BSイレブン競馬中継
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BSイレブン競馬中継 | |
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ジャンル | スポーツ番組 |
出演者 |
高見侑里 高田秋 東幹久 宮島咲良他 |
製作 | |
制作 | BS11 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2011年1月5日 - 放送中 |
放送時間 | 中央競馬の開催日(土・日曜) 第1部:12:00 - 第2部:16:00 - [1] |
BSイレブン競馬中継 |
BSイレブン競馬中継(ビーエスイレブンけいばちゅうけい)は、日本BS放送(BS11)が放送している中央競馬の中継番組である。
概要
毎週土・日曜日 午後0時(12時)からの第1部と午後4時(16時)からの第2部で放送。地上波テレビ局等で中央競馬の中継番組を放送している間は休止となる[1]。視聴は無料である[2]。
JRAの東西主場で行われる午後のレースを、パドックや返し馬も含め中継する[1]。スタジオには「バーチャルスタジオ」の技術が導入されている[注 1]。連動データ放送を実施しており、出馬表・オッズ・払戻金のデータを随時更新している[1]。
番組開始当初から、お笑いコンビ・TIMをメインパーソナリティーとして展開してきたが、2016年12月25日の放送分をもって卒業。7年目に突入する2017年から全面リニューアルを敢行し、土・日それぞれの曜日に分けて、2人づつの新パーソナリティーを起用。土曜日は高見侑里、高田秋の両氏とも女性が担当し、主に「UMAJO」と呼ばれる女性ファンをターゲットにした内容、日曜は東幹久と宮島咲良を中心に初心者からベテランまでの競馬愛好家に楽しめる内容を展開する[3]
出演者
一部出演者は、夜に放送『うまナビ!イレブン』と兼務する。
総合司会
アシスタント
アシスタントアナウンサー
- 舩山陽司(ラジオNIKKEIアナウンサー)(初出演は2011年1月5日放送分[5])
- 小塚歩(ラジオNIKKEIアナウンサー)(初出演は2014年1月25日放送分[6])
- 小林雅巳(ラジオNIKKEIアナウンサー)(初出演は2016年6月4日放送分)
- 原則交代出演。主にオッズ(2013年まで)、配当読み、パドック(2014年から)を担当する。また2013年までは第1部は原則としてスタジオ解説者が出演しなかったため、レース後の寸評もアシスタントアナウンサーが行っていたが、2014年からは第1部・第2部共にスタジオ解説者がレース後の寸評を行っている。3人ともラジオNIKKEIの実況アナも担当しており、3人のうち出演しないアナウンサーはその週は現地のレース実況を担当しているケースが大半である。
- レースの実況は同じラジオNIKKEIの現場の実況アナウンサー(JRA公式映像・ラジオNIKKEIの『中央競馬実況中継』で使われるものと同じ)が担当している。
解説
- 土曜・日曜解説者
- 丹下日出夫(毎日新聞本紙担当) - レースラップマスター
- 板津雄志(サンケイスポーツ東京本社記者、2013年までは日曜のみ出演、2016年から日曜においては『みんなのKEIBA』でもレース解説([[競馬エイト]]所属のトラックマン、[[松本ヒロシ]]と週替わり、またはW解説を担当するようになった) - 1番人気ジャッジメント
- 土曜解説者
- 須田鷹雄(競馬評論家、2013年より加入) - 東大卒データアナリスト
- 細江純子(スポーツキャスター(元・JRA騎手)、『みんなのKEIBA』[7](関西GI開催週[8]は『KEIBA BEAT』)解説者のため土曜日を中心に出演。元・『中央競馬ワイド中継』土曜リポーター) 元祖女性騎手
- 日曜解説者
- 大上賢一郎(スポーツ報知東京本社記者) - 初代最終キング、信念を貫く熱血予想
- 椎名竜大(同上、2014年より加入)
- 鈴木正(スポーツニッポン東京本社記者) - 2・4代目最終キング
- 高木一成(日刊スポーツ東京本社記者[9]、通称:タカパネ) - 3代目最終キング
- 水島晴之(同上、2014年より加入)
- 小林正明(デイリースポーツ東京本社記者、本紙担当、2014年より加入)
