[[石破茂]]と比較して報道で不利な扱いを受けていると主張している<ref>
{{Cite web|url=https://www.youtube.com/watch?v=9ZOWlL5SkyY&t=1s\|title=高市潰しをよく見ると各陣営の動きが分かる!|pubkisher=高橋洋一チャンネル - YouTube|accessdate=2024-09-23}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.youtube.com/watch?v=tItripYFRDo&t=3s|title=【自民党総裁選】高橋洋一先生が語る!高市 vs 石破!即断即決の女王 vs ねばねば議論怪獣!?果たして次期総理の軍配はどちらの手に…?|publisher=日本のこころ 真実 - Youtube|accessdate=2024-09-23}}</ref>。

=== 財源論について ===
2024年11月23日放送の「[[教えて!ニュースライブ 正義のミカタ]]」で「減税には財源論がでる バラマキ・補助金には財源論がでない」と指摘している<ref>{{Cite web|url=https://tver.jp/episodes/ep1irp7hof|title=教えて!ニュースライブ 正義のミカタ 斎藤知事返り咲き!勝利の理由は?中国で相次ぐ無差別殺傷事件!動機は中国社会への報復!?|publisher=TVer|accessdate=2024/11/26}}</ref>。

== 関与したとされる政策 ==
=== 公務員制度改革 ===
=== 公務員制度改革 ===
*小泉、安倍、福田政権で[[天下り]]規制を含む[[公務員制度改革]]に関与<ref>[https://nordot.app/764658777523650560 「さざ波」ツイート]長崎新聞</ref><ref>[https://diamond.jp/articles/-/13257 【特別対談】古賀茂明vs高橋洋一(前篇)公務員制度改革はかくて骨抜きにされたわれらは敵だらけの中でいかに戦ったか]ダイヤモンド・オンライン</ref><ref>[https://www.j-cast.com/2017/01/26289052.html?p=all 高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ 蓮舫氏は安倍政権を批判できない 民主党時代の「天下り放置」実態]J-CASTニュース</ref>。
*小泉、安倍、福田政権で[[天下り]]規制を含む[[公務員制度改革]]に関与<ref>[https://nordot.app/764658777523650560 「さざ波」ツイート]長崎新聞</ref><ref>[https://diamond.jp/articles/-/13257 【特別対談】古賀茂明vs高橋洋一(前篇)公務員制度改革はかくて骨抜きにされたわれらは敵だらけの中でいかに戦ったか]ダイヤモンド・オンライン</ref><ref>[https://www.j-cast.com/2017/01/26289052.html?p=all 高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ 蓮舫氏は安倍政権を批判できない 民主党時代の「天下り放置」実態]J-CASTニュース</ref>。


=== 郵政民営化 ===
=== 郵政民営化 ===
*[[竹中平蔵|竹中]][[郵政民営化]]担当相の下で制度設計を担当<ref>[https://diamond.jp/articles/-/155402 水道事業の民間委託は「民営化」の成功モデルになる]ダイヤモンド・オンライン</ref><ref>[https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210601/mca2106010600001-n1.htm 「さざ波」発言、内閣官房参与の職を辞するほどの“舌禍事件”か (1/2ページ)]SankeiBiz</ref>。
*[[郵政民営化]]担当相だった竹中の下で制度設計を担当<ref>[https://diamond.jp/articles/-/155402 水道事業の民間委託は「民営化」の成功モデルになる]ダイヤモンド・オンライン</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20210531210325/https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210601/mca2106010600001-n1.htm 「さざ波」発言、内閣官房参与の職を辞するほどの“舌禍事件”か (1/2ページ)]SankeiBiz</ref>。


=== ねんきん定期便 ===
=== ねんきん定期便 ===
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=== 道路公団民営化 ===
=== 道路公団民営化 ===
*郵政民営化の舞台裏を取り仕切る傍ら道路公団の民営化にも携わったと述べている<ref name="spap">[https://nikkan-spa.jp/plus/1511601 「愛国のリアリズム」という思考法③――行政改革と民営化、規制緩和は国益に適う]日刊SPA!PLUS</ref><ref>[https://www.moneypost.jp/731179 菅首相ブレーンのNHK改革案「Eテレ売却で受信料は半額にできる」]マネーポストWEB</ref><ref>{{Cite|和書|author=高橋洋一 |authorlink=高橋洋一 (経済学者) |title=さらば財務省! : 官僚すべてを敵にした男の告白 |date=2008年3月19日 |publisher=[[講談社]] |isbn=978-4062145947}}</ref>
*郵政民営化の舞台裏を取り仕切る傍ら道路公団の民営化にも携わったと述べている<ref name="spap">[https://nikkan-spa.jp/plus/1511601 「愛国のリアリズム」という思考法③――行政改革と民営化、規制緩和は国益に適う]日刊SPA!PLUS</ref><ref>[https://www.moneypost.jp/731179 菅首相ブレーンのNHK改革案「Eテレ売却で受信料は半額にできる」]マネーポストWEB</ref>{{Sfn|高橋|2008}}。

=== コア指数の導入 ===
*2006年、総務大臣補佐官時代に、それまで未公表であったコア指数([[消費者物価指数|コアコアCPI]])を自身が導入したと述べている<ref>[https://www.zakzak.co.jp/article/20220325-GSLNMCPOTVLMXLRX4VSHBB2STQ/ 消費者物価上昇のミスリード 海外の動向だけで緊縮財政や金融引き締め策を日本に適用するのは間違いだ1/2ページ]zakzak</ref><ref>[https://blog.takuros.net/entry/20090122/1232580062 消費者物価指数(CPI)とコアCPIとコアコアCPIと]プログラマでありたい</ref>(ただし、2005年当時の日銀副総裁が本件について触れており、高橋の虚言である可能性は高い<ref>{{Cite web |title=「物価の安定」と中央銀行の責務 ── 経済倶楽部における武藤日本銀行副総裁講演要旨 : 日本銀行 Bank of Japan |url=https://www2.boj.or.jp/archive/announcements/press/koen_2005/ko0512b.htm |website=www2.boj.or.jp |access-date=2024-04-06}}</ref>)。


=== 行政改革推進法 ===
=== 行政改革推進法 ===
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=== ふるさと納税 ===
=== ふるさと納税 ===
*[[内閣府]][[参事官]]時代に[[菅義偉]][[総務大臣]]から故郷の自治体に税金を納める方法を要望され、当時福井県知事であった[[西川一誠]]の故郷寄付金控除の案を元に高橋が法案を書いたとされる<ref>[https://furusato-izumisano.jp/campaign/issue.php ふるさと納税の本来の役割とは?ISSUE]大阪府泉佐野市 ふるさと納税事務局</ref><ref>[https://www.news-postseven.com/archives/20201209_1618728.html?DETAIL ふるさと納税を生んだ元官僚・高橋洋一 菅義偉を操る面々]NEWSポストセブン</ref>。
*[[内閣府]][[参事官]]時代に[[総務大臣]]の[[菅義偉]]から故郷の自治体に税金を納める方法を要望され、当時福井県知事であった[[西川一誠]]の故郷寄付金控除の案を元に高橋が法案を書いたと述べている<ref>[https://furusato-izumisano.jp/campaign/issue.php ふるさと納税の本来の役割とは?ISSUE]大阪府泉佐野市 ふるさと納税事務局</ref><ref>[https://www.news-postseven.com/archives/20201209_1618728.html?DETAIL ふるさと納税を生んだ元官僚・高橋洋一 菅義偉を操る面々]NEWSポストセブン</ref>。


=== e-Tax ===
=== e-Tax ===
*財務省関連の税務申告のオンライン化のために企画設計に関与<ref>[https://www.zakzak.co.jp/soc/news/211021/dom2110210001-n1.html 日本の半導体産業はなぜ衰退したのか? 背景に円高と政府や企業のIT化遅れ…まずは通信革命の推進こそ打開策に]zakzak</ref>。
*財務省関連の税務申告のオンライン化のために企画設計に関与<ref>[https://www.zakzak.co.jp/article/20211021-QRY2LI3HVBLJ3ML4AADVEYVPFQ/ 日本の半導体産業はなぜ衰退したのか? 背景に円高と政府や企業のIT化遅れ…まずは通信革命の推進こそ打開策に]zakzak</ref>。


=== 10兆円大学ファンド ===
=== 10兆円大学ファンド ===
*2021年から始まった研究開発10兆円ファンドの創設に関与<ref>[https://www.zakzak.co.jp/soc/news/210818/pol2108180003-n2.html 学術論文数もGDPが左右する 日本の“二流国”転落を避けるには「10兆円ファンド」の創設が不可欠だ]zakzak</ref>。
*2021年から始まった研究開発10兆円ファンドの創設に関与<ref>[https://www.zakzak.co.jp/article/20210818-3KRQWRERAVJT5BPSGLM2567RTM/2/ 学術論文数もGDPが左右する 日本の“二流国”転落を避けるには「10兆円ファンド」の創設が不可欠だ]zakzak</ref>。


== 人物 ==
== 人物 ==
=== 学生時代 ===
* 高校1年のときから受験生用の模試を受け、毎回ほとんどトップの成績<ref name="genius">[https://gendai.media/articles/-/20944?page=6 世の中、上には上がいる~私が見た「大秀才」たち]週刊現代</ref>。数学はできすぎて教師から煙たがられ<ref name="genius"/>、数学の授業には出なくていいと言われ、以後、出席を免除されたという<ref name="genius"/>。
* 高校1年のときから受験生用の模試を受け、毎回ほとんどトップの成績<ref name="genius">[https://gendai.media/articles/-/20944?page=6 世の中、上には上がいる~私が見た「大秀才」たち]週刊現代</ref>。数学はできすぎて教師から煙たがられ<ref name="genius" />、数学の授業には出なくていいと言われ、以後、出席を免除されたという<ref name="genius" />。


=== 交友関係 ===
=== 交友関係 ===
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==== 菅義偉 ====
==== 菅義偉 ====
[[菅義偉]]のブレーンであり、2006年に菅が創設を表明した[[ふるさと納税]]の制度設計に携わった。また、2009年には当時[[自由民主党選挙対策委員長|自民党選挙対策副委員長]]だった菅が設立した「政府紙幣・無利子国債の発行を検討する議員連盟」の初会合で講演するなど、菅とも関係性が近く、[[2020年]]10月には[[菅義偉内閣]]において[[経済財政政策|経済・財政政策]]担当の[[内閣官房参与]]に任命された<ref name="a">{{Cite web |date=2020-10-13 |url= https://mainichi.jp/articles/20201013/k00/00m/010/239000c |title= 内閣官房参与に高橋洋一氏ら6人任命|publisher=毎日新聞|accessdate=2020-10-14}}</ref>。
[[菅義偉]]のブレーンであり、2006年に菅が創設を表明した[[ふるさと納税]]の制度設計に携わった。また、2009年には当時[[自由民主党選挙対策委員長|自民党選挙対策副委員長]]だった菅が設立した「政府紙幣・無利子国債の発行を検討する議員連盟」の初会合で講演するなど、菅とも関係性が近く、[[2020年]]10月には[[菅義偉内閣]]において[[経済財政政策|経済・財政政策]]担当の[[内閣官房参与]]に任命された<ref name="a">{{Cite web|和書|date=2020-10-13 |url= https://mainichi.jp/articles/20201013/k00/00m/010/239000c |title= 内閣官房参与に高橋洋一氏ら6人任命|publisher=毎日新聞|accessdate=2020-10-14}}</ref>。


=== 趣味 ===
=== 趣味 ===
*[[映画]] - 荒唐無稽な内容を好む<ref>[https://www.youtube.com/channel/UC96k9Yf5CFVlIY1i_JaEsGw 髙橋洋一 映画の話チャンネル]髙橋洋一 映画の話チャンネル</ref>。
*[[映画]] - 荒唐無稽な内容を好む<ref>[https://www.youtube.com/channel/UC96k9Yf5CFVlIY1i_JaEsGw 髙橋洋一 映画の話チャンネル]髙橋洋一 映画の話チャンネル</ref>。
*[[自作PC]]<ref>[https://diamond.jp/articles/-/16477 エルピーダ破綻とAIJ事件 日銀のデフレ・円高が招いた悲劇]ダイヤモンド・オンライン</ref><ref name="prog">[https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190402/soc1904020001-n2.html 小学校の英語とプログラミング 「手段」として専門家に基礎から学ぶべき]zakzak</ref> - メーカー製の物は買ったことがなく、自宅には何台もの自作PCがあるとう<ref name="game">{{Cite | 和書
*[[自作PC]]<ref>[https://diamond.jp/articles/-/16477 エルピーダ破綻とAIJ事件 日銀のデフレ・円高が招いた悲劇] ダイヤモンド・オンライン</ref><ref name="prog">[https://www.zakzak.co.jp/article/20190402-26RZ2EQLDFJ7FIXM2A2OW5C7AU/2/ 小学校の英語とプログラミング 「手段」として専門家に基礎から学ぶべき] zakzak</ref> - メーカー製の物は買ったことがなく、自宅には何台もの自作PCがあるとう<ref name="game">{{Cite | 和書
| last = 高橋
| last = 高橋
| first = 洋一
| first = 洋一
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| ncid =
| ncid =
}}</ref>。
}}</ref>。
*コンピュータプログラミング<ref>[https://emotional-link.co.jp/takahashiyoichi-prof/ 元内閣官房参与 嘉悦大学教授 高橋洋一氏 自社のDX化の前に、まず経営層がプログラミングを理解していますか?]EMOTIONAL LINK</ref><ref name="prog"/>
*コンピュータプログラミング<ref name="prog"/>
*[[コンシューマーゲーム]] - 昔は[[シューティングゲーム]]などもしていたが[[反射神経]]が鈍くなってからは[[ポケモンGO]]や[[あつまれ どうぶつの森]]等をプレイしている<ref name="game"/>。
*[[コンシューマーゲーム]] - 昔は[[シューティングゲーム]]などもしていたが[[反射神経]]が鈍くなってからは[[ポケモンGO]]や[[あつまれ どうぶつの森]]等をプレイしている<ref name="game"/>。

