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高知県の市町村章一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

高知県の市町村章一覧(こうちけんのしちょうそんしょういちらん)は、高知県内の市町村に制定されている、あるいは制定されていた市町村章の一覧である。なお、一覧の順序は全国地方公共団体コード順による。廃止された市町村章は廃止日から順に掲載している。

市部

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市章 由来 制定日 備考
高知市 「高」を図案化したもの[1] 1920年2月15日[1] 2代目の市章である
室戸市 「ムロト」を図案化したもの[2] 1959年8月1日[2]
安芸市 「あキ」を表したもの[2] 1955年6月14日[2] 1955年2月8日に市章の当選が決定した[3]
南国市 「ナ」を図案化したもの[1] 1961年2月11日[1]
土佐市 「と」を図案化したもの[4] 1959年6月1日[4]
須崎市 「ス」を円型波頭状に図案化したもの[5][4] 1955年6月3日[4][5]
宿毛市 「ス」を図案化したもの[4] 1961年1月4日[4]
土佐清水市 「シ水」を図案化し、「土」を表している[1] 1955年1月25日[1]
四万十市 「四」を図案化したもの[4] 2005年11月29日[4] 色は青色と水色が指定されている[6]
香南市 全体は「人が上方向へ指を差している」のを表し、内訳は「K」で身体を表したもの[7][8] 2006年11月10日[7] 色は青色・緑色・橙色が指定されている[8]
香美市 「カミ」を図案化したもの[2] 2006年3月1日[2] 色は橙色・青色・緑色が指定されている[9]

町村部

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町村 町村章 由来 制定日 備考
安芸郡 東洋町 「と」を図案化したもの[4] 1964年11月17日[4]
奈半利町 「ナハリ」を図案化したもの[1] 1966年[1]
田野町 「田の」を図案化したもの[4] 1963年3月[4]
安田町 「や」を花が開く様に表したもの[1][10] 1971年1月18日[11][1][10]
北川村 「北川」を図案化したもの[2] 1890年2月4日[2]
馬路村 魚梁瀬杉の中に「馬」を表している[2][12] 未規定[12] 馬路村章としては規定していないが、シンボルマークとして使用している[12]
芸西村 「芸西」を図案化したもの[4] 1969年6月[4]
長岡郡 本山町 青色の地色にの花と川を表している[1][13] 1970年11月30日[1] 色は青色と桃色が指定されている[13]
大豊町 「大」を図案化したもの[2] 1964年7月29日[2] 大豊村章として制定され、町制施行時に継承される
土佐郡 土佐町 「土」を図案化したもの[1] 1964年7月24日[1]
大川村 「大」と北斗七星を表し、「川」を図案化したもの[2] 1916年4月7日[2]
吾川郡 いの町 「いの」を図案化したもの[2] 2004年10月1日[2] 伊野町制時の1956年6月14日に伊野町章として制定され、
合併し、いの町章として継承される[14]
仁淀川町 「に」を図案化したもの[2] 2005年9月12日[2] 色は赤色・青色・緑色が指定されている[15]
高岡郡 中土佐町 「n」を図案化したもの[1] 2006年1月1日[1] 色は青色・緑色に指定されている[16]
佐川町 「さ川」を図案化したもの[4] 1972年1月5日[4] 色は紫色が指定されている[17]
越知町 「ヲ」を三つ組み合わせたもの[2] 昭和時代[18]
檮原町 津野公山の紋章を表し、「Y」を図案化したもの[19] 1966年11月3日[19]
日高村 「ひ」を図案化したもの[4] 1966年2月15日[4]
津野町 「つの」を表している[4] 2005年2月1日[4] 緑色・青色・赤色が指定されている[20]
四万十町 「四」を図案化したもの[4] 2006年3月20日[4] 2005年11月16日から公表されている[21]
幡多郡 大月町 「大」を図案化したもの[4] 1957年11月3日[4]
三原村 今ノ山・「三原村」・「M」を図案化したもの[1] 1972年9月1日[22]
黒潮町 「黒」を図案化したもの[4] 2006年9月6日[4] 色は赤色・青色・緑色が指定されている[23]

