香川県の市町村章一覧
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香川県の市町村章一覧(かがわけんのしちょうそんしょういちらん)は、香川県内の市町村に制定されている、あるいは制定されていた市町村章の一覧である。なお、一覧の順序は全国地方公共団体コード順による。廃止された市町村章は廃止日から順に掲載している。
市部
[編集]市 | 市章 | 由来 | 制定日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
高松市 | 「高」の字の周辺に4本の松葉で菱形に囲ったもの[1] | 1894年4月27日[1] | 色は緑色が使用されているときがある[2] | |
丸亀市 | 旧・丸亀・綾歌・飯山の合併前の3市町を表している[3] | 2005年3月22日[3] | 亀甲を円形に図案化、色は青色が指定されている[4][5] 2代目の市章である | |
坂出市 | 「出」を図案化したもの[1] | 1942年7月1日[1] | 市旗は濃紺に白抜きだが市章単体では(慣例上)青色を使用。 | |
善通寺市 | 「ゼ」を図案化したもの[3] | 1954年10月4日[3] | ||
観音寺市 | 「K」を図案化したもの | 2005年10月11日[1] | 色は緑色・橙色・青色が指定されている[6] 2代目の市章である | |
さぬき市 | 「S」を表したもの[1] | 2003年2月10日[1] | 色は青色と緑色が指定されている[7] | |
東かがわ市 | 「ひ」を図案化したもの[3] | 2003年4月1日[3] | 色は青色と緑色が指定されている[8] 2002年10月24日に公表され、2003年4月1日に制定される[9] | |
三豊市 | 「三」を図案化し、「海」と「山」を表している[3] | 2006年1月1日[3] | 色は丸は青色・「三」は緑色・山は白色が指定されている[10] |
町村部
[編集]郡 | 町村 | 町村章 | 由来 | 制定日 | 備考 |
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小豆郡 | 土庄町 | 「との」を図案化したもの[3] | 1963年1月1日[3] | ||
小豆島町 | 「小」を表したもの[1] | 2006年3月21日[1] | 色は緑色と青色が指定されている | ||
木田郡 | 三木町 | 「三木」を図案化したもの[3] | 1955年10月1日[3] | 色は赤色が指定されている[11] | |
香川郡 | 直島町 | ヤマツツジを表したもの[3] | 1989年11月3日[3] | 2代目の町章である | |
綾歌郡 | 宇多津町 | 「ウ」を図案化したもの[1] | 1964年10月17日[1] | ||
綾川町 | 「a」に「川」の流れを組み合わせたもの[1] | 2006年3月21日[1] | 色は紺色・青色・水色が指定されている [12]2005年9月28日に公表され、2006年3月21日に制定される[13] | ||
仲多度郡 | 琴平町 | 「コ」「ト」「ヒ」の三字を合体させて近代的に意匠化し、全体で「ことひら」を表したもの[1] | 1972年12月1日[1] | 1972年12月18日に決議される[14] | |
多度津町 | 「タ」を図案化したもの[3] | 1950年4月[3] | |||
まんのう町 | 「マ」を図形化したもの[3] | 2006年3月20日[3] | 2005年9月28日に公表され、2006年3月20日に制定される[15] |
廃止された市町村章
[編集]市郡 | 町村 | 市町村章 | 由来 | 制定日 | 廃止日 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
香川郡 | 直島町 | 「な」とその周りに「和(輪)」を囲み図案化したもの[16] | 1954年4月1日[16] | 1989年11月3日 | 初代の町章である | |
大川郡 | 津田町 | 「ツ」を図案化したもの[17] | 1959年2月1日[17] | 2002年4月1日 | ||
大川町 | 「大川」を図案化したもの[17] | 1961年9月1日[18] | ||||
志度町 | 「じど」を図案化したもの[17] | 1959年7月[17] | ||||