== 不祥事 ==
=== 窃盗事件 ===
[[2009年]]([[平成]]21年)3月24日、髙橋は東京・練馬区の温泉施設 『豊島園 庭の湯』の[[更衣室]]ロッカーから他人所有の[[ブルガリ]]の腕時計、財布など約30万円相当を盗んだ[[現行犯]]で[[事情聴取]]された。警視庁・[[練馬警察署]]による逮捕はなく<ref>{{Cite news |url=http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009033001000664.html |title=髙橋洋一・東洋大教授が窃盗容疑 竹中元総務相のブレーン |agency=[[共同通信]] |date=2009-03-30 |accessdate=2012-04-27}}</ref>、3月30日、[[窃盗罪|窃盗]]の容疑で[[書類送検]]された<ref name="sankei20090427">{{Cite web |url=http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090427/trl0904272007012-n1.htm |title=窃盗容疑の小泉改革ブレーンを起訴猶予に 「実害ない」と東京地検 - MSN産経ニュース |accessdate=2009年5月26日 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20090501110251/http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090427/trl0904272007012-n1.htm |archivedate=2009年5月1日 |deadlinkdate=2020年2月 }}</ref>。[[東京地方検察庁]]は同年4月24日、自らの犯行を認めた上で反省しており、かつ「被害品はすぐに戻され、既に[[社会的制裁]]も受けている」として、髙橋の[[起訴猶予処分|起訴猶予]]を決定した<ref name="sankei20090427" /><ref>[http://www.jiji.com/jc/zc?k=200904/2009042701057 髙橋元教授を起訴猶予=「被害品返済、実害ない」-東京地検 - 時事ドットコム 2009.4.27 21:59] {{リンク切れ|date=2012年2月}}</ref>。

==== 髙橋自身の主張 ====
髙橋本人が述べる事件のあらましは以下の通りだという<ref name="j-cast2009"/>。2009年3月24日の夜、2晩の徹夜明けでもうろうとしたまま自宅に近い温泉施設に夫婦で訪れた<ref>{{Cite book|title=恐慌は日本の大チャンス 官僚が隠す75兆円を国民の手に|url=https://www.worldcat.org/oclc/675358282|publisher=講談社|date=2009|location=東京|isbn=978-4-06-215499-4|oclc=675358282|others=高橋, 洋一, 1955- Takahashi, Yōichi, 1955-,|year=}}</ref>。その際にロッカーで財布や腕時計の忘れ物を見つけ、後で届けるつもりでそのままにし、マッサージに出かけて2時間近く寝込み<ref name="j-cast2009">{{Cite news |url=http://www.j-cast.com/2009/10/07051204.html?p=1 |title=「埋蔵金」髙橋洋一初めて告白 置き引きはえん罪だった?? |newspaper=J-CASTニュース |date=2009-03-30 |accessdate=2012-04-27}}</ref>、マッサージから戻り、忘れ物を持ったまま施設を出ると外で警察が待ち受けており、刑事に「否認すると面倒になる」、「外には漏らさない」とし、現行犯逮捕しない条件の提示を受け容疑を認めたと主張している<ref name="j-cast2009"/>。

==== 影響 ====
2009年4月20日、[[東洋大学]]は「(大学の)品位を傷つけた」として、髙橋を[[懲戒解雇]]した<ref>{{Cite web |url=http://www.jiji.com/jc/zc?k=200904%2F2009042200668 |title=髙橋教授を懲戒免職=窃盗容疑「品位傷つけた」-東洋大 - 時事ドットコム 2009.4.22 16:02 |accessdate=2020年2月11日 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20130406110658/http://www.jiji.com/jc/zc?k=200904%2F2009042200668 |archivedate=2013年4月6日 |deadlinkdate=2020年2月 }}</ref>。

2009年5月13日に出版された[[竹内薫]]との共著「バカヤロー経済学」については、髙橋の名前を外して出版された<ref name="j-cast2009"/>。

2009年9月30日出版の自著「恐慌は日本の大チャンス」において、髙橋は「事件は(窃盗ではなく)私のミスから始まった」とだけ述べ、多くの人に迷惑をかけたと反省し詫びるのみの言及に留めている<ref name="j-cast2009"/>。

==== 冤罪説 ====
髙橋が官僚時代に[[竹中平蔵]]のもとで[[郵政民営化]]を推進し、[[財務省]]と対立して「さらば財務省!」を出版するなどの経歴があることから、霞が関の陰謀説や国策捜査説ではという意見がある<ref>{{Cite web |date=2019-12-13 |url=https://iwj.co.jp/wj/open/archives/463773 |title=元財務省官僚の高橋洋一氏、窃盗事件・逮捕は財務省批判への権力による謀略か!? それとも…!? 2012年、岩上安身が高橋氏本人に直撃!! 謎に包まれた事件の真相をたぐり出す!! |format= |publisher=インディペンデント・ウェブ・ジャーナル |accessdate=2020-10-31}}</ref><ref name="j-cast2009"/><ref name="j-cast200904">{{Cite news |url=https://www.j-cast.com/2009/10/07051204.html?p=all |title=「埋蔵金」髙橋洋一初めて告白 置き引きはえん罪だった?? |newspaper=J-CASTニュース |date=2009-04-01|accessdate=2017-07-25}}</ref>。
*2009年7月5日に、[[竹内薫]]は自らのブログで、髙橋と会食時に事件の一部始終を聞き、「髙橋氏は、忘れ物の中にあった時計や金銭は見ておらず、防犯カメラが設置されていることも知っていた」ことを言及している。にもかかわらず、「痴漢のえん罪事件と同様に、顧問弁護士の意見に従って警察と司法取引せざるを得なかったとみて、髙橋氏は『シロ』だと信じている」と冤罪説を述べている<ref name="j-cast2009"/>。この説について、2009年7月6日に、[[山本一郎]]は自らのブログで、竹内の主張を「不思議な議論」だと指摘、「『はいはい、国策捜査』とか『だから警察は信用できない』といった、しょうもない陰謀めいた話に毒されすぎているんじゃなかろうか」と疑問を述べている<ref name="j-cast2009"/>。
*2009年10月5日に、[[池田信夫]]は自らのブログで、「窃盗犯が犯行現場で2時間ものんびりマッサージを受けるとは考えにくい」と指摘している<ref name="j-cast2009"/>。

=== 盗用問題 ===
2016年に高橋が出版した『中国GDPの大嘘』([[講談社]])について、[[金森俊樹]]が自身の連載記事における記述と著しく類似している部分があると指摘した<ref>{{Cite web |author=[[金森俊樹]] |url=https://gentosha-go.com/articles/-/5870 |title=髙橋洋一著書籍「中国GDPの大嘘」について |website=幻冬舎 GOLD ONLINE |publisher=[[幻冬舎]] |date=2016-10-27 |accessdate=2021-10-31}}</ref>。これに対して講談社は、第一事業局企画部担当部長名で、講談社の不手際で出典の明示を怠ったとして、謝罪した<ref>{{Cite web |author=間渕隆 |url=http://www.kaetsu.ac.jp/wp-content/uploads/2016/11/keika.pdf |title=経過報告書 |website=[[嘉悦大学]] |publisher= |date=2016-10-31 |accessdate=2021-10-31}}</ref>。


== 年表 ==
== 年表 ==
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** 7月 - [[関東財務局]]理財部長。
** 7月 - [[関東財務局]]理財部長。
** 8月 - 兼[[内閣府]][[参事官#局長級分掌職を助ける課長級の職|参事官]](経済財政諮問会議特命室)。道路公団改革を手掛ける。
** 8月 - 兼[[内閣府]][[参事官#局長級分掌職を助ける課長級の職|参事官]](経済財政諮問会議特命室)。道路公団改革を手掛ける。
* [[2005年]]12月 - [[財務省大臣官房]]付、(併任)[[総務省大臣官房]]参事官(大臣補佐官)、(命)内閣官房郵政民営化準備室[[参事官#内閣官房|参事官]](簡保担当<ref>『[[財界 (雑誌)|財界]]』第53巻、第1~3号、136頁</ref>)、(命)内閣府政策金融改革準備室参事官<ref>『財投改革の経済学』2007年発行、vii</ref>。内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)を兼務<ref>[https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/258151/www.soumu.go.jp/s-news/2006/060926_2.html 総務省人事 平成18年9月26日] 2007年8月8日保存</ref>。『郵政民営化』、政府資産負債の改革、政府系金融機関の再編を手掛ける。
* [[2005年]]12月 - [[財務省大臣官房]]付、(併任)[[総務省大臣官房]]参事官(大臣補佐官)、(命)内閣官房郵政民営化準備室[[参事官#内閣官房|参事官]](簡保担当<ref>『[[財界 (雑誌)|財界]]』第53巻、第1~3号、136頁</ref>)、(命)内閣府政策金融改革準備室参事官{{Sfn|高橋|2007|p=vii}}。内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)を兼務<ref>[https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/258151/www.soumu.go.jp/s-news/2006/060926_2.html 総務省人事 平成18年9月26日] 2007年8月8日保存</ref>。『郵政民営化』、政府資産負債の改革、政府系金融機関の再編を手掛ける。
* [[2006年]]
* [[2006年]]
** 4月 - [[早稲田大学]][[早稲田大学政治経済学部|政治経済学部]][[講師 (教育)|非常勤講師]]を兼務。
** 4月 - [[早稲田大学]][[早稲田大学政治経済学部|政治経済学部]][[講師 (教育)|非常勤講師]]を兼務。
** 9月 - 安倍晋三内閣の[[参事官#内閣官房|内閣参事官]]となり公務員制度改革を手掛ける。
** 9月 - 安倍晋三内閣の[[参事官#内閣官房|内閣参事官]]となり公務員制度改革を手掛ける。
* [[2007年]] - [[千葉商科大学]]より[[博士#1991年改正以降|博士(政策研究)]]の[[学位]]を取得。
* [[2007年]] - [[千葉商科大学]]より[[博士(政策研究)]]の[[学位]]を取得。
* [[2008年]]
* [[2008年]]
** 3月 - 国家公務員を退官<ref name="taikan" />。
** 3月 - 国家公務員を退官<ref name="taikan" />。
** 4月 - [[東洋大学]]経済学部総合政策学科[[教授]]、[[金融庁]]顧問。『さらば財務省!』で第17回[[山本七平賞]]を受賞。
** 4月 - [[東洋大学]]経済学部総合政策学科[[教授]]、[[金融庁]]顧問。『さらば財務省!』で第17回[[山本七平賞]]を受賞。
* [[2009年]]
* [[2009年]]
** 3月 - 窃盗容疑で書類送検され、翌月に東洋大学より懲戒免職される。
** 10月 - 株式会社政策工房を設立。同社代表取締役会長に就任。
** 10月 - 株式会社政策工房を設立。同社代表取締役会長に就任。
* [[2010年]]4月 - [[嘉悦大学]]経営経済学部教授に就任。
* [[2010年]]4月 - [[嘉悦大学]]経営経済学部教授に就任。
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** 10月 - インターネット上の私塾「髙橋政治経済科学塾」を開講。
** 10月 - インターネット上の私塾「髙橋政治経済科学塾」を開講。
* [[2020年]] - [[菅義偉内閣]]の[[内閣官房参与]]([[経済財政政策|経済・財政政策]]担当)に就任。
* [[2020年]] - [[菅義偉内閣]]の[[内閣官房参与]]([[経済財政政策|経済・財政政策]]担当)に就任。
* [[2021年]]5月 - 内閣官房参与を辞任<ref name="kyodo202105" /><ref name="jiji202105" />。
* [[2021年]]5月 - 内閣官房参与を辞任<ref name=":1" /><ref name=":2" />。


