2023年の科学
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2023年の科学(2023ねんのかがく)では、2023年(令和5年)の科学分野に関する出来事について記述する。
できごと
[編集]1月
[編集]- 1月4日 - 過去60年間で発表された論文や特許を分析した結果、科学技術の知識の増大が大きな進歩には繋がっておらず、いくつかの分野では進歩がむしろ減速している兆候を見出したと公表された[1]。
- 1月5日 - 従来、脳には3層の髄膜が存在することが知られていたが、第4の「SLYM」と呼ばれる新たな膜構造が発見されたと『サイエンス』誌に公表された[2]。
- 1月10日
- 1月11日
- ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による独立した観測で初めて、新たな太陽系外惑星の存在が確認された。この惑星はLHS 475 bで、この日行われたアメリカ天文学会の記者会見で発表された[6]。
- ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の研究で、IBMの量子コンピュータを使用して、エネルギーのテレポーテーションが実証された[7]。
- 1月12日 - アメリカ地質調査所の惑星地質学科学センターが、火星のオリンポス山周辺などの詳細な地質図を公開した[8][9]。
2月
[編集]- 2月1日 - アイザック・ニュートンが万有引力の法則を発見する100年以上も前に、レオナルド・ダ・ヴィンチがおおよそ重力を理解しており、万有引力定数を97%の精度で算出していたことが明らかとなった[10][11]。
- 2月6日 - すばる望遠鏡などによる観測で、土星に新たに12個の衛星が発見された[12]。
- 2月8日 - CHEOPSの観測により、太陽系外縁天体のクワオアーの周囲に環が存在することが確認されたことが『ネイチャー』誌に公表された[13][14]。
- 2月12日 - 小惑星2023 CX1が地球衝突のおよそ6時間半前に発見された。この小惑星は翌13日(日付はいずれも協定世界時)に火球としてイギリス海峡付近に落下した。小惑星が地球に衝突する事前に発見されたのは昨年11月の例に続いて7例目[15][16]。
- 2月15日 - 福井県立博物館などの研究チームが、鳥類に似た形状のピナコサウルスの喉の骨を特定し、恐竜が鳥のように発声していた可能性を報告した[17][18]。
- 2月22日 - ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した初期宇宙で形成された銀河のデータから、宇宙論のモデルから得られる推定よりも重すぎる銀河が発見され、「ユニバース・ブレイカーズ」と名付けられた[19]。
3月
[編集]- 3月2日
- 3月7日 - 大阪公立大学と理化学研究所の研究で、極小のナノバルブを外部からの圧力で開閉させることで溶液中の1分子の流れを制御することに成功したと発表された[22]。
- 3月10日 - ケンブリッジ大学とジョンズ・ホプキンス大学の研究で、キイロショウジョウバエの幼虫の脳の、3000を超えるニューロンと約55万のシナプスの接続を表したコネクトームが完成したと発表された[23]。
- 3月14日 - OpenAIが新たな大規模言語モデル「GPT-4」を公開した[24]。
- 3月15日
- 3月20日 - 単一のタイルで繰り返しパターンを作らずに2次元の表面を敷き詰めることができる形状が初めて発見され、平面充填における未解決問題が解決されたと報告された[29][30][31]。
- 3月22日 - JAXAの小惑星探査機はやぶさ2が地球に持ち帰った小惑星リュウグウのサンプルから、ビタミンB3やRNAを構成する塩基ウラシルが検出されたと発表された[32][33]。
- 3月23日 - XENONnT実験による未知の素粒子WIMPの探索の最初の結果が公表され、2018年に行われた前身実験(XENON1T実験)で得られた結果を大きく改善する結果を得たことが報告された[34]。
- 3月29日 - 観測史上最大級のブラックホールが、銀河Abell 1201 BCGの中心から、重力レンズ効果を利用して確認された[35][36]。
4月
[編集]- 4月4日 - 東京海洋大学などの研究チームが伊豆・小笠原海溝の水深8,336m地点でシンカイクサウオの仲間を発見し、観測史上最深部で発見された魚として新記録を打ち立てた[37][38]。
