香川県立高松商業高等学校
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香川県立高松商業高等学校 | |
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北緯34度20分19秒 東経134度3分34秒 / 北緯34.33861度 東経134.05944度座標: 北緯34度20分19秒 東経134度3分34秒 / 北緯34.33861度 東経134.05944度 | |
過去の名称 |
高松市立商業学校 香川県立商業学校 香川県立高松商業学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 香川県 |
学区 | 第1学区 |
校訓 | 至誠 剛健 協同 勤労 敬愛 |
設立年月日 | 1900年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 |
全日制課程 定時制課程 |
設置学科 |
商業科(全日制・定時制) 英語実務科(全日制) 情報数理科(全日制) |
学校コード | D137220100038 |
高校コード | 37110G |
所在地 | 〒760-0068 |
香川県高松市松島町一丁目18番54号 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
香川県立高松商業高等学校(かがわけんりつ たかまつしょうぎょうこうとうがっこう)は、香川県高松市松島町一丁目に所在する公立の商業高等学校。略称は、高商、高松商業、高松商高。野球の名門として全国的に知られている(四国四商のひとつ)。
概要
[編集]- 歴史
- 1900年に「高松市立高松商業学校」が開校。翌1901年に坂出で「香川県立商業学校」が開校。この県立商業が1912年に市立商業を吸収合併した後、高松市に移転。1922年に「香川県立高松商業学校」に改称、1948年に現在の「香川県立高松商業高等学校」に改称して現在に至る。学校所在地は1913年からは高松市宮脇町、1949年に現在の高松市松島町に移転。
- 校章
- 香川商業(旧名)の「香商」とソロバン玉の菱形を意匠
- 校色
- 紫紺
- 校歌
- 作詞:葛原しげる、作曲:小比賀虎雄
沿革
[編集]- 1900年 - 高松市立高松商業学校が設置される。
- 1901年 - 綾歌郡坂出町(現・坂出市)に香川県立商業学校が設置される。
- 1912年 - 県立商業が市立商業を吸収合併し県立香川商業学校となる。
- 1912年 - 本校を高松市に移し坂出町に分教場を置く。
- 1913年 - 本校舎を高松市宮脇町に新築移転する。坂出分教場を閉鎖する。
- 1922年 - 香川県立高松商業学校と改称する。
- 1913年 - 第二本科を設置、夜間授業始まる。
- 1945年 - 戦災のため校舎全焼、高松市立第一中学校(現・高松第一高等学校)ほか四ヶ所に分教場を置く。
- 1948年 - 学制改革により香川県立高松商業高等学校と改称する。
- 1949年 - 高松市松島町(現住所)に校舎新築移転する。第二本科を廃し、定時制課程を置く。
- 1969年 - 外国語に関する学科、英語実務科置く。
- 1987年 - 商業に関する学科、情報処理科を置く。
- 2004年 - 全普通教室に冷暖房を完備。
- 2005年 - 耐震補強のため、旧体育館(現: 南体育館)を改修する。
- 2006年 - 校舎の老朽化に伴う立替のため、渡り廊下を解体。
- 2008年 - 新北館が完成。
- 2010年 - 情報数理科を新設、情報処理科を募集停止。
部活動・同好会
[編集]- 運動
- 野球
- 選抜高等学校野球大会 出場28回(優勝 / 第1回大会、第32回大会)、(準優勝 / 第2回大会、第33回大会、第88回大会)
- 全国高等学校野球選手権大会 出場22回 (優勝 / 第11回大会、第13回大会)
- 明治神宮野球大会 (優勝 / 第46回大会)
- 国民体育大会高等学校野球競技(優勝 / 1959年)
- 野球部のストッキングのライン(4色・上記4大会)の本数は、上記優勝回数を表す[1]
- サッカー
- インターハイ 出場29回(3位 / 1995年、1998年)
- 全国高校選手権大会 出場22回
- 天皇杯全日本選手権大会 出場1回
- ハンドボール
- テニス
- 卓球
- 男子バスケットボール
- 女子バスケットボール
- バレーボール(女子)
- インターハイ 出場9回(ベスト8 / 2007年)