== 著書 ==
== 著書 ==
=== 単著 ===
=== 単著 ===
<div style="font-size:small">
* 『金融機関の債権償却』([[金融財政事情研究会]]、1993年)ISBN 978-4322223330
* {{Cite book|和書|title=金融機関の債権償却|publisher=[[金融財政事情研究会]]|date=1993|isbn=978-4322223330}}
* 『財投改革の経済学』([[東洋経済新報社]]、2007年)ISBN 978-4492620663
* {{Cite book|和書|title=財投改革の経済学|publisher=[[東洋経済新報社]]|date=2007|isbn=978-4492620663}}
* 『さらば財務省! ―官僚すべてを敵にした男の告白―』([[講談社]]、2008年)ISBN 978-4062145947
* {{Cite book|和書|title=さらば財務省!-官僚すべてを敵にした男の告白-|publisher=[[講談社]]|date=2008-3-20|isbn=978-4062145947}}<ref name=ISBN9784062145947>{{cite web|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000184380|title=さらば財務省!-官僚すべてを敵にした男の告白-|publisher=講談社|accessdate=2024-8-10}}</ref>
* 『霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」』([[文藝春秋]]〈[[文春新書]]〉、2008年)ISBN 978-4166606351
* {{Cite book|和書|title=霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」|publisher=[[文藝春秋]]|series=[[文春新書]]|date=2008-5-20|isbn=978-4166606351}}<ref name=ISBN9784166606351>{{cite web|url=https://books.bunshun.jp/articles/-/2038|title=霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」|publisher=文藝春秋|accessdate=2024-8-10}}</ref>
* 『霞が関をぶっ壊せ』(東洋経済新報社、2008年)ISBN 978-4492211793
* {{Cite book|和書|title=霞が関をぶっ壊せ!|publisher=東洋経済新報社|date=2008-9-12|isbn=978-4492211793}}<ref name=ISBN9784492211793>{{cite web|url=https://str.toyokeizai.net/books/9784492211793/|title=霞が関をぶっ壊せ!|publisher=東洋経済新報社|accessdate=2024-8-10}}</ref>
* 『日本は財政危機ではない!』([[講談社]]、2008年)ISBN 978-4062150309
* {{Cite book|和書|title=日本は財政危機ではない!|publisher=[[講談社]]|date=2008|isbn=978-4062150309}}
* 『この金融政策が日本経済を救う』([[光文社]]、2008年)ISBN 978-4334034849
* {{Cite book|和書|title=この金融政策が日本経済を救う|publisher=[[光文社]]|date=2008|isbn=978-4334034849}}
* 『恐慌は日本の大チャンス 官僚が隠す75兆円を国民の手に』(講談社、2009年)ISBN 978-4-06-215499-4
* {{Cite book|和書|title=恐慌は日本の大チャンス 官僚が隠す75兆円を国民の手に|publisher=講談社|date=2009|isbn=978-4-06-215499-4}}
* 『日本経済 ひとり負け』(KKベストセラーズ、2010年5月)ISBN 978-4584132210
* {{Cite book|和書|title=日本経済 ひとり負け|publisher=KKベストセラーズ|date=2010-05|isbn=978-4584132210}}
* 『日本の大問題が面白いほど解ける本 シンプル・ロジカルに考える』 (光文社〈[[光文社新書]]〉、2010年5月)ISBN 978-4334035624
* {{Cite book|和書|title=日本の大問題が面白いほど解ける本 シンプル・ロジカルに考える|publisher=光文社|series=[[光文社新書]]|date=2010-05|isbn=978-4334035624}}
* 『日本経済のウソ』([[筑摩書房]]〈[[ちくま新書]]〉、2010年8月)ISBN 978-4480065636
* {{Cite book|和書|title=日本経済のウソ|publisher=[[筑摩書房]]|series=[[ちくま新書]]|date=2010-08|isbn=978-4480065636}}
* 『絶対よくなる!日本経済 スパッとわかる経済ニュースの大問題』([[アスコム_(出版社)|アスコム]]、2010年8月)ISBN 978-4776206293
* {{Cite book|和書|title=絶対よくなる!日本経済 スパッとわかる経済ニュースの大問題|publisher=[[アスコム_(出版社)|アスコム]]|date=2010-08|isbn=978-4776206293}}
* 『消費税「増税」はいらない! 財務省が民主党に教えた財政の大嘘』(講談社、2010年12月)ISBN 978-4062166522
* {{Cite book|和書|title=消費税「増税」はいらない! 財務省が民主党に教えた財政の大嘘|publisher=講談社|date=2010-12|isbn=978-4062166522}}
* 『バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる』(光文社、2011年2月)ISBN 978-4334035976
* {{Cite book|和書|title=バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる|publisher=光文社|date=2011-02|isbn=978-4334035976}}
* 『官愚の国』([[祥伝社]]、2011年3月)ISBN 978-4396613907
* {{Cite book|和書|title=官愚の国|publisher=[[祥伝社]]|date=2011-03|isbn=978-4396613907}}
* 『髙橋教授の経済超入門』([[アスペクト_(企業)|アスペクト]]、2011年3月)ISBN 978-4757219052
* {{Cite book|和書|title=髙橋教授の経済超入門|publisher=[[アスペクト_(企業)|アスペクト]]|date=2011-03|isbn=978-4757219052}}
* 『この経済政策が日本を殺す 日銀と財務省の罠』([[扶桑社]]、2011年6月)ISBN 978-4594064242
* {{Cite book|和書|title=この経済政策が日本を殺す 日銀と財務省の罠|publisher=[[扶桑社]]|date=2011-06|isbn=978-4594064242}}
* 『日本の大問題が面白いほど解ける本〜シンプル・ロジカルに考える〜』(光文社、2011年8月)ISBN 978-4334035624
* {{Cite book|和書|title=日本の大問題が面白いほど解ける本〜シンプル・ロジカルに考える〜|publisher=光文社|date=2011-08|isbn=978-4334035624}}
* 『財務省が隠す650兆円の国民資産』(講談社、2011年10月)ISBN 978-4062172011
* {{Cite book|和書|title=財務省が隠す650兆円の国民資産|publisher=講談社|date=2011-10|isbn=978-4062172011}}
* 『統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる』(光文社、2011年11月)ISBN 978-4334036454
* {{Cite book|和書|title=統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる|publisher=光文社|date=2011-11|isbn=978-4334036454}}
* 『数学を知らずに経済を語るな!』(PHP出版社、2011年12月)ISBN 978-4569800424
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* 『日本経済の真相』([[中経出版]]、2012年2月)ISBN 978-4806143000
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* 『「借金1000兆円」に騙されるな!暴落しない国債、不要な増税』([[小学館]]、2012年4月)ISBN 978-4098251339
* {{Cite book|和書|title=「借金1000兆円」に騙されるな!暴落しない国債、不要な増税|publisher=[[小学館]]|date=2012-04|isbn=978-4098251339}}
* 『グラフで見ると全部わかる日本国の深層』(講談社、2012年7月)ISBN 978-4062178914
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* 『国民が知らない霞が関の不都合な真実 全省庁暴露読本』([[双葉社]]、2012年7月)ISBN 978-4575304411
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* 『大阪維新の真相』(中経出版、2012年8月)ISBN 978-4806144632
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* 『日本人が知らされていない「お金」の真実』([[青春出版社]]、2012年9月)ISBN 978-4413038546
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* 『ニッポンの変え方おしえます:はじめての立法レッスン』([[春秋社]]、2013年2月)ISBN 978-4393657027
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* 『経済復活 金融政策の失敗から学ぶ』(文芸社、2013年2月)ISBN 978-4286137490
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* 『アベノミクスで日本経済大躍進がやってくる』(講談社、2013年3月)ISBN 978-4062952064
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* 『リフレが正しい。FRB議長ベン・バーナンキの言葉』(中経出版、2013年5月)ISBN 978-4806147589
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* 『こうすれば日本はもの凄い経済大国になる 安倍内閣と黒田日銀への期待と不安』(小学館、2013年6月)ISBN 978-4098251667
* {{Cite book|和書|title=こうすれば日本はもの凄い経済大国になる 安倍内閣と黒田日銀への期待と不安|publisher=小学館|date=2013-06|isbn=978-4098251667}}
* 『日銀新政策の成功は数式で全部わかる! -白黒はっきりつけよう!-』([[徳間書店]]、2013年6月)ISBN 978-4198636265
* {{Cite book|和書|title=日銀新政策の成功は数式で全部わかる! -白黒はっきりつけよう!-|publisher=[[徳間書店]]|date=2013-06|isbn=978-4198636265}}
* 『日本は世界1位の政府資産大国』(講談社、2013年10月)ISBN 978-4062728232
* {{Cite book|和書|title=日本は世界1位の政府資産大国|publisher=講談社|date=2013-10|isbn=978-4062728232}}
* 『財務省の逆襲-誰のための消費税増税だったのか』(東洋経済新報社、2013年11月)ISBN 978-4492212127
* {{Cite book|和書|title=財務省の逆襲-誰のための消費税増税だったのか|publisher=東洋経済新報社|date=2013-11|isbn=978-4492212127}}
* 『バカな経済論』([[あさ出版]]、2014年1月)ISBN 978-4860636586
* {{Cite book|和書|title=バカな経済論|publisher=[[あさ出版]]|date=2014-01|isbn=978-4860636586}}
* 『経済のしくみがわかる「数学の話」』(PHP文庫、2014年7月)ISBN 978-4569762180 『数学を知らずに経済を語るな!』を改題
* {{Cite book|和書|title=経済のしくみがわかる「数学の話」|publisher=PHP文庫|date=2014-07|isbn=978-4569762180}}『数学を知らずに経済を語るな!』を改題
* 『成長戦略の罠』(祥伝社、2014年8月)ISBN 978-4396615000
* {{Cite book|和書|title=成長戦略の罠|publisher=祥伝社|date=2014-08|isbn=978-4396615000}}
* 『バカな外交論』(あさ出版、2014 年10月)ISBN 978-4860637057
* {{Cite book|和書|title=バカな外交論|publisher=あさ出版|date=2014-10|isbn=978-4860637057}}
* 『アベノミクスの逆襲 ―経済政策の“ご意見番”がこっそり教える―』([[PHP研究所]]、2014年11月)ISBN 978-4569821429
* {{Cite book|和書|title=アベノミクスの逆襲 ―経済政策の“ご意見番”がこっそり教える―|publisher=[[PHP研究所]]|date=2014-11|isbn=978-4569821429}}
* 『【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で「21世紀の資本」は読める!』([[あさひ出版]]、2015年2月)ISBN 978-4860637408
* {{Cite book|和書|title=【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で「21世紀の資本」は読める!|publisher=[[あさ出版]]|date=2015-02|isbn=978-4860637408}}
* 『”まやかしの株式上場”で国民を欺く 日本郵政という大罪』([[ビジネス社]]、2015年10月)ISBN 978-4828418476
* {{Cite book|和書|title=”まやかしの株式上場”で国民を欺く 日本郵政という大罪|publisher=[[ビジネス社]]|date=2015-10|isbn=978-4828418476}}
* 『世界のニュースがわかる!図解地政学入門』(あさ出版、2015年12月)ISBN 978-4860638207
* {{Cite book|和書|title=世界のニュースがわかる!図解地政学入門|publisher=あさ出版|date=2015-12|isbn=978-4860638207}}
* 『戦後経済史は嘘ばかり』(PHP研究所、2016年1月)ISBN 978-4569827926
* {{Cite book|和書|title=戦後経済史は嘘ばかり|publisher=PHP研究所|date=2016-01|isbn=978-4569827926}}
* 『数字・データ・統計的に正しい日本の進路』(講談社、2016年2月)ISBN 978-4062729277
* {{Cite book|和書|title=数字・データ・統計的に正しい日本の進路|publisher=講談社|date=2016-02|isbn=978-4062729277}}
* 『中国GDPの大嘘』(講談社、2016年4月)ISBN 978-4062200707
* {{Cite book|和書|title=中国GDPの大嘘|publisher=講談社|date=2016-04|isbn=978-4062200707}}
* 『マイナス金利の真相』([[KADOKAWA]]、2016年5月)ISBN 978-4046016645
* {{Cite book|和書|title=マイナス金利の真相|publisher=[[KADOKAWA]]|date=2016-05|isbn=978-4046016645}}
* 『【図解】図25枚で世界基準の安保論がスッキリわかる本』([[すばる舎]]、2016年7月)ISBN 978-4799105467
* {{Cite book|和書|title=【図解】図25枚で世界基準の安保論がスッキリわかる本|publisher=[[すばる舎]]|date=2016-07|isbn=978-4799105467}}
* 『たった1つの図でわかる! 図解経済学入門 』(あさ出版、2016年8月)ISBN 978-4860639075
* {{Cite book|和書|title=たった1つの図でわかる! 図解経済学入門 |publisher=あさ出版|date=2016-08|isbn=978-4860639075}}
* 『日本はこの先どうなるのか』([[幻冬舎]]、2016年8月)ISBN 978-4344029750
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* 『儲かる五輪 ―訪れる巨大なビジネスチャンス―』(KADOKAWA、2016年9月)ISBN 978-4040821054
* {{Cite book|和書|title=儲かる五輪 ―訪れる巨大なビジネスチャンス―|publisher=KADOKAWA|date=2016-09|isbn=978-4040821054}}
* 『これが世界と日本経済の真実だ』([[悟空出版]]、2016年9月)ISBN 978-4908117275
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* 『「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識』(PHP研究所、2017年3月)ISBN 978-4569835501
* {{Cite book|和書|title=「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識|publisher=PHP研究所|date=2017-03|isbn=978-4569835501}}
* 『なぜ日本だけがこの理不尽な世界で勝者になれるの』(KADOKAWA、2017年4月)ISBN 978-4046019400
* {{Cite book|和書|title=なぜ日本だけがこの理不尽な世界で勝者になれるの|publisher=KADOKAWA|date=2017-04|isbn=978-4046019400}}
* 『「日経新聞」には絶対に載らない 日本の大正解』(ビジネス社、2017年6月)ISBN 978-4828419619
* {{Cite book|和書|title=「日経新聞」には絶対に載らない 日本の大正解|publisher=ビジネス社|date=2017-06|isbn=978-4828419619}}
* 『大手新聞・テレビが報道できない「官僚」の真実 』([[SBクリエイティブ]]、2017年7月)ISBN 978-4797393200
* {{Cite book|和書|title=大手新聞・テレビが報道できない「官僚」の真実 |publisher=[[SBクリエイティブ]]|date=2017-07|isbn=978-4797393200}}
* 『99%の日本人がわかっていない 国債の真実』(あさ出版、2017年7月)ISBN 978-4860639945
* {{Cite book|和書|title=99%の日本人がわかっていない 国債の真実|publisher=あさ出版|date=2017-07|isbn=978-4860639945}}
* 『いまさら聞けない! 「経済」のギモン、ぶっちゃけてもいいですか?』([[実務教育出版]]、2017年8月)ISBN 978-4788912946
* {{Cite book|和書|title=いまさら聞けない! 「経済」のギモン、ぶっちゃけてもいいですか?|publisher=[[実務教育出版]]|date=2017-08|isbn=978-4788912946}}
* 『日本を救う最強の経済論』(扶桑社、2017年9月)
* {{Cite book|和書|title=日本を救う最強の経済論|publisher=扶桑社|date=2017-09|isbn=978-4594077884}}
* 『ついにあなたの賃金上昇が始まる!』(悟空出版、2017年10月)
* {{Cite book|和書|title=ついにあなたの賃金上昇が始まる! ―2018~ 世界と日本経済の真実―|publisher=悟空出版|date=2017-10|isbn=978-4908117411}}
* 『朝鮮半島終焉の舞台裏』(扶桑社、2017年12月)
* {{Cite book|和書|title=朝鮮半島終焉の舞台裏|publisher=扶桑社|date=2017-12|isbn=978-4594078782}}
* 『これが日本経済の邪魔をする「七悪人」だ!』(SBクリエイティブ、2018年3月)
* {{Cite book|和書|title=これが日本経済の邪魔をする「七悪人」だ!|publisher=SBクリエイティブ|date=2018-03|isbn=978-4797395341}}
* 『なぜこの国ではおかしな議論がまかり通るのか メディアのウソに騙されるな、これが日本の真の実力だ』([[KADOKAWA]]、2018年3月)
* {{Cite book|和書|title=なぜこの国ではおかしな議論がまかり通るのか メディアのウソに騙されるな、これが日本の真の実力だ|publisher=[[KADOKAWA]]|date=2018-03|isbn=978-4046022943}}
* 『明解 会計学入門』(あさ出版、2018年4月)
* {{Cite book|和書|title=明解 会計学入門|publisher=あさ出版|date=2018-04|isbn=978-4866670638}}
* 『「官僚とマスコミ」は噓ばかり』([[PHP研究所]]、2018年4月)
* {{Cite book|和書|title=「官僚とマスコミ」は噓ばかり|publisher=[[PHP研究所]]|date=2018-04|isbn=978-4569840680}}
* 『「文系バカ」が、日本をダメにする なれど"数学バカ"が国難を救うか』([[ワック・マガジンズ|ワック]]、2018年5月)
* {{Cite book|和書|title=「文系バカ」が、日本をダメにする なれど"数学バカ"が国難を救うか|publisher=[[ワック・マガジンズ|ワック]]|date=2018-05}}
* 『財務省を解体せよ!』([[宝島社]]、2018年6月)
* {{Cite book|和書|title=財務省を解体せよ!|publisher=[[宝島社]]|date=2018-06}}
* 『マスコミと官僚の小ウソが日本を滅ぼす』([[産経新聞出版]]、2018年7月)
* {{Cite book|和書|title=マスコミと官僚の小ウソが日本を滅ぼす|publisher=[[産経新聞出版]]|date=2018-07}}
* 『めった斬り平成経済史 失敗の本質と復活の条件』(ビジネス社、2018年8月)
* {{Cite book|和書|title=めった斬り平成経済史 失敗の本質と復活の条件|publisher=ビジネス社|date=2018-08}}
* 『愛国のリアリズムが日本を救う』([[育鵬社]]、2018年9月)
* {{Cite book|和書|title=愛国のリアリズムが日本を救う|publisher=[[育鵬社]]|date=2018-09}}
* 『米中貿易戦争で日本は果実を得る 2019~世界と日本経済の真実』(悟空出版、2018年10月)
* {{Cite book|和書|title=米中貿易戦争で日本は果実を得る 2019~世界と日本経済の真実|publisher=悟空出版|date=2018-10}}
* 『未来年表人口減少危機論のウソ』(扶桑社、2018年11月)
* {{Cite book|和書|title=未来年表人口減少危機論のウソ|publisher=扶桑社|date=2018-11}}
* 『図解 統計学超入門』(あさ出版、2018年12月)
* {{Cite book|和書|title=図解 統計学超入門|publisher=あさ出版|date=2018-12}}
* 『ド文系大国日本の盲点 反日プロパガンダはデータですべて論破できる』([[三交社]]、2019年1月)
* {{Cite book|和書|title=ド文系大国日本の盲点 反日プロパガンダはデータですべて論破できる|publisher=[[三交社]]|date=2019-01}}
* 『「消費増税」は噓ばかり』(PHP研究所、2019年2月)
* {{Cite book|和書|title=「消費増税」は噓ばかり|publisher=PHP研究所|date=2019-02}}
* 『政治家も官僚も国民に伝えようとしない増税の真実』(SBクリエイティブ、2019年3月)
* {{Cite book|和書|title=政治家も官僚も国民に伝えようとしない増税の真実|publisher=SBクリエイティブ|date=2019-03}}
* 『この数字がわかるだけで日本の未来が読める』(KADOKAWA、2019年3月)
* {{Cite book|和書|title=この数字がわかるだけで日本の未来が読める|publisher=KADOKAWA|date=2019-03}}
* 『日本の「老後」の正体』(幻冬舎、2019年3月)
* {{Cite book|和書|title=日本の「老後」の正体|publisher=幻冬舎|date=2019-03}}
* 『財政破綻の噓を暴く 「統合政府バランスシート」で捉えよ』([[平凡社]]、2019年4月)
* {{Cite book|和書|title=財政破綻の噓を暴く 「統合政府バランスシート」で捉えよ|publisher=[[平凡社]]|date=2019-04}}
* 『ド文系ではわからない日本復活へのシナリオ』(三交社、2019年5月)
* {{Cite book|和書|title=ド文系ではわからない日本復活へのシナリオ|publisher=三交社|date=2019-05}}
* 『正しい「未来予測」のための武器になる数学アタマのつくり方』([[マガジンハウス]]、2019年5月)
* {{Cite book|和書|title=正しい「未来予測」のための武器になる数学アタマのつくり方|publisher=[[マガジンハウス]]|date=2019-05}}
* 『安倍政権「徹底査定」 景気回復を阻む輩の正体を暴く』(悟空出版、2019年6月)
* {{Cite book|和書|title=安倍政権「徹底査定」 景気回復を阻む輩の正体を暴く|publisher=悟空出版|date=2019-06}}
* 『「バカ」を一撃で倒すニッポンの大正解』(ビジネス社、2019年7月)
* {{Cite book|和書|title=「バカ」を一撃で倒すニッポンの大正解|publisher=ビジネス社|date=2019-07}}
* 『韓国、ウソの代償 沈みゆく隣人と日本の選択』(扶桑社、2019年9月)
* {{Cite book|和書|title=韓国、ウソの代償 沈みゆく隣人と日本の選択|publisher=扶桑社|date=2019-09}}
* 『高橋洋一、安倍政権を叱る!』(悟空出版、2020年3月)
* {{Cite book|和書|title=外交戦:日本を取り巻く「地理」と「貿易」と「安全保障」の真実|publisher=あさ出版|date=2019-12-12|ISBN=9784866671758}}<ref name=ISBN9784866671758>{{cite web|url=http://www.asa21.com/book/b487780.html|title=外交戦:日本を取り巻く「地理」と「貿易」と「安全保障」の真実|publisher=あさ出版|accessdate=2024-8-10}}</ref>
* 『明解 経済理論入門』(あさ出版、2020年4月)
* {{Cite book|和書|title=高橋洋一、安倍政権を叱る!|publisher=悟空出版|date=2020-03}}
* 『FACTを基に日本を正しく読み解く方法』(扶桑社新書、2020年4月)
* {{Cite book|和書|title=明解 経済理論入門|publisher=あさ出版|date=2020-04}}
* 『漫画でわかった! 日本はこれからどうするべきか?』(かや書房、200年5月)
* {{Cite book|和書|title=FACTを基に日本を正しく読み解く方法|publisher=[[扶桑社]]|series=[[扶桑社新書]]|date=2020-04}}
* 『「NHKと新聞」は噓ばかり』(PHP新書、2020年6月)
* {{Cite book|和書|title=漫画でわかった! 日本はこれからどうするべきか?|publisher=かや書房|date=2020-05}}
* 『マスコミと官僚の「無知」と「悪意」』(産経セレクト、2020年12月)
* {{Cite book|和書|title=「NHKと新聞」は噓ばかり|publisher=PHP新書|date=2020-06}}
* 『武器になる経済ニュースの読み方』(マガジンハウス、2021年1月)
* {{Cite book|和書|title=マスコミと官僚の「無知」と「悪意」|publisher=産経セレクト|date=2020-12}}
* 『高橋洋一式デジタル仕事術』(かや書房、2021年4月)
* {{Cite book|和書|title=武器になる経済ニュースの読み方|publisher=マガジンハウス|date=2021-01}}
* 『国民のための経済と財政の基礎知識』(扶桑社新書、2021年4月)
* {{Cite book|和書|title=高橋洋一式デジタル仕事術|publisher=かや書房|date=2021-04}}
* 『給料低いのぜーんぶ日銀のせい』(ワニブックスPLUS新書、2021年6月)
* {{Cite book|和書|title=国民のための経済と財政の基礎知識|publisher=扶桑社新書|date=2021-04}}
* 『嘘と感情論で封殺された5つの日本の真実』(徳間書店、2021年7月<!--9日-->)
* {{Cite book|和書|title=給料低いのぜーんぶ日銀のせい|publisher=ワニブックスPLUS新書|date=2021-06}}
* 『日本国民のための 明解 政治学入門』(あさ出版、2021年7月<!--11日-->)
* {{Cite book|和書|title=嘘と感情論で封殺された5つの日本の真実|publisher=徳間書店|date=2021-07}}
* 『コロナ騒動で分かった! 数字を読めない「文系バカ」が日本をダメにする』(WAC BUNKO、2021年8月)
* {{Cite book|和書|title=日本国民のための 明解 政治学入門|publisher=あさ出版|date=2021-07}}
* 『新・国債の真実』(あさ出版、2021年9月)
* {{Cite book|和書|title=コロナ騒動で分かった! 数字を読めない「文系バカ」が日本をダメにする|publisher=WAC BUNKO|date=2021-08}}
* 『「経済オンチ」が日本を破壊する! 間違いだらけの「ド文系」経済政策』(清談社Publico、2021年11月)
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* 『岸田政権の新しい資本主義で無理心中させられる日本経済』(宝島社、2022年1月)
* {{Cite book|和書|title=「経済オンチ」が日本を破壊する! 間違いだらけの「ド文系」経済政策|publisher=清談社Publico|date=2021-11}}
* 『理系思考入門』(PHP研究所、2022年3月)
* {{Cite book|和書|title=岸田政権の新しい資本主義で無理心中させられる日本経済|publisher=[[宝島社]]|date=2022-01|isbn=978-4299025456}}
* {{Cite book|和書|title=理系思考入門|publisher=PHP研究所|date=2022-03|isbn=978-4569851648}}
* {{Cite book|和書|title=財務省、偽りの代償 国家財政は破綻しない|publisher=[[扶桑社]]|series=[[扶桑社新書]]|date=2022-04|isbn=978-4594091262}}
* {{Cite book|和書|title=データから真実と未来を見抜け!プーチンショック後の世界と日本|publisher=[[徳間書店]]|date=2022-5-2|ISBN=9784198654085}}<ref name=ISBN9784198654085>{{cite web|url=https://www.tokuma.jp/book/b605474.html|title=データから真実と未来を見抜け!プーチンショック後の世界と日本|publisher=[[徳間書店]]|accessdate=2024-8-10}}</ref>
* {{Cite book|和書|title=安倍さんと語った世界と日本|publisher=[[ワック (メディア企業)|ワック]]|date=2022-9-1|ISBN=9784898318713}}<ref name=ISBN9784898318713>{{cite web|url=https://www.web-wac.co.jp/book/bunko/1857|title=安倍さんと語った世界と日本|publisher=[[ワック (メディア企業)|ワック]]|accessdate=2024-8-10}}</ref>
* {{Cite book|和書|title=世界の「今」を読み解く!【図解】新・地政学入門~地理の政治学~|publisher=[[あさ出版]]|date=2022-12|isbn=978-4866674216}}
* {{Cite book|和書|title=老後資金2000万円の大嘘|publisher=宝島社|date=2023-03|isbn=978-4299041166}}
* {{Cite book|和書|title=増税とインフレの真実|publisher=[[秀和システム]]|date=2023-03|isbn=978-4798069180}}
* {{Cite book|和書|title=国民をとことん貧しくする 日銀と財務省の大罪|publisher=[[ビジネス社]]|date=2023-03|isbn=978-4828425016}}
* {{Cite book|和書|title=反アベノミクスという病(産経セレクトS031)|publisher=[[産経新聞出版]]|date=2023-04|isbn=978-4819114240}}
* {{Cite book|和書|title=髙橋洋一のファクトチェック 2023年版(WAC BUNKO B380)|publisher=[[ワック (メディア企業)|ワック]]|date=2023-04|isbn=978-4898318805}}
* {{Cite book|和書|title=円安好況を止めるな!金利と為替の正しい考え方|publisher=扶桑社新書|date=2023-05|isbn=978-4594094119}}
* {{Cite book|和書|title=経済オンチでもわかる!日本を好景気にするこれだけの提言|publisher=[[三交社]]|date=2023-05|isbn=978-4815542030}}
* {{Cite book|和書|title=日本の常識は、世界の非常識!これで景気回復、安全保障は取り戻せるのか|publisher=徳間書店|date=2023-06|isbn=978-4198656133}}
* {{Cite book|和書|title=たった1つの図でわかる!【図解】新・経済学入門|publisher=あさ出版|date=2023-06|isbn=978-4866675152}}
* {{Cite book|和書|title=数字で話せ!「世界標準」のニュースの読み方|publisher=[[エムディエヌコーポレーション]]|date=2023-11|isbn=978-4295206224}}
* {{Cite book|和書|title=髙橋洋一のファクトチェック 2024年版(WAC BUNKO B394)|publisher=ワック|date=2024-03|isbn=978-4898318942}}
* 『60歳からの知っておくべき経済学』扶桑社新書、2024年4月。ISBN 978-4594097301。
* 『日本はどこに向かおうとしているのか 国家予算とデータから解き明かそう!』徳間書店、2024年8月。ISBN 978-4198658489。
* 『財務省亡国論』あさ出版<ref>{{Cite web |url=http://www.asa21.com/book/b652498.html |title=財務省亡国論 |access-date=2024-12-21 |publisher=あさ出版 |website=書籍 |date=2024-12-24}}</ref>、2024年12月。ISBN 978-4866677217。


