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香川県の市町村章一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

香川県の市町村章一覧(かがわけんのしちょうそんしょういちらん)は、香川県内の市町村に制定されている、あるいは制定されていた市町村章の一覧である。なお、一覧の順序は全国地方公共団体コード順による。廃止された市町村章は廃止日から順に掲載している。

市部

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市章 由来 制定日 備考
高松市 「高」の字の周辺に4本の松葉菱形に囲ったもの[1] 1894年4月27日[1] 色は緑色が使用されているときがある[2]
丸亀市 旧・丸亀・綾歌飯山の合併前の3市町を表している[3] 2005年3月22日[3] 亀甲を円形に図案化、色は青色が指定されている[4][5]
2代目の市章である
坂出市 「出」を図案化したもの[1] 1942年7月1日[1] 市旗は濃紺に白抜きだが市章単体では(慣例上)青色を使用。
善通寺市 「ゼ」を図案化したもの[3] 1954年10月4日[3]
観音寺市 「K」を図案化したもの 2005年10月11日[1] 色は緑色・橙色・青色が指定されている[6]
2代目の市章である
さぬき市 「S」を表したもの[1] 2003年2月10日[1] 色は青色と緑色が指定されている[7]
東かがわ市 「ひ」を図案化したもの[3] 2003年4月1日[3] 色は青色と緑色が指定されている[8]
2002年10月24日に公表され、2003年4月1日に制定される[9]
三豊市 「三」を図案化し、「海」と「山」を表している[3] 2006年1月1日[3] 色は丸は青色・「三」は緑色・山は白色が指定されている[10]

町村部

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町村 町村章 由来 制定日 備考
小豆郡 土庄町 「との」を図案化したもの[3] 1963年1月1日[3]
小豆島町 「小」を表したもの[1] 2006年3月21日[1] 色は緑色と青色が指定されている
木田郡 三木町 「三木」を図案化したもの[3] 1955年10月1日[3] 色は赤色が指定されている[11]
香川郡 直島町 ヤマツツジを表したもの[3] 1989年11月3日[3] 2代目の町章である
綾歌郡 宇多津町 「ウ」を図案化したもの[1] 1964年10月17日[1]
綾川町 「a」に「川」の流れを組み合わせたもの[1] 2006年3月21日[1] 色は紺色・青色・水色が指定されている
[12]2005年9月28日に公表され、2006年3月21日に制定される[13]
仲多度郡 琴平町 「コ」「ト」「ヒ」の三字を合体させて近代的に意匠化し、全体で「ことひら」を表したもの[1] 1972年12月1日[1] 1972年12月18日に決議される[14]
多度津町 「タ」を図案化したもの[3] 1950年4月[3]
まんのう町 「マ」を図形化したもの[3] 2006年3月20日[3] 2005年9月28日に公表され、2006年3月20日に制定される[15]

