領家 (さいたま市)
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■領家 | |
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県立浦和高校 | |
北緯35度52分47.19秒 東経139度39分15.01秒 / 北緯35.8797750度 東経139.6541694度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 埼玉県 |
市町村 | さいたま市 |
区 | 浦和区 |
地域 | 浦和地区 |
人口 (2017年(平成29年)9月1日現在)[1] | |
• 合計 | 12,291人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
330-0072[2] |
市外局番 | 048[3] |
ナンバープレート | 大宮 |
領家(りょうけ)は、埼玉県さいたま市浦和区の町名である。現行行政地名は領家一丁目から領家七丁目。住居表示実施地区[4]。郵便番号は330-0072[2]。
地理
[編集]埼玉県さいたま市浦和区北中部の大宮台地上に位置する。北浦和駅からは少し離れ、住宅地が広がり、埼玉県立浦和高等学校など教育施設も多い。
地価
[編集]住宅地の地価は、2022年(令和4年)1月1日の公示地価によれば、領家7丁目14-3の地点で27万9000円/m2となっている[5]。
歴史
[編集]もとは江戸期より存在した武蔵国足立郡木崎領に属する領家村、古くは戦国期より見出せる領家であった[6]。
- 発足時は幕府領、1639年(寛永16年)より知行は旗本青木氏および幕府領となる[6]。
- 幕末時点では足立郡領家村であった。明治初年の『旧高旧領取調帳』の記載によると、代官大竹左馬太郎支配所が管轄する幕府領、および旗本青木五十五郎の知行であった[7]。
- 1868年(慶応4年)6月19日 - 武蔵知県事・山田政則(忍藩士)の管轄となる。
- 1869年(明治2年)
- 1871年(明治4年)11月13日 - 第1次府県統合により埼玉県の管轄となる。
- 1879年(明治12年)3月17日 - 郡区町村編制法により成立した北足立郡に属す。郡役所は浦和宿に設置。それに伴い、郡内に同名の村が所在(現、大久保領家や平方領領家他多数)したことから木崎領を冠称[6]して木崎領領家となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、上木崎、下木崎、駒場、瀬ヶ崎、針ヶ谷、本太、北袋、木崎領領家が合併し、木崎村が成立[8]。木崎領領家村は木崎村の大字木崎領領家となる。
- 時期不明(明治末頃[6]) - 大字木崎領領家から木崎領が取れ、大字領家に改称される。
- 1932年(昭和7年)4月1日 - 木崎村が谷田村と共に浦和町へ編入され[9]、浦和町の大字となる。
- 1934年(昭和9年)2月11日 - 浦和町が市制を施行し、浦和市となり[9]、浦和市の大字となる。
- 1943年(昭和18年) - 大字領家の一部が北浦和町二丁目へ編入[6]。
- 1966年(昭和41年) - 大字領家の一部が住居表示によって成立した駒場一丁目へ編入[10][6]。
- 1967年(昭和42年)9月1日 - 大字領家(西部)から住居表示を実施して領家一丁目〜七丁目が成立。また、大字領家の一部から駒場二丁目が成立[11][6]。
- 1976年(昭和51年)3月17日 - 区画整理事業の実施により、大字領家の一部から大東三丁目が成立する[12][13]。
- 1982年(昭和57年)8月1日 - 大字領家が領家一丁目〜七丁目に編入される[14]。また、大字領家(東部)から大東一丁目・二丁目が成立(三丁目は成立済み[14])。また、瀬ヶ崎一丁目〜五丁目の一部となる。これにより大字領家は消滅する[14]。
- 2001年(平成13年)5月1日 - 浦和市が与野市、大宮市と合併しさいたま市となり、さいたま市の町名となる。
- 2003年(平成15年)4月1日 - さいたま市が政令指定都市に移行し、さいたま市浦和区の町名となる。
世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
領家一丁目 | 743世帯 | 1,917人 |
領家二丁目 | 560世帯 | 1,119人 |
領家三丁目 | 842世帯 | 1,948人 |
領家四丁目 | 691世帯 | 1,518人 |
領家五丁目 | 620世帯 | 1,187人 |
領家六丁目 | 1,032世帯 | 2,160人 |
領家七丁目 | 1,099世帯 | 2,442人 |
計 | 5,587世帯 | 12,291人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区(校区)は以下の通りとなる[15]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
領家一丁目 | 1〜3番 | さいたま市立本太小学校 | さいたま市立本太中学校 |
7番 13〜15番 |
さいたま市立北浦和小学校 | ||
その他 | さいたま市立木崎小学校 | ||
領家二丁目 | 1〜7番 | さいたま市立北浦和小学校 | |
その他 | さいたま市立木崎小学校 | ||
領家三丁目 | 1〜21番 | ||
その他 | さいたま市立木崎中学校 | ||
領家四丁目 | 全域 | ||
領家五丁目 | 1〜7番 | さいたま市立北浦和小学校 | さいたま市立本太中学校 |
その他 | さいたま市立木崎小学校 | ||
領家六丁目 | 1〜2番 15〜21番 |
さいたま市立北浦和小学校 | |
その他 | さいたま市立針ヶ谷小学校 | さいたま市立大原中学校 | |
領家七丁目 | 全域 |
交通
[編集]地区内に鉄道は敷設されていない。最寄駅は京浜東北線北浦和駅がおよそ1 ㎞の場所にある[5]。
道路
[編集]- 埼玉県道35号川口上尾線(産業道路)
- 埼玉県道65号さいたま幸手線
- 北宿通り
- 天王川コミュニティ緑道
施設
[編集]- 埼玉県立浦和高等学校
- さいたま市立針ヶ谷小学校
- さいたま市立木崎小学校
- さいたま市立本太中学校
- 浦和警察署領家交番
- 浦和消防署木崎出張所
- 浦和領家郵便局
- 城北信用金庫
- 国大セミナー本社
- ひかり幼稚園
- 市立領家保育園
- ゆづり保育園
- 領家公務員住宅
- 県営浦和領家立野住宅
- 領家公民館
- 南箇公民館
- 天台宗長覚院
- 妙道院
- 領家二丁目公園
- 南箇公園
- 領家立野子供広場
脚注
[編集]- ^ a b “さいたま市の人口・世帯(時系列結果)”. さいたま市 (2017年9月5日). 2017年9月20日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年9月30日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
- ^ “住居表示実施地区一覧” (PDF). さいたま市 (2019年2月26日). 2019年12月12日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
- ^ a b c d e f g 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』898-899頁。
- ^ 「旧高旧領取調帳データベース」の検索結果も参照。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』305頁。
- ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1420頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』381-382頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』917・922頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』524頁。
- ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』919頁。
- ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』増補4-5頁。
- ^ “さいたま市立小・中学校通学区域一覧”. さいたま市 (2024年4月2日). 2024年5月16日閲覧。
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104。
- 浦和市総務部市史編さん室『わがまち浦和―地域別案内』浦和市、1982年11月30日。全国書誌番号:83024476、NCID BN10203371。
- 旧高旧領取調帳データベース