- 刀根善郎(同上、2016年より加入)
- 2013年までは準レギュラー解説者が出演するのは原則第2部のみで、2012年までの月曜祝日開催でフジテレビやテレビ東京での中継がなく、ノンストップで放送される場合は番組開始時から準レギュラー解説者がスタジオ出演していたが、2014年からスタジオ解説者は、1部、2部通して出演することになった。それに伴い、各新聞社より1名から2名ずつに解説者が増員されている。また『中央競馬ワイド中継』や『KEIBAワンダーランド』のように各競馬場に設置された放送席からではなくBS11のバーチャルスタジオから放送する都合上、スタジオ解説者は原則関東所属の記者となる。尚、パドック解説者は競馬新聞トラックマンを起用しているのに対しスタジオ解説者はスポーツ新聞の競馬記者が多く出演する。更にBSイレブンの株主でありBSイレブン竹橋スタジオが毎日新聞本社ビルにある縁から、競馬中継では珍しい毎日新聞の記者(丹下、松沢)も解説者を担当する。岡田は基本的には土曜第1部のみの出演であるが、第2部にもそのまま出演する場合もある。2013年までは丹下と田沼のみ土曜・日曜のどちらにも出演していたが、2014年に田沼が東京スポーツ退社と共に当番組を降板したため、後任として板津が土日両日に出演するようになった。それ以外の解説者は原則どちらかの曜日のみの出演となっている。
パドック解説(関東主場)
通年で出演するパドック解説者は太字(第1部に出演)
- 土曜担当
- 第1・3週(以下の3名のうち1名の出演)
- 小木曽大祐(日刊競馬、2011年は日曜担当。以前は『ワンダフル競馬』(新潟放送)の解説者でもあった)
- 藤本貴久(日刊競馬、2011年は土曜担当。元ホースニュース・馬トラックマン。新潟の3場開催時および函館・札幌開催期間中は原則出演しない[10])
- 郡和之(日刊競馬、2011年は土曜担当。以前は姉妹番組である『うまナビ!イレブン』解説者も担当した。2015年までは函館・札幌開催期間中は原則出演しなかった[10])
- 第2・4週
- 第1・3週は夏競馬期間中は小木曽のみの出演となる(2016年からは郡も出演)。
- 日曜担当
- 第1・3週(以下の3名のうち1名の出演)
- 小木曽大祐
- 藤本貴久
- 郡和之
- 第2・4週
- 第1・3週は夏競馬期間中は小木曽のみの出演となる(2016年からは郡も出演)。吉岡は『うまナビ!イレブン』では中山開催時に出演する。
- 2012年より土・日曜の第1・3週の関東主場パドック解説は日刊競馬の小木曽・藤本・郡の3人が明確なローテーションではなくなり、持ち回りで順次担当する。ただし、2日続けては出演せず、必ず土・日で別の解説者が担当。この3名については2012年よりラジオNIKKEIの『中央競馬実況中継』の日曜午前パドック解説者も持ち回りで担当することになったことから久保木も含め、当番組に出演する日刊競馬トラックマンは全員『中央競馬実況中継』のパドック解説も行っていて、日曜日は午前『中央競馬実況中継』に出演し、午後からは当番組に出演と掛け持ちする場合もある。
パドック解説(関西主場)
- 土曜担当(京都開催)
- 青木行雄(競馬ブック関西所属トラックマン。2014年から加入。日曜日はMBSラジオ『GOGO競馬サンデー!』[12]でレギュラー解説として出演)
- 土曜担当(阪神・中京・小倉開催)
- 海士部彰(競馬ブック関西所属トラックマン。2014年から加入)
- 日曜担当
- 日比野正吾(研究ニュース関西所属トラックマン。元『競馬ファン』・『競馬ダービー』トラックマン。2013年から加入。2013年は主に土曜に出演)
- 永山弘樹(研究ニュース関西所属トラックマン。2015年から加入。日比野同様、元『競馬ダービー』トラックマン)
- 2014年より関西主場のパドック解説は土曜日は競馬ブックトラックマン、日曜日は研究ニューストラックマンが担当することとなった。尚、第3場の競馬場にはパドック解説者は置かない。パドック解説を担当する競馬新聞社は『KEIBAワンダーランド』を協賛し、『中央競馬ワイド中継』にもレギュラー解説者を送っていた競馬ブックと『中央競馬ワイド中継』開始当初から最終回まで一貫してレギュラー解説者を送っていた日刊競馬・競馬研究(現・研究ニュース)の3社が前番組からの流れで引き続き担当する。出演トラックマンの傾向として競馬ブック・競馬研究はエース格のベテラントラックマンを送っているのに対し、日刊競馬は若手・中堅クラスのトラックマンを送っている。また日刊競馬トラックマンは当番組、及び『うまナビ!イレブン』に計9名のトラックマンが出演しているが両方の番組に出演するのは郡のみで、その他の8名はどちらか1番組のみの出演となっている。パドック解説は当初は現地競馬場からの電話リポートであったが、2013年より電話リポートからBSイレブン独自カメラによる解説者の顔出し出演でのパドック解説に変わっている。
