ネイティヴ・センス
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『ネイティヴ・センス』 | |||||
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チック・コリア&ゲイリー・バートン の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 | ロサンゼルス マッド・ハッター・スタジオ[1] | ||||
ジャンル | ジャズ | ||||
時間 | |||||
レーベル | ストレッチ・レコード | ||||
プロデュース |
チック・コリア ロン・モス(エグゼクティブ・プロデューサー) | ||||
専門評論家によるレビュー | |||||
チック・コリア アルバム 年表 | |||||
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ゲイリー・バートン 年表 | |||||
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『ネイティヴ・センス』(原題:Native Sense - The New Duets)は、チック・コリアとゲイリー・バートンが連名で1997年に発表したスタジオ・アルバム。
背景
[編集]「ネイティヴ・センス」、「ポスト・スクリプト」、「ルンバタ」は本作が初出となる新曲で、「タンゴ'92」は、元々は映画に提供するために作られた未発表曲である[2]。なお、「ポスト・スクリプト」は、バルトーク・ベーラのピアノ曲「バガテル」の翻案に挟まれる形で収録された[3]。
反響・評価
[編集]アメリカでは『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートで25位に達した[4]。第41回グラミー賞では、収録曲「ルンバタ」が最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・ソロ賞を受賞し、本作は最優秀ジャズ・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞にノミネートされた[5]。
リチャード・S・ギネルはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「ジャズ・ロックの時代から活躍し、各々の楽器の特性を知りつくし、型にはまることを拒んできた、50代半ばの成熟した名人2人による作品」と評している[3]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はチック・コリア作。
- ネイティヴ・センス - "Native Sense" - 6:32
- ラヴ・キャッスル - "Love Castle" - 7:29
- デュエンデ - "Duende" - 8:06
- ノー・ミステリー - "No Mystery" - 9:10
- アーマンドズ・ルンバ - "Armando's Rhumba" - 3:48
- バガテル#6 - "Bagatelle #6" (Béla Bartók) - 1:14
- ポスト・スクリプト - "Post Script" - 5:44
- バガテル#2 - "Bagatelle #2" (B. Bartók) - 2:50
- タンゴ'92 - "Tango '92" - 5:02
- ルンバタ - "Rhumbata" - 9:39
- フォー・イン・ワン - "Four in One" (Thelonious Monk) - 5:10
日本盤ボーナス・トラック
[編集]- アイ・ラヴス・ユー・ポーギー - "I Loves You Porgy" (Ira Gershwin, DuBose Heyward, George Gershwin) - 5:00
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ CD英文ライナーノーツ(チック・コリア、1997年6月)
- ^ a b Ginell, Richard S. “Chick Corea - Native Sense: The New Duets Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年3月30日閲覧。
- ^ “Chick Corea - Awards”. AllMusic. 2016年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月30日閲覧。
- ^ “Chick Corea - Artist”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2023年3月30日閲覧。