2008年の科学
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2008年の科学(2008ねんのかがく)では、2008年(平成20年)の科学分野に関する出来事について記述する。
できごと
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[編集]7月
[編集]8月
[編集]9月
[編集]- 9月10日 - スイスとフランスの国境に設置された高エネルギー物理実験装置「大型ハドロン衝突型加速器」が初稼動[2]。
- 9月11日 - 京都大学、人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製方法に関する特許が日本で成立したと発表[3]。
10月
[編集]- 10月2日 - イグノーベル賞発表。北海道大学の中垣俊之らによる、脳や神経系を持たない粘菌が迷路を最短ルートで解く情報処理能力を持つことを世界で初めて発見した研究に対して、認知科学賞を授与[4][5]。
- 10月7日 - ノーベル物理学賞に、南部陽一郎、小林誠、益川敏英が選ばれる。日本出身者3名が、同年にノーベル賞を受賞するのは史上初めて[6]。
- 10月8日 - ノーベル化学賞に、下村脩が選ばれる[7]。
11月
[編集]12月
[編集]受賞
[編集]- アーベル賞 - ジョン・G・トンプソン、ジャック・ティッツ
- ウルフ賞
- ラスカー賞
- 基礎医学研究賞 - ヴィクター・アンブロス、デイヴィッド・ボールコーム、ゲイリー・ラブカン
- 臨床医学研究賞 - 遠藤章
- ノーベル賞 (10月)
死去
[編集]- 2月2日 - ジョシュア・レーダーバーグ、分子生物学者、ノーベル生理学・医学賞受賞者(* 1925年)
- 4月6日 - 五十嵐邁、昆虫学者(* 1924年)
- 4月13日 - ジョン・アーチボルト・ホイーラー、アメリカ合衆国の物理学者(* 1911年)
- 4月29日 - アルバート・ホフマン、スイスの化学者(* 1906年)
- 4月29日 - 長谷川龍雄、技術者(* 1916年)
- 5月15日 - ウィリス・ラム、アメリカ合衆国の物理学者、ノーベル物理学賞受賞者(* 1913年)
- 6月19日 - 佐々木洋興、化学者、第3代佐々木研究所所長・理事長(* 1911年)
- 7月22日? - 都城秋穂、地質学者(* 1920年)
- 8月23日 - トーマス・ハックル・ウェーラー、アメリカ合衆国のウイルス学者、ノーベル生理学・医学賞受賞者(* 1915年)
- 10月8日 - ジョージ・エミール・パラーデ、ルーマニア生まれの細胞生物学者、ノーベル生理学・医学賞受賞者(* 1912年)
- 11月26日 - エドウィン・サルピーター、オーストラリアの天文学者(* 1924年)
- 12月1日 - 藤田和夫、地球科学者、大阪市立大学名誉教授(* 1919年)
- 12月3日 - オリバー・セルフリッジ、人工知能研究者(* 1926年)
- 12月11日 - ダニエル・カールトン・ガジュセック、アメリカ合衆国の医師、ノーベル生理学・医学賞受賞者(* 1923年)
脚注
[編集]- ^ “8月1日に皆既日食、史上初観測した中国でも再び”. フランス通信社. (2008年7月29日) 2022年1月5日閲覧。
- ^ 欧州原子核研究機構 (CERN) “First beam in the LHC - accelerating science” 2008年9月10日発表。英語。2008年12月31日閲覧.[リンク切れ]
- ^ 京都大学 「人工多能性幹細胞(induced Pluripotent Stem Cells; iPS細胞)の作製方法に関する特許が成立(日本)」 2008年9月11日発表. 2009年1月1日閲覧.
- ^ Brian Handwerk 「2008年度イグ・ノーベル賞、受賞一覧」 ナショナルジオグラフィック ニュース 2008年10月3日付. 2023年11月30日閲覧.
- ^ 理化学研究所、北海道大学、「粘菌が迷路を最短ルートで解く能力があることを世界で初めて発見」 2000年9月26日発表. 2009年1月1日閲覧.
- ^ 「ノーベル物理学賞、日本人三人に決まる」 産経新聞2008年10月7日付. 2008年12月31日閲覧.[リンク切れ]
- ^ 「ノーベル化学賞に下村脩博士」 産経新聞2008年10月8日付. 2008年12月31日閲覧.[リンク切れ]
- ^ “サトシ・ナカモト最初の投稿、ビットコインはここから生まれた”. あたらしい経済 (2021年12月9日). 2022年1月4日閲覧。