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Something (東方神起の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東方神起 > 楽曲 > Something (東方神起の曲)
東方神起 > ディスコグラフィ > Something (東方神起の曲)
Something
東方神起配信限定シングル
収録アルバムTENSE
リリース大韓民国の旗 2014年1月6日
規格デジタル・ダウンロード
ジャンル
時間4分1秒
作詞者Yoo Young Jin
作曲者Yoo Han Jin, Yoo Young Jin
チャート順位
東方神起 大韓民国の旗 韓国 年表
  • Something
  • (2014年)
ミュージックビデオ
「Something (Korea)」 - YouTube
「Something」
東方神起シングル
初出アルバム『TREE
A面 Hide & Seek(両A面)
リリース
規格
ジャンル
時間
作詞・作曲
  • Yoo Young Jin(作詞)
  • H.U.B.(日本語詞)
  • Yoo Han Jin, Yoo Young Jin(作曲)
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間2位(日本、オリコン[6][注 1]
  • 週間2位(日本、Top Singles Sales[7][注 1]
  • 2014年2月度月間5位(日本、オリコン)[8][注 1]
  • 2014年度年間56位(日本、オリコン)[9][注 1]
  • 2014年度年間75位(日本、Hot Singles Sales)[10][注 1]
  • 東方神起 日本の旗 日本 年表
    ミュージックビデオ
    「Something」 - YouTube
    テンプレートを表示

    Something」(サムシング)は、韓国の男性デュオ東方神起の楽曲。韓国語バージョンと日本語バージョンの2種類が制作されており、韓国語バージョンは2014年1月6日に第7集アルバム『TENSE』からの先行シングルとして、日本語バージョンは2014年2月5日に「Hide & Seek」との両A面で日本での40枚目のシングルとして発売された。

    本作は、ダブルベースを主体としたスウィング・ジャズ調のダンスナンバーで[1]、「オールドアメリカン」をテーマとした楽曲[11]。歌詞は世の中の女性たちが自分を求めてくることに疲れた自己陶酔に陥っている男性を題材とし、「自分に相応しい彼女になるためには自分を魅了する何かが必要だ」と語る内容になっている。[12][13]。作詞はユ・ヨンジンが手がけ、作曲はヨンジンとユ・ハンジンの共作。日本語詞はH.U.B.が手がけた。

    背景・リリース

    [編集]

    発売前の2013年12月26日に行われた公式記者会見で、本作のヒントとして「ビッグバンド」を挙げ、本作について「これまではシンセサイザーを使った音楽が強かったけど、今回はバンドサウンドに挑戦した」と語った[14]

    2014年1月6日に第7集アルバム『TENSE』からの先行シングルとして、韓国語バージョンがSMエンタテインメントより発売された。第7集アルバムには、タイトル曲として収録された。発売に先駆けて、1月3日にKBS第2テレビジョン『ミュージックバンク』で初披露された[15]

    2014年2月5日に日本語バージョンが「Hide & Seek」との両A面シングル(40枚目のシングル)『Hide & Seek / Something』として発売された。前作『Very Merry Xmas』以来約2か月ぶりのリリースかつアルバム『TREE』からの先行シングルで、「CD+DVD」(品番 : AVCK-79174/B <初回限定盤>、AVCK-79187/B <通常盤>)「CD」(品番 : AVCK-79175)「Bigeast盤」(品番 : AVC1-79176)の計5形態で発売された[16][17]。「CD+DVD」に付属のDVDには日本語バージョンのミュージック・ビデオとオフショット映像(初回限定盤のみ)が収録された[17]。日本語バージョンは、日本テレビ系『ミュージックドラゴン』の2014年1月度オープニングテーマに起用された[18]

