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「益城町」の版間の差分

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1980年(昭和55年)に建てられた鉄筋コンクリート造・3階建の町役場庁舎も地震で大きく損傷し使用不能となり、町公民館と仮設プレハブ庁舎で業務を行ったのち、2017年(平成29年)5月8日より宮園702番地から木山594番地の仮庁舎へ移転して業務を行っていた<ref>[https://www.town.mashiki.lg.jp/kiji003276/index.html 広報ましき 2017年5月号(第483号)] pp4,5『5月8日(月)から役場が仮設庁舎へ移転します』</ref>。
1980年(昭和55年)に建てられた鉄筋コンクリート造・3階建の町役場庁舎も地震で大きく損傷し使用不能となり、町公民館と仮設プレハブ庁舎で業務を行ったのち、2017年(平成29年)5月8日より宮園702番地から木山594番地の仮庁舎へ移転して業務を行っていた<ref>[https://www.town.mashiki.lg.jp/kiji003276/index.html 広報ましき 2017年5月号(第483号)] pp4,5『5月8日(月)から役場が仮設庁舎へ移転します』</ref>。


2023年(令和5年)5月8日、益城町大字宮園新庁舎で業務を開始した<ref name="mashiki2023.4">{{Cite web|url=https://www.town.mashiki.lg.jp/kiji0035688/3_5688_14650_up_2ocn5bk4.pdf|title=広報ましき 令和5年(2023)4月号|publisher=益城町|date=|accessdate=2023-05-08}}</ref>。
2023年(令和5年、益城町大字宮園に建設された新庁舎で落成式が3月28日に行われ、5月8日から業務を開始した<ref name="mashiki2023.4">{{Cite web|url=https://www.town.mashiki.lg.jp/kiji0035688/3_5688_14650_up_2ocn5bk4.pdf|title=広報ましき 令和5年(2023)4月号|publisher=益城町|date=|accessdate=2023-05-08}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20230328-OYTNT50058/|title=[熊本地震7年]益城新庁舎が完成 町長「復旧に区切り」|publisher=読売新聞|date=|accessdate=2023-05-08}}</ref>。


== 行政 ==
== 行政 ==

2023年5月8日 (月) 06:39時点における版

ましきまち ウィキデータを編集
益城町
益城町旗 益城町章
益城町旗 益城町章
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 熊本県
上益城郡
市町村コード 43443-4
法人番号 8000020434434 ウィキデータを編集
面積 65.68km2
総人口 33,261[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 506人/km2
隣接自治体 熊本市、上益城郡御船町嘉島町菊池郡大津町菊陽町阿蘇郡西原村
町の木 マキ
町の花 ウメ
町の鳥 ウグイス
益城町役場
町長 西村博則
所在地 861-2295
熊本県上益城郡益城町大字宮園702番地[1]
外部リンク 公式ウェブサイト

益城町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト
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益城町(ましきまち)は、熊本県の中部に位置する上益城郡である。

地理

木山横町通り、2012年撮影 2017年撮影(左画像とほぼ同地点)
木山横町通り、2012年撮影
2017年撮影(左画像とほぼ同地点)
熊本地震で被災する以前の益城町役場(現在は解体された)

熊本市東部に隣接し[2]、熊本県のほぼ中央からやや北寄りに在る。 東部から南部にかけては九州山地に属する城山(480メートル)をはじめ朝来山(405メートル)、船野山(308メートル)、飯田山(431メートル)の四峯が連なっている。 北部は益城台地(高遊原台地)と呼ばれる畑作地が広がっている[2]。 中央部は熊本平野の一環を形成しており水田地帯が広がっている。 河川はすべて緑川水系に属し木山川赤井川、秋津川、金山川などが東から西へ向けて流れている。

熊本空港九州自動車道益城熊本空港インターチェンジなどがある交通の拠点で、熊本市のベッドタウンとして住宅街の役割も果たしている[2][注釈 1]

