2019年のセントルイス・カージナルス

2019年のセントルイス・カージナルス
成績
	ナショナルリーグ地区1位; リーグチャンピオンシップシリーズ敗退
本拠地
都市	ミズーリ州セントルイス
	ブッシュ・スタジアムIII;
球団組織
オーナー	ウィリアム・デウィットJr.
GM	マイク・ガーシュ
監督	マイク・シルト
	« 2018 2020 » ;
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2019年のセントルイス・カージナルス（2019 St. Louis Cardinals season、2019ねんのセントルイス・カージナルス）は、球団創設以来137年目のシーズン。ミズーリ州セントルイスのブッシュ・スタジアムIIIでは13年目のシーズン。監督は2年目のマイク・シルト。所属はナショナルリーグの中地区。

オフシーズン

2018年シーズンは88勝74敗で地区3位でポストシーズン出場はなかった。

開幕後

9月29日に4年ぶり19回目の地区優勝を達成^[1]。ディビジョンシリーズではアトランタ・ブレーブスを3勝2敗で下したが^[2]、5年ぶりに出場したリーグチャンピオンシップシリーズではワシントン・ナショナルズと対戦し4連敗で敗退し、リーグ優勝はならなかった。

10月29日にはトニー・シングラーニ、マイケル・ワカ、アダム・ウェインライト、マット・ウィータース、マーセル・オズナがFAとなった^[3]。

チーム成績

シーズン成績

順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
東地区
1	ニューヨーク・ヤンキース	103	59	.636	–
2	タンパベイ・レイズ	96	66	.593	7.0
3	ボストン・レッドソックス	84	78	.519	19.0
4	トロント・ブルージェイズ	67	95	.414	36.0
5	ボルチモア・オリオールズ	54	108	.333	49.0
中地区
1	ミネソタ・ツインズ	101	61	.623	–
2	クリーブランド・インディアンス	93	69	.574	8.0
3	シカゴ・ホワイトソックス	72	89	.447	28.5
4	カンザスシティ・ロイヤルズ	59	103	.364	42.0
5	デトロイト・タイガース	47	114	.292	53.5
西地区
1	ヒューストン・アストロズ	107	55	.660	–
2	オークランド・アスレチックス	97	65	.599	10.0
3	テキサス・レンジャーズ	78	84	.481	29.0
4	ロサンゼルス・エンゼルス	72	90	.444	35.0
5	シアトル・マリナーズ	68	94	.420	39.0

順	チーム	勝利	敗戦	勝率	G差
東地区
1	アトランタ・ブレーブス	97	65	.599	–
2	ワシントン・ナショナルズ	93	69	.574	4.0
3	ニューヨーク・メッツ	86	76	.531	11.0
4	フィラデルフィア・フィリーズ	81	81	.500	16.0
5	マイアミ・マーリンズ	57	105	.352	40.0
中地区
1	セントルイス・カージナルス	91	71	.562	–
2	ミルウォーキー・ブルワーズ	89	73	.549	2.0
3	シカゴ・カブス	84	78	.519	7.0
4	シンシナティ・レッズ	75	87	.463	16.0
5	ピッツバーグ・パイレーツ	69	93	.426	22.0
西地区
1	ロサンゼルス・ドジャース	106	56	.654	–
2	アリゾナ・ダイヤモンドバックス	85	77	.525	21.0
3	サンフランシスコ・ジャイアンツ	77	85	.475	29.0
4	コロラド・ロッキーズ	71	91	.438	35.0
5	サンディエゴ・パドレス	70	92	.432	36.0

ポストシーズン

ディビジョンシリーズ

日付	試合	ビジター球団（先攻）	スコア	ホーム球団（後攻）	開催球場
10月3日	第1試合	セントルイス・カージナルス	7-6	アトランタ・ブレーブス	サントラスト・パーク
10月4日	第2試合	セントルイス・カージナルス	0-3	アトランタ・ブレーブス	サントラスト・パーク
10月6日	第3試合	アトランタ・ブレーブス	3-1	セントルイス・カージナルス	ブッシュ・スタジアム
10月7日	第4試合	アトランタ・ブレーブス	4-5	セントルイス・カージナルス	ブッシュ・スタジアム
10月9日	第5試合	セントルイス・カージナルス	13-1	アトランタ・ブレーブス	サントラスト・パーク
リーグチャンピオンシップシリーズ進出

