レモンバーベナ
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レモンバーベナ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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レモンバーベナ
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Aloysia citrodora | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
コウスイボク、ボウシュウボク |
レモンバーベナ (Aloysia citrodora[2]) はクマツヅラ科の落葉低木(シノニム:Aloysia triphylla)。和名は、コウスイボク(香水木)、ボウシュウボク(防臭木)。
特徴
[編集]クマツヅラ科の植物は、全部で75属役300種が知られている[3]。レモンバーベナは、アルゼンチン、チリ、ペルー原産。17世紀にスペインによってヨーロッパにもたらされた。
高さ1-3mに成長し、葉は強いレモンの香りを放つ。小説『風とともに去りぬ』では、主人公スカーレット・オハラの母親エレンが好んだ香りとして描かれている。
豊富な日光、多量の水、さらっとしたロームの土壌を好み、寒さに敏感である。葉はライトグリーンでメスの形をしている。8-9月に薄紫色もしくは白色の小さな花をつける。
レモンバーベナの葉は魚や鳥肉料理、野菜のマリネ、サラダドレッシング、ジャム、プリン、飲料にレモンの風味を加えるのに使われる。また、ハーブティーやシャーベットにも使われる。
葉から採れる精油は、香水、石けん、化粧品の香料に用いられてきた[4]。
また、順天堂大学とアンナジャ国立大学(パレスチナ)との国際共同研究により、葉から採れる精油には、皮膚がん黒色腫の増殖を抑える効果が発見された[5]。
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 米倉浩司『高等植物分類表』(重版)北隆館、2010年。ISBN 978-4-8326-0838-2。
- ^ Armada J. & A. Barra. 1992. On Aloysia Palau (Verbenaceae). Taxon 41:88–90.
- ^ 瀧井康勝『366日 誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、321頁。
- ^ 基本ハーブの事典 東京堂出版 北野佐久子 2005年P225
- ^ “レモンバーベナ植物由来の精油が皮膚がん黒色腫の増殖を抑えることを発見”. 順天堂大学 (2021年8月24日). 2024年11月13日閲覧。
外部リンク
[編集]- レモンバーベナとは|育て方がわかる植物図鑑 - みんなの趣味の園芸(NHK出版)