MIROTIC
『MIROTIC』 | ||||
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東方神起 の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ||||
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レーベル | SMエンタテインメント | |||
プロデュース | 李秀満 | |||
東方神起 韓国 アルバム 年表 | ||||
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『MIROTIC』収録のシングル | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Wrong Number」 - YouTube |
『MIROTIC』(ミロティック)は、東方神起の韓国での4集(4枚目)オリジナル・アルバムである。2008年9月24日にSMエンタテインメントより発売。日本でも2008年12月17日にライセンス盤が発売された。
概要
[編集]前作の3集『“O”-正・反・合』から約1年7ヶ月ぶりのアルバムで[1]、ジェジュン、ユチョン、ジュンスが参加した最後のアルバム。
レコーディングは2007年より行なわれ、2008年1月にタイトルが決定した。本作では、メンバーが手がけた楽曲が収録されており、ジュンスは「노을..바라보다 (Picture of You)」、チャンミンは「Love in the Ice」の作詞、ジェジュンは「사랑아 울지마 (Don't Cry My Lover)」、ユチョンは「사랑 안녕 사랑 (Love Bye Love)」の作詞作曲を手がけた。
アルバムタイトルおよび曲名に使用されている「MIROTIC」は、「エロティック」と朝鮮語で「迷路」を意味する「Miro」を合わせたジェジュンによる造語[2]。
本作発売当時に予約販売で30万枚を記録し、11月30日までにオンラインでは16万3346枚、オフラインでは30万3468枚の売上を記録。販売枚数では前作の35万枚を上回る46万6814枚を記録し、2004年発売のソ・テジの第7集『Issue』(48万枚)以来の最多記録となった。[1][3][4]。
2008年11月に韓国の青少年保護委員会より「歌詞が全体的に扇情的である」という指摘された。これにより、同国の青少年保護法に基づく「青少年有害媒体物」の指定を受け、19歳未満には販売禁止、深夜帯から明朝までは放送禁止という処置が下された[5][6][7][8]。
同年の『第23回ゴールデンディスク賞』では、「I got you」が「I chose you」、「I got you under my skin」が「I got you under my sky」に変更されたクリーン・バージョンが披露された[5]。翌年1月2日には本作のリパッケージ盤のクリーン・バージョンが発売された。
発売形態
[編集]2008年9月24日に発売された最初のVer.Aを皮切りに、10月6日発売のVer.B、11月12日発売のVer.C、日本ライセンス盤の計4つが存在する。
- Ver.A
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- 品番 : SMCD-173
- 豪華60ページのフォトブック付きの12曲入りオリジナルバージョン
- Ver.B
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- 品番 : SMCD-174/B
- DVD付きの10曲入りバージョン
- Ver.C
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- 品番 : SMCD-176、SMCD-177(クリーンバージョン)
- 新曲が追加され、リード曲が変更になった16曲入りバージョン。上記の通り、2009年1月2日にクリーン・バージョンが発売されている。
- 日本ライセンス盤
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- 品番 : RZCD-46092/B
- 「CD+DVD」仕様。
- 韓国盤の全曲を収録した16曲入りで、楽曲に対しての対訳・解説付き。
- DVDには朝鮮語「주문-MIROTIC」のPVオフショットの映像をテロップ付きで収録。さらにa-nation'08東京公演で韓国のプレスに対しておこなった朝鮮語によるメンバーコメントリレーもテロップ付きで収録。
収録内容
[編集]Ver.A
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「주문-MIROTIC」 | 유영진 |
| 유영진 | |
2. | 「Wrong Number」 | 강준우 |
| 유한진 | |
3. | 「노을..바라보다 (Picture of You) 」 | 김준수 |
| 유영진 | |
4. | 「Crazy Love」 | 김영후 | 김영후 | 김영후 | |
5. | 「HEY! (Don't Bring Me Down)」 | 유영진 | 유영진 | 유영진 | |
6. | 「넌 나의 노래 (You're my melody)」 | 김영후 |