寒川町 | 「サ」を図案化したもの[17] | 1969年4月1日[17] | ||||
長尾町 | 「長」を略したもの[17] | 1960年4月[17] | ||||
引田町 | 鳩が羽ばたく姿と「ひ」を図案化したもの[19] | 1968年4月1日[19] | 2003年4月1日 | |||
白鳥町 | 「シ」を片翼的に図案化したもの[19] | 1960年4月1日[19] | ||||
大内町 | 「大内」を図案化したもの[19] | 1958年7月1日[19] | ||||
丸亀市 | 丸亀藩京極氏の馬印として用いられていたものを使ったもの[20] | 1900年1月1日[20] | 2005年3月22日 | 丸亀町章として制定され、市制施行後に初代の市章として制定された[20] | ||
綾歌郡 | 飯山町 | 「は」・「ん」・「几」と山の絵を意匠化したもの[20] | 1966年1月1日[20] | |||
綾歌町 | 「ア、ヤ」を図案化したもの[20] | 1973年4月1日[20] | ||||
香川郡 | 塩江町 | 「し」を図案化したもの[21][22] | 1963年4月1日[22] | 2005年9月26日 | ||
観音寺市 | 寛永通宝を表したもの[23] | 1957年4月1日[23] | 2005年10月11日 | 観音寺町章として制定され、市制施行後に初代の市章として制定された[23] | ||
三豊郡 | 大野原町 | 上部は「大」を下部は「の」を表したものを図案化したもの[23] | 1970年5月14日[23] | |||
豊浜町 | 「とよはま」の「と、ヨ」を図案化したもの[23] | 1974年4月1日[23] | ||||
三豊郡 | 高瀬町 | 「た」を図案化したもの[24] | 1962年9月10日[24] | 2006年1月1日 | ||
山本町 | 「山」を象ったもの[24] | 1957年11月3日[24] | ||||
豊中町 | 「T」を象ったもの[24] | 1968年12月2日[24] | ||||
仁尾町 | 江戸時代は「仁保」と呼ばれていたことから、「ニホ」を図案化したもの[24] | 1924年4月1日[24] | ||||
財田町 | 「サ」を図案化したもの[24] | 1969年12月19日[24] | 財田村章として制定され、町制施行後に継承された | |||
三野町 | 「み」を図案化したもの[24] | 1965年4月[24] | ||||
詫間町 | 「タクマ」を図案化したもの[24] | 1961年1月1日[24] | ||||
木田郡 | 庵治町 | 「ア」を図案化したもの[25] | 1978年4月1日[25] | 2006年1月10日 | ||
牟礼町 | 「ムレ」を図案化したもの[26] | 1962年1月1日[26] | ||||
香川郡 | 香川町 | 三本の円と「香」を配したもの[27] | 1956年2月11日[27] | |||
香南町 | 全体を円で囲み、「こ」と上向きの矢印で表したもの[28] | 1959年9月25日[28] | ||||
綾歌郡 | 国分寺町 | 内側と外側に「円」を表し、外側の円は四つの切れ目を入れているもの[29] | 1955年4月1日[29] | |||
仲多度郡 | 満濃町 | 「満の」を図案化したもの[30] | 1956年9月30日[30] | 2006年3月20日 | ||
仲南町 | 「仲」を図案化したもの[30] | 1968年10月1日[30] | 仲南村章として制定され、町制施行後に継承された[31] | |||
琴南町 | 「コト」を組み合わせ、全体として「南」を意匠化したもの[30] | 1966年9月29日[30] | ||||
綾歌郡 | 綾上町 | 「上」を飛ぶ鳥の形に図案化したもの[32] | 1967年11月3日[32] | 2006年3月21日 | ||
綾南町 | 「リナ」を組み合わせたもの[32] | 1972年1月1日[32] | ||||
小豆郡 | 内海町 | 「内」を図案化したもの[33] | 1953年6月1日[33] | 1983年4月1日に告示される[34] | ||
池田町 | 全体は鳩を表し、「い」を図案化したもの[35] | 1971年1月1日[35] |
参考文献
[編集]書籍