隣接している自治体・行政区

地名

  • 木山(旧木山町)
  • 寺迫(旧木山町)
  • 宮園(旧木山町)
  • 古閑(旧広安村)
  • 惣領(旧広安村)
  • 広崎(旧広安村)
  • 福富(旧広安村)
  • 馬水(旧広安村)
  • 安永(旧広安村)
  • 小谷(旧津森村)
  • 上陳(旧津森村)
  • 下陳(旧津森村)
  • 寺中(旧津森村)
  • 杉堂(旧津森村)
  • 田原(旧津森村)
  • 赤井(旧飯野村)
  • 小池(旧飯野村)
  • 島田(旧飯野村)
  • 砥川(旧飯野村)
  • 平田(旧福田村)
  • 福原(旧福田村)
  • 辻の城(1981年、木山から分立。)

歴史

行政区域の変遷

  • 1889年(明治22年)の町村制の施行で赤井村、砥川村、小池村、島田村の4村をあわせて飯野村が、広崎村、古閑村、福富村、惣領村、馬水村、安永村の6村をあわせて広安村が、寺迫村、宮園村、木山町の1町2村で木山町が、福原村、平田村の2村をあわせて福田村が、上陳村、下陳村、寺中村、田原村、小谷村、杉堂村の6村をあわせて津森村となった。
  • 1954年(昭和29年)4月1日 - 以上の1町4村が合併し、益城町となった。
  • 1990年(平成2年)9月1日 - 上益城郡嘉島町と境界変更。
  • 1993年(平成5年)6月1日 - 熊本市と境界変更。

熊本地震による被害

2016年(平成28年)4月14日午後9時26分頃と4月16日午前1時25分頃に発生した「平成28年熊本地震」(14日が前震、16日が本震とされる)で2度とも震度7を観測し、大きな被害を受けた[5][6][7]。本震での震度は当初、地震による影響で情報がすぐに確認ができなかったことから「不明」であった。ちなみに本震では、益城町宮園にある震度計が、国内観測史上最大の計測震度である、計測震度6.78を記録している。

益城町では同年12月に復興計画を策定、現在も復興・復旧事業が進められている。

1980年(昭和55年)に建てられた鉄筋コンクリート造・3階建の町役場庁舎も地震で大きく損傷し使用不能となり、町公民館と仮設プレハブ庁舎で業務を行ったのち、2017年(平成29年)5月8日より宮園702番地から木山594番地の仮庁舎へ移転して業務を行っていた[8]

2023年(令和5年)、益城町大字宮園に建設された新庁舎で落成式が3月28日に行われ、5月8日から業務を開始した[1][9]

行政

  • 町長 - 西村 博則(にしむら ひろのり)

産業・特産品

産業

益城町に本社を置く企業


益城町に拠点を置く企業

湖池屋 九州阿蘇工場

井関農機 熊本事業所

特産品

交通

空港

鉄道

町内を鉄道路線は走っていない。最寄り駅は熊本市電健軍町停留場JRの場合は豊肥本線新水前寺駅

大日本軌道熊本支社が木山町へ路線を延伸するべく1918年に軌道特許[官報 1] を取得したものの1921年に会社が解散、また南熊本駅から水前寺を経て当町への路線を計画し1920年に免許[官報 2] を取得した木山鉄道[10][11] は1930年に鉄道免許取消[官報 3] となっている[12]

路線バス

一般路線バス

長距離バス

太字は益城町内の停車地。

上記のほか、阿蘇くまもと空港と近隣各地を結ぶ空港連絡バスがある(益城町内の停車地が阿蘇くまもと空港のみの路線については熊本空港を参照)。

道路

高速道路

隣接する御船町に小池高山インターチェンジが設置されている。

一般国道

県道・主要地方道

施設

グランメッセ熊本
益城町総合体育館

国の機関

県の機関

その他

地域

人口

益城町と全国の年齢別人口分布(2005年) 益城町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 益城町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
益城町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 18,918人
1975年(昭和50年) 21,031人
1980年(昭和55年) 24,269人
1985年(昭和60年) 26,773人
1990年(平成2年) 28,492人
1995年(平成7年) 30,757人
2000年(平成12年) 32,160人
2005年(平成17年) 32,782人
2010年(平成22年) 32,676人
2015年(平成27年) 33,611人
2020年(令和2年) 32,510人
総務省統計局 国勢調査より