ゲスト
過去の出演者
- TIM(ゴルゴ松本・レッド吉田)(2011年1月5日から2016年12月25日まで長きにわたりMCを担当した)[4]
- 谷桃子(タレント、土曜アシスタント担当)
- 岡村麻純(タレント/通称:オカパネ、日曜アシスタント担当)
- 木和田篤(ラジオNIKKEIアナウンサー。アシスタントアナウンサー担当、初出演は2011年1月9日放送分[5])
- 徳光和夫(フリーアナウンサー(元・日本テレビアナウンサー)、ご意見番としてGI[14]レース開催日を中心に出演、特別顧問、第2部のみの出演)
- 川田英太(元・競馬ブック関西所属トラックマン。2011年-2012年、関西主場パドック解説。レギュラー出演時は松本と交互隔日出演。2012年をもって競馬ブックを退社したため、当番組も降板した)
- 松本晴夫(元・競馬ブック関西所属トラックマン。2011年-2013年、関西主場パドック解説。『KEIBAワンダーランド』からの引継ぎ。2013年をもって競馬ブックを退社したため、当番組も降板した)
- 久保木正則(日刊競馬、2011年-2012年。日曜関東主場パドック解説。夏競馬開催期間中のみの出演)
- 田沼亨(元・東京スポーツ、2011年-2014年。スタジオ解説者として土日担当。2014年に東京スポーツ退社により、当番組も降板。現在は競馬評論家として活動。前・『ウイニング競馬』解説者、通称:タヌキング)
- 星野英治(研究ニュース[11]、2011年-2015年。土曜関東主場パドック解説。姉妹番組である『うまナビ!イレブン』解説者も担当。前・『中央競馬ワイド中継』土曜解説。2015年をもって研究ニュースを退社したため、当番組も降板した)
- 豊島俊介(デイリースポーツ東京本社記者、2014年より加入、2015年8月16日放送分を最後に出演がなく、翌2016年からは『ウイニング競馬』の解説者になるため、当番組を降板)
主なコーナー
現在
- 現場は見た!→Today's EYE EAST/WEST
- 現場の解説者によるレース回顧や新馬戦の結果、明日の注目馬などを紹介。
- 明日の重賞分析
- 解説者と共に明日開催されるJRAの重賞を分析していく。
- ELEVEN KEIBA HEADLINE→ELEVEN KEIBA TOPICS(2部)
- 1週間の競馬関連ニュースを紹介。2016年4月放送分よりBGMが変更され、ヘッドライン部分も回転式から短冊状に変更。2017年1月放送分の全面リニューアルに伴い、土曜の2部に変更の上で現在のコーナー名となった。
- 最終キング争奪戦→最終の神の手を探せ!→最終レースで穴ざんまい!→最終戦隊リベンジャー→最終戦隊アテタインジャー(2部)
- 新聞記者や芸能人が最終レースを本気で予想し、本命馬をボードで紹介。
- ジョッキー名鑑(2部)
- JRA所属の騎手を詳しく掘り下げる。
- 咲良!コレを買え! by 東幹久(日曜1部)
- 日曜のメインレースの中で東幹久が注目している本命馬を咲良に向けて紹介。
- もしもし 突然ですが東です(日曜2部)
- 東幹久が今週のレースで勝利した競走馬や新記録を達成した騎手の報告を生電話などで繋いでいく。
- おうまのQ(日曜2部)
- ラジオNIKKEIのアナウンサーが競馬に関するクイズを出題。4クールに分けて行われ、出演者と正解数を競い合う。形式上は徳光がやっていた「これが本当のクイズダービー→クイズイレブンダービー」に近い構成。
過去のコーナー
- あゆ美の激アツ!ジョッキーデータ→あゆ美のこれ来ちゃいますよ!!(2部)
- 2016年4月放送分より変更された「これ来ちゃいますよ!!」では競馬の必勝法に欠かせないキーワードを紹介し、そのキーワードから来ちゃうようなデータをあぶり出していくというもので、ほとんどは重賞に関係するデータが多い。最後にはあゆ美の「侮っていると、来ちゃいますよ!」で終わる。
