酸化ジスプロシウム(III)
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酸化ジスプロシウム(III) | |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 1308-87-8 |
PubChem | 159370 |
ChemSpider | 3296880 |
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特性 | |
化学式 | Dy2O3 |
モル質量 | 372.998 g/mol |
外観 | パステルイエローがかった緑色の粉末 |
密度 | 7.80 g/cm3 |
融点 |
2408 °C, 2681 K, 4366 °F [1] |
水への溶解度 | 無視できる |
磁化率 | +89,600·10−6 cm3/mol |
構造 | |
結晶構造 | 立方, cI80 |
空間群 | Ia-3, No. 206[2] |
危険性 | |
安全データシート(外部リンク) | External MSDS |
主な危険性 | 毒性なし |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | 塩化ジスプロシウム(III) |
その他の陽イオン | 酸化テルビウム(III)、酸化ホルミウム(III) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
酸化ジスプロシウム(III)(Dy2O3)は希土類金属ジスプロシウムの三二酸化物。パステルイエローがかった緑色でやや吸湿性のある粉末である。特にセラミックス、ガラス、蛍光体、レーザー、ジスプロシウムメタルハライドランプに使用されている。
酸と反応して対応するジスプロシウム塩(III)を生成する。
Dy2O3 + 6 HCl → 2 DyCl3 + 3 H2O
脚注
[編集]- ^ Webelements Dysprosium trioxide
- ^ Curzon A.E., Chlebek H.G. (1973). “The observation of face centred cubic Gd, Tb, Dy, Ho, Er and Tm in the form of thin films and their oxidation”. J. Phys. F 3: 1–5. doi:10.1088/0305-4608/3/1/009.