コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

Portal:世界遺産

レンソイス・マラニャンセス国立公園(中南米の自然遺産、2024年登録)

logo

ティエベレの王宮(アフリカの建造物群、2024年登録)

佐渡島の金山(アジアの遺跡、2024年登録)

テ・ヘヌア・エナタ(欧州/大洋州の複合遺産、2024年登録)

Portal:世界遺産へようこそ!! このポータルはプロジェクト:世界遺産に準拠しております。

メニュー

文化遺産 : 前近代の建築 - モダニズム建築 - 都市の歴史地区・旧市街 - 伝統的集落 - 考古遺跡 - 文化的景観 - 世界史的事件 - 産業遺産

自然遺産 : 陸地の自然美 - 海洋の自然美 - 陸地の生態系 - 海洋の生態系 - 生命進化の記録 - 地質学的見本

複合遺産

[編集]

お知らせ

  • 第46回世界遺産委員会が開催されました(2024年7月21日 - 31日)。世界遺産の総数は1,223件となりました。危機遺産は1減1増で、56件のままです。
  • 第45回世界遺産委員会(拡大会合)が開催されました(2023年9月10日 - 25日)。世界遺産の総数は1,199件となりました。危機遺産は1減2増で、なおも56件あります。
  • 第18回臨時委員会(2023年1月)にて、オデーサ歴史地区など計3件が緊急に世界遺産登録され、世界遺産の総数は1,157件となりましたが、すべて同時に危機遺産登録されたため、危機遺産は55件となりました。
[編集]

新着記事

[編集]

執筆依頼

主要項目

世界遺産

各国の世界遺産

関連組織

関連用語

索引

文化遺産
[編集]

前近代の建築

姫路城は、兵庫県姫路市にあるである。別名を白鷺城という。江戸時代初期に建てられた天守等の主要建築物が現存し、建築物は国宝重要文化財城跡は国の特別史跡に指定されている。また、ユネスコ世界遺産リストに登録されており、日本100名城などにも選定されている。
姫路城は、現在の姫路市街の北側にある姫山および鷺山を中心に築かれた平山城で、日本における近世城郭の代表的な遺構である。江戸時代以前に建設された天守が残っている現存12天守の一つで、・・・

[編集]

モダニズム建築

ファグス工場は、ドイツニーダーザクセン州アルフェルト英語版にある製靴用の靴型英語版工場で、初期モダニズム建築の重要な例証として2011年UNESCO世界遺産リストに登録された。この工場はオーナーのカール・ベンシャイトが、自らの企業が過去から断絶することを表現するためにラディカルな建築物を望んで発注したもので、ヴァルター・グロピウスアドルフ・マイヤー英語版によって設計された。この工場は1911年から1913年にかけて建てられ、増築や内装は1925年に最終的な完成をみた。世界遺産になっているが、現在でも靴型工場として稼動している。・・・

[編集]

都市の歴史地区・旧市街

キュラソー島の港町ウィレムスタット市内の歴史地区は、カリブ海に浮かぶオランダ自治領キュラソー島にあるUNESCO世界遺産リスト登録物件である。名称のとおり、主都ウィレムスタットの中心市街が対象となっている。アムステルダムの運河沿いを髣髴とさせるような特徴的な破風の建物が、美しいパステルカラーに彩られた町並みは、オランダ海上帝国の植民都市として建設され、熱帯地方の気候に順応しつつ発展したかつての都市計画を伝えるものである。1997年に登録された当初は、「オランダ領アンティルの港町ウィレムスタットの歴史地区」だったが、オランダ領アンティルの解体とキュラソー島の単独自治領化を踏まえ、2011年に現在の名称に変更された。

[編集]

伝統的集落

ホッローケーは、ハンガリーノーグラード県の村。「ハンガリーで最も美しい村」とも評される伝統的な村落が保たれていることから、古民家の建ち並ぶ中心的な通りが1987年ユネスコ世界遺産文化遺産)に登録された。現在では世界遺産に登録されている村は他にもあるが、ホッローケーの登録はそれらの中で最初のものである。・・・
ホッローケーにはパローツ様式と呼ばれる独特の建築様式が保存されている。白い壁は泥と藁を混ぜたものに石灰を塗って作られている。屋根は主に入母屋造で、破風には木製の飾り格子があり、それぞれの家が分かる家紋のような透かし彫りになっている。これは装飾的役割だけでなく、煙の通り道としても機能している。・・・

[編集]

