ザ・ソング・オブ・シンギング
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『ザ・ソング・オブ・シンギング』 | ||||
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チック・コリア の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1970年4月7日(#1, #4, #6)、4月8日(#2, #3, #5) ニューヨーク A&Rスタジオ[2] | |||
ジャンル | ジャズ、フリー・ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | ブルーノート・レコード | |||
プロデュース | ソニー・レスター | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チック・コリア アルバム 年表 | ||||
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『ザ・ソング・オブ・シンギング』(The Song of Singing)は、チック・コリアが1970年に録音・1971年に発表したスタジオ・アルバム。
解説
[編集]本作のためのセッションで録音されたアウトテイクのうち、「Blues Connotation」は未発表音源集『サークリング・イン』(BN-LA472-H2)、「Drone」は未発表音源集『サーキュラス』(BN-LA882-J2)で日の目を見た[2]。また、1989年発売のアメリカ盤CD (CDP 7 84353 2)には、これら2曲に加えて、未発表のままとなっていた「Ballad II」もボーナス・トラックとして追加された[3]。
本作に参加したコリア、デイヴ・ホランド、バリー・アルトシュルの3人は、1970年よりアンソニー・ブラクストンを加えたカルテット「サークル」としても活動しており、「トイ・ルーム」や「ネフェルティティ」は、サークルによるライブ録音も残されている[2]。また、コリアが本作と全く同じメンバーで1971年1月に録音したアルバム『A.R.C.』でも、「ネフェルティティ」が再演された[2]。
スコット・ヤナウはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「初期アート・アンサンブル・オブ・シカゴに影響を受けた、どちらかと言えばフリー/アヴァンギャルド・ジャズ的な音楽だが、じっくり聴くに値する」と評している[4]。
収録曲
[編集]- トイ・ルーム - "Toy Room" (Dave Holland) - 5:54
- バラッドI - "Ballad I" (D. Holland, Barry Altschul) - 4:20
- ライムス - "Rhymes" (Chick Corea) - 6:54
- フレッシュ - "Flesh" (C. Corea) - 6:11
- バラッドIII - "Ballad III" (D. Holland, B. Altschul) - 5:37
- ネフェルティティ - "Nefertiti" (Wayne Shorter) - 7:05
1989年再発CDボーナス・トラック
[編集]- "Blues Connotation" (Ornette Coleman) - 7:17
- "Ballad II" (C. Corea, D. Holland, B. Altschul) - 6:36
- "Drone" (C. Corea, D. Holland, B. Altschul) - 22:20
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ “Chick Corea - Song of Singing”. DaveHolland.com. 2022年3月20日閲覧。
- ^ a b c d “Chick Corea Discography”. Jazz Discography Project. 2022年3月20日閲覧。
- ^ Chick Corea - The Song Of Singing (1989, CD) - Discogs
- ^ Yanow, Scott. “Song of Singing - Chick Corea”. AllMusic. 2022年3月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- ザ・ソング・オブ・シンギング - Discogs (発売一覧)