ナコーンシータンマラート駅
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ナコーンシータンマラート駅 | |
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ナコーンシータンマラート駅 | |
นครศรีธรรมราช Nakhon Si Thammarat | |
◄マヌアーンソントン (5.14 km) | |
所在地 |
タイ王国 ナコーンシータンマラート県 ムアンナコーンシータンマラート郡 |
駅番号 | 4308 |
所属事業者 | タイ国有鉄道 |
等級 | 一等駅 |
所属路線 | 南本線ナコーンシータンマラート支線 |
キロ程 | 816.02 km(旧トンブリー駅起点) |
電報略号 | ธำ. |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1914年10月1日 |
ナコーンシータンマラート駅(ナコーンシータンマラートえき、タイ語:สถานีรถไฟนครศรีธรรมราช)は、タイ王国南部ナコーンシータンマラート県ムアンナコーンシータンマラート郡にある、タイ国有鉄道 南本線ナコーンシータンマラート支線の駅である。
概要
[編集]ナコーンシータンマラート駅は、タイ王国南部ナコーンシータンマラート県の県庁所在地であり、人口27万人が暮らすムアンナコーンシータンマラート郡にある南本線ナコーンシータンマラート支線の終着駅である。駅の正面側(東側)が市街地であり、町は駅を中心に、南北へ細長く発展して来た。
一等駅で1日当たり10列車(5往復)の発着があり、支線終着駅では最大規模の駅である。当駅に発着するバンコク発着の列車は全てクルンテープ駅発着であり、その乗車距離は832.07kmである。クルンテープ駅から、急行列車利用で15時間30分程度である。(ナコーンシータンマラート支線内に特急列車の運行はない)
歴史
[編集]南本線が順調に延伸工事を続けている、1914年10月1日にナコーンシータンマラート支線の終着駅として開業した[1]。この約2年後の1916年9月1日にバンコクより南本線を経由して当駅まで接続された。
- 1914年10月1日 【開業】トゥンソン分岐駅 - パッタルン駅 (88.93km)
- 1914年10月1日 【開業】カオチュムトーン分岐駅 - ナコーンシータンマラート駅 (35.01km)
駅構造
[編集]単式及び島式1面の複合型ホーム2面2線をもつ地上駅であり、コンクリート製の駅舎はホームに面している[2]。
駅周辺
[編集]王室寺院で有名なワット・プラマハータートの最寄駅である。当駅より若干距離があるが、バス便がかなりあるので行きやすい。
- ナコーンシータンマラート技術大学 (1.5km)
- ナコーンシータンマラートバスターミナル (2.0km)
- ワット・プラマハータート (3.5km)
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
- 杉本聖一 『魅惑のタイ鉄道』 (玉川新聞社、2000年)ISBN 4-924882-29-1
- 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5