コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

2020年のセントルイス・カージナルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2020年のセントルイス・カージナルス
成績
ナショナルリーグ地区2位
ワイルドカードゲーム敗退
本拠地
都市 ミズーリ州セントルイス
ブッシュ・スタジアムIII
球団組織
オーナー ウィリアム・デウィットJr.
GM マイク・ガーシュ
監督 マイク・シルト
« 2019
2021 »

テンプレートを表示

2020年セントルイス・カージナルス(2020 St. Louis Cardinals season、2020ねんのセントルイス・カージナルス)は、球団創設以来138年目のシーズン。ミズーリ州セントルイスブッシュ・スタジアムIIIでは14年目のシーズン。監督は3年目のマイク・シルト。所属はナショナルリーグ中地区

オフシーズン

[編集]

2019年シーズンは91勝71敗で地区優勝を達成し、ディビジョンシリーズではアトランタ・ブレーブスを下したが、チャンピオンシップシリーズではワシントン・ナショナルズに4連敗して敗退した。

2020年は世界中で新型コロナウイルスの感染が広まり、3月12日にはスプリングトレーニングの中止と開幕の延期が発表され、6月23日には公式戦開幕が7月23日か7月24日、レギュラーシーズンが全60試合で開催されること、特例処置でナショナルリーグにも指名打者が適用されることが発表された[1]。6月30日にはマイナーリーグの開催中止が発表された[2]

開幕後

[編集]

8月1日にチーム内で新型コロナウイルス感染者が相次いだため、8月14日まで試合が中止となった。

9月27日にレギュラーシーズンの全日程が終了し、30勝28敗で地区2位となりポストシーズンに進出した。

ワイルドカードシリーズではサンディエゴ・パドレスに初戦は勝利したが、2回戦から2連敗を喫して敗退した。

10月28日にはアダム・ウェインライトヤディアー・モリーナマット・ウィータースブラッド・ミラーがFAとなった[3]

チーム成績

[編集]