- 4月13日 - 133光年離れた場所に位置する太陽系外惑星HIP 99770 bがすばる望遠鏡による直接撮像によって新しく報告された[39][40]。
- 4月14日 - 欧州宇宙機関の木星氷衛星探査機JUICEがこの日打ち上げられた[41]。
- 4月17日 - 今年2月に環が見つかった小惑星クワオアーについての観測で、2本目の環が発見されたことが報告された[42]。→「クワオアーの環」も参照
- 4月20日
- 4月25日 - アルツハイマー病の治療法としては初めての、遺伝子サイレンシングを適用した手法がロンドン大学によって報告された[45]。
- 4月26日 - 国立天文台などが参加する国際研究チームが、M87銀河の中心に位置する巨大ブラックホールとそれを取り巻く降着円盤とジェットの同時撮影に初めて成功したと発表された[46]。
5月
[編集]- 5月5日 - 世界保健機関(WHO)は、2019年からの新型コロナウイルス感染症の世界的流行に対しての「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言を終了すると発表した[47]。
- 5月8日 - ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による観測で、地球から25光年離れた場所に位置する恒星フォーマルハウトに3つの小惑星帯が存在することがわかった[48]。
- 5月11日 - 土星の新しい衛星が62個新たに報告され、総数が145個となり、木星を抜いて太陽系で最も衛星を多く持つ惑星となった[49]。→詳細は「土星の衛星」を参照
- 5月25日 - マクマスター大学などの研究で、人工知能を用いたスクリーニングの結果、アバウシンと呼ばれる抗生物質を発見したと発表された[50]。
- 5月31日 - オハイオ大学などの研究で、X線による単一原子の撮影に初めて成功したと公表された[51][52]。
6月
[編集]- 6月8日 - コロンビア大学などの研究で、タウリンには老化の防止に有効であることを確かめ、マウスでの実験では寿命を最大で12%延ばす効果が見られたと発表された[53][54]。
- 6月14日 - 土星の衛星の一つであるエンケラドゥスから噴出される氷を探査機カッシーニで分析したところ、生命に必須の多量のリン酸塩が検出されたと『ネイチャー』誌に発表された[55][56]。
- 6月15日 - 初めてBe-Be単結合を含む安定な固体のベリリウム化合物ジベリロセンが合成されたと『サイエンス』誌に報告された[57]。Be-Be結合は2009年に気相中で確認されたが、安定な固体として得られたのはこれが初めてとなる[58]。
- 6月21日 - 広島大学や北海道大学の研究で、線虫が自ら帯電して、静電気の引力を利用して昆虫に飛び移り、拡散することを発見した[59]。
- 6月29日 - 米国やヨーロッパ、熊本大とインドなどの複数の研究チームが、重力波が宇宙のあらゆる方向から来ていることを確認し、背景重力波の証拠が初めて観測されたと発表した[60]。
7月
[編集]- 7月1日
- 欧州宇宙機関(ESA)による近赤外線宇宙望遠鏡ユークリッドが現地時間のこの日に、ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられた[61]。
- カロリンスカ研究所の研究で、新型コロナウイルス感染症の後遺症long COVIDの患者の解析から、この後遺症にFOXP4と呼ばれる遺伝子の周辺領域が関与していることがプレプリントで発表された[62][63]。
- 7月3日 - カリフォルニア大学などの研究で、高齢のサルに「クロトー」と呼ばれる抗老化タンパク質を注入したところ認知機能が改善することが報告された[64][65]。
- 7月6日 - 東京工業大学らの研究チームが、新たな全固体電池向けの電解質を開発し、伝導率等の性能が従来の最高値を上回る世界最高性能を実現したことが『サイエンス』誌に発表された[66]。
- 7月10日
- 7月14日 - インド宇宙研究機関(ISRO)による月探査機チャンドラヤーン3号がサティシュ・ダワン宇宙センターから打ち上げられた[69]。
- 7月27日 - シベリアの永久凍土に閉じ込められていた4万6000年前の新種の線虫を解凍すると動き出し、繁殖にも成功したと発表された[70][71]。
8月
[編集]→詳細は「ミューオンg-2実験」を参照