[編集]- 小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』(初版第1刷)小学館、2007年1月10日。ISBN 4095263113。
- 中川幸也『シリーズ人間とシンボル第2号「都市の旗と紋章」』中川ケミカル、1987年10月11日。
- 近藤春夫『都市の紋章 : 一名・自治体の徽章』行水社、1915年。NDLJP:955061
- 丹羽基二『日本の市章 (西日本)』保育社、1984年5月5日。
- 望月政治『都章道章府章県章市章のすべて』日本出版貿易株式会社、1973年7月7日。
- NHK情報ネットワーク『NHKふるさとデータブック8 [四国]』日本放送協会、1992年5月1日。
自治体書籍
[編集]- 小豆島町役場『小豆島町例規集』香川県小豆郡小豆島町。
- 大川町史編集委員会『大川町史』香川県大川郡大川町、1978年2月。
- 志度町役場『志度町例規集』香川県大川郡志度町。
- 寒川町役場『寒川町例規集』香川県大川郡寒川町。
- 丸亀市役所『旧・丸亀市例規集』香川県丸亀市。
- 綾歌町役場『綾歌町例規集』香川県綾歌郡綾歌町。
- 観音寺市役所『旧・観音寺市例規集』香川県観音寺市。
- 大野原町役場『大野原町例規集』香川県三豊郡大野原町。
- 豊浜町役場『豊浜町例規集』香川県三豊郡豊浜町。
- 高瀬町役場『高瀬町例規集』香川県三豊郡高瀬町。
- 豊浜町役場『豊浜町例規集』香川県三豊郡豊浜町。
- 山本町役場『山本町例規集』香川県三豊郡山本町。
- 財田町役場『財田町例規集』香川県三豊郡財田町。
- 詫間町役場『詫間町例規集』香川県三豊郡詫間町。
- 三野町役場『三野町例規集』香川県三豊郡三野町。
- 庵治町役場『庵治町例規集』香川県木田郡庵治町。
- 内海町役場『内海町例規集』香川県小豆郡内海町。
- 満濃町史編集委員会『新修満濃町誌』香川県仲多度郡満濃町、2005年5月。
- 仲南町史編集委員会『仲南町誌』香川県仲多度郡仲南町、1982年3月。
- 琴南町史編集委員会『琴南町誌』香川県仲多度郡琴南町、1986年1月。
- 琴南町史編集委員会『続・琴南町誌』香川県仲多度郡琴南町、2006年1月。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 図典 日本の市町村章 p194
- ^ NHKふるさとデータブック p114
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 図典 日本の市町村章 p195
- ^ 丸亀市章及び丸亀市旗
- ^ 指定色は後述のもの(旧丸亀町→初代)を継承。
- ^ 観音寺市章
- ^ さぬき市市章
- ^ 東かがわ市の概要
- ^ 引田町・白鳥町・大内町合併協議会 合併協議会だより 第20号 p3
- ^ 三豊市市章の制定
- ^ 三木町の町章及び町旗の制定
- ^ 綾川町章及び町旗
- ^ 綾川町の町章デザインが決定しました!!
- ^ 琴平町章の制定
- ^ 「まんのう町」の町章が決定されました
- ^ a b 直島町役場
- ^ a b c d e f g h i 津田町・大川町・志度町・寒川町・長尾町 合併協議会便り 第16号
- ^ 大川村役場
- ^ a b c d e f 引田町・白鳥町・大内町合併協議会の調整内容 町の慣行の取扱い
- ^ a b c d e f g 丸亀市・綾歌町・飯山町合併協議会 慣行の取り扱いについて
- ^ NHKふるさとデータブック p157
- ^ a b 高松市・塩江町合併協議会 慣行の取り扱い
- ^ a b c d e f g 観音寺市・大野原町・豊浜町合併協議会 慣行の取り扱い
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 三豊合併協議会 慣行の取り扱い
- ^ a b 高松市・庵治町合併協議会 慣行の取り扱い
- ^ a b 讃岐の市町村の標識 高松市・三木町
- ^ a b 高松市・香川町合併協議会 慣行の取扱いについて
- ^ a b 高松市・香南町合併協議会 慣行の取り扱い
- ^ a b 高松市・国分寺町合併協議会 慣行の取り扱い
- ^ a b c d e f 琴南町・満濃町・仲南町合併協議会 慣行の取り扱い
- ^ 仲南町の位置と概要・町章・町民憲章
- ^ a b c d 綾上町・綾南町合併協議会 慣行の取り扱い
- ^ a b 内海町章の概要
- ^ 内海町例規集
- ^ a b NHKふるさとデータブック p149