=== 共著 ===
=== 共著 ===
* [[安部睦夫]])『不良債権償却必携』([[銀行研修社]]1994年)ISBN 4-7657-3718-7
* {{Cite book|和書|author=[[安部睦夫]]|title=不良債権償却必携|publisher=[[銀行研修社]]|date=1994|isbn=4-7657-3718-7}}
* [[池森俊文]]・[[武見浩充]]・[[長谷川芳春]])『ALM--アセットライアビリティマネジメント』(銀行研修社1996年)ISBN 4-7657-3792-6
* {{Cite book|和書|author=[[池森俊文]]・[[武見浩充]]・[[長谷川芳春]]|title=ALM--アセットライアビリティマネジメント|publisher=銀行研修社|date=1996|isbn=4-7657-3792-6}}
* [[岩田一政]]・[[深尾光洋]])『財政投融資の経済分析』(日本経済新聞社1998年)ISBN 4-532-13148-0
* {{Cite book|和書|author=[[岩田一政]]・[[深尾光洋]]|title=財政投融資の経済分析|publisher=日本経済新聞社|date=1998|isbn=4-532-13148-0}}
* [[岩田規久男]])『まずデフレをとめよ』(日本経済新聞社2003年)ISBN 4-532-35030-1
* {{Cite book|和書|author=[[岩田規久男]]|title=まずデフレをとめよ|publisher=日本経済新聞社|date=2003|isbn=4-532-35030-1}}
* [[青木昌彦]]・[[鶴光太郎]])『日本の財政改革』(東洋経済新報社2004年)ISBN 978-4492394359
* {{Cite book|和書|author=[[青木昌彦]]・[[鶴光太郎]]|title=日本の財政改革|publisher=東洋経済新報社|date=2004|isbn=978-4492394359}}
* [[江田憲司]])『霞が関の逆襲』(講談社2008年)ISBN 978-4062149556
* {{Cite book|和書|author=[[江田憲司]]|title=霞が関の逆襲|publisher=講談社|date=2008|isbn=978-4062149556}}<ref name=ISBN9784062149556>{{cite web|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000184737|title=霞が関の逆襲|publisher=講談社|accessdate=2024-8-10}}</ref>
* 江田憲司)『脱藩官僚、霞ヶ関に宣戦布告!』(朝日新聞出版2008年)ISBN 978-4022504821
* {{Cite book|和書|author=江田憲司|title=脱藩官僚、霞ヶ関に宣戦布告!|publisher=朝日新聞出版|date=2008|isbn=978-4022504821}}
* [[シュガー佐藤 (漫画家)|シュガー佐藤]])『マンガ霞が関埋蔵金』([[晋遊舎]]200810月)ISBN 978-4883808533
* {{Cite book|和書|author=[[シュガー佐藤 (漫画家)|シュガー佐藤]]|title=マンガ霞が関埋蔵金|publisher=[[晋遊舎]]|date=2008-10|isbn=978-4883808533}}
* [[長谷川幸洋]])『百年に一度の危機から日本経済を救う会議』(PHP研究所2009年)ISBN 978-4569705521
* {{Cite book|和書|author=[[長谷川幸洋]]|title=百年に一度の危機から日本経済を救う会議|publisher=PHP研究所|date=2009|isbn=978-4569705521}}
* [[竹内薫]])『バカヤロー経済学』(晋遊舎2009年)ISBN 978-4883809172 ※共著ではあるが出版直前に窃盗事件があったため全てのクレジットから名前が外され<ref name="j-cast2009"/>、「先生」という匿名で対談する内容になっている。
* {{Cite book|和書|author=[[竹内薫]]|title=バカヤロー経済学|publisher=晋遊舎|date=2009|isbn=978-4883809172}} ※共著ではあるが出版直前に窃盗事件があったため全てのクレジットから名前が外され<ref name="j-cast2009"/>、「先生」という匿名で対談する内容になっている。
* 竹内薫)『鳩山由紀夫の政治を科学する:帰ってきたバカヤロー経済学』(インフォレスト2009年)ISBN 978-4861908293 ※上記の続編、こちらでは共著者として名前が復活している。
* {{Cite book|和書|author=竹内薫|title=鳩山由紀夫の政治を科学する:帰ってきたバカヤロー経済学|publisher=インフォレスト|date=2009|isbn=978-4861908293}} ※上記の続編、こちらでは共著者として名前が復活している。
* [[須田慎一郎]])『偽りの政権交代 財務省に乗っ取られた日本の悲劇』(講談社2010年)ISBN 978-4062160513
* {{Cite book|和書|author=[[須田慎一郎]]|title=偽りの政権交代 財務省に乗っ取られた日本の悲劇|publisher=講談社|date=2010|isbn=978-4062160513}}
* [[三橋貴明]])『大震災で日本は金持ちになるか、貧乏になるか』(幻冬舎2011年9月)ISBN 978-4344020351
* {{Cite book|和書|author=[[三橋貴明]]|title=大震災で日本は金持ちになるか、貧乏になるか|publisher=幻冬舎|date=2011-09|isbn=978-4344020351}}
* {{Cite book|和書|author=[[竹中平蔵]]/高橋洋一|title=アベノミクス-竹中平蔵×高橋洋一徹底対談!|publisher=KADOKAWA/中経出版|date=2013-3-15|asin=B00BN8DRPI}}<ref name=ASINB00BN8DRPI >{{cite web|url=https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000137-I04000000A01050000000#bib|title=アベノミクス-竹中平蔵×高橋洋一徹底対談!|publisher=国会図書館|accessdate=2024-8-10}}</ref>
* (ザイ編集部)『めちゃくちゃうれてるマネー誌ZAiが作った世界で一番わかりやすいニッポンの論点10』(ダイヤモンド社、2013年9月)ISBN 978-4478024447