- 8月11日 - 中国農業科学院などの研究で、大気中の二酸化炭素の増加による光合成速度の上昇が、21世紀に入ってから大気の乾燥化に伴って劇的に鈍化していることが明らかとなったと発表された[78]。
- 8月16日 - 常温常圧で超伝導の性質を示すとArXivで報告されていたLK-99について、複数のグループで行われた追試によって実際には超伝導体とはならなかったことが『ネイチャー』誌で報道された[79]。
- 8月23日 - ISROの月探査機チャンドラヤーン3号の着陸機「ヴィクラム」が、月の南極付近に着陸することに世界で初めて成功した[80]。
- 8月30日 - 東京工業大学や理化学研究所などの研究で、中性子数/陽子数比が極端に大きい酸素の同位体、27Oと28Oを初めて観測したと発表された[81]。28Oは、陽子8個と中性子20個から構成され、どちらも魔法数であることから二重魔法数核の重要な候補であったが、観測の結果、実際に二十魔法数性は現れず、魔法数異常が起こっていることが明らかとなった[82]。
9月
[編集]- 9月5日 - ハワイ大学の研究で、初期宇宙におけるバリオン音響振動の痕跡の可能性がある、「ホオレイラナ」と名付けられた直径約10億光年と推定される巨大な泡のような構造が発見された[83]。
- 9月11日 - ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による太陽系外惑星K2-18bの観測で、その大気から二酸化炭素とメタンを検出したと発表された[84]。
- 9月19日 - ストックホルム大学などの研究で、1930年代に絶滅したフクロオオカミの標本からサンプルを採取し、RNA配列を解読したと発表された[85]。
- 9月20日 - ホモ・サピエンスの誕生よりも古い47万6000年前までさかのぼる世界最古の木造建築物の痕跡がザンビアで発見された[86]。
- 9月21日 - ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による観測により、木星の衛星エウロパの地下海には二酸化炭素が存在することが発表された[87]。
- 9月24日 - NASAの小惑星探査機オサイリス・レックスが、地球に小惑星ベンヌのサンプルを帰還させることに成功した。小惑星からのサンプルリターンミッションの成功はJAXAのはやぶさ、はやぶさ2に続いて3例目である[88]。
- 9月25日
- 9月27日 - CERNのALPHAコラボレーションによる研究において、反物質は通常の物質と同様に重力場に従うことが示された[92][93]。
- 9月28日 - シカゴ大学の研究で、ベンゼンからピリジンを合成することを可能にする、アリールの炭素を直接窒素へ置換する手法が『サイエンス』誌に報告された[94]。
10月
[編集]- 10月10日 - エディンバラ大学の研究で、鳥インフルエンザに部分的に抵抗を持つ遺伝子編集を施されたニワトリが開発されたと発表された[95]。
- 10月12日
- 10月13日 - NASAの小惑星探査機サイキがスペースX社のロケットにより打ち上げられた[100]。
- 10月24日 - 日本の核融合実験装置JT-60SAにおいて、初のプラズマの生成に成功したと量子科学技術研究開発機構が発表した[101][102]。
- 10月27日 - ヒト以外の霊長類としては初めて、チンパンジーも閉経することが報告された[103]。
11月
[編集]- 11月1日
- 11月13日 - 精華大学などの研究で、ウラン-炭素三重結合を持つフラーレン内包化合物の合成に成功したと発表された[107]。
- 11月14日 - DeepMind社が、機械学習による気象予報モデル「GraphCast」をサイエンス誌に発表し、10日間予報が既存の予報方法よりもより正確であったと報告された[108]。
- 11月16日 - 鎌状赤血球症とβサラセミアの治療を目指す世界初のCRISPR技術を用いた遺伝子治療薬が、英国で認可された[109][110]。
- 11月24日
- 11月28日 - 東北大学の研究で、アメリカネムノキが降雨で葉を閉じる現象は葉の温度低下が引き金になっていることを解明し、その温度センサーとして機能する分子が報告された[115]。
- 11月29日 - 同済大学の研究で、炭素のみからなる環状化合物シクロ[10]炭素とシクロ[14]炭素の合成に成功したと『ネイチャー』誌に報告された[116]。
12月
[編集]- 12月6日 - Googleが高度な推論能力を持つとする新たなマルチモーダル言語モデル「Gemini」を発表した[117][118][119]。
