アフォガート
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アフォガート(アッフォガート、イタリア語: affogato)、またはアッフォガート・アル・カッフェ(affogato al caffe[1])は、コーヒーを基にしたイタリアのデザートである。一掬いのミルク風味またはバニラ風味のアイスクリームまたはジェラートにエスプレッソのショットをかけて食べる形式が一般的である[2]。エスプレッソ以外にも、アマレットやビチェリン、カルーア、その他リキュールを使うレシピもある[3][4][5][6][7]。
「Affogato」はイタリア語で「溺れた(アイスクリーム)」の意である[8]。
イタリアのレストランとカフェではデザートに分類されるが、イタリア国外のレストランとカフェでは飲み物に分類されることがある[9]。
日本においては「アフォガード」との誤表記が多く見られる。
歴史
[編集]イタリアにおけるアフォガートの起源は不明であるが[10]、イタリアで人気を得たのは1950年代である。これはアイスクリーム製造の工業化と同時に起こった[11]。アメリカで「affogato」という単語が英語辞書に含まれたのは1992年のことだった[12]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ Nolan, Greg (2018年4月26日). “An Introduction to Affogato (Recipes and Tips)” (英語). I Need Coffee. 2020年10月16日閲覧。
- ^ Davies, Emiko (2013年8月26日). “Italian Table Talk: Gelato, affogato & some history”. 2019年6月7日閲覧。
- ^ Vettel, Phil (2002年7月7日). “Unfussy Fortunato; Wicker Park eatery is simply impressive”. Chicago Tribune: p. 25
- ^ Gray, Joe (2008年7月3日). “Gelato + espresso = affogato”. Chicago Tribune: p. 7 2019年6月7日閲覧。
- ^ Leech-Black, Sarah (2008年8月15日). “An affogato to remember”. Boston Globe
- ^ Parks, Stella. “Fior di Latte Gelato Recipe” (英語). www.seriouseats.com. 2020年9月8日閲覧。
- ^ Powers, Deb. “Drink Guide: Affogato al Caffe” (英語). Blackout Coffee Co. 2020年10月16日閲覧。
- ^ 『伊和中辞典』(第2版)小学館、1999年3月20日、33頁。ISBN 4-09-515402-0。
- ^ “Recipe Of The Day: Affogato”. The Huffington Post. (2013年5月17日) 2019年6月7日閲覧。
- ^ Petrich, Ivan Laranjeira (2020年7月13日). “What Is An Affogato?” (英語). Perfect Daily Grind. 2020年10月19日閲覧。
- ^ Porte, Café (2021年12月2日). “The history of Café Affogato and how to prepare it” (英語). Porte. 2022年12月31日閲覧。
- ^ "Affogato". Merriam Webster Dictionary (英語). 2020年9月8日閲覧。