シロガラシ
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シロガラシ | |||||||||||||||||||||
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シロガラシの図譜
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Sinapis alba L. | |||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||
Brassica alba, B. hirta | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
シロガラシ | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
white mustard, yellow mustard |
シロガラシ(英語: white mustard)は、アブラナ科シロガラシ属の一年生植物。種子をマスタードの原料とするほか、野菜ないしはハーブとしても利用される。地中海沿岸原産で荒れ地などに自生している野草だが、現在では帰化植物として世界的に分布している。
成長すると草丈45センチ程度になるが、イングランドではクレスと同じ場所に播種し、スプラウトの状態でまとめて収穫するマスタード・アンド・クレスという農法があり、サラダやサンドイッチに利用される[1]。
名称
[編集]名前は種子がクロガラシに対し白っぽいことから。また、葉の形からキクガラシ、キクバガラシとも。アメリカカラシナは北米で最も一般的なマスタードである、イエローマスタードの原料として栽培されていることから。属名は、ラテン語でカラシの種の意味。
白芥子
[編集]シロガラシの種子は白芥子(ハクガイシ)と呼ばれ、他のカラシ種子と同様に、健胃、去痰、鎮咳の漢方薬として用いられる。珍味として食されることもある。
グルコシノレートの一種であるシナルビンが含まれ、これが辛みを感じさせる。
出典
[編集]- ^ バーバラ・サンティッチ、ジェフ・ブライアント監修 山本紀夫監訳『世界の食用植物文化図鑑』、柊風社、2010年、p186