廃止された市町村章

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市郡 町村 市町村章 由来 制定日 廃止日 備考
香川郡 直島町 「な」とその周りに「和(輪)」を囲み図案化したもの[16] 1954年4月1日[16] 1989年11月3日 初代の町章である
大川郡 津田町 「ツ」を図案化したもの[17] 1959年2月1日[17] 2002年4月1日
大川町 「大川」を図案化したもの[17] 1961年9月1日[18]
志度町 「じど」を図案化したもの[17] 1959年7月[17]
寒川町 「サ」を図案化したもの[17] 1969年4月1日[17]
長尾町 「長」を略したもの[17] 1960年4月[17]
引田町 が羽ばたく姿と「ひ」を図案化したもの[19] 1968年4月1日[19] 2003年4月1日
白鳥町 「シ」を片翼的に図案化したもの[19] 1960年4月1日[19]
大内町 「大内」を図案化したもの[19] 1958年7月1日[19]
丸亀市 丸亀藩京極氏の馬印として用いられていたものを使ったもの[20] 1900年1月1日[20] 2005年3月22日 丸亀町章として制定され、市制施行後に初代の市章として制定された[20]
綾歌郡 飯山町 「は」・「ん」・「几」と山の絵を意匠化したもの[20] 1966年1月1日[20]
綾歌町 「ア、ヤ」を図案化したもの[20] 1973年4月1日[20]
香川郡 塩江町 「し」を図案化したもの[21][22] 1963年4月1日[22] 2005年9月26日
観音寺市 寛永通宝を表したもの[23] 1957年4月1日[23] 2005年10月11日 観音寺町章として制定され、市制施行後に初代の市章として制定された[23]
三豊郡 大野原町 上部は「大」を下部は「の」を表したものを図案化したもの[23] 1970年5月14日[23]
豊浜町 「とよはま」の「と、ヨ」を図案化したもの[23] 1974年4月1日[23]
三豊郡 高瀬町 「た」を図案化したもの[24] 1962年9月10日[24] 2006年1月1日
山本町 「山」を象ったもの[24] 1957年11月3日[24]
豊中町 「T」を象ったもの[24] 1968年12月2日[24]
仁尾町 江戸時代は「仁保」と呼ばれていたことから、「ニホ」を図案化したもの[24] 1924年4月1日[24]
財田町 「サ」を図案化したもの[24] 1969年12月19日[24] 財田村章として制定され、町制施行後に継承された
三野町 「み」を図案化したもの[24] 1965年4月[24]
詫間町 「タクマ」を図案化したもの[24] 1961年1月1日[24]
木田郡 庵治町 「ア」を図案化したもの[25] 1978年4月1日[25] 2006年1月10日
牟礼町 「ムレ」を図案化したもの[26] 1962年1月1日[26]
香川郡 香川町 三本の円と「香」を配したもの[27] 1956年2月11日[27]
香南町 全体を円で囲み、「こ」と上向きの矢印で表したもの[28] 1959年9月25日[28]
綾歌郡 国分寺町 内側と外側に「円」を表し、外側の円は四つの切れ目を入れているもの[29] 1955年4月1日[29]
仲多度郡 満濃町 「満の」を図案化したもの[30] 1956年9月30日[30] 2006年3月20日
仲南町 「仲」を図案化したもの[30] 1968年10月1日[30] 仲南村章として制定され、町制施行後に継承された[31]
琴南町 「コト」を組み合わせ、全体として「南」を意匠化したもの[30] 1966年9月29日[30]
綾歌郡 綾上町 「上」を飛ぶ鳥の形に図案化したもの[32] 1967年11月3日[32] 2006年3月21日
綾南町 「リナ」を組み合わせたもの[32] 1972年1月1日[32]
小豆郡 内海町 「内」を図案化したもの[33] 1953年6月1日[33] 1983年4月1日に告示される[34]
池田町 全体は鳩を表し、「い」を図案化したもの[35] 1971年1月1日[35]

参考文献

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書籍

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  • 小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』(初版第1刷)小学館、2007年1月10日。ISBN 4095263113 
  • 中川幸也『シリーズ人間とシンボル第2号「都市の旗と紋章」』中川ケミカル、1987年10月11日。 
  • 近藤春夫『都市の紋章 : 一名・自治体の徽章』行水社、1915年。 NDLJP:955061
  • 丹羽基二『日本の市章 (西日本)』保育社、1984年5月5日。 
  • 望月政治『都章道章府章県章市章のすべて』日本出版貿易株式会社、1973年7月7日。 
  • NHK情報ネットワーク『NHKふるさとデータブック8 [四国]』日本放送協会、1992年5月1日。 