- 12月13日 - ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による観測で、木星のわずか3から4倍程度の質量を持つ、既知の中では最小の褐色矮星が星団IC 348中で発見された[120]。
- 12月14日
- 米科学誌『サイエンス』が今年のブレークスルー・オブ・ザ・イヤーを発表した[121]。
- 探査機カッシーニによる観測で、土星の衛星エンケラドゥスから噴出するプルーム中にシアン化水素が初めて検出されたと報告された[122]。
- 12月20日 - MITなどによる研究で、深層学習を用いてメチシリン耐性黄色ブドウ球菌を殺菌できる新たな化合物を予測させ、実験で検証したところ、実際に有望な抗生物質候補と思われる化合物を同定することができたと報告された[123][124]。
No. | 今年の10大科学業績[121] |
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1 | 肥満症の治療薬としても利用されるGLP-1受容体作動薬の開発 |
2 | 海洋の深海水の循環が鈍化していることが明らかに |
3 | 天然水素の探索 |
4 | 人工知能のよる天気予報 |
5 | 新たなマラリアワクチンの開発 |
6 | レカネマブに代表される抗体医薬によるアルツハイマー病治療の進展 |
7 | 人類のアメリカ大陸への到達を従来の説よりも5000年前に遡る可能性 |
8 | 背景重力波の確認 |
9 | 若手研究者の研究環境の改善 |
10 | エクサスケールコンピュータの黎明 |
受賞
[編集]- アーベル賞 - ルイス・カッファレッリ
- チューリング賞 - アヴィ・ヴィグダーソン
- ラスカー賞
- ガードナー国際賞 - デミス・ハサビス、ジョン・M・ジャンパー、ボニー・バスラー、エヴェレット・ピーター・グリーンバーグ、マイケル・セス・シルバーマン
- ウルフ賞
- ウルフ賞物理学部門 - 受賞者なし
- ウルフ賞数学部門 - イングリッド・ドブシー
- ウルフ賞化学部門 - 何川、菅裕明、ジェフリー・ケリー
- ウルフ賞医学部門 - ダニエル・J・ドラッカー
- 京都賞
- クラリベイト引用栄誉賞
- 物理学 - フェデリコ・カパッソ、シャロン・グロッツァー、ステュアート・パーキン
- 化学 - ジェームズ・J・コリンズ、マイケル・エロウィッツ、Stanislas Leibler、シャンカー・バラスブラマニアン、David Klenerman、片岡一則、Vladimir P. Torchilin、Karen L. Wooley
- 生理学・医学 - カール・ジューン、スティーヴン・ローゼンバーグ、マイケル・サデレイン、ロブ・ナイト、エマニュエル・ミニョー、Clifford B. Saper、柳沢正史
- ショウ賞
- 天文学 - マシュー・ベイルズ、ダンカン・ロリマー、マウラ・マクラフリン
- 生命科学および医学 - パトリック・クラマー、エヴァ・ノガレス
- 数学 - ウラジーミル・ドリンフェルト、シン=トゥン・ヤウ
- ブレイクスルー賞
- 基礎物理学ブレイクスルー賞 - チャールズ・ベネット、ジル・ブラッサール、デイヴィッド・ドイッチュ、ピーター・ショア
- 生命科学ブレイクスルー賞 - Clifford P. Brangwynne、Anthony A. Hyman、デミス・ハサビス、ジョン・ジャンパー、エマニュエル・ミニョー、柳沢正史
- 数学ブレイクスルー賞 - ダニエル・スピールマン
- ノーベル賞
死去
[編集]カッコ内は生誕年である。
- 1月1日 - マーティン・デービス、アメリカ合衆国の数学者(* 1928年)
- 1月7日 - ユーリ・マニン、ロシアの数学者(* 1937年)
- 1月8日 - チャールズ・デビッド・アリス、アメリカ合衆国の分子生物学者(* 1951年)
- 1月9日
- 1月19日 - 上田誠也、日本の地球科学者(* 1929年)
- 1月23日 - ウィリアム・ローヴェア、アメリカ合衆国の数学者(* 1937年)
- 1月29日 - ロジャー・シャンク、アメリカ合衆国の計算機科学者(* 1946年)
- 2月5日 - エイブラハム・レンペル、イスラエルの計算機科学者(* 1936年)
- 2月9日 - 原田仁平、日本の物理学者(* 1931年)
- 2月15日 - ポール・バーグ、アメリカ合衆国の生化学者、ノーベル化学賞受賞者(* 1926年)