- 全日本高校選手権大会 出場11回
- 全国高校選抜優勝大会 出場4回
- 天皇杯・皇后杯全日本選手権大会 出場1回
- ソフトボール
- 陸上競技
- 全国高等学校駅伝競走大会 男子出場17回(最高7位)
- 水泳
- セーリング・ヨット 全国高等学校ヨット選手権大会
- 1961年 第2回大会 男子 スナイプ級 2位
- 1962年 第3回大会 男子 スナイプ級 優勝、男子 A級 優勝
- 1964年 第5回大会 男子 A級 優勝
- 1978年 第19回大会 男子 FJ級 3位
- 1980年 第21回大会 女子 FJ級 優勝
- 1981年 第22回大会 女子 FJ級 2位
- 1986年 第27回大会 女子 FJ級 2位
- 1988年 第29回大会 男子 FJ級 3位
- 1989年 第30回大会 女子 FJ級 2位
- 2011年 第51回大会 女子 デュエット 3位
- 2013年 第54回大会 女子 FJ級ソロ 2位、女子 デュエット 3位
- 2015年 第56回大会 女子 420級 2位
- 2016年 第57回大会 男子 FJ級 3位
- 2017年 第58回大会 女子 FJ級 3位、女子 420級 優勝
- 2019年 第60回大会 男子 420級優勝 男子コンバインド優勝
- 柔道
- 剣道
- 弓道
- バドミントン
- インターハイ 男子(団体優勝 / 1993年、準優勝 / 1998年)
- ソフトテニス
- 空手道
- 特別
- 図書
- 新聞
- 放送
- 応援
- 商業
- 商業研究
- ワープロ
- 珠算・電卓
- 全国高校珠算・電卓競技大会(2011年団体優勝、個人種目別応用計算優勝)
- 文化
- 科学
- 語学
- 写真11
- 家政
- 茶道
- 吹奏楽
- 日本マーチングバンド全国大会高等学校の部 (銀賞 /第34回 2006年、第36回 2008年、第39回 2011年、第40回 2012年、第41回 2013年、第44回 2016年、第46回 2018年、第47回 2019年、銅賞 / 第27回 2000年、第28回 2001年、第43回 2015年)
- 書道
- 全国高等学校書道パフォーマンス選手権大会(優勝 / 第8回 2015年、第9回 2016年、準優勝 / 第6回 2013年、第10回 2017年、第3位 / 第12回 2019年)
- 美術
- 文芸
委員会
[編集]- ホームルーム委員会(正副委員長)
- 保健委員会
- 体育委員会
- 調査委員会
- 美化委員会
- 会計委員会
- 図書委員会
制服
[編集]男子
[編集]- (1) 冬服
- (2) 合服
- 学校指定のグレンチェックズボンと長袖シャツ、ネクタイ。
- (3) 夏服
- 学校指定の紺ズボンと半袖シャツ。
- (4) その他
- 靴
- 黒のローファー又は白を基調とした運動靴。
- ベルト
- 必ず着用、ただし色は黒・茶のみ。
- ソックス
- 白。
- 髪
女子
[編集]- (1) 冬服
- (2) 合服
- 学校指定の冬服用スカートと半袖ブラウス、蝶タイ。
- (3) 夏服
- 指定の紺スカートと半袖ブラウス、蝶タイ。
- (4) その他
- ブラウスの下に派手な色・柄もののアンダーシャツを着用してはならない。
- 防寒着として、セーター、マフラーの着用は認められる。(華美でないもの)
- くつ
黒のローファー又は白を基調とした運動靴。
- ベルト
- 着用しない。
- ソックス
- 白。
- 冬は防寒用として、ストッキングの着用を認める。
- 髪
- パーマ、染色・脱色は禁止。
- 装飾品の着用は禁止。ただし黒色の髪留めに限り認められる。
年間行事
[編集]- 4月
- 始業式
- 入学式
- 新入生オリエンテーション
- 遠足
- 5月
- 体育祭
- 前期5月考査
- 6月
- 県総体
- 校内模試
- 四国総体
- 教育実習
- 7月
- 前期7月考査
- クラスマッチ
- 防災避難訓練
- 英語実務科海外語学研修
- 8月
- 学習合宿(1年)
- 夏休み
- 9月
- 校内模試
- 高商祭(文化祭)
- 10月
- 前期末考査
- 前期終業式
- 後期始業式
- 芸術鑑賞会
- 11月
- インターンシップ
- 後期中間考査
- 12月
- 生徒会役員認証式
- 修学旅行(2年商業科・情報数理科)
- 1月
- 校内実力テスト
- 卒業試験(3年)
- 2月
- 3年家庭学習
- 高校入学者選抜(推薦)作文・面接
- 1・2年後期末考査
- 3月
- 卒業式
- 高校入学者選抜(一般)学力・面接
- クラスマッチ
- 終業式
- 合格者周知会
生徒会会議
