RD-810
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原開発国 | ウクライナ |
---|---|
設計者 | ユージュノエ設計局 |
開発企業 | ユージュマシュ |
目的 | 1段目 |
現況 | 開発中 |
液体燃料エンジン | |
推進薬 | 液体酸素 / RG-1 |
混合比 | 2.65 |
サイクル | 二段燃焼サイクル |
構成 | |
燃焼室 | 1 |
性能 | |
推力 (vac.) | 2,105 kN (473,000 lbf) |
推力 (SL) | 1,876 kN (422,000 lbf) |
燃焼室圧力 | 18 MPa (2,600 psi) |
Isp (vac.) | 335.5秒(3.290 km /秒) |
Isp (SL) | 299秒(2.93 km /秒) |
ジンバル範囲 | 8° |
寸法 | |
乾燥重量 | 2,800 kg (6,200 lb) |
リファレンス | |
出典 | [1][2][3][4] |
RD-810 (РД-810)はウクライナ製の液体酸素とケロシン(RG-1)を二段燃焼サイクルで燃焼する液体燃料ロケットエンジン[4]
概要
[編集]単一の燃焼室を備え、ジンバルでノズルを2軸で+/- 8°傾ける事による推力偏向を備える。ウクライナのユージュノエ設計局でMayakロケットシリーズの1段目の推進のために設計された[4][2]
RD-810ならびにRD-801の研究に基づいて設計されているRD-8バーニアとの維持・向上RD-120エンジン。RD-810はMayak上で単独で使用することも
RD-810はRD-801と同様にRD-8バーニアエンジンの開発を基に設計されたRD-120エンジンの改良型である。RD-810は単独でMayakで使用したり、RD-810Mと呼ばれる4基をまとめる仕様でゼニットで使用されるRD-170を置き換えることもできる。[2]
ユージュノエで開発されたロケットエンジンはハイパーゴリック推進剤を使用する機種が多いが、この機種では液体酸素とケロシン(RG-1)を推進剤として使用する。
関連項目
[編集]- Mayak – RD-810の搭載を見込んで開発中のウクライナ製のロケット
- RD-801 – ユージュノエによって設計された同じ系列の小型のエンジン
- SCE-200 – RD-810の青写真を基にした可能性がある同等の仕様のインド製ロケットエンジン
- ユージュノエ設計局 – RD-810の設計局
- ユージュマシュ – ユージュノエと密接に連携しているRD-810の製造会社。
出典
[編集]- ^ Brügge, Norbert (2016年7月11日). “Ukrainian space-rocket and missile liquid-propellant engines”. B14643.de. 2015年8月6日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b c Degtyarev, A . V.; Shulga, V . A.; Zhivotov, A . I.; Dibrivny, A . V. (2013). “СОЗДАНИЕ СЕМЕЙСТВА КИСЛОРОДНО-КЕРОСИНОВЫХ ЖИДКОСТНЫХ РАКЕТНЫХ ДВИГАТЕЛЕЙ НА БАЗЕ ОТРАБОТАННЫХ ТЕХНОЛОГИЙ ДЛЯ ПЕРСПЕКТИВНЫХ РАКЕТ-НОСИТЕЛЕЙ ГП "КБ «ЮЖНОЕ" [THE DEVELOPMENT OF LOX - KEROSENE L IQUID ROCKET ENGINES FAMILY FOR PERSPECTIVE LAUNCH VEHICLES OF YUZHNOYE SDO BASED ON PROVEN TECHNOLOGIES]” (Russian) (PDF). АВИАЦИОННО - КОСМИЧЕСКАЯ ТЕХНИКА И ТЕХНОЛОГИЯ (National Aerospace university them. NE Zhukovsky) 2013 nr. 01 (98): 44–50. ISSN 1727-7337. オリジナルの2016-08-16時点におけるアーカイブ。 2016年7月11日閲覧。.
- ^ “RD-810”. Defense Industry Of Ukraine Products And Services. 2016年7月11日閲覧。
- ^ a b c “RD-810”. Yuzhnoye. 2016年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月11日閲覧。