リーグチャンピオンシップシリーズ

日付	試合	ビジター球団（先攻）	スコア	ホーム球団（後攻）	開催球場
10月11日	第1試合	ワシントン・ナショナルズ	2-0	セントルイス・カージナルス	ブッシュ・スタジアム
10月12日	第2試合	ワシントン・ナショナルズ	3-1	セントルイス・カージナルス	ブッシュ・スタジアム
10月14日	第3試合	セントルイス・カージナルス	1-8	ワシントン・ナショナルズ	ナショナルズ・パーク
10月15日	第4試合	セントルイス・カージナルス	4-7	ワシントン・ナショナルズ	ナショナルズ・パーク
リーグチャンピオンシップシリーズ敗退

先発変遷


打順	開幕戦		5月1日		6月1日		7月2日		8月1日		9月1日
1	カーペンター	3B	カーペンター	3B	カーペンター	3B	ムニョス	3B	エドマン	3B	エドマン	2B
2	ゴールドシュミット	1B	ゴールドシュミット	1B	デヨング	SS	マルティネス	RF	ファウラー	CF	カーペンター	3B
3	デヨング	SS	デヨング	SS	ゴールドシュミット	1B	デヨング	SS	マルティネス	RF	ゴールドシュミット	1B
4	オズナ	LF	オズナ	LF	オズナ	LF	ゴールドシュミット	1B	ゴールドシュミット	1B	オズナ	LF
5	モリーナ	C	マルティネス	RF	ウィータース	C	オニール	LF	デヨング	SS	マルティネス	RF
6	ファウラー	RF	モリーナ	C	ファウラー	RF	モリーナ	C	ムニョス	LF	モリーナ	C
7	ウォン	2B	ウォン	2B	ベイダー	CF	ファウラー	RF	ウィータース	C	ベイダー	CF
8	ベイダー	CF	ベイダー	CF	ウォン	2B	ベイダー	CF	ウォン	2B	ムニョス	SS
9	マイコラス	P	マイコラス	P	フラハーティ	P	ウォン	2B	フラハーティ	P	マイコラス	P
	-	-	-	-	-	-	フラハーティ	P	-	-	-	-

首脳陣

セントルイス・カージナルス 2019
背番号	名前	役職
8	マイク・シルト	監督
37	オリバー・マーモル	ベンチコーチ
54	ジェフ・アルバート（英語版）	打撃コーチ
58	マーク・ブダスカ	打撃コーチ補佐
31	マイク・マダックス	投手コーチ
82	スタッビー・クラップ	一塁コーチ
75	ロン・ワーナー（英語版）	三塁コーチ
51	ウィリー・マギー	アシスタントコーチ
72	ブライアン・エバースガード	ブルペンコーチ
94	ジェイミー・ポグ（英語版）	ブルペン捕手
76	クレイニンガー・テラン	ブルペン捕手

個人成績

投手成績

※色付きは規定投球回数（162イニング）以上の選手

選手	登板	完投	完封	勝利	敗戦	セ｜ブ	勝率	投球回	被安打	被本塁打	与四球	奪三振	失点	自責点	防御率
ジャック・フラハーティ	33	0	0	11	8	0	.579	196.1	135	25	55	231	62	60	2.75
マイルズ・マイコラス	32	1	1	9	14	0	.391	184.0	193	27	32	144	90	85	4.16
ダコタ・ハドソン	33	0	0	16	17	1	.696	174.2	160	22	86	136	80	65	3.35
アダム・ウェインライト	31	0	0	14	10	0	.583	171.2	181	22	64	153	83	80	4.19

野手成績

※色付きは規定打数（440打数）以上の選手

選手	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	打点	盗塁	犠打	犠飛	四球	三振	打率	出塁率
ポール・ゴールドシュミット	161	682	597	97	155	25	1	34	97	3	0	3	78	166	.260	.346
ポール・デヨング	159	664	583	97	136	31	1	30	78	9	0	6	62	149	.233	.318
デクスター・ファウラー	150	574	487	69	116	24	1	19	67	8	1	4	74	142	.238	.346
マーセル・オズナ	130	549	495	80	117	23	1	29	89	12	0	1	62	114	.241	.328
コルテン・ウォン	148	549	478	61	136	25	4	11	59	24	6	5	47	83	.285	.361