教育

公立中学校

公立小学校

  • 飯野小学校
  • 広安小学校
  • 広安西小学校
  • 益城中央小学校
  • 津森小学校

かつて存在した学校

  • 益城町及び御船町小中学校組合立袴野小中学校(2013年3月に閉校)

幼稚園

  • あじさい幼稚園
  • 益城町立 益城幼稚園
  • 益城町立 益城第二幼稚園

保育園

  • ひろやす保育園
  • ひろやすにし保育園
  • 益城町立 第一保育所
  • 益城町立 第二保育所
  • 益城町立 第三保育所
  • 益城町立 第四保育所
  • 益城町立 第五保育所

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

津森神宮
  • 四賢婦人記念館(旧矢嶋家)
  • 飯田山常楽寺
  • 潮井水源
  • そうめん滝
  • 左の目八幡宮
  • 鬼の窟古墳
  • 城の本古墳
  • 城の本2号墳
  • 城山銅山(金山銅山)
  • 赤井城
  • 大楠山安養寺跡
  • 潮井神社
  • 津森城
  • 津森神宮
  • 砥川城
  • 道安寺跡
  • 猫伏石
  • 飯田城(田口平城)
  • 尾峰山福田寺跡
  • 富田茂七翁彰徳碑
  • 木山城
  • 柳水石橋
  • 津森の神楽
  • 砥川の獅子舞
  • 南の獅子
  • 木崎の獅子
  • 益城神楽子ども教室
  • みんなの夏まつり(8月)(熊本地震により開催場所が使えないためグランメッセでおこなわれている)

スポーツチーム

益城町出身の有名人

★は故人

脚注

注釈

  1. ^ かつては熊本市への編入も検討されたが、2009年4月12日に実施された住民投票で反対票が60.7%も集まったため、編入構想は白紙撤回された[3][4]

出典

  1. ^ a b 広報ましき 令和5年(2023)4月号”. 益城町. 2023年5月8日閲覧。
  2. ^ a b c d “熊本地震 続く余震 復旧を阻む 週末荒天 土砂災害の恐れ”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 夕刊 12. (2016年4月15日) 
  3. ^ 書籍『「合併しない」を選んだ! 益城町民はこうしてふるさとを守った』(くまもと地域自治体研究所 編 2009年)より。表紙裏に2009年4月12日 熊本日日新聞号外が掲載。
  4. ^ 4月12日に合併賛否の住民投票 益城町”. くまもと経済 (2009年2月20日). 2017年12月9日閲覧。
  5. ^ 地震情報 2016年4月14日21時32分発表 - 気象庁
  6. ^ 「平成28年(2016年)熊本地震」について(第22報) (PDF)
  7. ^ 16日未明の「本震」は震度7…熊本地震(読売新聞 2016年4月20日)[リンク切れ]
  8. ^ 広報ましき 2017年5月号(第483号) pp4,5『5月8日(月)から役場が仮設庁舎へ移転します』
  9. ^ [熊本地震7年]益城新庁舎が完成 町長「復旧に区切り」”. 読売新聞. 2023年5月8日閲覧。
  10. ^ 『日本全国諸会社役員録. 第29回』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  11. ^ 『帝国鉄道年鑑』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  12. ^ 森口誠之著鉄道未成線を歩く私鉄編p173

官報

  1. ^ 「軌道特許状下付」『官報』1918年8月7日(国立国会図書館デジタル化資料)
  2. ^ 「鉄道免許状下付」『官報』1920年10月12日(国立国会図書館デジタル化資料)
  3. ^ 「鉄道免許取消」『官報』1930年12月20日(国立国会図書館デジタル化資料)

統計資料

  1. ^ 平成23年度市町村民所得推計 - 熊本県庁 2014年5月27日閲覧

外部リンク