カルポー
表示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この項目では、ギリシャ神話の女神について説明しています。木星の衛星については「カルポ (衛星)」をご覧ください。 |
カルポー(古希: Καρπώ, Carpo)は、ギリシア神話に登場する女神である。季節の女神・ホーラーの一柱で秋を司る。日本語では長母音記号を省略してカルポとも表記される。
ゼウスとテミスの3柱の娘の1人で、植物の結実・収穫を象徴する。アッティカ地方ではタロー、アウクソーとともに3柱説のホーラーの1柱である[1][2]。
脚注
[編集][脚注の使い方]
- ^ パウサニアス、9巻35・1。
- ^ ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌス、『神話集(Fabulae)』 183。
参考文献
[編集]- パウサニアス『ギリシア記』飯尾都人訳、龍溪書舎(1991年)