- 明日のイチ押しメイクデビュー(2部)
- 明日開催されるJRAの新馬戦から、解説者が特に注目している馬を紹介。
- 明日も当てまSHOW!(2部)
- 1人の芸能人にスポットを当て、競馬にまつわるエピソードを踏まえ明日のメインレースの予想を紹介。
- これが本当のクイズダービー→クイズイレブンダービー(徳光出演日の日曜2部、開催は不定期)
- 競馬に関するクイズを出題[15]。
放送時間
BS11
原則として中央競馬の開催がある土曜・日曜に放送。かつては祝日も中継していたが、現在は中継しておらず、その日はグリーンチャンネルが無料放送で対応を行っている。
ネット局
以下の独立テレビ局では土・日曜の14時台の1時間に、「JRA競馬中継」の名称で放送する[16]。
放送 対象地域 |
放送局 | 系列 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|---|
神奈川県 | テレビ神奈川(tvk) | 独立局 (首都圏トライアングル) |
土曜・日曜 14:00-15:00 (同時ネット) |
土曜日14:30以後は裏送り。 全国高等学校野球選手権地方大会など、各県内のスポーツ中継がある場合は 放送休止になるか、雨天中止・早終了の場合に限り放送する場合がある。[要出典] |
埼玉県 | テレビ埼玉(TVS) | |||
千葉県 | 千葉テレビ放送(CTC) |
過去のネット局
いずれも独立局。
関連番組
放送事故
- 2015年2月21日は、BS11側の機器障害により、通常時より約55分間遅れての放送開始となった[19]。
脚注・出典
注釈
- ^ ただし、天候等の影響で代替競馬が開催される場合に限り、バーチャルスタジオは用いられない。
出典
- ^ a b c d BSイレブン競馬中継(番組公式) 日本BS放送 2014年11月30日閲覧
- ^ JRA・テレビラジオ番組案内
- ^ 『BSイレブン競馬中継』2017年1月、初のリニューアル!新メインMCは高見侑里さん(土曜)、東幹久さん(日曜)に決定!(時事通信)
- ^ a b c d e f g “高見侑里、東幹久が競馬番組MC就任!武豊との対談も”. Smartザテレビジョン. (2016年12月27日) 2016年12月27日閲覧。
- ^ a b 2011年1月1日放送の『渡辺和昭のしゃべってしゃべって120分』内渡辺の発言より。
- ^ 2013年12月27日放送の『うまきんIII』内本人および渡辺和昭の発言より。
- ^ 『スーパー競馬』→『みんなのケイバ』からの担当。
- ^ 京都競馬場・阪神競馬場(関西テレビ制作)・中京競馬場(東海テレビ制作)でのGI開催日が該当する。細江は現役引退後の2003年の『ドリーム競馬→DREAM競馬』から『競馬beat→競馬BEAT→KEIBA BEAT』にかけてアドバイザーという形で出演している。
- ^ 2011年4月23日発行分より本紙担当。
- ^ a b この期間はグリーンチャンネルの『中央競馬中継』のパドック解説を務める。
- ^ a b 2011年までは「競馬研究」。
- ^ 2013年3月31日までは『サンデー競馬中継 みんなの競馬』。
- ^ 日本名は「あまかす」であるが、香港での名前は「かんぱくといさん」。
- ^ 基本的に一般GI開催日の出演であってJ・GIの中山グランドジャンプ、中山大障害開催日は出演しない。平地GIであっても2011年のジャパンカップ開催日、2012年の朝日杯フューチュリティステークス開催日は出演しなかった。
- ^ 徳光は『クイズダービー』に1990年から大橋巨泉の降板後に後任で司会をしていた。また、競馬中継では『チャレンジ・ザ・競馬』がその『クイズダービー』に近い構成であった。
- ^ a b c テレビ中継・ラジオ中継・テレビ成績ダイジェスト JRAホームページ
- ^ a b c d e f JRAホームページ テレビ中継・ラジオ中継・テレビ成績ダイジェスト - webアーカイブ、2011年9月13日
- ^ 競馬ファン以外も注目!BSイレブン競馬中継 記者会見 BS11広報BLOG 2010年11月27日
- ^ BSイレブン競馬中継が約1時間の遅れ デイリースポーツ 2015年2月21日配信・閲覧