    ミュージック・ビデオ

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    楽曲と同様、ミュージック・ビデオも韓国語バージョンと日本語バージョンの2種類が存在する。いずれもロープパフォーマンスをシンボルとしており、映像内でメンバーはロープを弦楽器に見立てて演奏する動きやロープを駆使してマリオネットを彷彿するパフォーマンスを披露している[15]。振り付けはトニー・テスターとファン・サンフンが手がけた[19]。なお、この2種類のミュージック・ビデオはほぼ同様のものとなっているが、カメラワークや振り付けが一部異なっている[11]

    韓国語バージョンのミュージック・ビデオは1月1日にSMTOWNのYouTube公式チャンネルで公開され[19]、日本語バージョンのミュージック・ビデオは1月16日にエイベックスのYouTube公式チャンネルでショートバージョンで公開された[11]。韓国語バージョンのミュージック・ビデオは、1月17日時点で再生回数が370万回を突破した[11]

    反響

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    評価

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    本作は、音楽評論家から高い評価を得た。OSENのイ・ヘリは本作の歌詞について「愉快で可愛くて生き生きしている」と評価し、音楽性の転換についても高く評価した[20]。他の音楽評論家は、生のビッグバンドサウンドである点を高く評価し、「韓国のアイドルグループが初めて金管楽器を導入した楽曲」とコメントした[21]

    チャート成績

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    韓国語バージョンは、17万7226ダウンロードを記録し、ガオンシングルチャートで第4位を獲得[2]ビルボード誌のK-Pop Hot 100チャートでは最高7位を獲得した[3]

    日本語バージョンが収録されたシングル『Hide & Seek / Something』は、10万枚以上の売り上げを記録して、2014年2月17日のオリコン週間シングルランキングで初登場2位を獲得[22]。2014年2月度オリコン月間シングルチャートでは5位を獲得した[8]

    シングル収録内容

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    デジタル・シングル(韓国)
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.「Something」Yoo Young Jin
    • Yoo Han Jin
    • Yoo Young Jin
    • Yoo Young Jin
    • Kim Dong Ha(ブラス編曲)
    合計時間:
    CDオンリー盤(日本)
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.Hide & SeekH.U.B.近藤薫井上慎二郎
    2.「Something」
    • Yoo Han Jin
    • Yoo Young Jin
    • Yoo Young Jin
    • Kim Dong Ha(ブラス編曲)
    3.「Hide & Seek」(Markus Bøgelund's Audio Ninja Remix)H.U.B.近藤薫Markus Bøgelundリミックス
    4.「Hide & Seek」(Less Vocal)   
    5.「Something」(Less Vocal)   
    合計時間:
    CD(日本 / CD+DVD)
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.Hide & SeekH.U.B.近藤薫井上慎二郎
    2.「Something」
    • Yoo Han Jin
    • Yoo Young Jin
    • Yoo Young Jin
    • Kim Dong Ha(ブラス編曲)
    3.「Hide & Seek」(Less Vocal)   
    4.「Something」(Less Vocal)   
    合計時間:
    DVD(日本 / CD+DVD)
    #タイトル作詞作曲・編曲監督
    1.「Something」(Video Clip)   
    2.「Off Shot Movie」(初回限定盤のみ)   
    Bigeast盤(日本)
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.Hide & SeekH.U.B.近藤薫井上慎二郎
    2.「Something」
    • Yoo Han Jin
    • Yoo Young Jin
    • Yoo Young Jin
    • Kim Dong Ha(ブラス編曲)
    3.「Hide & Seek」(Less Vocal)   
    4.「Something」(Less Vocal)   
    合計時間:

    演奏参加者

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    収録アルバム

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    脚注

    [編集]

    注釈

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    1. ^ a b c d e f 両A面シングル『Hide & Seek/Something』でのランクイン。