- 3月5日 - フランシスコ・J・アヤラ、アメリカ合衆国の生物学者、哲学者(* 1934年)
- 3月9日 - ラファエル・メコーラム、ブルガリア出身のイスラエルの有機化学者(* 1930年)
- 3月16日 - 小阪憲司、日本の精神科医、医学者、レビー小体型認知症の発見者(* 1939年)
- 3月21日 - クロード・ロリウス、フランスの雪氷学者(* 1932年)
- 3月22日
- 3月23日 - 木下東一郎、日本の物理学者(* 1925年)
- 3月26日
- ヴァージニア・T・ノーウッド、アメリカ合衆国の物理学者(* 1927年)
- ジェイコブ・ジヴ、イスラエルのコンピュータ科学者、電気工学者(* 1931年)
- 4月12日 - イヴォ・バフスカ、チェコ出身のアメリカ合衆国の数学者(* 1926年)
- 5月16日 - 大西明、日本の物理学者(* 1964年)
- 5月18日 - 根井正利、日本出身のアメリカ合衆国の集団遺伝学者、進化生物学者(* 1931年)
- 5月20日 - 大南正瑛、日本の材料力学者(* 1931年)
- 5月23日 - ロバート・ジマー、アメリカ合衆国の数学者(* 1947年)
- 5月28日 - ハラルド・ツア・ハウゼン、ドイツのウイルス学者、ノーベル生理学・医学賞受賞者(* 1936年)
- 5月29日 - 霜田光一、日本の物理学者(* 1920年)
- 6月17日 - グリゴリー・クリニショフ、ロシアの核物理学者(* 1930年)
- 6月25日 - ジョン・グッドイナフ、アメリカ合衆国の固体物理学者、ノーベル化学賞受賞者(* 1922年)
- 7月8日 - エベリン・ウィトキン、アメリカ合衆国の遺伝学者(* 1921年)
- 7月14日 - アルバート・エッシェンモーザー、スイスの化学者、ウルフ賞化学部門受賞者(* 1925年)
- 7月24日 - チャールズ・マイスナー、アメリカ合衆国の物理学者(* 1932年)
- 8月3日 - ヴィクトル・パヴロヴィッチ・マスロフ、ロシアの数学者(* 1930年)
- 8月9日 - 菅野道夫、日本のファジィ理論研究者、数学者、人工知能学者(* 1940年)
- 8月20日 - ウラジーミル・E・ザハロフ、ロシアの数理物理学者(* 1939年)
- 8月22日 - カリャンプディ・ラダクリシュナ・ラオ、インド出身のアメリカ合衆国の数学者、統計学者(* 1920年)
- 9月4日 - フェリド・ムラド、アメリカ合衆国の薬理学者、内科医、ノーベル生理学・医学賞受賞者(* 1936年)
- 9月10日
- イアン・ウィルムット、イギリスの発生学者(* 1944年)
- 江沢洋、日本の物理学者(* 1932年)
- 9月11日 - エンデル・タルヴィング、エストニア出身のカナダの心理学者、神経科学者(* 1927年)
- 9月25日 - エウジェニオ・カラビ、イタリア出身のアメリカ合衆国の数学者(* 1923年)
- 9月27日
- 10月11日 - マルティン・アイグナー、オーストリアの数学者(* 1942年)
- 10月17日
- 10月22日 - 楊楽、中華人民共和国の数学者(* 1939年)
- 10月27日 - 呉尊友、中華人民共和国の感染症学者(* 1963年)
- 11月6日 - サイモン・ジィー、中華民国の電気工学者(* 1936年)
- 11月7日 - 海野和三郎、日本の天文学者(* 1925年)
- 11月10日 - 別府輝彦、日本の応用微生物学者(* 1934年)
- 11月12日 - ドン・ウォルシュ、アメリカ合衆国の海洋学者(* 1931年)
- 11月16日 - 近藤孝男、日本の生物学者(* 1948年)
- 11月20日 - ステファニー・ブリュースター・ブリューワー・テイラー・アレクサンダー、アメリカ合衆国の数学者(* 1941年)
- 12月21日 - アレクセイ・スタロビンスキー、ロシアの天体物理学者、宇宙学者(* 1948年)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ Park, Michael; Leahey, Erin; Funk, Russell J. (2023-01). “Papers and patents are becoming less disruptive over time” (英語). Nature 613 (7942): 138–144. doi:10.1038/s41586-022-05543-x. ISSN 1476-4687 .
