F904i
FOMA F904i | |
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キャリア | NTTドコモ |
製造 | 富士通 |
発売年 | 2007年6月1日 |
概要 | |
OS | Symbian OS+MOAP(S) |
CPU | SH-Mobile G1 |
音声通信方式 |
3G:FOMA(W-CDMA) (800MHz、1.7GHz、2GHz帯を使用) |
形状 | 折りたたみ・スイング式 |
サイズ | 108 × 50 × 22 mm |
質量 | 138 g |
連続通話時間 |
約190分(音声電話時) 約100分(テレビ電話時) |
連続待受時間 |
約550時間(静止時) 約400時間(移動時) |
データフォルダ | - |
外部メモリ |
microSD (2GBまで:ドコモ発表) |
FeliCa | あり |
赤外線通信機能 | あり |
Bluetooth | なし |
放送受信機能 | ワンセグ対応(録画不可) |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 |
フルワイドQVGA (240×432ドット) |
サイズ | 3.1インチ |
表示色数 | 約26万色 |
サブディスプレイ | |
方式 | STN液晶 |
解像度 | 30×96ドット |
サイズ | 0.65インチ |
表示色数 | モノクロ |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約320万画素CMOS |
機能 | AF(静止),手ブレ補正(静止,動画)対応 |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 約11万画素CMOS |
機能 | - |
カラーバリエーション | |
bordeaux | |
noir | |
blanche | |
champagne |
FOMA F904i(フォーマ・エフ きゅう まる よん アイ)は、富士通によって開発された、NTTドコモの第三世代携帯電話(FOMA)端末である。
概要
[編集]ディスプレイ部分は先代のF903iを改良した、左右に90度スイングするヨコモーションスタイルとなっている。サイクロイド機構採用により、ディスプレイ部分の角を四角くでき、額縁部の幅を6mmにした事で、販売当初、ワンセグ対応携帯電話では最大の3.1インチフルワイドQVGA液晶を搭載することが可能となった。また、フルワイドQVGA液晶はソニー・エリクソン製端末以外では初の採用となる。また、F903iでは廃されていたサブディスプレイも復活し、0.6インチのモノクロ液晶が搭載されている。ボディの厚さは、F903iより約2mm薄い。
名称にTVの付かない端末では初めてワンセグ視聴に対応。904iシリーズでは唯一のワンセグ対応端末になっている。ただし、録画には対応していない。キーライトは青色である。
外部メモリーはmicroSD(2GBまで:ドコモ発表)対応である。カメラ性能は、CMOS約320万画素(有効画素数:約310万画素)で、デジタル一眼レフカメラにも使われる画像処理エンジンMilbeautを携帯電話に初めて採用した。メインカメラの位置を、F902iSで評判だった、サブ液晶側に移動している。機能面では、オートフォーカス、手ぶれ補正に対応している。テレビ電話用のサブカメラはCMOS約11万画素。
ミュージック専用チップを搭載し、従来よりも長時間の音楽ファイルの再生が可能になった。Windows Media Audio形式の音楽ファイル再生に対応、またデジタル著作権管理 (Digital Rights Management) に対応している事により、Napster等の有料音楽配信サイトの利用もできる。利用には、USBケーブル、Windows XP又はWindows Vista対応パソコン、Windows Media Player10以上が必要となる。
プリインストールiアプリは「SuperボンバーマンG WIDE」、「ケータイ脳力ストレッチング2」、「ゼンリン地図+ナビF」、「Gガイド番組表リモコン」、「iアプリバンキング」、「DCMXクレジットアプリ」、「ケータイクレジットiD」など。
FOMA 904i シリーズ共通の機能の中では、うた・ホーダイ、2in1に対応した。GPS、3Gローミング (WORLD WING) 対応。ワンセグ対応携帯電話としては業界初の国際ローミング(W-CDMAのみ)対応機種である。
近年の富士通製端末と同様に指紋認証センサーを搭載し、プライバシーモードとセキュリティー面の一層の充実が図られている。
主な対応サービス | |||
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DCMX/おサイフケータイ | うた・ホーダイ | 着うたフル/着うた | デジタルオーディオプレーヤー(WMA)(AAC) |
3Gローミング | プッシュトーク | ||
GPS/ケータイお探し | デコメール/デコメ絵文字 | iチャネル | |
着もじ | テレビ電話/キャラ電 | 電話帳お預かりサービス | フルブラウザ |
おまかせロック/バイオ認証 | 外部メモリーへiモードコンテンツ移行 | トルカ | iC通信/iCお引越しサービス |
きせかえツール/ |
バーコードリーダ/ |
2in1※ |
※BモードのメールはWebメールとなる。
メーカーによる宣伝
[編集]テレビコマーシャル及びカタログ、前モデルのF903iに続き、木村拓哉が出演。アメリカンダイナーで子供とのやり取りを描き、横モーション機能やワンセグ機能に対応したことについて強調している。
歴史
[編集]- 2007年3月8日 - 技術基準適合証明(TELEC)通過
- 2007年3月12日 - 電気通信端末機器審査協会(JATE)通過
- 2007年4月23日 - 開発発表
- 2007年6月1日 - 発売開始
- 2008年6月3日 - ソフトウェアアップデート
不具合
[編集]2008年6月3日に以下の不具合の修正がソフトウェアの更新でなされた。
- iアプリDX以外のiアプリ利用時に、GPSで測位した位置情報が通知できてしまう場合がある
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- FOMA F904i サポート情報 - NTTドコモ
- FOMA F904i - 富士通
- ケータイ新製品SHOW CASE NTTドコモ F904i