* ([[田中秀臣]]など)『日本経済は復活するか』(藤原書店、2013年10月)ISBN 978-4894349421
* {{Cite book|和書|author=[[長谷川幸洋]]/[[麻木久仁子]]/高橋洋一|title=アベノミクスとTPP-キーワードは後白河法皇と合コンだ|publisher=講談社|date=2013-5-2|isbn=4064280652}}<ref name=ISBN4064280652>{{cite web|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000225964|title=アベノミクスとTPP-キーワードは後白河法皇と合コンだ|publisher=[[講談社]]|accessdate=2020-8-10}}</ref>
* ([[竹中平蔵]])『日本経済のシナリオ』(KADOKAWA/中経出版、2014年9月)ISBN 978-4046005922
* {{Cite book|和書|author=[[若田部昌澄]]/高橋洋一|title=完全講義:リフレ戦記-アベノミクスはなぜ勝利できたのか-|publisher=講談社|date=2013-8-16|isbn=9784064280677}}<ref name=ISBN9784064280677>{{cite web|url=https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000225966|title=完全講義:リフレ戦記-アベノミクスはなぜ勝利できたのか-|publisher=[[講談社]]|accessdate=2020-8-10}}</ref>
* (竹中平蔵 ほか)『バブル後25年の検証』([[東京書籍]]、2016年4月)ISBN 978-4-487-80989-9
* {{Cite book|和書|author=ザイ編集部|title=めちゃくちゃうれてるマネー誌ZAiが作った世界で一番わかりやすいニッポンの論点10|publisher=ダイヤモンド社|date=2013-09|isbn=978-4478024447}}
* ([[ぐっちーさん]])『勇敢な日本経済論』(講談社、2017年4月)ISBN 978-4-06-288423-5
* {{Cite book|和書|author=[[田中秀臣]]など|title=日本経済は復活するか|publisher=藤原書店|date=2013-10|isbn=978-4894349421}}
* ([[田村秀男]])『日経新聞と財務省はアホだらけ』(産経新聞出版、2018年12月)ISBN 978-4-8191-1353-3
* {{Cite book|和書|author=[[竹中平蔵]]|title=日本経済のシナリオ|publisher=KADOKAWA/中経出版|date=2014-09|isbn=978-4046005922}}
* ([[門田隆将]])『日本を覆うドリーマーたちの「自己陶酔」』(ワック、2018年12月)ISBN 978-4-89831-788-4
* {{Cite book|和書|author=竹中平蔵 ほか|title=バブル後25-の検証|publisher=[[東京書籍]]|date=2016-04|isbn=978-4-487-80989-9}}
* ([[石平 (評論家)|石平]])『髙橋洋一&石平のデータとファクトで読み解くざんねんな中国』(ビジネス社、2019年11月)ISBN 978-4-8284-2148-3
* {{Cite book|和書|author=[[山口正洋|ぐっちーさん]]|title=勇敢な日本経済論|publisher=講談社|date=2017-04|isbn=978-4-06-288423-5}}
* {{Cite book|和書|author=[[田村秀男]]|title=日経新聞と財務省はアホだらけ|publisher=産経新聞出版|date=2018-12|isbn=978-4-8191-1353-3}}
* {{Cite book|和書|author=[[門田隆将]]|title=日本を覆うドリーマーたちの「自己陶酔」|publisher=ワック|date=2018-12|isbn=978-4-89831-788-4}}
* {{Cite book|和書|author=[[石平 (評論家)|石平]]|title=髙橋洋一&石平のデータとファクトで読み解くざんねんな中国|publisher=ビジネス社|date=2019-11|isbn=978-4-8284-2148-3}}
* {{Cite book|和書|author=[[渡邉哲也]]/高橋洋一|title=ポストコロナ「新しい世界」の教科書|publisher=徳間書店|date=2020-5-30|isbn=9784198650841}}<ref name=ISBN9784198650841>{{cite web|url=https://www.tokuma.jp/book/b512148.html|title=ポストコロナ「新しい世界」の教科書|publisher=[[徳間書店]]|accessdate=2020-8-10}}</ref>
* {{Cite book|和書|author=[[原英史]]/高橋洋一|title=国家の怠慢|publisher=新潮社|date=2020-8-19|isbn=9784106108723}}<ref name=ISBN9784106108723>{{cite web|url=https://www.shinchosha.co.jp/book/610872/|title=国家の怠慢|publisher=[[新潮社]]|accessdate=2020-8-10}}</ref>
* {{Cite book|和書|author=[[田中秀臣]]/高橋洋一|title=日本経済再起動|publisher=かや書房|date=2020-12-1|isbn=9784910364025}}<ref name=ISBN9784910364025>{{cite web|url=https://jshet.net/news/books/高橋洋一、田中秀臣著『日本経済再起動』、かや/|title=日本経済再起動|publisher=[[かや書房]]|accessdate=2024-8-10}}</ref>
* {{Cite book|和書|author=[[石平 (評論家)|石平]]/高橋洋一|title=天国と地獄に向かう世界|publisher=ビジネス社|date=2020-12-19|isbn=9784828422459}}<ref name=ISBN9784828422459>{{cite web|url=https://www.business-sha.co.jp/books/category01/item_a000780|title=天国と地獄に向かう世界|publisher=[[ビジネス社]]|accessdate=2020-8-10}}</ref>
* {{Cite book|和書|author=[[原英史]]/高橋洋一|title=スガノミクス:菅政権が確実に変える日本国のかたち|publisher=白秋社|date=2021-1-21|isbn=9784434284632}}<ref name=ISBN9784434284632>{{cite web|url=https://www.hakusyusya.co.jp/product-page/スガノミクス|title=スガノミクス:菅政権が確実に変える日本国のかたち|publisher=[[白秋社]]|accessdate=2024-8-10}}</ref>
* {{Cite book|和書|author=[[上念司]]/高橋洋一|title=「数字に弱い」日本人の超危険な生活|publisher=ビジネス社|date=2021-12-3|isbn=9784828423494}}<ref name=ISBN9784828423494>{{cite web|url=https://tkj.jp/book/?cd=TD041180|title=「数字に弱い」日本人の超危険な生活|publisher=[[ビジネス社]]|accessdate=2024-8-10}}</ref>
* {{Cite book|和書|author=[[石平 (評論家)|石平]]/高橋洋一|title=経済原理を無視する中国の大誤算|publisher=ビジネス社|date=2022-3-17|isbn=9784828423760}}<ref name=ISBN9784828423760>{{cite web|url=https://www.business-sha.co.jp/books/category01/item_a000930|title=経済原理を無視する中国の大誤算|publisher=[[ビジネス社]]|accessdate=2020-8-10}}</ref>
* {{Cite book|和書|author=[[加谷珪一]]/[[熊野英生]]/[[須田慎一郎]]/高橋洋一|title=日銀利上げの衝撃|publisher=宝島社|date=2023-3-30|isbn=9784299041180}}<ref name=ISBN9784299041180>{{cite web|url=https://tkj.jp/book/?cd=TD041180|title=日銀利上げの衝撃|publisher=[[宝島社]]|accessdate=2024-8-10}}</ref>
* {{Cite book|和書|author=[[石平 (評論家)|石平]]|title=中国経済崩壊宣言!|publisher=ビジネス社|date=2023-08|isbn=978-4-8284-2544-3}}
* {{Cite book|和書|author=[[原英史]]/高橋洋一|title=利権のトライアングル|publisher=産経新聞出版|date=2024-6-20|isbn=9784819114363}}<ref name=ISBN9784819114363>{{cite web|url=http://www.sankei-books.co.jp/m2_books/2024/9784819114363.html|title=利権のトライアングル|publisher=産経新聞出版|accessdate=2024-8-10}}</ref>


=== 訳書 ===
=== 訳書 ===
* [[ジョン・コックス]]、[[マーク・ルービンシュタイン]]オプション・マーケット』([[HBJ出版]]1988年)ISBN 978-4833750370
* {{Cite book|和書|author=[[ジョン・コックス]]、[[マーク・ルービンシュタイン]]|title=オプション・マーケット|publisher=[[HBJ出版]]|date=1988|isbn=978-4833750370}}
* [[ベン・バーナンキ]]リフレと金融政策』([[日本経済新聞社]]2004年)ISBN 978-4532350758
* {{Cite book|和書|author=[[ベン・バーナンキ]]|title=リフレと金融政策|publisher=[[日本経済新聞社]]|date=2004-1-26|isbn=978-4532350758}}<ref name=ISBN9784532350758>{{cite web|title=リフレと金融政策|url=https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/2004/9784532350758/|publisher=日本経済新聞社|accessdate=2024-8-16}}</ref>
</div>


== メディア出演 ==
== メディア出演 ==
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=== ラジオ ===
=== ラジオ ===
* [[ザ・ボイス そこまで言うか!]](ニッポン放送) - 2016年8月9日 - 2018年3月27日<ref group="注">木曜レギュラーコメンテーター(隔週)</ref>
* [[ザ・ボイス そこまで言うか!]](ニッポン放送) - 2016年8月9日 - 2018年3月27日{{Efn|木曜レギュラーコメンテーター(隔週)}}
* [[高嶋ひでたけのあさラジ!]](ニッポン放送)
* [[高嶋ひでたけのあさラジ!]](ニッポン放送)
* [[飯田浩司のOK! Cozy up!]]([[ニッポン放送]]) - 2018年4月11日 - <ref group="注">水曜レギュラーコメンテーター(隔週)</ref>
* [[飯田浩司のOK! Cozy up!]]([[ニッポン放送]]) - 2018年4月11日 - {{Efn|水曜レギュラーコメンテーター(隔週)}}
* [[垣花正 あなたとハッピー!]](ニッポン放送) - 2024年1月30日 - 月曜レギュラーコメンテーター


=== インターネット動画配信 ===
=== インターネット動画配信 ===
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* 「闘論!倒論!討論!」、「FrontJapan桜」他 ([[チャンネル桜]])
* 「闘論!倒論!討論!」、「FrontJapan桜」他 ([[チャンネル桜]])
* フェイクニュース研究室([[政策カフェ]])
* フェイクニュース研究室([[政策カフェ]])
* [[長谷川幸洋]]と高橋洋一のNEWSチャンネル ([[長谷川幸洋と高橋洋一のNEWSチャンネル]])
* [[長谷川幸洋]]と高橋洋一のNEWSチャンネル
* [公式] ニューソク通信社([[ニューソク通信社|[公式] ニューソク通信社]])
* ニューソク通信社
* 高橋洋一チャンネル<ref>[https://www.youtube.com/channel/UCECfnRv8lSbn90zCAJWC7cg?pbjreload=102 高橋洋一チャンネル]</ref>
* 高橋洋一チャンネル<ref>[https://www.youtube.com/channel/UCECfnRv8lSbn90zCAJWC7cg?pbjreload=102 高橋洋一チャンネル]</ref>
*堀江貴文ホリエモン - 2022年3月20日、同チャンネルで[[堀江貴文]]と対談し、[[タクシー]]乗車の際に常に[[カーナビ]]が古く、行先を説明することに苦労したりナビゲーターを務めねばならず、さらには[[現金]]を持ち歩かないため、年配の運転手の場合、[[運賃]]の[[決済]]に際して手間がかかることがあるため、非常に[[ストレス]]になることなどを吐露した<ref>{{Cite web|url=https://www.youtube.com/watch?v=ll4v_9LygGI|title=堀江貴文ホリエモン - 日本人は実は日本語が読めていない?コロナ禍のゼロリスク思考・Twitter炎上を語る【高橋洋一×堀江貴文】|accessdate=2022-6-7}}</ref>。
*堀江貴文ホリエモン - 2022年3月20日、同チャンネルで[[堀江貴文]]と対談し、[[タクシー]]乗車の際に常に[[カーナビ]]が古く、行先を説明することに苦労したりナビゲーターを務めねばならず、さらには[[現金]]を持ち歩かないため、年配の運転手の場合、[[運賃]]の[[決済]]に際して手間がかかることがあるため、非常に[[ストレス (生体)|ストレス]]になることなどを吐露した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.youtube.com/watch?v=ll4v_9LygGI|title=堀江貴文ホリエモン - 日本人は実は日本語が読めていない?コロナ禍のゼロリスク思考・Twitter炎上を語る【高橋洋一×堀江貴文】|accessdate=2022-6-7}}</ref>。
* [[虎ノ門ニュース|帰ってきた虎ノ門ニュース]] - 2023年