    出典

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    1. ^ a b c d e “東方神起、10周年記念アルバム 『7集: TENSE』&リパッケージ『Spellbound』”. HMV&BOOKS online (ローソンエンタテインメント). https://www.hmv.co.jp/fl/58/160/1/ 2020年3月26日閲覧。 
    2. ^ a b GAON DIGITAL CHART” (朝鮮語). Gaon Music Chart. Korea Music Content Association (2014年1月). 2014年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月1日閲覧。
    3. ^ a b Korea K-Pop Hot 100: Week Ending January 25, 2014”. Billboard Prometheus Global Media. (2014年1月25日). 2020年3月26日閲覧。
    4. ^ 2014년 01월 Download Chart” (韓国語). Gaon Download Chart. Korea Music Content Association (2014年1月). 2014年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月1日閲覧。
    5. ^ GOLD DISC 2014年2月度」『The Record』第653巻、日本レコード協会、2014年4月10日、14頁。 
    6. ^ Hide & Seek/Something|東方神起”. ORICON NEWS. オリコン. 2020年4月2日閲覧。
    7. ^ Billboard Japan Top Singles Sales|Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2014年2月17日). 2020年3月26日閲覧。
    8. ^ a b Hide & Seek/Something|東方神起”. ORICON NEWS. オリコン (2014年2月). 2014年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月16日閲覧。
    9. ^ オリコン年間 シングルランキング 2014年度 51〜60位”. ORICON NEWS. オリコン. 2019年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月12日閲覧。
    10. ^ Billboard Japan Top Singles Sales Year End | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2014年). 2020年3月28日閲覧。
    11. ^ a b c d “東方神起「Something(Short ver.)」日本語ver.のMV公開(動画)”. KpopStarz. (2014年1月17日). http://japanese.kpopstarz.com/articles/12061/20140117/%EF%BD%94%EF%BD%96%EF%BD%98%EF%BD%91-something-musicvideo.htm 2020年3月26日閲覧。 
    12. ^ “東方神起、新曲「Something」のヒントを明かす“ビックバンド””. Kstyle (LINE). (2014年6月28日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1998074 2020年4月16日閲覧。 
    13. ^ “東方神起「Something」のカムバックステージがミュージカルのように華やかだと話題に”. KpopStarz 日本語版 (KpopStarz). (2014年1月10日). http://japanese.kpopstarz.com/articles/11843/20140110/tvxq-musical-like-performance-at-mcountdown.htm 2020年4月16日閲覧。 
    14. ^ “東方神起、新曲「Something」のヒントを明かす“ビックバンド””. Kstyle (LINE). (2013年12月27日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1985419 2020年3月26日閲覧。 
    15. ^ a b “東方神起「Something」音楽番組のカメラワークを徹底比較分析”. Kstyle (LINE). (2014年1月11日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1986031 2020年3月26日閲覧。 
    16. ^ Hide & Seek / Something”. 東方神起 オフィシャルウェブサイト. エイベックス. 2020年3月26日閲覧。
    17. ^ a b “東方神起、3月にニューアルバム「TREE」発売決定”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2014年1月14日). https://natalie.mu/music/news/107671 2020年3月26日閲覧。 
    18. ^ Something|シングル”. ひかりTVミュージック. ぷらら. 2020年3月26日閲覧。
    19. ^ a b “東方神起「Something」韓国初の縄パフォーマンスに“視線集中””. Kstyle (LINE). (2014年1月9日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1986147 2020年3月26日閲覧。 
    20. ^ Lee, Hye-rin (2014年1月1日). “TVXQ's 'Something' is catchy and cute” (韓国語). Osen via Naver. http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&oid=109&aid=0002685823&sid1=001 2020年4月16日閲覧。 
    21. ^ “Reviewing January albums” (韓国語). Tenasia via Naver. (2014年1月6日). http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&oid=312&aid=0000022236&sid1=001 2020年4月16日閲覧。 
    22. ^ “板野友美、最新SGチャートにランクイン トラウマ的歌詞で「浜崎あゆみの後継者」となる?”. リアルサウンド (株式会社blueprint). (2014年2月13日). https://realsound.jp/2014/02/sg10.html 2020年3月26日閲覧。 

    外部リンク

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