- ^ Charuchandra, Sukanya (2023年1月30日). “Scientists discover a new protective layer in the brain” (英語). Advanced Science News. 2023年2月23日閲覧。
- ^ “NASA’s TESS Discovers Planetary System’s Second Earth-Size World” (英語). NASA Jet Propulsion Laboratory (JPL). 2023年1月23日閲覧。
- ^ “100光年先の恒星TOI 700のハビタブルゾーンにある2つ目の太陽系外惑星を発見”. sorae 宇宙へのポータルサイト. 2023年1月23日閲覧。
- ^ “アトピーのかゆみ改善する化合物を発見…佐賀大グループが製薬会社と新薬開発へ”. 読売新聞オンライン (2023年1月10日). 2023年1月23日閲覧。
- ^ “NASA’s Webb Confirms Its First Exoplanet”. NASA (2023年1月9日). 2023年1月23日閲覧。
- ^ “First Demonstration of Energy Teleportation” (英語). Discover Magazine. 2023年1月23日閲覧。
- ^ “A Martian Mons Mystery, (Paleo) Climate Change, and Rivers of Lava: What Three New USGS Maps Reveal About Mars | U.S. Geological Survey”. www.usgs.gov. 2023年3月23日閲覧。
- ^ “太陽系最高峰オリンポス山など火星の詳細な地質図が公開される、将来のミッションへも影響ありか”. GIGAZINE. 2023年3月23日閲覧。
- ^ Inc, mediagene (2023年2月20日). “ダ・ヴィンチは「重力」に気づいていた”. www.gizmodo.jp. 2023年2月23日閲覧。
- ^ “Leonardo da Vinci’s Visualization of Gravity as a Form of Acceleration”. direct.mit.edu. 2023年2月23日閲覧。
- ^ “木星の衛星、新たに12個発見 計92個に”. CNN.co.jp. 2023年2月23日閲覧。
- ^ Morgado, B. E.; Sicardy, B.; Braga-Ribas, F.; Ortiz, J. L.; Salo, H.; Vachier, F.; Desmars, J.; Pereira, C. L. et al. (2023-02). “A dense ring of the trans-Neptunian object Quaoar outside its Roche limit” (英語). Nature 614 (7947): 239–243. doi:10.1038/s41586-022-05629-6. ISSN 1476-4687 .
- ^ “ESA’s Cheops finds an unexpected ring around dwarf planet Quaoar” (英語). www.esa.int. 2023年2月23日閲覧。
- ^ 彩恵りり. “史上7例目、落下前の小惑星「2023 CX1」 (Sar2667) の観測に成功!”. sorae 宇宙へのポータルサイト. 2023年2月23日閲覧。
- ^ “Seventh shooting star ever spotted before it struck” (英語). www.esa.int. 2023年2月23日閲覧。
- ^ “恐竜「ピナコサウルス」は鳥のように発声できたか…世界初、化石から喉の骨特定”. 読売新聞オンライン (2023年2月16日). 2023年4月23日閲覧。
- ^ Yoshida, Junki; Kobayashi, Yoshitsugu; Norell, Mark A. (2023-02-15). “An ankylosaur larynx provides insights for bird-like vocalization in non-avian dinosaurs” (英語). Communications Biology 6 (1): 1–6. doi:10.1038/s42003-023-04513-x. ISSN 2399-3642 .
- ^ 彩恵りり. “通称“ユニバース・ブレイカーズ” ウェッブ宇宙望遠鏡が初期宇宙の「重すぎる銀河」を複数観測”. sorae 宇宙へのポータルサイト. 2023年4月23日閲覧。
- ^ “クフ王のピラミッドで新たに空間を発見…幅2m奥行き9mの「通路」、ミュー粒子使い透視”. 読売新聞オンライン (2023年3月3日). 2023年3月23日閲覧。
- ^ “ニュース :: 【研究発表】ハイエントロピー超伝導体の乱れと原子振動、電子状態を解明~高圧下で発現する特異な超伝導状態の起源に迫る~”. 東京都立大学 公式サイト (2023年3月2日). 2023年11月23日閲覧。
- ^ “極微小バルブで1分子の流れの制御に成功 | 理化学研究所”. 理化学研究所. 2023年5月23日閲覧。
- ^ “昆虫の完全な「脳配線図」が初めて完成。約3000のニューロンと約55万のシナプスの接続を解明”. テクノエッジ TechnoEdge. 2023年3月23日閲覧。
- ^ “GPT-4” (英語). OpenAI. 2023年3月23日閲覧。
- ^ https://www.jpl.nasa.gov.+“NASA’s Magellan Data Reveals Volcanic Activity on Venus” (英語). NASA Jet Propulsion Laboratory (JPL). 2023年3月23日閲覧。
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