白鳥村 (千葉県)
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しらとりむら 白鳥村 | |
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大福山の白鳥神社(2019年撮影) 村名は白鳥神社から採られた | |
廃止日 | 1954年1月15日 |
廃止理由 |
新設合併 白鳥村、富山村、里見村、高滝村 → 加茂村 |
現在の自治体 | 市原市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 関東地方 |
都道府県 | 千葉県 |
郡 | 市原郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 28.94 km2 |
総人口 |
3,525人 (国勢調査、1950年) |
隣接自治体 | 市原郡里見村、君津郡久留里町、亀山村、夷隅郡西畑村、老川村 |
白鳥村役場 | |
所在地 | 千葉県市原郡白鳥村 |
座標 | 北緯35度17分03秒 東経140度08分49秒 / 北緯35.28403度 東経140.14681度座標: 北緯35度17分03秒 東経140度08分49秒 / 北緯35.28403度 東経140.14681度 |
ウィキプロジェクト |
白鳥村(しらとりむら)は、かつて千葉県市原郡に存在し、昭和の大合併により廃止された村。現在の市原市南部(加茂地区)に所在していた。
地理
[編集]市原郡(郡域はほぼ現在[注釈 1]の市原市と重なる)の最南端に位置する村であった[1]。1916年(大正5年)時点では、北に里見村と隣接し、東に夷隅郡西畑村、東南に老川村、西南に君津郡亀山村、西に君津郡久留里町に接する[1]。
1916年(大正5年)に編纂された『千葉県市原郡誌』によれば、大久保(おおくぼ)・石塚(いしづか)・菅野(すがの)・月崎(つきざき)・国本(こくもと)・柳川(やながわ)・折津(おりつ)・石神(いしがみ)・朝生原(あそうばら)・戸面(とづら)の10区(いずれも町村制以前の旧村=大字)からなっていた[2]。これらの10個の大字の名称は、現在の市原市の大字として存続している。
歴史
[編集]1889年(明治22年)、大久保村・石塚村・菅野村・月崎村・国本村・柳川村・折津村・石神村・朝生原村・戸面村が合併し白鳥村が発足。村名は、大福山の山頂に日本武尊を祀る白鳥神社があることに由来する[3]。
町村制施行以後の行政区画変遷年表
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、大久保村・石塚村・菅野村・月崎村・国本村・柳川村・折津村・石神村・朝生原村・戸面村が合併し市原郡白鳥村が発足。
- 1954年(昭和29年)1月15日 - 富山村、里見村、高滝村と合併し加茂村となり消滅。
- 1967年(昭和42年)10月1日 - 加茂村と南総町が市原市に編入。加茂村は消滅。
交通
[編集]鉄道
[編集]人物
[編集]ゆかりの人物
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2021年10月現在。所属自治体や地勢など、当分変更が見込まれないものに関しては、以後特に注記を設けない。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 小沢治郎左衛門『上総国町村誌 第一編』1889年。NDLJP:763698。
- 千葉県市原郡教育会『千葉県市原郡誌』千葉県市原郡、1916年。NDLJP:951002。
- 『明治22年千葉県町村分合資料 七 市原郡町村分合取調』1889年 。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 『千葉県市原郡誌』第二部 町村誌「白鳥村」 NDLJP:951002/724
- 千葉県市原郡白鳥村 (12B0090021) - 歴史的行政区域データセットβ版