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M23 (天体)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
M23
Messier 23[1]
散開星団M23
仮符号・別名 NGC 6494
星座 いて座
見かけの等級 (mv) 5.5[1]
視直径 27.0'[1]
分類 散開星団[1]
発見
発見日 1764年6月20日[2]
発見者 シャルル・メシエ[3]
発見方法 望遠鏡による観測
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  17h 57m 04.0s[1]
赤緯 (Dec, δ) −18° 59′ 06″[1]
赤方偏移 -0.000027[1]
視線速度 (Rv) -8.2 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: 1.18 ミリ秒/年[1]
赤緯: -1.39 ミリ秒/年[1]
距離 2,150光年[3](約0.66kpc)
M23の位置
M23の位置
物理的性質
直径 約15光年[3]
年齢 約220×106[3]
他のカタログでの名称
Mel 184
Template (ノート 解説) ■Project

座標: 星図 17h 57m 04.0s, −18° 59′ 06″ M23 (NGC 6494) は、いて座にある散開星団

概要

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少なくとも150以上の恒星から構成される[3]。アメリカのアマチュア天文家ジョン・マラスは、不規則な星の並びを10cm屈折望遠鏡で見てコウモリの形にたとえた。全体の形をダイアモンドリングの形にたとえる人もいる。

双眼鏡では天の川にまぎれてわかりにくいが、口径5cmの望遠鏡では数十個の星が浮かび上がる。倍率を高くすると広がりすぎて見えにくくなる。大口径望遠鏡で見ると微星が多くあり、どこまでが天の川との境界か分からなくなってくる。

観測史

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1764年6月20日にシャルル・メシエが発見した[2]。メシエは「いて座の弓の端とへびつかい座の右足の間、へびつかい座65番星の近くにある。この星団の星は互いにかなり接近している。」と記している[2]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME M23. 2016年3月11日閲覧。
  2. ^ a b c Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2005年1月2日). “Messier 23 Observations and Descriptions”. SEDS. 2016年3月11日閲覧。
  3. ^ a b c d e Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2007年8月21日). “Messier Object 23”. SEDS. 2016年3月11日閲覧。

関連項目

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