シーズン成績

[編集]
アメリカンリーグ
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 (1)タンパベイ・レイズ 40 20 .667 -
2 (5)ニューヨーク・ヤンキース 33 27 .550 7.0
3 (8)トロント・ブルージェイズ 32 28 .533 8.0
4 ボルチモア・オリオールズ 25 35 .417 15.0
5 ボストン・レッドソックス 24 36 .400 16.0
中地区
1 (3)ミネソタ・ツインズ 36 24 .600 -
2 (4)クリーブランド・インディアンス 35 25 .583 1.0
3 (7)シカゴ・ホワイトソックス 35 25 .583 1.0
4 カンザスシティ・ロイヤルズ 26 34 .433 10.0
5 デトロイト・タイガース 23 35 .397 12.0
西地区
1 (2)オークランド・アスレチックス 36 24 .600 -
2 (6)ヒューストン・アストロズ 29 31 .483 7.0
3 シアトル・マリナーズ 27 33 .450 9.0
4 ロサンゼルス・エンゼルス 26 34 .433 10.0
5 テキサス・レンジャーズ 22 38 .367 14.0
ナショナルリーグ
チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
東地区
1 (2)アトランタ・ブレーブス 35 25 .583 -
2 (6)マイアミ・マーリンズ 31 29 .517 4.0
3 フィラデルフィア・フィリーズ 28 32 .467 7.0
4 ワシントン・ナショナルズ 26 34 .433 9.0
5 ニューヨーク・メッツ 26 34 .433 9.0
中地区
1 (3)シカゴ・カブス 34 26 .567 -
2 (5)セントルイス・カージナルス 30 28 .517 3.0
3 (7)シンシナティ・レッズ 31 29 .517 3.0
4 (8)ミルウォーキー・ブルワーズ 29 31 .483 5.0
5 ピッツバーグ・パイレーツ 19 41 .317 15.0
西地区
1 (1)ロサンゼルス・ドジャース 43 17 .717 -
2 (4)サンディエゴ・パドレス 37 23 .617 6.0
3 サンフランシスコ・ジャイアンツ 29 31 .483 14.0
4 コロラド・ロッキーズ 26 34 .433 17.0
5 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 25 35 .417 18.0
アメリカンリーグ
チーム 地区
地区1位
1 タンパベイ・レイズ 40 20 .667
2 オークランド・アスレチックス 西 36 24 .600
3 ミネソタ・ツインズ 36 24 .600
地区2位
4 クリーブランド・インディアンス 35 25 .583
5 ニューヨーク・ヤンキース 33 27 .550
6 ヒューストン・アストロズ 西 29 31 .483
ワイルドカード
7 シカゴ・ホワイトソックス 35 25 .583 -3.0
8 トロント・ブルージェイズ 32 28 .533 -
レギュラーシーズン敗退
9 シアトル・マリナーズ 西 27 33 .450 5.0
10 カンザスシティ・ロイヤルズ 26 34 .433 6.0
11 ロサンゼルス・エンゼルス 西 26 34 .433 6.0
12 ボルチモア・オリオールズ 25 35 .417 7.0
13 ボストン・レッドソックス 24 36 .400 8.0
14 デトロイト・タイガース 23 35 .397 8.0
15 テキサス・レンジャーズ 西 22 38 .367 10.0
タイブレーク
ナショナルリーグ
チーム 地区
地区1位
1 ロサンゼルス・ドジャース 西 43 17 .717
2 アトランタ・ブレーブス 35 25 .583
3 シカゴ・カブス 34 26 .567
地区2位
4 サンディエゴ・パドレス 西 37 23 .617
5 セントルイス・カージナルス 30 28 .517
6 マイアミ・マーリンズ 31 29 .517
ワイルドカード
7 シンシナティ・レッズ 31 29 .517 -2.0
8[a] ミルウォーキー・ブルワーズ 29 31 .483 -
レギュラーシーズン敗退
9[a] サンフランシスコ・ジャイアンツ 西 29 31 .483 0.0
10 フィラデルフィア・フィリーズ 28 32 .467 1.0
11 コロラド・ロッキーズ 西 26 34 .433 3.0
12 ニューヨーク・メッツ 26 34 .433 3.0
13 ワシントン・ナショナルズ 26 34 .433 3.0
14 アリゾナ・ダイヤモンドバックス 西 25 35 .417 4.0
15 ピッツバーグ・パイレーツ 19 41 .317 10.0
タイブレーク
  1. ^ a b 地区内勝率でブルワーズがジャイアンツを上回る


ポストシーズン

[編集]
                                                                   