== 関連項目 ==
*[[社会的割引率]]
== 脚注 ==
== 脚注 ==
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{{脚注ヘルプ}}
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=== 注釈 ===
=== 注釈 ===
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=== 出典 ===
=== 出典 ===
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== 参考文献 ==
* {{Cite journal |和書 |author=木村幹 |authorlink=木村幹 |title=第二次世界大戦前における「植民地」言説を巡る一考察 |journal=国際協力論集 |volume=28 |issue=2 |publisher=神戸大学大学院国際協力研究科 |year=2021 |pages=103–135 |url=https://www.research.kobe-u.ac.jp/gsics-publication/jics/28-2/kimura_28-2.pdf |ref={{SfnRef|木村|2021}} }}
* {{Cite book |和書 |author=高橋洋一 |title=財投改革の経済学 |publisher=[[東洋経済新報社]] |year=2007 |isbn=9784492620663 |ref={{SfnRef|高橋|2007}} }}
* {{Cite book |和書 |author=高橋洋一 |title=さらば財務省! 官僚すべてを敵にした男の告白 |publisher=[[講談社]] |year=2008 |isbn=9784062145947 |ref={{SfnRef|高橋|2008}} }}
* {{Cite book |和書 |author=高橋洋一 |title=官愚の国——なぜ日本では、政治家が官僚に屈するのか |publisher=[[祥伝社]] |year=2011 |page= |id= |isbn=9784396613907 |ref={{SfnRef|高橋|2011}} }}
* {{Cite book |和書 |author=高橋洋一 |title=財政破綻の噓を暴く——「統合政府バランスシート」で捉えよ |publisher=[[平凡社]] |series=[[平凡社新書]] |year=2019 |oclc=1103533947 |isbn=978-4582859096 |ref={{SfnRef|高橋|2019}} }}


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* {{Researchmap|read0153092}}
* {{Twitter|YoichiTakahashi|髙橋洋一(嘉悦大)}}
* {{YouTube|channel=UCECfnRv8lSbn90zCAJWC7cg|髙橋洋一チャンネル}}
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* {{YouTube|channel=UC96k9Yf5CFVlIY1i_JaEsGw|高橋洋一映画の話チャンネル}}
* [https://gendai.ismedia.jp/list/serial/news_takahashi 髙橋洋一「ニュースの深層」] - [[週刊現代|現代ビジネス]]
* [https://gendai.ismedia.jp/list/serial/numbers ドクターZは知っている] - 現代ビジネス
* [https://www.zakzak.co.jp/smp/soc/rensai/soc33538.html 「日本の解き方」]-[[夕刊フジ]]
* [https://www.zakzak.co.jp/author/zakzak-takahashi-yoichi/ 高橋洋一]-zakzak
* [https://diamond.jp/category/s-zokuron 髙橋洋一の俗論を撃つ!] - [[ダイヤモンド社|ダイヤモンド・オンライン]]
* [https://synodos.jp/authorcategory/takahashiyoichi 髙橋洋一] - SYNODOS -シノドス-
* [https://www.bookscan.co.jp/interviewarticle/485/ 髙橋洋一 BOOKSCAN × 著者インタビュー] - BOOKSCAN(ブックスキャン)
* [https://blogos.com/article/23598/ BLOGOS×SYNODOS 特別共催企画「決着!いい経済政策/ダメな経済政策」] - [[BLOGOS]]
*[https://www.shinchosha.co.jp/sp/writer/6698/ 高橋洋一]-新潮社
* [http://seisakukoubou.sakura.ne.jp 株式会社 政策工房]
** [http://seisaku-koubou.blog.jp/ 政策工房 Public Policy Review]
** {{Twitter|seisakukoubou|株式会社政策工房}}


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2024年12月21日 (土) 09:05時点における最新版

高橋 洋一
たかはし よういち
人物情報
別名 愛称「暗黒卿」[1]
生誕 (1955-09-12) 1955年9月12日(69歳)
日本の旗 日本東京都
国籍 日本の旗 日本
出身校 東京大学学士
千葉商科大学大学院博士
学問
研究分野 マクロ経済学
財政政策金融政策
年金数理
金融工学
統計学
会計
経済法
行政学
国際関係論
研究機関 統計数理研究所
プリンストン大学
東洋大学
嘉悦大学
学位 理学士
経済学士
博士(政策研究)
主な受賞歴 第17回山本七平賞2008年[2]
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高橋 洋一
YouTube
チャンネル
活動期間 2020年10月5日 - (メイン)
2021年1月19日 - (サブ)
ジャンル 政治経済国際関係(メイン)
映画(サブ)
登録者数
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2024年4月2日時点。
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髙橋 洋一(たかはし よういち、1955年昭和30年〉9月12日 - )は、日本経済学者、数量政策学者、元大蔵財務官僚学位博士(政策研究)千葉商科大学大学院2007年)。嘉悦大学大学院ビジネス創造研究科教授[3]官僚国家日本を変える元官僚の会幹事長[4]、株式会社政策工房代表取締役会長[2]NPO法人万年野党アドバイザリーボード。研究分野はマクロ経済学財政政策金融政策[3]

数学科出身の大蔵・財務官僚[注釈 1]。経済学者、数量政策学者としての研究分野はマクロ経済学財政政策金融政策であり[3]第1次安倍晋三内閣においては経済政策のブレーンを務めた[5]。自由民主党所属の衆議院議員・中川秀直のブレーンであったともされる[6]大阪維新の会のブレーンであり、かつては大阪市特別顧問も務めていた。Youtuberとしても活動[7][8]

大蔵省理財局資金第一課資金企画室長[2]プリンストン大学客員研究員[2]内閣府参事官経済財政諮問会議特命)[2]総務大臣補佐官[2]内閣参事官内閣総理大臣補佐官付参事官)[2]金融庁顧問[2]橋下徹市政における大阪市特別顧問菅義偉内閣における内閣官房参与経済・財政政策担当)などを歴任した。

経歴

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1955年昭和30年)、東京都[9]豊島区巣鴨生まれ[要出典]東京都立小石川高等学校を経て、1978年昭和53年)、東京大学理学部数学科卒業。幼少期から数学者となることを志し[10]、東大数学科を卒業後、同大学経済学部経済学科に学士編入学して籍を置きつつ、文部省統計数理研究所非常勤研究員として勤めるが、諸事情により退職[11]

1980年昭和55年)、東大経済学科を卒業後、大蔵省に入省[注釈 1]証券局総務課に配属される[13][14]。入省同期には岸本周平和歌山県知事、元内閣府大臣政務官経済産業大臣政務官)、後藤茂之経済再生担当大臣、元厚生労働大臣)、寺田稔(前総務大臣、元内閣府副大臣)、枝廣直幹福山市長)、佐藤慎一(元財務事務次官主税局長大臣官房長大臣官房総括審議官)、森信親(元金融庁長官)などがいる。

大蔵省関税局総務課企画係長を経て、1985年(昭和60年)国税庁高松国税局観音寺税務署長[15]。大蔵省理財局資金第一課資金企画室長[16]プリンストン大学客員研究員国土交通省国土計画局特別調整課長(財務省より出向)などを歴任した。

2001年平成13年)に発足した小泉純一郎内閣において、経済財政政策担当大臣竹中平蔵の補佐官となった。続いて2006年に発足した第1次安倍晋三内閣で公募による首相官邸政策スタッフとして、井上一徳や、白間竜一郎清水康弘らとともに内閣参事官[17]内閣総務官室)に就任。2007年平成19年)、千葉商科大学より博士(政策研究)学位を取得(いわゆる論文博士[注釈 2])。学位請求論文は「財投郵政政策金融改革の経済分析:公的金融システムの大変革の理論実践」である[18]。2008年(平成20年)3月31日付で国家公務員を退官した[19][20]。退官時まで内閣参事官であり、財務省には復職していない[注釈 3]

退官後の2008年(平成20年)4月に東洋大学経済学部総合政策学科教授に就任し、同年6月19日には「官僚国家日本を変える元官僚の会」を発起人の1人として設立[21]。同年、著書『さらば財務省!』で、第17回山本七平賞を受賞した[22]

2009年に窃盗行為により東洋大学を免職(後述)。

2010年(平成22年)4月、嘉悦大学ビジネス創造学部教授に就任。2012年(平成24年)4月5日、大阪市特別顧問に就任。2012年(平成24年)10月1日、 インターネット上の私塾「髙橋政治経済科学塾」を開講[23]。2021年現在、嘉悦大学における主な担当科目は金融論2である[3]

2020年10月、菅義偉内閣において内閣官房参与経済・財政政策担当)となった[24](2021年5月まで[25])。

不祥事

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窃盗容疑

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2009年(平成21年)3月30日、温泉施設のロッカーから高級腕時計などを盗んだとして、警視庁練馬署により窃盗容疑で書類送検された。警察によると、3月24日20時頃、東京都練馬区の温泉施設の脱衣所で、カギのかかっていないロッカーから現金5万円が入った財布や、数十万円相当の「ブルガリ」の腕時計を盗んだ疑いが持たれている[26]東京地方検察庁は同年4月24日、自らの犯行を認めた上で反省しており、かつ「被害品はすぐに戻され、既に社会的制裁も受けている」として、髙橋の起訴猶予を決定した[27]

その後、ネットメディアIWJの岩上安身から事件について取材を受け、専門家に協力を仰いでも事件の全容を把握することが困難であり、結果として書類送検はされたが起訴までは到らなかったと説明した。また、自身に対する陰謀の可能性があるとの考えも匂わせた[27]

後日、岩上は自身のX(旧Twitter)にて上記インタビュー記事を引用し、「さざ波で、参与をやめた高橋洋一氏は、時計泥棒を僕のインタビューの際、認めていた。民間人としてテキトーなことを言っている限り、好きにしていればいいが、こういう人物を参与に取り立てる菅政権は本当にどうかしている。」と投稿している[28]

髙橋自身の主張

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髙橋本人が述べる事件のあらましは以下の通りだという[29]。2009年3月24日の夜、2晩の徹夜明けでもうろうとしたまま自宅に近い温泉施設に夫婦で訪れた[30]。その際にロッカーで財布や腕時計の忘れ物を見つけ、後で届けるつもりでそのままにし、マッサージに出かけて2時間近く寝込み[29]、マッサージから戻り、忘れ物を持ったまま施設を出ると外で警察が待ち受けており、刑事に「否認すると面倒になる」、「外には漏らさない」とし、現行犯逮捕しない条件の提示を受け容疑を認めたと主張している[29]

影響

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東洋大学は2009年4月20日付けで、「大学の品位を傷つけた」などとして高橋を懲戒免職処分にした。同大では「教育に携わる者として許し難い行為であり、改めて大学として深く謝罪する」とのコメントをウェブサイトで発表した[31]

2009年5月13日に出版された竹内薫との共著「バカヤロー経済学」については、髙橋の名前を外して出版された[29]

2009年9月30日出版の自著「恐慌は日本の大チャンス」において、髙橋は「事件は(窃盗ではなく)私のミスから始まった」とだけ述べ、多くの人に迷惑をかけたと反省し詫びるのみの言及に留めている[29]

冤罪説

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髙橋が官僚時代に竹中平蔵のもとで郵政民営化を推進し、財務省と対立して「さらば財務省!」を出版するなどの経歴があることから、霞が関の陰謀説や国策捜査説ではという意見がある[32][29][33]

  • 2009年7月5日に、竹内薫は自らのブログで、髙橋と会食時に事件の一部始終を聞き、「髙橋氏は、忘れ物の中にあった時計や金銭は見ておらず、防犯カメラが設置されていることも知っていた」ことを言及している。にもかかわらず、「痴漢のえん罪事件と同様に、顧問弁護士の意見に従って警察と司法取引せざるを得なかったとみて、髙橋氏は『シロ』だと信じている」と冤罪説を述べている[29]。この説について、2009年7月6日に、山本一郎は自らのブログで、竹内の主張を「不思議な議論」だと指摘、「『はいはい、国策捜査』とか『だから警察は信用できない』といった、しょうもない陰謀めいた話に毒されすぎているんじゃなかろうか」と疑問を述べている[34]
  • 2009年10月5日に、池田信夫は自らのブログで、「窃盗犯が犯行現場で2時間ものんびりマッサージを受けるとは考えにくい」と指摘している[29]

著作権侵害

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2016年2月2日から3月2日にかけて、幻冬舎ゴールドオンラインに連載された金森俊樹著「緊急レポート『減速』中国経済の実態を探る」の一部を引用元の記載なく、「中国GDPの大嘘」にて盗用したことを、嘉悦大学、及び出版元の講談社が認めた[35][36]。経過報告書を提出した講談社は「高橋氏は中国経済にあまり明るくなく、講談社のデータマンが連載記事を見て用意した」と証言しているが、過去の判例で「著作権侵害の責任は著者にある」との判決があることからも、明確な著作権侵害である。

新型コロナウイルス感染症流行について

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新型コロナウイルス感染症の流行を背景にして、大蔵省入省前に感染症数理モデルを研究する研究室の学生だったこともあると自称した[37]