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7. | 「무지개 (Rainbow)」 | 김정배 | 켄지 | 켄지 | |
8. | 「낙원 (Paradise)」 | 휘성 |
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9. | 「악녀 (Are you a good girl?)」 | 유영진 | 유영진 | 유영진 | |
10. | 「Flower Lady」 | 조윤경 |
| 유한진 | |
11. | 「잊혀진 계절 (Forgotten Season)」(Sung by 김재중) | 박건호 | 이범희 | ||
12. | 「Love in the Ice」 | 심창민 | Daisuke Suzuki |
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合計時間: |
Ver.B
[編集]Ver.C
[編集]台湾盤
[編集]日本ライセンス盤
[編集]収録曲の表記は、日本公式サイトのディスコグラフィに準拠[9]。
曲の解説
[編集]- Wrong Number
- 「Ver.C」のリード曲。
- 주문-MIROTIC
- タイトル曲。邦題は「呪文-MIROTIC」。
- 本作と同じ年の10月15日に日本で、日本語バージョンが「呪文 -MIROTIC-」というタイトルで発売された。
- 노을..바라보다 (Picture of You)
- 邦題は「夕陽..見上げて (Picture Of You)」。
- Crazy Love
- HEY! (Don't Bring Me Down)
- 넌 나의 노래 (You're my melody)
- 邦題は「君は僕の歌 (You're My Melody)」。
- 무지개 (Rainbow)
- 邦題は「虹 (Rainbow)」。
- 本作と同じ年に日本で発表された「Rainbow」とは別の楽曲。
- 낙원 (Paradise)
- 邦題は「楽園 (Paradise)」。
- 악녀 (Are you A Good girl?)
- 邦題は「悪女 (Are You A Good Girl?)」。
- 잊혀진 계절 (Forgotten Season)
- 邦題は「忘れられた季節 (Forgotten Season)」。
- ジェジュンのソロ曲。
- Love in the Ice
- 日本での12thシングル『SUMMER〜Summer Dream/Song for you/Love in the Ice〜』の3曲目の韓国語バージョン。
- 사랑아 울지마 (Don't Cry My Lover)
- 邦題は「愛よ、泣かないで (Don't Cry My Lover)」。
- 소원 (Wish)
- SUPER JUNIORのリョウクとキュヒョンとのコラボ曲。
- 邦題は「願い (Wish)」。
- 사랑 안녕 사랑 (Love Bye Love)
- 邦題は「愛、さよなら愛 (Love Bye Love)」。
- Don't Say Goodbye
リリース一覧
[編集]国 | リリース日 |
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韓国 | 2008年10月17日 |
日本 | 2008年12月17日 |
フィリピン | 2010年1月30日 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b “東方神起4集「MIROTIC」 46万枚販売”. 中央日報. (2008年12月4日) 2019年11月2日閲覧。
- ^ “스타들의 ‘귀환’ 평범함은 싫다” (朝鮮語). 헤럴드경제(ヘラルド経済). ヘラルドメディア (2008年10月13日). 2019年11月2日閲覧。
- ^ Kim Hyeong-woo (2009年1月8日). “동방신기 4집 103일만에 50만장 판매 돌파 [TVXQ 4th album 500,000 sales topped in 103 days]”. Newsen 2019年11月2日閲覧。
- ^ Genlove Benalayo (2009年1月11日). “TVXQ 4th Album Sells 5-Year-High 500,000 Copies”. KBS. Wordpress. 2019年11月2日閲覧。
- ^ a b Kim, Hyung-eun (2008年12月16日). “Teen tunes get the rap from censoring body”. JoongAng Ilbo. オリジナルの2009年5月29日時点におけるアーカイブ。 2019年11月2日閲覧。
- ^ “東方神起の『주문-MIROTIC』、青少年有害物と判定”. Japanese JoongAngIlbo(中央日報日本語版). ジョインスドットコム (2008年12月1日). 2009年5月29日閲覧。
- ^ “보건복지가족부고시제2008-139호” (PDF) (朝鮮語). 대한민국정부 관보(大韓民国政府 官報). 韓国行政安全部. pp. 10-20頁 (2008年11月27日). 2019年11月2日閲覧。
- ^ “東方神起のヒット曲「呪文」を有害指定 「扇情的」と韓国政府”. MSN産経ニュース (2008年12月4日). 2009年5月29日閲覧。
- ^ “東方神起 オフィシャルウェブサイト”. エイベックス. 2019年11月2日閲覧。