[編集]- 生徒総会
- 生徒役員会
- 中央委員会
- 各部部活動代表者会
- クラス会
- 専門委員会
著名な出身者
[編集]野球
[編集]- 宮武三郎 - プロ野球選手、1965年野球殿堂入り[3]
- 水原茂 - プロ野球選手・監督、野球解説者、野球評論家、1977年野球殿堂入り[4]
- 堀定一 - プロ野球選手
- 西村正夫 - プロ野球選手・監督
- 牧野茂 - プロ野球選手・コーチ、愛知商へ転校、1991年野球殿堂入り[5]
- 矢野槙雄 - プロ野球選手
- 桑島甫 - プロ野球選手
- 楠安夫 - プロ野球選手、解説者、評論家
- 多田文久三 - プロ野球選手・コーチ
- 藤井道夫 - プロ野球選手
- 三好主 - プロ野球選手
- 明石晃一 - プロ野球選手
- 田中尊 - プロ野球選手・コーチ
- 関森正治 - プロ野球選手
- 岡村浩二 - プロ野球選手
- 石川陽造 - プロ野球選手
- 山口富士雄 - プロ野球選手
- 島谷金二 - プロ野球選手・コーチ
- 小坂敏彦 - プロ野球選手
- 吉村健二 - プロ野球選手
- 大北敏博 - プロ野球選手
- 細川安雄 - プロ野球選手
- 植上健治 - プロ野球選手、打撃投手、スコアラー
- 大森剛 - プロ野球選手、1988年ソウルオリンピック銀メダリスト、スカウト
- 神田義英 - プロ野球選手
- 新田玄気 - プロ野球選手
- 松永昂大 - プロ野球選手
- 高尾健太 - プロ野球選手
- 末包昇大 - プロ野球選手
- 浅野翔吾 - プロ野球選手
ハンドボール
[編集]格闘技
[編集]スポーツその他
[編集]政治
[編集]経済
[編集]- 笠井和彦 - 元富士銀行(現.みずほ銀行)副頭取、元安田信託銀行(現.みずほ信託銀行)会長、元ソフトバンク取締役、元福岡ソフトバンクホークス社長 兼 オーナー代行、
- 鈴木祥枝 - 元東京海上火災保険社長、元AIUジャパン会長、元日本経営者団体連盟(日経連)顧問
- 真鍋康彦 - 高松琴平電鉄社長、香川日産自動車社長
- 多田野宏一 - 株式会社タダノ社長、元日本建設機械工業会副会長
- 石井健一郎[6] - 元大同製鋼株式会社(現.大同特殊鋼株式会社)社長・会長
- 岡内英夫 - 元株式会社資生堂社長
- 松本昇 - 元株式会社資生堂社長、元参議院議員
芸能
[編集]- 飯沼愛 - 女優
- 小倉博和 - ギタリスト
- mimika - シンガーソングライター
- 菊井彰子 - 歌手(元Missing Link)、女優
- 小野登 - テレビディレクター、映画監督
- 桂福枝 - 落語家
その他
[編集]- 安西愈 -弁護士、元労働省、元第一東京弁護士会副会長、元最高裁司法研修所教官、元中央大学教授、労働法等の第一人者。
- 唐渡興宣 - 経済学者、北海道大学経済学部部長教授、北海道大学名誉教授
- 橋本勲 - 経済学者、京都大学経済学部部長教授、京都大学名誉教授
- 植木英治 - 経営学者、香川大学教授
著名な教職員・関係者
[編集]周辺施設
[編集]- 香川県高松合同庁舎
- 高松中央高等学校
- 高松市立高松第一小学校・中学校
脚注
[編集]- ^ “高松商、明治神宮大会優勝を記念し新ストッキング”. nikkansports.com. 2022年8月9日閲覧。
- ^ “北部九州インターハイ 第22日=ハンドボール 高松商8年ぶり3位 男子、香川中央決勝へ”. 四国新聞社. 2024年9月6日閲覧。
- ^ “宮武 三郎 野球殿堂博物館” (2020年12月13日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ “水原 茂 野球殿堂博物館” (2020年12月13日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ “牧野 茂 野球殿堂博物館” (2020年12月15日). 2024年9月30日閲覧。
- ^ “中興の祖 石井 健一郎|大同特殊鋼 創業100周年特設サイト”. 大同特殊鋼 創業100周年特設サイト. 2022年7月27日閲覧。
関連項目
[編集]- 香川県高等学校一覧
- 旧制中等教育学校の一覧 (香川県)
- 日本の商業に関する学科設置高等学校一覧
- 日本の情報に関する学科設置高等学校一覧
- 日本の英語科設置高等学校一覧
- 実業学校
- 第32回選抜高等学校野球大会決勝
- 高松商業対仙台育英延長17回
- カマタマーレ讃岐 - Jリーグ所属のプロサッカーチーム。サッカー部OBによって設立された『高商OBサッカークラブ』を前身としている。