廃止された市町村章

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市郡 町村 市町村章 由来 制定日 廃止日 備考
高知市 土佐山内氏の山内を表している[24] 明治時代[24] 1920年2月15日 初代の市章である
土佐郡 十六村 不明 不明 1928年4月1日
吾川郡 吾北村 「吾」を図案化したもの[14] 1966年4月1日[14] 2004年10月1日
土佐郡 本川村 「本」を図案化したもの[14] 1980年7月1日[14]
土佐郡 鏡村 古代を象ったもの[25] 1929年11月10日[26] 2005年1月1日
土佐山村 正三角形の中に「土」を堂々と安定した形で表したもの[27][28] 1973年3月[29][28]
高岡郡 東津野村 「H」・「T」を組み合わせたもの[30] 1965年[31] 2005年2月1日
葉山村 「ハ」を図案化したもの[30] 1966年8月30日[30] 色は緑色が指定されている[32]
中村市 「中」を表したもの[33] 1955年3月2日[34] 2005年4月10日
幡多郡 西土佐村 「西(West)」・「と」を図案化したもの[35] 1963年4月1日[34]
吾川郡 池川町 「イケ川」を図案化したもの[36] 1958年[36] 2005年8月1日[36]
吾川村 「A」を図案化し、「川」を表している[36] 1968年[36]
高岡郡 仁淀村 鳥形山茶葉を表している[36] 1964年[36]
高岡郡 中土佐町 「な」を図案化し、左半分側で「と」を表したもの[37] 1971年2月[37] 2006年1月1日 2代目の町章である
大野見村 「大」を図案化したもの[37] 1969年12月7日[37][38]
香美郡 赤岡町 過去に「丹陵」と呼ばれ、「丹」を図案化したもの[39] 1980年[40] 2006年3月1日 色は赤色と青色が指定されている[39]
香我美町 「か」を鳥型に図案化し、結びかつ組み合わせミカン(山北ミカン)を表したもの[41][39] 1966年10月29日[41]
野市町 「の」を図案化したもの[39][42] 1962年4月1日[42]
夜須町 「ヤス」を表している[39] 1964年5月[43][44]
吉川村 「吉」の造形を表し、円満・発展・繁栄を意味ている[45][39][46] 1972年11月29日[45] 合併後は香南市立吉川小学校の校章として使用されている[47]
土佐山田町 「ト」を意匠化し、中に白字で「山」を構成したもの[48][49] 1963年2月15日[50] 1963年4月16日に告示された[51]
香北町 「か」を図案化したもの[48] 1961年[52]
物部村 「M」・「V」を図案化したもの[48] 1966年6月4日[53]
高岡郡 窪川町 「クボ」を図案化したもの[54] 1969年10月11日[54] 2006年3月20日
幡多郡 大正町 「大」を抽象的に表したもの[54] 1967年5月3日[54]
十和村 「T」・「W」を図案化したもの[54] 1957年8月1日[55] 1963年10月に再制定された[54]
佐賀町 「さが」を同時に組み合わせ、抽象し、図案化したもの[56] 1970年10月1日[57]
大方町 「大方」を図案化したもの[58] 1965年10月1日[57]
吾川郡 春野町 「ハルノ」を表したもの[1] 1956年9月30日[59] 2008年1月1日 春野村章とし制定され、町制施行後に継承された

参考文献

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書籍

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  • 小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』(初版第1刷)小学館、2007年1月10日。ISBN 4095263113 
  • 近藤春夫『都市の紋章 : 一名・自治体の徽章』行水社、1915年。 NDLJP:955061
  • 中川幸也『シリーズ人間とシンボル第2号「都市の旗と紋章」』中川ケミカル、1987年10月11日。 
  • 丹羽基二『日本の市章 (西日本)』保育社、1984年5月5日。 
  • 望月政治『都章道章府章県章市章のすべて』日本出版貿易株式会社、1973年7月7日。 
  • NHK情報ネットワーク『NHKふるさとデータブック8 [四国]』日本放送協会、1992年5月1日。 