高橋は2021年5月9日、日本と各国の感染者数を比較したグラフを示し、「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」とツイッターへ投稿した[38]。5月24日、高橋は内閣官房参与を辞任した。上記投稿への批判を受けての事実上の引責辞任である[39][40]

主張

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埋蔵金

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2008年平成20年)にはいわゆる「霞が関埋蔵金」が存在すると主張し[41]、翌年に発生した世界金融危機に際しては、政府紙幣の大量発行によって景気回復を試みるよう提言した[42]

日本の財政について

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財務省時代、日本国政府の「財務書類」(旧:貸借対照表)作成に一職員として携わったことがあるとしている[41]。ただし、財務省(旧:金融庁)の多くの職員が関わって作業しており、記事のように「(自分が)日本国のバランスシートを初めて作成した」と表現することは明らかな誇張表現である。

また、アベノミクスから異次元金融緩和を続ける日銀は、各銀行から預け入れられる日銀当座預金を担保に、償還期限を迎えた大量の赤字国債を購入しており(要出典)、バランスシート上も「負債額」と記載されているが、「債務性はない」と主張している[43]

日本の財政再建のためには、大胆な金融緩和によるリフレーション政策で経済を成長させ、税収の自然増を図るべきであると主張している[44]。また2013年の時点で「日本は世界1位の政府資産大国」であり、国民1人あたり500万円の政府資産があり、売却すれば金融資産だけで「300兆円」になると主張している[41]。自身が財務省のHPに「自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない[45]。」という文章作成に携わり[46]、財政破綻することはないとしたが、自身は財政破綻は5年で1%以下と算出し[47]、破綻の可能性は低いものの、あり得るとしている。三橋貴明氏は、この財務省HPの記述は、高橋洋一氏のものではなく、玉木雄一郎氏が執筆し、黒田東彦氏の名で出されたと語っている。

なお、この金融資産については、11年後の2024年時点、政府金融資産は増え続けているにも関わらず、「160兆円」と何故か目減りしている[48]

日本銀行批判

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大蔵省在籍中から、日本銀行による金融政策への批判を繰り返してきた。構造改革論が盛んに論じられた2002年には、構造改革の模範と目されたニュージーランドがかつて、金融政策によってデフレーションに陥る危機を脱したことを指摘、インフレーション目標を採用しない日本銀行を批判した[49]

日本銀行はハイパーインフレーションを恐れ、紙幣の大量発行を拒否しているが、40兆円の需給ギャップがあるのでそうはならないとも主張している[50]

2012年現在の金融政策について、「日銀が100兆円ほどの量的緩和をすれば株価も5000円程上昇、そうしないと日本の景気回復(デフレ脱却)とはならない。今の日銀の5兆-10兆円での量的緩和では、海外からは見劣りし周回遅れである」と批判している[51]

アベノミクスの三本の矢で最も重要なのは『金融緩和である』としている[52]

インフレーション率について

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マネーストックは2年後のインフレーション率に影響があり、1969年度から2011年度を見ると、相関係数0.89となり、両者の相関関係は高いとしている[53][54][55]。両者の関係式を書けば、

インフレ率 = -2.1 + 0.62 × 2年前のマネーストック増加率

になるという[54][55]

原子力発電

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原発について「政府が出している資料には、再処理・廃棄・保険・技術開発コストが盛り込まれておらず、原発は太陽光や石油火力を除くと、もっともコストが高いエネルギー源になる。このことは、市場原理発送電分離)を使えば原子力は自ずと価格競争力がなくなり、次第に衰退していくという意味になる」「他の発電方式の利用が可能であれば、原発を再稼働するより他の方法にするほうが合理的である。脱原発は低コストのエネルギーを使うわけで、成長促進効果がある」「脱原発の方向に進むと、エネルギー輸入で経常収支が赤字になって大変になるという情報があるが、経常収支赤字で金利が上がるわけでもなく、経済成長が阻害されるわけでもない。オーストラリア、カナダ、デンマークなどは長い間経常収支赤字であったが、経済成長できなかったわけでない」と述べている[56]。また「国ではなく地元が中心となって考え、判断を下せばよい。現地に住んでいない人間が何を言っても説得力がない」と述べている[57]

NHK改革

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2020年11月から12月にかけて、夕刊フジ(zakzak)や週刊ポスト(マネーポスト)などの複数メディアにおいて、日本放送協会(NHK)は教育テレビ(Eテレ)の番組をネット配信にさせた上で空いた枠(周波数)を電波オークションにかけて、プラチナバンドとして携帯電話回線事業者に売却し、そこで得た収益などを放送センターの建て替えや受信料引き下げに充てるべきだと主張[58][59][60]。また、NHKのBS部門を分割・民営化させ、総合テレビ放送法を改正した上でCMを流せるようにするべきとも述べている[61]

新型コロナウイルス

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2021年5月9日、新型コロナウイルスの新規感染者数を各国のそれと比較したグラフを用いて「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と発言した[62]。この発言に対し非難が相次ぎ、「高橋洋一内閣官房参与の更迭を求めます」というハッシュタグが日本のトレンド入りした[63]。高橋を内閣官房参与に任命した内閣総理大臣だった菅義偉は「個人の主張についての答弁は控える」と発言の是非について言及を避けた[64]

2021年5月21日、高橋は自身のTwitterで「日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば、戒厳令でもなく『屁みたいな』ものでないのかな」と投稿した[65]。高橋は投稿で屁(へ)みたいなという表現について「日本の行動制限の弱さとの意味」と説明した[65]

なお、同月24日、一連のツイートについて「不適切であった」と認め謝罪し、内閣官房参与を同日付で辞任した[40]。高橋洋一チャンネルに経緯を説明した動画が投稿されている。

円安について

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2022年10月以降に円安が進み、17日に1ドル=148円となったことについて、「1990年以来、32年ぶり」と言われるが、1990年の経済状況は、名目経済成長率が大体8%、実質経済成長率が5%。失業率が2%、インフレ率が3%ですごくいい状態で、何が悪いのか[66]。自国通貨安は「近隣窮乏化政策」であり、日本回帰の絶好のチャンスである[66]。これから海外進出を考えている企業にとってはデメリットであるが、すでに海外進出して投資回収している企業にとってはメリットであり、中小企業は輸入が多く、影響力の高い大企業は相対的に輸出が多いため自国通貨安はGDPへプラス効果である[67]と述べている。

日本による植民地支配について

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高橋は、日韓併合とその後の朝鮮における植民地支配に関して、「併合は対等に行われたものであり、植民地化とは異なる」として、併合後の朝鮮は日本の植民地には当たらないとの見解を示している[68]

これに関して高橋は、「英語の文献では、日韓併合のことを「アネクセイション」(annexation) と表現する。これは「植民地化」を意味する「コロナイゼーション」(colonization) とは概念が異なる」と述べている[68]。しかし実際は、例えば、米国国務省のウェブサイトでは米国によるフィリピンの植民地化に関して「併合 (annex, annexation) 」と「植民地化 (colonize, colonization) 」という二つの言葉が区別されずに用いられていたり[69]ブリタニカ百科事典ではアフリカ南部の植民地化に関して「植民地として併合 (annex as a colony) 」と記述されたり[注釈 4][70]しており、英語で「併合」と「植民地化」という用語が厳密に区別されているわけではない。対等な合一を表す当時の日本語での用語は「併合」ではなく「合邦」であり、例えば、日本と朝鮮の対等な合一を唱えた樽井藤吉は、両国が対等に「合邦」したうえで国号を「日本」でも「朝鮮」でもない「大東」と改めるべきと主張していた[71]。しかし実際に行われた朝鮮編入は対等な合一からはほど遠く、ゆえに当時の日本政府は対等な合一を意味する「合邦」という用語を嫌い、代わりに一方的な編入を意味する「併合」という用語を新たに用いた、と指摘される[71]

当時の日本による朝鮮統治に関しては、植民地の統治事務・監督を担う官庁である拓務省が管轄しており、当時の政府資料においても朝鮮は台湾関東州樺太と並んで「殖民地」として記載されていた[72]。また、当時発行されていた『日本植民地要覧』においても、朝鮮は台湾・満州・樺太と並んで日本の植民地に含まれていた[73]。当時の大日本帝国憲法は朝鮮や台湾では一部しか適用されず、内地とは異なり朝鮮や台湾では現地の住民に国政参政権は与えられなかった[74]。また、内地では明治時代より義務教育が実施されていたが、朝鮮では義務教育は行われなかった[74]。法律の施行も、内地と朝鮮では異なっていた[75]。朝鮮半島地域研究を専門とする木村幹は、本国とは異なる統治が行われ、住民の権利も本国よりも制限されていたことを理由に、「現実の朝鮮半島や台湾等に引かれた統治体制は、明らかに内地とは異なるものであり、それが学術的定義に照らして「植民地」である事は誰の目にも明らか[76]」であり、「これを植民地ではなかった、というのはほぼ不可能[75]」と論じ、高橋の見解を否定している。

外国人労働者の受け入れについて

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技能実習制度を廃止して、新たに「育成就労制度」を設ける政府の制度改正を、「実質的な移民法」であると批判している。この中で、「一部の国とは文化・風習が違いすぎるので、共生はできず、「外来種」に「在来種」が「駆逐」されるような事態が起きている」[77]と述べ、生物種人種民族とを混同するかのような比喩を用いている。

2024年自由民主党総裁選挙

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2024年自由民主党総裁選挙候補者の高市早苗を高く評価し、高市早苗はマスコミ関係者と酒を酌み交わして情報を提供する政治家でないため石破茂と比較して報道で不利な扱いを受けていると主張している[78][79]

財源論について

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2024年11月23日放送の「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」で「減税には財源論がでる バラマキ・補助金には財源論がでない」と指摘している[80]

関与したとされる政策

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公務員制度改革

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郵政民営化

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ねんきん定期便

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  • 現在の年金制度の土台である2004年改正と創設に関与したと述べている[86]

政策金融改革

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  • 2005年、小泉政権時代に内閣府主導の政策金融改革を担当[87][88]

道路公団民営化

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  • 郵政民営化の舞台裏を取り仕切る傍ら道路公団の民営化にも携わったと述べている[89][90][91]

コア指数の導入

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  • 2006年、総務大臣補佐官時代に、それまで未公表であったコア指数(コアコアCPI)を自身が導入したと述べている[92][93](ただし、2005年当時の日銀副総裁が本件について触れており、高橋の虚言である可能性は高い[94])。

行政改革推進法

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  • 2006年5月に参議院本会議で可決された法案を立案し、特別会計改革の道筋をつけたとする[89]

ふるさと納税

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e-Tax

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  • 財務省関連の税務申告のオンライン化のために企画設計に関与[97]

10兆円大学ファンド

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  • 2021年から始まった研究開発10兆円ファンドの創設に関与[98]

人物

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学生時代

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  • 高校1年のときから受験生用の模試を受け、毎回ほとんどトップの成績[99]。数学はできすぎて教師から煙たがられ[99]、数学の授業には出なくていいと言われ、以後、出席を免除されたという[99]

交友関係

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加藤寛

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経済学者加藤寛との出会いは1990年代初頭、当時大蔵省理財局資金運用部で財投郵貯を担当していた課長補佐時代に遡る[20]

郵政民営化の目処が立ったころ、髙橋は財務省を退官する決意を固め、加藤に今後について相談したところ、博士の学位の取得を勧められた[20]。加藤自身が学長を務めていた千葉商科大学で「政策研究という新しい分野の博士号を創るから、私のところで取りなさい」と言われたという[20]。髙橋は「政策研究は経済学会計学行政学といった各分野の知識を統合して政策立案・研究に役立てる学問で、幅広い知識が必要とされる。自分に向いている学問だと思いました」と述べている[20]

千葉商科大学に提出された学位請求論文「財投郵政政策金融改革の経済分析:公的金融システムの大変革の理論実践」は2007年に『財投改革の経済学』として出版され、博士の学位を取得した翌年3月に髙橋は国家公務員を退官[19]した[20]

竹中平蔵

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後の小泉内閣において経済政策を担当することになる経済学者の竹中平蔵の出会いは、1980年代前半に遡る[要出典]

1982年昭和57年)、日本開発銀行(現在の日本政策投資銀行)から大蔵省・財政金融研究室(現在の財務総合政策研究所)に出向となった竹中は、当時同研究室に勤めていた髙橋の上司となった。その後、髙橋がプリンストン大学留学中の2001年平成13年)2月にニューヨークで再会、直後に民間人閣僚として第1次小泉内閣経済財政担当大臣に就任した竹中を同7月に訪ねたことをきっかけに、髙橋は竹中のブレーンとなった[要出典]

髙橋は小泉政権下で試みられた一連の構造改革、すなわち、日本道路公団民営化政策金融機関の改革、郵政民営化などに携わり、特に郵政民営化における4分社化や日本郵政公社の廃止後、直ちに商法会社(ゆうちょ銀行かんぽ生命保険)へ移行させる措置などは髙橋のアイディアである[12]

安倍晋三

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安倍晋三ブレーンを務め、2006年に発足した第1次安倍内閣で公募による首相官邸政策スタッフとして、内閣参事官に任命された。また、第2次安倍内閣でもアベノミクスによる大規模な金融緩和や機動的な財政出動の理論的支柱となった[100]

菅義偉

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菅義偉のブレーンであり、2006年に菅が創設を表明したふるさと納税の制度設計に携わった。また、2009年には当時自民党選挙対策副委員長だった菅が設立した「政府紙幣・無利子国債の発行を検討する議員連盟」の初会合で講演するなど、菅とも関係性が近く、2020年10月には菅義偉内閣において経済・財政政策担当の内閣官房参与に任命された[100]

