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M46 (天体)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
M46
Messier 46[1]
散開星団 M46
仮符号・別名 NGC 2437[1], Mel 75[1]
星座 とも座
見かけの等級 (mv) 6.1[1]
視直径 27.0' [2]
分類 散開星団[1]
発見
発見日 1771年2月19日[3]
発見者 シャルル・メシエ[3]
発見方法 望遠鏡による観測
位置
元期:J2000.0[1]
赤経 (RA, α)  07h 41m 46.0s[1]
赤緯 (Dec, δ) −14° 48′ 36″[1]
赤方偏移 0.000160[1]
視線速度 (Rv) 48.09 km/s[1]
固有運動 (μ) 赤経: -5.66 ミリ秒/年[1]
赤緯: -0.08 ミリ秒/年[1]
距離 5,400光年[2](約1.7kpc)
M46の位置
M46の位置
物理的性質
直径 30光年
年齢 300×106[2]
Template (ノート 解説) ■Project

座標: 星図 07h 41m 46.0s, −14° 48′ 36″ M46 (NGC 2437) はとも座にある散開星団

概要

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M47と合わせて同程度の星団が並んでいるので、南天の二重星団[4]と表現する人もいる。ただ、M47は明るい星が荒々しく並んでいて、M46は細かい星が星雲状に並んでいると表現する人もいる。

双眼鏡では星雲上に見える。条件が良ければその上に微かな微星が見える。小口径ではおびただしい微星が見え、となりのM47と全く印象の異なった姿が楽しめる。M46の中には惑星状星雲NGC 2438がある。青みがかった灰色で、濃淡がある。口径8cmの望遠鏡で見たという人もいる。口径20cmではさらに大きく見え、星雲の端に星がついているのが見える。20cmの望遠鏡でNGC 2438が環状であることを確認できる。口径30cmの望遠鏡では中心星が見える。

観測史

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1771年2月19日にフランス天文学者シャルル・メシエが発見した[3]。メシエは「大犬の頭と一角獣の見えない足の間にある、非常に小さな星の集まり。良い反射望遠鏡でないと識別できない。わずか星雲状のものをふくむ」と記した[3]

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME M46. 2016年3月5日閲覧。
  2. ^ a b c Hartmut Frommert,Christine Kronberg (2007年8月30日). “Messier Object 46”. SEDS. 2016年3月5日閲覧。
  3. ^ a b c d Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2006年3月18日). “Messier 46 - Observations and Descriptions”. SEDS. 2016年3月5日閲覧。
  4. ^ 浅田英夫 1996, p. 130.

参考文献

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  • 浅田英夫『星雲星団ウォッチング』地人書館、1996年2月。ISBN 978-4805205013 


関連項目

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