M30 (天体)
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M30 | ||
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仮符号・別名 | NGC 7099[1] | |
星座 | やぎ座 | |
見かけの等級 (mv) | 7.10[1] | |
視直径 | 12.0'[2] | |
分類 | 球状星団[1] | |
発見 | ||
発見日 | 1764年8月3日[2] | |
発見者 | シャルル・メシエ[2] | |
発見方法 | 望遠鏡による観測 | |
位置 元期:J2000.0[1] | ||
赤経 (RA, α) | 21h 40m 22.12s[1] | |
赤緯 (Dec, δ) | −23° 10′ 47.5″[1] | |
赤方偏移 | -0.000615[1] | |
視線速度 (Rv) | -184.3 km/s[1] | |
固有運動 (μ) | 赤経: -0.61 ミリ秒/年[1] 赤緯: -7.28 ミリ秒/年[1] | |
距離 | 26,000光年[2](約8.0kpc) | |
M30の位置
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他のカタログでの名称 | ||
Mel 237 | ||
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
座標: 21h 40m 22.12s, −23° 10′ 47.5″
概要
[編集]明るく双眼鏡でまるく小さな星雲状に見える。中心部が明るく密集しており、周辺が5'ほど拡散している。周辺の微星の見え方は、フェーレンベルクは「10cmの160倍で周辺の微星が見える」としたが、マラスは「10cm屈折望遠鏡で外側が不規則で微星が見えるが、条件が悪いと見えない。12.5cmならばいつでも見える」とした。口径20cmからは周辺にかなりの微星と星の流れが見えてくる。中心部が南にかたよっていて、北側に3本の角のような星の流れが見えるが、その星の流れは長時間露出をした写真では、はっきりとは確認できないという。
M15と同様に、中心部分が密集して、星の重力の相互作用で中心部が崩壊しているとも思われている。
観測史
[編集]1764年8月3日にシャルル・メシエによって発見された。メシエは「41番星に近い星雲で、3.5フィートの望遠鏡でどうにか見える」としている[3]。1783年にウィリアム・ハーシェルは「2つの星の流れがあり、4~5個の星がその流れの中にあるが、おそらく星団に属しているのだろう」として、星雲ではなく星団として捉えた[3]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j “SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME M30. 2016年3月15日閲覧。
- ^ a b c d Hartmut Frommert,Christine Kronberg (2007年8月21日). “Messier Object 30”. SEDS. 2016年3月15日閲覧。
- ^ a b Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2005年5月22日). “Messier 30 - Observations and Descriptions”. SEDS. 2016年3月15日閲覧。