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ペッチャブリー駅 (タイ国有鉄道)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ペッチャブリー駅
ペッチャブリー駅正面
เพชรบุรี
Phetchaburi
バンチャック (6.59 km)
(9.83 km) カオタモン
地図
所在地 タイ王国の旗 タイ王国
ペッチャブリー県
ムアンペッチャブリー郡
北緯13度7分0秒 東経99度56分26秒 / 北緯13.11667度 東経99.94056度 / 13.11667; 99.94056
駅番号 4101
所属事業者 タイ国有鉄道
等級 一等駅
所属路線 南本線
キロ程 150.49 km(旧トンブリー駅起点)
電報略号 พบ.
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1903年6月19日
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ペッチャブリー駅(ペッチャブリーえき、タイ語:สถานีรถไฟเพชรบุรี)は、タイ王国中部ペッチャブリー県ムアンペッチャブリー郡にある、タイ国有鉄道南本線である。日本語では表記ゆらぎによりペッブリー駅とも表記される[1]

概要

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ペッチャブリー駅は、タイ王国中部ペッチャブリー県の県庁所在地であり、人口12万人が暮らすムアンペッチャブリー郡にある。町の中心部よりやや位置であるが市街地である為、利便性が良い。駅の正面側(西側)が、市街地である。

1日に28本(14往復)の列車が発着しその内訳は特急4往復、急行2往復、快速4往復、普通4往復である。一等駅であり、全列車が停車する駅でもある。当駅に発着するバンコク発着の列車は、トンブリー駅クルンテープ・アピワット中央駅クルンテープ駅の3箇所からの発着である為注意が必要である。しかし優等列車は全てクルンテープ・アピワット中央駅発着である。クルンテープ駅から、特急列車利用で2時間30程度である。

歴史

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タイ国有鉄道南本線は東北本線北本線に次ぐ3番目の幹線として着工された。南本線は前記2線とは異なり始めから1,000mm軌間を採用して敷設された。(前記2線は当初は標準軌間である1,435mmで敷設されたがその後1,000mm軌間に改軌された。)

1903年6月19日に旧トンブリー駅 - ペッチャブリー駅間が開業し、この時点では終着駅であった[2]

その後南本線の本格的な延伸工事が、北側1カ所(ペッチャブリー駅)、南側2カ所(ソンクラー駅カンタン駅)の3カ所より開始された[3]

当駅開業の約8年後の1911年6月9日に、チャアム駅まで延長された事により当駅は中間駅となった[3]

  • 1903年6月19日 【開業】旧トンブリー駅 - ペッチャブリー駅 (150.49km)
  • 1911年6月9日 【開業】ペッチャブリー駅 - チャアム駅 (36.57km)

駅構造

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単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、駅舎はホームに面している。

駅周辺

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  • プラナコーンキーリー歴史公園 (400m)
  • バスターミナル (900m)

脚注

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  1. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 はこちらの表記で統一されている。
  2. ^ 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.29
  3. ^ a b 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)p.31

参考文献

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  • 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
  • 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
  • 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5

関連項目

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