考古遺跡

アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群は、エジプト南部のナイル川流域にある、古代エジプト文明の遺跡。1960年代、エジプトでナイル川流域にアスワン・ハイ・ダムの建設計画が持ち上がったが、このダムが完成すると、ヌビア遺跡が水没する危機が懸念された。これを受けて、ユネスコが、ヌビア水没遺跡救済キャンペーンを開始。世界の60ヶ国の援助により、技術支援、考古学調査支援などが行われた。これがきっかけとなり、開発から歴史的価値のある遺跡、建築物、自然等を国際的な組織運営で守ろうという機運がうまれ、1972年11月16日、ユネスコのパリ本部で開催された第17回ユネスコ総会で、世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)が満場一致で成立。1975年、20ヶ国が条約締結し正式に発効した。ヌビア遺跡群も1979年、世界遺産(文化遺産)に登録された。・・・

[編集]

文化的景観

コンソは、エチオピア南部諸民族州内の地域名であると同時に、そこで暮らすエスニック・グループの名称でもある。コンソ地域は標高800 mから1800 mほどの山岳地帯にあり、そこで暮らす人々は資源の限られた自然環境の中で外敵の脅威などに備えつつ、最大限の農業生産性を上げようとして、さまざまな工夫を凝らして独特の文化様式を育んできた。その結果生まれた文化的景観は、2011年UNESCO世界遺産リストに登録された。なお、世界遺産登録時の評価対象には含まれなかったが、この地域のコンソ遺跡群からは175万年前の世界最古級の握斧などが出土しており、古人類学への貢献という面でも重要な地域である。・・・

[編集]

世界史的事件

アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所は、ドイツ第二次世界大戦中に国家をあげて推進した人種差別的な抑圧政策により、最大級の惨劇が生まれたとされる強制収容所である。アウシュヴィッツ第一強制収容所はドイツ占領地のポーランド南部オシフィエンチム市(ドイツ語名アウシュヴィッツ)に、アウシュヴィッツ第二強制収容所は隣接するブジェジンカ村(ドイツ語名ビルケナウ)につくられた。周辺には同様の施設が多数建設されている。ユネスコ世界遺産委員会は、二度と同じような過ちが起こらないようにとの願いを込めて、1979年に世界遺産リストに登録した。公式な分類ではないが、日本ではいわゆる「負の世界遺産」に分類されることがしばしばである。・・・

[編集]

産業遺産

テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観メキシコの世界遺産のひとつ。メキシコの特産品であるリュウゼツランから造られる蒸留酒は、ハリスコ州テキーラ市周辺の限られた原料・製法で作られたもののみをテキーラ、それ以外のものをメスカルと呼んで区別する。世界遺産に登録されているのは、テキーラの原料となるリュウゼツランの一種(テキラリュウゼツラン)の栽培地や醸造所群が中心となっている。・・・

自然遺産
[編集]

陸地の自然美

大地溝帯にあるケニアの湖沼群は、ケニアリフトバレー州にあるエルメンテイタ湖ナクル湖ボゴリア湖を対象とするUNESCO世界遺産リスト登録資産である。大地溝帯にあり、地下でつながる3つの湖とその周辺は、地形や植生が織りなす傑出した自然美と、コフラミンゴなど13種の絶滅危惧種準絶滅危惧を含む多くの鳥類の生息地となっていることなどが評価されている。・・・
世界遺産登録範囲では多くの鳥たちが確認されており、この地域で確認されている鳥類は450種を超える。3箇所ともラムサール条約の登録地となっているほか、バードライフ・インターナショナルは、ケニアの重要な野鳥生息地60選に挙げている。登録範囲で見られる絶滅危惧種危急種準絶滅危惧の鳥類は、13種である。・・・

[編集]

海洋の自然美

グレート・バリア・リーフは、オーストラリア北東岸に広がる世界最大サンゴ礁地帯。漢字表記は大堡礁。南緯10度から24度にかけて広がり、2600km(1,600マイル)を超える長さに2,900以上の暗礁群と約900の島を持ち、総面積は344,400km2以上となる。地理的な位置は、クイーンズランド州沿岸の珊瑚海に存在する。
グレート・バリア・リーフは宇宙空間からも確認できるほど広大であり、生物が作り出した単一の構造物としては世界最大である。しかし、その生物とは微小なサンゴポリプ等の有機体であり、これらが数十億集まって形成しているサンゴ礁である。そして、この暗礁は生物多様性を支える重要な役目を持ち、1981年に世界遺産に登録された。・・・

[編集]