9/29,30
ターゲット・フィールド
    10/5-8
ドジャー・スタジアム
    10/11-17
ペトコ・パーク
    10/20-27
グローブライフ・フィールド
 6 アストロズ
4 3
1 1  
 3 ツインズ  6 アストロズ
9/29,30,10/1
オークランド・コロシアム
10 5 7 11
  5 2 9 6  
 7 ホワイトソックス  2 アスレチックス
4 3 4 10/5-9
ペトコ・パーク
1 5 6  
 2 アスレチックス  6 アストロズ
9/29,30
プログレッシブ・フィールド
1 2 2 4 4 7 2
  2 4 5 3 3 4 4  
 5 ヤンキース  1 レイズ
12 10 ALCS
3 9  
 4 インディアンス  5 ヤンキース 10/12-18
グローブライフ・フィールド
9/29,30
トロピカーナ・フィールド
9 5 4 5 1
  3 7 8 1 2  
 8 ブルージェイズ  1 レイズ
1 2 ALDS
3 8  
 1 レイズ 10/6-8
ミニッツメイド・パーク
ALWC  A1 レイズ
3 6 2 8 2 1
9/30,10/2
リグレー・フィールド
  8 4 6 7 4 3
 N1 ドジャース
 6 マーリンズ ワールドシリーズ
5 2
1 0  
 3 カブス  6 マーリンズ
9/30,10/1
トゥルーイスト・パーク
5 0 0
  9 2 7  
 7 レッズ  2 ブレーブス
0 0 10/6-8
グローブライフ・フィールド
1 5  
 2 ブレーブス  2 ブレーブス
9/30,10/1,2
ペトコ・パーク
5 8 3 10 3 1 3
  1 7 15 2 7 3 4
 5 カージナルス  1 ドジャース
7 9 0 NLCS
4 11 4  
 4 パドレス  4 パドレス
9/30,10/1
ドジャー・スタジアム
1 5 3
  5 6 12  
 8 パドレス  1 ドジャース
2 0 NLDS
4 3  
 1 ドジャース
NLWC
  • 対戦カードはレギュラーシーズンのシード順で決定される
  • チーム名の左の数字は、レギュラーシーズンの結果に基づいて決定されたシード順
  • ワイルドカードシリーズは、シード上位のホームグラウンドにて開催
  • コロナ禍により、ディビジョナルシリーズ以降のスタジアムは事前に決定
  • ワールドシリーズはレギュラーシーズンの勝率上位がシード順上位扱いとなる
  • 3回戦では3戦全て、5回戦では1・2・5戦、7回戦では1・2・6・7戦がシード上位の後攻となる
  • 日付はアメリカ東部時間
ワイルドカードゲーム
日付 試合 アウェイ球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
9月30日 第1試合 セントルイス・カージナルス 7-4 サンディエゴ・パドレス ペトコ・パーク
10月1日 第2試合 セントルイス・カージナルス 9-11 サンディエゴ・パドレス
10月2日 第3試合 セントルイス・カージナルス 0-4 サンディエゴ・パドレス
ワイルドカードゲーム敗退

先発変遷

[編集]
打順 開幕戦 9月1日
1 ウォン 2B ウォン 2B
2 エドマン 3B エドマン LF
3 ゴールドシュミット 1B ゴールドシュミット 1B
4 デヨング SS B.ミラー DH
5 カーペンター DH デヨング SS
6 モリーナ C モリーナ C
7 ファウラー RF カーペンター 3B
8 オニール LF ファウラー RF
9 ベイダー CF トーマス CF
フラハーティ P 金廣鉉 P

首脳陣

[編集]
セントルイス・カージナルス 2020
背番号 名前 役職
8 マイク・シルト 監督
37 オリバー・マーモル ベンチコーチ
54 ジェフ・アルバート英語版 打撃コーチ
58 ジョベル・ヒメネス英語版 打撃コーチ補佐
31 マイク・マダックス 投手コーチ
82 スタッビー・クラップ 一塁コーチ
75 ロン・ワーナー英語版 三塁コーチ
51 ウィリー・マギー アシスタントコーチ
72 ブライアン・エバースガード ブルペンコーチ
94 ジェイミー・ポグ英語版 ブルペン捕手
76 クレイニンガー・テラン ブルペン捕手

個人成績

[編集]

投手成績

[編集]

色付きは規定投球回数(60イニング)以上の選手


































アダム・ウェインライト 10 2 0 5 3 0 .625 65.2 54 9 15 54 25 23 3.15

野手成績

[編集]

色付きは規定打数(186打数)以上の選手



































トミー・エドマン 55 227 204 29 51 7 1 5 26 2 0 2 16 48 .250 .317
ポール・ゴールドシュミット 58 231 191 31 58 13 0 6 21 1 0 1 37 43 .304 .417

表彰

[編集]

達成記録

[編集]

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ “両リーグDH制/MLB開幕、今季の主な特別ルール”. 日刊スポーツ. (2020年7月24日). https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202007240000028.html 2022年12月18日閲覧。 
  2. ^ “マイナーリーグが全試合を中止 史上初めての措置”. スポニチアネックス. (2020年7月1日). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/07/01/kiji/20200701s00001007198000c.html 2022年12月18日閲覧。 
  3. ^ 147 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). mlbplayers.com (2020年10月28日). 2022年12月18日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]