南九州市
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(ソラヨイから転送)
みなみきゅうしゅうし 南九州市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 鹿児島県 | ||||
市町村コード | 46223-3 | ||||
法人番号 | 3000020462233 | ||||
面積 |
357.91km2 | ||||
総人口 |
30,344人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 84.8人/km2 | ||||
隣接自治体 | 鹿児島市、枕崎市、指宿市、南さつま市 | ||||
市の木 | 桜、茶 | ||||
市の花 | ヒマワリ | ||||
南九州市役所 | |||||
市長 | 塗木弘幸 | ||||
所在地 |
〒897-0392 鹿児島県南九州市知覧町郡6204番地 北緯31度22分42秒 東経130度26分30秒 / 北緯31.37828度 東経130.44167度座標: 北緯31度22分42秒 東経130度26分30秒 / 北緯31.37828度 東経130.44167度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
南九州市(みなみきゅうしゅうし)は、鹿児島県薩摩半島の南部にある市である。
市名の読み仮名は9文字で日本最長である。茶の生産量が全国の市町村単位では日本一で知覧茶が有名。
地理
[編集]薩摩半島の南部に位置し、鹿児島市の市街地から約30km南西に位置する。南は東シナ海に面している[1]。
隣接している自治体
[編集]人口
[編集]南九州市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 南九州市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 南九州市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
南九州市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
歴史
[編集]沿革
[編集]- 1889年4月1日 - 町村制施行により、以下の町村が発足。
- 1894年1月4日 - 薩摩半島付近を震央とするM6.3の地震が発生。知覧村を中心に被害。
- 1896年3月29日 - 郡区画改正により、以下のようになる。
- 給黎郡が川辺郡に編入、知覧町が川辺郡となる。
- 頴娃郡が揖宿郡に編入、頴娃町が揖宿郡となる。
- 1923年10月13日 - 川辺村が町制施行、川辺町となる[2]。
- 1932年4月1日 - 知覧村が町制施行、知覧町となる[3]。
- 1950年4月1日 - 川辺町本別府を勝目村に編入。
- 同年8月1日 - 頴娃村が町制施行、頴娃町となる[4]。
- 1951年10月1日 - 頴娃町大字十町及び大字仙田が頴娃町より分立し、開聞村を新設[4][5]。
- 1956年9月1日 川辺町と勝目村が合併し川辺町となる[2]。
- 2007年
- 2008年
- 2009年9月1日 - コミュニティバス「ひまわりバス」を運行開始[7]。
伝統行事
[編集]旧知覧町の一部集落では、旧暦8月15日に「ソラヨイ」という行事が行われる。藁で作った腰蓑・頭飾りをまとった男の子が、「ソーラヨイ、ソーラヨイ」との掛け声をかけながら四股を踏み、太陽と月に収穫の感謝をする[8][9]。「ソラヨイ」は「南薩摩の十五夜行事」として、枕崎市や南さつま市坊津地域の十五夜行事と共に重要無形民俗文化財に指定されている[10]。
行政
[編集]市長
[編集]代 | 市長 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
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初代 | 霜出勘平 | 2007年12月23日 | 2015年12月22日 | 旧知覧町長 |
2代 | 塗木弘幸 | 2015年12月23日 |
- 市長職務執行者(初代市長選出まで):山内廣行(旧頴娃町長)
南九州市役所
[編集]- 知覧支所:〒897-0392 南九州市知覧町郡6204番地
- 総務課
- 建設課
- 議会事務局
- 会計課(会計管理者)
- 川辺支所:〒897-0215 南九州市川辺町平山3234番地
- 市民生活課
- 教育総務課
- 頴娃支所:〒891-0702 南九州市頴娃町牧之内2830番地
- 税務課
- 農政課
- 農業委員会
大字
[編集]従来の郡名を「南九州市」に置き換えた上で、旧町名+旧大字名を新たな大字名とする[11][12]。なお、「大字」の表記は付けない。(表中の※は旧勝目村に属していた大字)
旧町 | 大字 |