陸地の生態系

カジランガ国立公園は、インドアッサム州にある世界遺産(自然遺産)。また、カジランガ国立公園は、保護されている地区の中では、最もトラの居住密度が高く、2006年に、トラの保存計画であるプロジェクト・タイガー英語版への参加を宣言した。他のインドの国立公園と比較して、カジランガ国立公園は、野生生物の保護に成功している国立公園であるということが出来る。カジランガ国立公園には、エレファント・グラス(ススキ)が広範囲で自生しており、カジランガの湿地帯には、熱帯性の広葉樹林が広がり、ブラマプトラ川を含む4本の河川が交錯する。また、ベンガル語でジールスと呼ばれる湿地帯に出来る池が複数存在している。カジランガ自体は、自然が豊かであることから、複数の書物、歌、ドキュメンタリーが作成されてきた。2005年には、開園100年を迎えた。

[編集]

海洋の生態系

バン・ダルガン国立公園は、ヌアクショットヌアディブの間に位置する、モーリタニア西岸の国立公園である。ティミリス岬を中心とする12000km²の国立公園で、面積のおよそ半分は海域である。沖合いには暖流寒流がぶつかる潮目があるため、魚が多く集まり、それを目当てとする鳥類や海棲哺乳類も多く集まる。とりわけ、公園内のティドラ島、ニルミ島、ナイル島、キジ島、アルガン島などを含む砂州は、渡り鳥の楽園と化している。こうした鳥類と海洋生物の多彩さが評価され、ユネスコ世界遺産リストに登録されている。モーリタニア北西部ダフレト・ヌアディブ州の沿岸部の陸地及び海域が対象だが、国立公園内はかなり平坦な地形であり、最高点は標高15m である。海洋も遠浅の海が広がり、国立公園内では最深部でも5m の深さしかない。・・・

[編集]

生命進化の記録

ガラパゴス諸島は、東太平洋上の赤道下にあるエクアドル領の諸島Islas Galápagos は「ゾウガメの島」という意味で、ガラパゴス諸島の名は、ゾウガメの甲羅が馬の鞍に似ていることからスペイン語で馬の鞍を意味する galápago からきている。正式名称はコロン諸島で「コロンブスの群島」を意味する。行政面ではガラパゴス県にある。約2万3000人が居住し、主要言語はスペイン語。
エクアドル本土より西約900キロメートルにあり、大小多くの島と岩礁からなる。現在、ガラパゴスの123の島に名前が付いている。最も北のダーウィン島英語版と南のエスパニョラ島の間は220キロメートル離れている。最大のイサベラ島は面積4,588平方キロメートル、島内のウォルフ火山は海抜1,707メートルである。・・・

[編集]

地質学的見本

イエローストーン国立公園アイダホ州モンタナ州、及びワイオミング州に位置するアメリカ合衆国国立公園である。イエローストーンは世界最古の国立公園であり、ワイオミング州北西部を中心として3,470平方マイル(8,980平方km)にわたる。この国立公園は様々な間欠泉温泉地熱によるその他の見所で有名であり、グリズリー、及びアメリカバイソンバッファロー)やワピチの群れが生息している。ここは地上に残された数少ない手付かずの巨大温帯生態系の一つであるイエローストーン圏生態系の中心になっている。 イエローストーン地区は北アメリカ大陸最大の火山地帯である。巨大カルデラの形成を伴う超巨大な噴火が約210万年前、約130万年前、約64万年前の計3回起こり、それ以外にも小規模な噴火は約7万年前まで続いていた。・・・

複合遺産
[編集]

 

マチュ・ピチュの歴史保護区は、ペルークスコ県にあるマチュ・ピチュ遺跡と、その周辺を対象とするUNESCO世界遺産リスト登録物件である。マチュ・ピチュ遺跡はインカ帝国時代の遺跡の中では保存状態がきわめて良く、それに加えて周辺の自然環境は優れた景観の中に絶滅危惧種危急種をはじめとする重要な動物相植物相を含んでいることから、1983年に複合遺産として登録された。総面積は約326km2で、そのうち都市遺跡部分は約5km2である。・・・

[編集]

 

トンガリロ国立公園は、ニュージーランドの北島にある、山岳地帯を保護する目的で設定された国立公園である。1894年、ニュージーランド初の国立公園となった。ユネスコ世界遺産複合遺産)に登録されている。最高峰ルアペフ山(2,797 m)や、富士山に似た稜線を持つナウルホエ山(2,291 m)などの活火山や死火山が広がる795km2の広さを持つ。トンガリロ山(1,967 m)には、エメラルド色に輝く火山湖がある。また、この国立公園の山域はマオリ族の信仰対象でもあった。マオリ族の文化との結びつきが考慮され、文化と自然の複合遺産として世界遺産に登録された。・・・

[編集]世界遺産 写真展