自治体書籍

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  • 小豆島町役場『小豆島町例規集』香川県小豆郡小豆島町。 
  • 大川町史編集委員会『大川町史』香川県大川郡大川町、1978年2月。 
  • 志度町役場『志度町例規集』香川県大川郡志度町。 
  • 寒川町役場『寒川町例規集』香川県大川郡寒川町。 
  • 丸亀市役所『旧・丸亀市例規集』香川県丸亀市。 
  • 綾歌町役場『綾歌町例規集』香川県綾歌郡綾歌町。 
  • 観音寺市役所『旧・観音寺市例規集』香川県観音寺市。 
  • 大野原町役場『大野原町例規集』香川県三豊郡大野原町。 
  • 豊浜町役場『豊浜町例規集』香川県三豊郡豊浜町。 
  • 高瀬町役場『高瀬町例規集』香川県三豊郡高瀬町。 
  • 豊浜町役場『豊浜町例規集』香川県三豊郡豊浜町。 
  • 山本町役場『山本町例規集』香川県三豊郡山本町。 
  • 財田町役場『財田町例規集』香川県三豊郡財田町。 
  • 詫間町役場『詫間町例規集』香川県三豊郡詫間町。 
  • 三野町役場『三野町例規集』香川県三豊郡三野町。 
  • 庵治町役場『庵治町例規集』香川県木田郡庵治町。 
  • 内海町役場『内海町例規集』香川県小豆郡内海町。 
  • 満濃町史編集委員会『新修満濃町誌』香川県仲多度郡満濃町、2005年5月。 
  • 仲南町史編集委員会『仲南町誌』香川県仲多度郡仲南町、1982年3月。 
  • 琴南町史編集委員会『琴南町誌』香川県仲多度郡琴南町、1986年1月。 
  • 琴南町史編集委員会『続・琴南町誌』香川県仲多度郡琴南町、2006年1月。 

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 図典 日本の市町村章 p194
  2. ^ NHKふるさとデータブック p114
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 図典 日本の市町村章 p195
  4. ^ 丸亀市章及び丸亀市旗
  5. ^ 指定色は後述のもの(旧丸亀町→初代)を継承。
  6. ^ 観音寺市章
  7. ^ さぬき市市章
  8. ^ 東かがわ市の概要
  9. ^ 引田町・白鳥町・大内町合併協議会 合併協議会だより 第20号 p3
  10. ^ 三豊市市章の制定
  11. ^ 三木町の町章及び町旗の制定
  12. ^ 綾川町章及び町旗
  13. ^ 綾川町の町章デザインが決定しました!!
  14. ^ 琴平町章の制定
  15. ^ 「まんのう町」の町章が決定されました
  16. ^ a b 直島町役場
  17. ^ a b c d e f g h i 津田町・大川町・志度町・寒川町・長尾町 合併協議会便り 第16号
  18. ^ 大川村役場
  19. ^ a b c d e f 引田町・白鳥町・大内町合併協議会の調整内容 町の慣行の取扱い
  20. ^ a b c d e f g 丸亀市・綾歌町・飯山町合併協議会 慣行の取り扱いについて
  21. ^ NHKふるさとデータブック p157
  22. ^ a b 高松市・塩江町合併協議会 慣行の取り扱い
  23. ^ a b c d e f g 観音寺市・大野原町・豊浜町合併協議会 慣行の取り扱い
  24. ^ a b c d e f g h i j k l m n 三豊合併協議会 慣行の取り扱い
  25. ^ a b 高松市・庵治町合併協議会 慣行の取り扱い
  26. ^ a b 讃岐の市町村の標識 高松市・三木町
  27. ^ a b 高松市・香川町合併協議会 慣行の取扱いについて
  28. ^ a b 高松市・香南町合併協議会 慣行の取り扱い
  29. ^ a b 高松市・国分寺町合併協議会 慣行の取り扱い
  30. ^ a b c d e f 琴南町・満濃町・仲南町合併協議会 慣行の取り扱い
  31. ^ 仲南町の位置と概要・町章・町民憲章
  32. ^ a b c d 綾上町・綾南町合併協議会 慣行の取り扱い
  33. ^ a b 内海町章の概要
  34. ^ 内海町例規集
  35. ^ a b NHKふるさとデータブック p149

関連項目

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