自治体書籍

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  • 鏡村史編集委員会『鏡村史』高知県土佐郡鏡村、1989年3月31日。 
  • 土佐山村史編集委員会『土佐山村史』高知県土佐郡土佐山村、1986年2月20日。 
  • 土佐山田町役場『土佐山田町例規集』高知県香美郡土佐山田町。 
  • 三原村役場『広報みはら 昭和47年9月1日号』高知県幡多郡三原村、1972年9月1日。 
  • 香北町教育委員会『香北町史』高知県香美郡香北町、2006年2月。 
  • 物部村『物部村閉村誌』高知県香美郡物部村、2006年。 
  • 吉川村史編纂委員会『吉川村史』高知県香美郡吉川村、1999年。 
  • 香我美町史編纂委員会『香我美町史 上』高知県香美郡香我美町、1985年4月。 
  • 香我美町史編纂委員会『香我美町史 下』高知県香美郡香我美町、1993年1月。 
  • 夜須町史編纂委員会『夜須町史 続編』高知県香美郡夜須町教育委員会、2006年2月。 
  • 安岡大六『新安田文化史』高知県安芸郡安田町、1975年。 

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 図典 日本の市町村章 p202
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 図典 日本の市町村章 p200
  3. ^ 安芸市章制定
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 図典 日本の市町村章 p201
  5. ^ a b 須崎市章制定
  6. ^ 四万十市章
  7. ^ a b 香南市章、市の木・花・鳥
  8. ^ a b 広報こうなん 2006年12月号 p22
  9. ^ 香美市章制定
  10. ^ a b NHKふるさとデータブック p386
  11. ^ 新安田文化史
  12. ^ a b c NHKふるさとデータブック p390
  13. ^ a b NHKふるさとデータブック p407
  14. ^ a b c d e 伊野町・吾北村・本川村合併協議会 慣行の取り扱い
  15. ^ 仁淀川町章
  16. ^ 中土佐町章
  17. ^ NHKふるさとデータブック p434
  18. ^ 越知町役場
  19. ^ a b 図典 日本の市町村章 p203
  20. ^ 葉山村・東津野村合併協議会だより 第14号
  21. ^ 四万十町の町章
  22. ^ 広報みはら 昭和47年9月1日号
  23. ^ 黒潮町章の制定
  24. ^ a b 都市の紋章:一名・自治体の徽章 p83
  25. ^ NHKふるさとデータブック p411
  26. ^ 鏡村史 p1183
  27. ^ NHKふるさとデータブック p413
  28. ^ a b 土佐山村史 p584
  29. ^ 土佐山村史 p1314
  30. ^ a b c 葉山村・東津野村合併協議会 合併協議会の調整方針
  31. ^ 東津野村役場
  32. ^ NHKふるさとデータブック p446
  33. ^ 中村市の概要
  34. ^ a b 中村市・西土佐村合併協議会の調整内容 慣行の取り扱い
  35. ^ NHKふるさとデータブック p464
  36. ^ a b c d e f g 西仁淀合併協議会 慣行の取扱いに関すること
  37. ^ a b c d 中土佐町・大野見村合併協議会の調整方針 慣行の取り扱い
  38. ^ 窪川町・大野見村合併協議会 慣行の取扱いについて
  39. ^ a b c d e f 香南5町村合併協議会 各町村の概要
  40. ^ NHKふるさとデータブック p394
  41. ^ a b 香我美町史
  42. ^ a b 広報のいち 2005年4月号
  43. ^ NHKふるさとデータブック p401
  44. ^ 夜須町史 続編
  45. ^ a b 吉川村史
  46. ^ NHKふるさとデータブック p404
  47. ^ 香南市立吉川小学校
  48. ^ a b c こうほく3町村合併協議会 市章デザイン募集要項ページへ
  49. ^ NHKふるさとデータブック p397
  50. ^ 土佐山田町章
  51. ^ 土佐山田町例規集
  52. ^ 香北町史
  53. ^ 物部村閉村誌
  54. ^ a b c d e f 窪川町・大正町・十和村合併協議会 慣行の取扱い
  55. ^ NHKふるさとデータブック p461
  56. ^ NHKふるさとデータブック p452
  57. ^ a b 大方町・佐賀町合併協議会の調整内容 町の慣行の取り扱いに関すること
  58. ^ 大方町章
  59. ^ 高知市春野郷土資料館

関連項目

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