FOMAらくらくホンIII
キャリア | NTTドコモ |
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製造 | 富士通 |
発売日 | 2006年9月1日 |
概要 | |
OS | Symbian OS + MOAP(S) |
CPU | SH-Mobile G1 |
音声通信方式 | FOMA(W-CDMA) |
形状 | 折りたたみ式 |
サイズ | 104 × 50 × 19.5 mm |
質量 | 113 g |
連続通話時間 | 約140分(音声電話時) 約100分(テレビ電話時) |
連続待受時間 | 約460時間(静止時) 約335時間(移動時) |
外部メモリ | miniSD (2GBまで:ドコモ発表) |
日本語入力 | ATOK |
FeliCa | なし |
赤外線通信機能 | あり |
Bluetooth | なし |
放送受信機能 | 非対応 |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | 240×320ドット |
サイズ | 2.4インチ |
表示色数 | 6万5536色 |
サブディスプレイ | |
方式 | STN液晶 |
解像度 | 64×64ドット |
サイズ | 1.2インチ |
表示色数 | モノクロ |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約130万画素CMOS |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 約11万画素CMOS |
機能 | なし |
カラーバリエーション | |
ゴールド | |
ピンク | |
ブラック | |
レッド | |
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FOMA らくらくホン III(フォーマ・らくらくホン・スリー)は、富士通が開発した、NTTドコモの第三世代携帯電話 (FOMA) 端末。らくらくホンシリーズの端末で、FOMA F882iES(フォーマ・エフ はち はち に・アイ・イー エス)のブランド名。型番末尾の ES は Easy Style の略である。
概要
[編集]デザインは、先代モデルの『らくらくホンII』より薄型(厚さ19.5mm)で持ちやすさが向上し、いつも時刻等を確認出来る大きめのサブディスプレイや、方向キー等の凹凸のはっきりしたボタンと、印字された大きく明快な表記や、液晶画面真下に配された『1,2,3』の数字ショートカットキー(予め登録した電話番号にかけられる)等、万人への使いやすさを最優先したらくらくホンシリーズの特徴を継承している。
この機種の文字表示には、モリサワの携帯電話用軽量アウトラインフォントシリーズ、KeiType(ケイタイプ)の1つ、『教科書ICA M』(明朝体系)が搭載されており、初期設定時のゴシック体系フォントと切り替えて使用出来る。日本語変換ソフトはATOKを採用。
また、この機種はシリーズで初めて、メガピクセルカメラ(130万画素CMOSイメージセンサ搭載)とminiSDの外部メモリーに対応。その他、拡大鏡機能や、文字変換候補やバーコード情報などの読み上げ機能、手書き文字を画像としてメールで送信出来る機能に対応。また、内蔵された2種類のマイクで通話時に自動で周りの騒音を測定し、除去する機能を初めて搭載した。そのほか、着うた・着モーション・歩数計機能・ワンタッチアラーム(作動に連動して電話発信も出来る)に対応。インターネット関連では、iモードとiチャネルに対応しているが、iアプリには対応していない。
カラーバリエーションは当初ゴールド、ピンク、ブラックの三種類だったが、2007年4月20日にレッドが追加された。
歴史
[編集]- 2006年6月19日:技術基準適合証明 (TELEC) 通過
- 2006年6月20日:電気通信端末機器審査協会 (JATE) 通過
- 2006年7月26日:開発を発表。
- 2006年9月1日:発売開始。
- 2007年4月20日:新色のレッドを追加。
- 2008年3月17日:SoftBank 821Tが本機の類似品だとして訴訟問題が発生。
- 2009年4月15日:上記の訴訟問題が和解(和解内容は非公開)。
不具合
[編集]- NTTドコモ及び富士通より、特に報告はない。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- FMWORLD FOMAらくらくホンIII製品情報
- NTT DoCoMo FOMAらくらくホンIII製品情報
- ドコモ、「FOMAらくらくホンIII」を開発 (ケータイWatch)