スンガイコーロック駅
スンガイコーロック駅 | |
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スンガイコーロック駅 | |
สุไหงโก-ลก Sungai Kolok | |
所在地 |
タイ王国 ナラーティワート県 スンガイコーロック郡 |
駅番号 | 4432 |
所属事業者 | タイ国有鉄道 |
等級 | 一等駅 |
電報略号 | โล. |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1921年9月17日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | 南本線 |
キロ程 | 1142.99 km(旧トンブリー起点) |
◄コックサヤ (5.85 km) | |
所属路線 | マレー鉄道スンガイ・コーロック支線* |
キロ程 | 0.00 km(スンガイコーロック起点) |
(? km) ランタウ・パンジャン► | |
備考 | * 封鎖中 |
スンガイコーロック駅(スンガイコーロックえき、タイ語:สถานีรถไฟสุไหงโก-ลก)は、タイ王国南部ナラーティワート県スンガイコーロック郡にある、タイ国有鉄道南本線の駅である。
概要
[編集]スンガイコーロック駅は、タイ王国南部ナラーティワート県の、人口約7万5千人が暮らすスンガイコーロック郡にあるタイ国有鉄道南本線の終着駅であり、タイ最南端の駅である。旧トンブリー駅より1142.99km地点に位置する。当駅に到着するバンコク発着の列車は全てクルンテープ駅発着であり、その乗車距離は1159.04kmにおよび、タイ国鉄が運行する最長距離列車である。乗車時間は特急列車利用で19時間50分である。
一等駅であり、1日に14本(7往復)の列車が発着しその内訳は、特急1往復、快速2往復、普通4往復である。線路は当駅より東方向、すなわちタイ=マレーシア国境に向けて伸びており、さらに国境を越えてマレーシア領内を東に進み、マレー鉄道イースト・コースト線のパシール・マス駅まで繋がっている。かつては国境を超え、タイとマレーシアを結ぶ列車も運行されていたが、現在では国境を跨いで運行される国際列車は旅客・貨物ともに存在しない。そのため鉄道での国境は封鎖されているが、タイ側の路盤は良好に整備されている。一方、マレーシア側の路盤は雑草や潅木が生い茂り、荒廃を極めている。 列車での越境はできなくなったが、道路を使用してのそれは可能でありマレーシアとの貿易でにぎわっている。当駅は町の中心部にあるため、交通の利便性は良い。
歴史
[編集]1921年9月17日に南本線最後の開業区間であるタンヨンマット駅 - 当駅間の開業により南本線の完成を見た[1]。
- 1921年9月17日 【開業】タンヨンマット駅 - スンガイコーロック駅 (43.49km)
駅構造
[編集]単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。
脚注
[編集]- ^ 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)p.80
参考文献
[編集]- 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
- 杉本聖一 『魅惑のタイ鉄道』 (玉川新聞社、2000年)ISBN 4-924882-29-1
- 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5