M96 (天体)
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M96 Messier 96 | |
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渦巻銀河 M96
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仮符号・別名 | NGC 3368[1] |
星座 | しし座 |
見かけの等級 (mv) | 9.25[1] |
視直径 | 4.070' × 2.768'[1] |
分類 | SAB(rs)ab, 渦巻銀河[2] |
発見 | |
発見日 | 1781年3月20日[3] |
発見者 | ピエール・メシャン[2] |
発見方法 | 望遠鏡による観測 |
位置 元期:J2000.0[1] | |
赤経 (RA, α) | 10h 46m 45.744s[1] |
赤緯 (Dec, δ) | +11° 49′ 11.78″[1] |
赤方偏移 | 0.00096[1] |
視線速度 (Rv) | 287 km/s[1] |
距離 | 3800万光年[2](約12Mpc) |
M96の位置
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物理的性質 | |
直径 | 10万光年[2] |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
座標: 10h 46m 45.744s, +11° 49′ 11.78″ M96(NGC 3368)はしし座にある渦巻銀河である。
概要
[編集]M95やM105を含むしし座I銀河群(M96銀河群)と呼ばれる銀河群の中で最も明るく見える銀河である[2]。
口径10cmの望遠鏡で、条件が良ければ小さな光の光斑として見える。楕円形であることも確認できる。口径50cmでは腕の構造も見えてくる。
観測史
[編集]M95とともに、1781年3月20日にピエール・メシャンによって発見され、同年3月24日にシャルル・メシエのカタログに記載された。メシエは「しし座にある、星のない星雲で、M95に近いがM95ほどはっきりしない。おとめ座のM84やM86に似ている」とした[3]。ジョン・ハーシェルは「非常に明るくまた大きい。やや楕円をしている。中央は急に明るくなっている。とした[3]。ウィリアム・ヘンリー・スミスは「まるいがM95の方がはっきりしている。大きく青白い」とした[3]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h “SIMBAD Astronomical Database”. Results for NAME M96. 2016年3月3日閲覧。
- ^ a b c d e Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2007年9月2日). “Messier Object 96”. SEDS. 2016年3月3日閲覧。
- ^ a b c d Hartmut Frommert, Christine Kronberg (2006年5月21日). “Messier 96 Observations and Descriptions”. SEDS. 2016年3月3日閲覧。
参考文献
[編集]- 中野繁『星雲星団の観測』恒星社厚生閣、1978年。ISBN 978-4769900559。
- 浅田英夫『星雲星団ウォッチング』地人書館、1996年2月。ISBN 978-4805205013。
- 渡部潤一『メシエ天体のすべて - 夜空に光るM1からM110まで』ニュートンプレス〈ニュートン別冊〉、2007年1月。ISBN 978-4315517910。