趣味

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年表

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著書

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単著

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  • 『金融機関の債権償却』金融財政事情研究会、1993年。ISBN 978-4322223330 
  • 『財投改革の経済学』東洋経済新報社、2007年。ISBN 978-4492620663 
  • 『さらば財務省!-官僚すべてを敵にした男の告白-』講談社、2008年3月20日。ISBN 978-4062145947 [110]
  • 『霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」』文藝春秋文春新書〉、2008年5月20日。ISBN 978-4166606351 [111]
  • 『霞が関をぶっ壊せ!』東洋経済新報社、2008年9月12日。ISBN 978-4492211793 [112]
  • 『日本は財政危機ではない!』講談社、2008年。ISBN 978-4062150309 
  • 『この金融政策が日本経済を救う』光文社、2008年。ISBN 978-4334034849 
  • 『恐慌は日本の大チャンス 官僚が隠す75兆円を国民の手に』講談社、2009年。ISBN 978-4-06-215499-4 
  • 『日本経済 ひとり負け』KKベストセラーズ、2010年5月。ISBN 978-4584132210 
  • 『日本の大問題が面白いほど解ける本 シンプル・ロジカルに考える』光文社〈光文社新書〉、2010年5月。ISBN 978-4334035624 
  • 『日本経済のウソ』筑摩書房ちくま新書〉、2010年8月。ISBN 978-4480065636 
  • 『絶対よくなる!日本経済 スパッとわかる経済ニュースの大問題』アスコム、2010年8月。ISBN 978-4776206293 
  • 『消費税「増税」はいらない! 財務省が民主党に教えた財政の大嘘』講談社、2010年12月。ISBN 978-4062166522 
  • 『バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる』光文社、2011年2月。ISBN 978-4334035976 
  • 『官愚の国』祥伝社、2011年3月。ISBN 978-4396613907 
  • 『髙橋教授の経済超入門』アスペクト、2011年3月。ISBN 978-4757219052 
  • 『この経済政策が日本を殺す 日銀と財務省の罠』扶桑社、2011年6月。ISBN 978-4594064242 
  • 『日本の大問題が面白いほど解ける本〜シンプル・ロジカルに考える〜』光文社、2011年8月。ISBN 978-4334035624 
  • 『財務省が隠す650兆円の国民資産』講談社、2011年10月。ISBN 978-4062172011 
  • 『統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる』光文社、2011年11月。ISBN 978-4334036454 
  • 『数学を知らずに経済を語るな!』PHP出版社、2011年12月。ISBN 978-4569800424 
  • 『日本経済の真相』中経出版、2012年2月。ISBN 978-4806143000 
  • 『「借金1000兆円」に騙されるな!暴落しない国債、不要な増税』小学館、2012年4月。ISBN 978-4098251339 
  • 『グラフで見ると全部わかる日本国の深層』講談社、2012年7月。ISBN 978-4062178914 
  • 『国民が知らない霞が関の不都合な真実 全省庁暴露読本』双葉社、2012年7月。ISBN 978-4575304411 
  • 『大阪維新の真相』中経出版、2012年8月。ISBN 978-4806144632 
  • 『日本人が知らされていない「お金」の真実』青春出版社、2012年9月。ISBN 978-4413038546 
  • 『ニッポンの変え方おしえます:はじめての立法レッスン』春秋社、2013年2月。ISBN 978-4393657027 
  • 『経済復活 金融政策の失敗から学ぶ』文芸社、2013年2月。ISBN 978-4286137490 
  • 『アベノミクスで日本経済大躍進がやってくる』講談社、2013年3月。ISBN 978-4062952064 
  • 『リフレが正しい。FRB議長ベン・バーナンキの言葉』中経出版、2013年5月。ISBN 978-4806147589 
  • 『こうすれば日本はもの凄い経済大国になる 安倍内閣と黒田日銀への期待と不安』小学館、2013年6月。ISBN 978-4098251667 
  • 『日銀新政策の成功は数式で全部わかる! -白黒はっきりつけよう!-』徳間書店、2013年6月。ISBN 978-4198636265 
  • 『日本は世界1位の政府資産大国』講談社、2013年10月。ISBN 978-4062728232 
  • 『財務省の逆襲-誰のための消費税増税だったのか』東洋経済新報社、2013年11月。ISBN 978-4492212127 
  • 『バカな経済論』あさ出版、2014年1月。ISBN 978-4860636586 
  • 『経済のしくみがわかる「数学の話」』PHP文庫、2014年7月。ISBN 978-4569762180 『数学を知らずに経済を語るな!』を改題
  • 『成長戦略の罠』祥伝社、2014年8月。ISBN 978-4396615000 
  • 『バカな外交論』あさ出版、2014年10月。ISBN 978-4860637057 
  • 『アベノミクスの逆襲 ―経済政策の“ご意見番”がこっそり教える―』PHP研究所、2014年11月。ISBN 978-4569821429 
  • 『【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で「21世紀の資本」は読める!』あさ出版、2015年2月。ISBN 978-4860637408 
  • 『”まやかしの株式上場”で国民を欺く 日本郵政という大罪』ビジネス社、2015年10月。ISBN 978-4828418476 
  • 『世界のニュースがわかる!図解地政学入門』あさ出版、2015年12月。ISBN 978-4860638207 
  • 『戦後経済史は嘘ばかり』PHP研究所、2016年1月。ISBN 978-4569827926 
  • 『数字・データ・統計的に正しい日本の進路』講談社、2016年2月。ISBN 978-4062729277 
  • 『中国GDPの大嘘』講談社、2016年4月。ISBN 978-4062200707 
  • 『マイナス金利の真相』KADOKAWA、2016年5月。ISBN 978-4046016645 
  • 『【図解】図25枚で世界基準の安保論がスッキリわかる本』すばる舎、2016年7月。ISBN 978-4799105467 
  • 『たった1つの図でわかる! 図解経済学入門』あさ出版、2016年8月。ISBN 978-4860639075 
  • 『日本はこの先どうなるのか』幻冬舎、2016年8月。ISBN 978-4344029750 
  • 『儲かる五輪 ―訪れる巨大なビジネスチャンス―』KADOKAWA、2016年9月。ISBN 978-4040821054 
  • 『これが世界と日本経済の真実だ』悟空出版、2016年9月。ISBN 978-4908117275 
  • 『「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識』PHP研究所、2017年3月。ISBN 978-4569835501 
  • 『なぜ日本だけがこの理不尽な世界で勝者になれるの』KADOKAWA、2017年4月。ISBN 978-4046019400 
  • 『「日経新聞」には絶対に載らない 日本の大正解』ビジネス社、2017年6月。ISBN 978-4828419619 
  • 『大手新聞・テレビが報道できない「官僚」の真実』SBクリエイティブ、2017年7月。ISBN 978-4797393200 
  • 『99%の日本人がわかっていない 国債の真実』あさ出版、2017年7月。ISBN 978-4860639945 
  • 『いまさら聞けない! 「経済」のギモン、ぶっちゃけてもいいですか?』実務教育出版、2017年8月。ISBN 978-4788912946 
  • 『日本を救う最強の経済論』扶桑社、2017年9月。ISBN 978-4594077884 
  • 『ついにあなたの賃金上昇が始まる! ―2018~ 世界と日本経済の真実―』悟空出版、2017年10月。ISBN 978-4908117411 
  • 『朝鮮半島終焉の舞台裏』扶桑社、2017年12月。ISBN 978-4594078782 
  • 『これが日本経済の邪魔をする「七悪人」だ!』SBクリエイティブ、2018年3月。ISBN 978-4797395341 
  • 『なぜこの国ではおかしな議論がまかり通るのか メディアのウソに騙されるな、これが日本の真の実力だ』KADOKAWA、2018年3月。ISBN 978-4046022943 
  • 『明解 会計学入門』あさ出版、2018年4月。ISBN 978-4866670638 
  • 『「官僚とマスコミ」は噓ばかり』PHP研究所、2018年4月。ISBN 978-4569840680 
  • 『「文系バカ」が、日本をダメにする なれど"数学バカ"が国難を救うか』ワック、2018年5月。 
  • 『財務省を解体せよ!』宝島社、2018年6月。 
  • 『マスコミと官僚の小ウソが日本を滅ぼす』産経新聞出版、2018年7月。 
  • 『めった斬り平成経済史 失敗の本質と復活の条件』ビジネス社、2018年8月。 
  • 『愛国のリアリズムが日本を救う』育鵬社、2018年9月。 
  • 『米中貿易戦争で日本は果実を得る 2019~世界と日本経済の真実』悟空出版、2018年10月。 
  • 『未来年表人口減少危機論のウソ』扶桑社、2018年11月。 
  • 『図解 統計学超入門』あさ出版、2018年12月。 
  • 『ド文系大国日本の盲点 反日プロパガンダはデータですべて論破できる』三交社、2019年1月。 
  • 『「消費増税」は噓ばかり』PHP研究所、2019年2月。 
  • 『政治家も官僚も国民に伝えようとしない増税の真実』SBクリエイティブ、2019年3月。 
  • 『この数字がわかるだけで日本の未来が読める』KADOKAWA、2019年3月。 
  • 『日本の「老後」の正体』幻冬舎、2019年3月。 
  • 『財政破綻の噓を暴く 「統合政府バランスシート」で捉えよ』平凡社、2019年4月。 
  • 『ド文系ではわからない日本復活へのシナリオ』三交社、2019年5月。 
  • 『正しい「未来予測」のための武器になる数学アタマのつくり方』マガジンハウス、2019年5月。 
  • 『安倍政権「徹底査定」 景気回復を阻む輩の正体を暴く』悟空出版、2019年6月。 
  • 『「バカ」を一撃で倒すニッポンの大正解』ビジネス社、2019年7月。 
  • 『韓国、ウソの代償 沈みゆく隣人と日本の選択』扶桑社、2019年9月。 
  • 『外交戦:日本を取り巻く「地理」と「貿易」と「安全保障」の真実』あさ出版、2019年12月12日。ISBN 9784866671758 [113]
  • 『高橋洋一、安倍政権を叱る!』悟空出版、2020年3月。 
  • 『明解 経済理論入門』あさ出版、2020年4月。 
  • 『FACTを基に日本を正しく読み解く方法』扶桑社扶桑社新書〉、2020年4月。 
  • 『漫画でわかった! 日本はこれからどうするべきか?』かや書房、2020年5月。 
  • 『「NHKと新聞」は噓ばかり』PHP新書、2020年6月。 
  • 『マスコミと官僚の「無知」と「悪意」』産経セレクト、2020年12月。 
  • 『武器になる経済ニュースの読み方』マガジンハウス、2021年1月。 
  • 『高橋洋一式デジタル仕事術』かや書房、2021年4月。 
  • 『国民のための経済と財政の基礎知識』扶桑社新書、2021年4月。 
  • 『給料低いのぜーんぶ日銀のせい』ワニブックスPLUS新書、2021年6月。 
  • 『嘘と感情論で封殺された5つの日本の真実』徳間書店、2021年7月。 
  • 『日本国民のための 明解 政治学入門』あさ出版、2021年7月。 
  • 『コロナ騒動で分かった! 数字を読めない「文系バカ」が日本をダメにする』WAC BUNKO、2021年8月。 
  • 『新・国債の真実』あさ出版、2021年9月。 
  • 『「経済オンチ」が日本を破壊する! 間違いだらけの「ド文系」経済政策』清談社Publico、2021年11月。 
  • 『岸田政権の新しい資本主義で無理心中させられる日本経済』宝島社、2022年1月。ISBN 978-4299025456 
  • 『理系思考入門』PHP研究所、2022年3月。ISBN 978-4569851648 
  • 『財務省、偽りの代償 国家財政は破綻しない』扶桑社扶桑社新書〉、2022年4月。ISBN 978-4594091262 
  • 『データから真実と未来を見抜け!プーチンショック後の世界と日本』徳間書店、2022年5月2日。ISBN 9784198654085 [114]
  • 『安倍さんと語った世界と日本』ワック、2022年9月1日。ISBN 9784898318713 [115]
  • 『世界の「今」を読み解く!【図解】新・地政学入門~地理の政治学~』あさ出版、2022年12月。ISBN 978-4866674216 
  • 『老後資金2000万円の大嘘』宝島社、2023年3月。ISBN 978-4299041166 
  • 『増税とインフレの真実』秀和システム、2023年3月。ISBN 978-4798069180 
  • 『国民をとことん貧しくする 日銀と財務省の大罪』ビジネス社、2023年3月。ISBN 978-4828425016 
  • 『反アベノミクスという病(産経セレクトS031)』産経新聞出版、2023年4月。ISBN 978-4819114240 
  • 『髙橋洋一のファクトチェック 2023年版(WAC BUNKO B380)』ワック、2023年4月。ISBN 978-4898318805 
  • 『円安好況を止めるな!金利と為替の正しい考え方』扶桑社新書、2023年5月。ISBN 978-4594094119 
  • 『経済オンチでもわかる!日本を好景気にするこれだけの提言』三交社、2023年5月。ISBN 978-4815542030 
  • 『日本の常識は、世界の非常識!これで景気回復、安全保障は取り戻せるのか』徳間書店、2023年6月。ISBN 978-4198656133 
  • 『たった1つの図でわかる!【図解】新・経済学入門』あさ出版、2023年6月。ISBN 978-4866675152 
  • 『数字で話せ!「世界標準」のニュースの読み方』エムディエヌコーポレーション、2023年11月。ISBN 978-4295206224 
  • 『髙橋洋一のファクトチェック 2024年版(WAC BUNKO B394)』ワック、2024年3月。ISBN 978-4898318942 
  • 『60歳からの知っておくべき経済学』扶桑社新書、2024年4月。ISBN 978-4594097301
  • 『日本はどこに向かおうとしているのか 国家予算とデータから解き明かそう!』徳間書店、2024年8月。ISBN 978-4198658489
  • 『財務省亡国論』あさ出版[116]、2024年12月。ISBN 978-4866677217

共著

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訳書

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メディア出演

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テレビ

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ラジオ

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インターネット動画配信

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関連項目

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脚注

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注釈

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  1. ^ a b 高橋によれば、入省時は「大蔵省は話題作りのために、変わった人間を年に一人くらいは採っているらしく、さらに学生結婚までしていたため、余計に珍しがられた」[12]
  2. ^ 論文の通し番号が「甲」ではなく「乙」になっているため。
  3. ^ 通例として、内閣参事官は各省庁から出向し、退官の場合も出身の省庁の官房付となり、その異動の日に出身の省庁を退官する。
  4. ^ 原文では "Britain annexed Griqualand West as a crown colony in 1871" (英国は1871年に西グリクアランド英語版を王家の植民地として併合した)と記述。
  5. ^ 木曜レギュラーコメンテーター(隔週)
  6. ^ 水曜レギュラーコメンテーター(隔週)

出典

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参考文献

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外部リンク

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官職
先代
新設
内閣官房参与
経済・財政政策担当)

2020年 - 2021年
次代
岸博幸
先代
氏兼裕之
関東財務局理財部長
2003年 - 2004年
次代
水野哲昭
先代
藤澤献
観音寺税務署長
1985年 - 1986年
次代
石原一彦