表彰

ジャック・フラハーティ
- ピッチャー・オブ・ザ・マンス（8月、9月）

ポール・ゴールドシュミット
- プレイヤー・オブ・ザ・マンス（7月）

コルテン・ウォン
- ゴールドグラブ賞（二塁手）

マイク・シルト
- 最優秀監督賞

達成記録

4月24日 - アダム・ウェインライトが通算150勝、史上261人目。
5月4日 - アンドリュー・ミラーが通算500試合登板、史上412人目。

MLBドラフト

順位	選手	守備位置	学校
19	ザック・トンプソン	投手	ケンタッキー大学

脚注

[脚注の使い方]

出典

^ “カージナルス最終戦V「力を全て出した結果」”. 日刊スポーツ (2019年9月30日). 2023年6月24日閲覧。
^ “ヤンキースがア優勝決定シリーズ進出　３連勝飾る”. 日刊スポーツ. (2019年10月8日) 2023年4月11日閲覧。
^ “131 Players Become XXB Free Agents” (英語). mlbplayers.com. 2023年6月24日閲覧。

外部リンク

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[1] “カージナルス最終戦V「力を全て出した結果」”. 日刊スポーツ (2019年9月30日). 2023年6月24日閲覧。

[2] “ヤンキースがア優勝決定シリーズ進出　３連勝飾る”. 日刊スポーツ. (2019年10月8日) 2023年4月11日閲覧。

[3] “131 Players Become XXB Free Agents” (英語). mlbplayers.com. 2023年6月24日閲覧。

[1]

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[3]

表話編歴セントルイス・カージナルス
球団	歴史選手監督成績
歴代本拠地	ロビソン・フィールドスポーツマンズ・パークブッシュ・メモリアル・スタジアムブッシュ・スタジアム
永久欠番	STL STL 1 2 6 9 10 14 17 20 23 24 42 42 45 85
カージナルス球団殿堂	ジム・ボトムリーケン・ボイヤールー・ブロックジャック・バックオーガスト・ブッシュディジー・ディーンジム・エドモンズフランキー・フリッシュボブ・ギブソンチック・ヘイフィージェシー・ヘインズホワイティ・ハーゾグロジャース・ホーンスビートニー・ラルーサマーティー・マリオンウィリー・マギージョー・メドウィックジョニー・マイズスタン・ミュージアルブランチ・リッキーレッド・ショーエンディーンストマイク・シャノンテッド・シモンズイーノス・スローターオジー・スミスビリー・サウスワースブルース・スータージョー・トーリ
ワールドシリーズ優勝（11回）	1926 1931 1934 1942 1944 1946 1964 1967 1982 2006 2011
ワールドシリーズ敗退（08回）	1928 1930 1943 1968 1985 1987 2004 2013
リーグ優勝（19回）	1926 1928 1930 1931 1934 1942 1943 1944 1946 1964 1967 1968 1982 1985 1987 2004 2006 2011 2013
できごと	1958年の日米野球 1968年の日米野球カート・フラッド事件 1998年のMLBシーズン最多本塁打記録対決
傘下マイナーチーム	メンフィス・レッドバーズ（AAA級）スプリングフィールド・カージナルス（AA級）ピオリア・チーフス（High-A級）パームビーチ・カージナルス（Low-A級）フロリダ・コンプレックスリーグ・カージナルス（Rookie級）ドミニカン・サマーリーグ・カージナルス（Rookie級）

表話編歴 « 20182019年のメジャーリーグベースボール2020 »
アメリカンリーグ		ナショナルリーグ
東地区	オリオールズ・レッドソックス・ヤンキース・レイズ・ブルージェイズ	東地区	ブレーブス・マーリンズ・メッツ・フィリーズ・ナショナルズ
中地区	ホワイトソックス・インディアンス・タイガース・ロイヤルズ・ツインズ	中地区	カブス・レッズ・ブルワーズ・パイレーツ・カージナルス
西地区	アストロズ・エンゼルス・アスレチックス・マリナーズ・レンジャーズ	西地区	ダイヤモンドバックス・ロッキーズ・ドジャース・パドレス・ジャイアンツ
■：世界一 ■：ワールドシリーズ出場
ドラフト・オールスターゲーム・ ALWC・ NLWC・ ALDS・ NLDS・ ALCS・ NLCS・ワールドシリーズ・第2回プレミア12