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旧知覧町 | 知覧町厚地、知覧町郡、知覧町永里、知覧町東別府、知覧町瀬世、知覧町西元、知覧町塩屋、知覧町南別府 |
旧川辺町 | 川辺町平山、川辺町田部田、川辺町永田、川辺町下山田※、川辺町中山田※、川辺町上山田※、川辺町本別府、川辺町高田、川辺町宮、川辺町小野、川辺町今田、川辺町両添、川辺町野崎、川辺町清水、川辺町古殿、川辺町神殿、川辺町野間 |
旧頴娃町 | 頴娃町郡、頴娃町牧之内、頴娃町御領、頴娃町別府、頴娃町上別府 |
県の行政機関
[編集]- 鹿児島県南九州警察署 知覧交番
国の機関
[編集]議会
[編集]市議会
[編集]- 定数:20人
- 任期:2019年12月23日 - 2023年12月22日
- 議長:山下つきみ
- 副議長:吉永賢三
衆議院
[編集]- 選挙区:鹿児島2区(鹿児島市の一部、枕崎市、指宿市、南さつま市、奄美市、南九州市、大島郡)
- 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
- 投票日:2021年10月31日
- 当日有権者数:337,186人
- 投票率:58.58%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
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当 | 三反園訓 | 63 | 無所属 | 新 | 92,614票 | |
金子万寿夫 | 74 | 自由民主党 | 前 | 80,469票 | ||
松崎真琴 | 63 | 日本共産党 | 新 | 21,084票 | ○ |
姉妹・友好・交流都市
[編集]姉妹都市
[編集]友好都市
[編集]交流都市
[編集]教育
[編集]高等学校
[編集]中学校
[編集]市立
小学校
[編集]市立
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交通
[編集]鉄道路線
[編集]どの鉄道駅も市役所のある旧知覧町中心部からは遠く、『JTB時刻表』によれば、市の中心駅は「知覧」バス停となっている。
路線バス
[編集]コミュニティバス
[編集]- ひまわりバス
- 拠点間連絡バスは鹿児島交通が受託運行。
道路
[編集]地域高規格道路
[編集]有料道路
[編集]国道
[編集]主要地方道
[編集]一般県道
[編集]- 鹿児島県道232号知覧喜入線
- 鹿児島県道234号石垣喜入線
- 鹿児島県道245号飯山喜入線
- 鹿児島県道262号霜出南別府線
- 鹿児島県道263号霜出川辺線
- 鹿児島県道291号松元川辺線
- 鹿児島県道297号阿多川辺線
道の駅
[編集]名所・行事
[編集]南九州市出身(ゆかり)の有名人
[編集]- 出身の人物
- 赤崎勇(物理学者)2014年ノーベル物理学賞受賞者:旧知覧町
- 鳥濱トメ(食堂経営者)「特攻の母」とよばれている。:旧知覧町
- 佐藤博(ミュージシャン):旧知覧町
- 川口幹夫(第16代NHK会長):旧川辺町
- 鮫島重雄(陸軍大将)旧薩摩國川邊郡(川辺郡)平山村
- 諏訪高広(元プロレスラー):旧川辺町
- 式守伊之助 (30代)(大相撲立行司):旧川辺町
- 徳田二次郎(元日本最高齢男性):旧川辺町
- 鶴園哲夫(政治家):旧知覧町
- 井上知治(政治家):旧頴娃町
- 難波春水(作詞家):旧知覧町
- 高田みづえ(歌手):旧頴娃町
- 下窪陽介(プロ野球選手):旧頴娃町
- 赤﨑千夏(声優):旧知覧町
- 宮原武熊(東京帝国大学医学博士、戦前台湾での眼科医、台中州議会議員。台中市の『宮原眼科』はスイーツ店として観光地となっている。):旧知覧村
- 福元大輔(騎手):旧頴娃町
- ゆかりの人物
- 樋渡利秋(元第24代検事総長):父親が旧頴娃町出身
- 古市憲寿(社会学者):父親が旧川辺町出身[15]
- 浜畑賢吉(俳優):父親が旧頴娃町出身
- 小倉智昭(司会者):母親が旧川辺町出身
- かとうれいこ(タレント):母親が旧頴娃町出身
- 矢口史靖(映画監督):妻が旧頴娃町出身
- 有村架純(女優):父親が旧川辺町出身
関連項目
[編集]- 日本の地方公共団体一覧
- 地方自治体に関する日本一の一覧 - 南九州市は読み仮名が9文字で日本の地方自治体では最も読み仮名が長い。
脚注
[編集]- ^ 位置・面積 - 南九州市 2012年2月4日閲覧。
- ^ a b 角川日本地名大辞典 p.224
- ^ 角川日本地名大辞典 p.433
- ^ a b 角川日本地名大辞典 p.138
- ^ 昭和26年総理府告示第378号(町村の廃置分合、 原文)
- ^ 市の花・木 南九州市、2024年7月14日閲覧。
- ^ 南九州市10年間の歩み 『広報 南九州』市政施行10周年特別号、南九州市、2017年。
- ^ 鹿児島 十五夜伝統行事「ソラヨイ」 日テレNEWS24、2012年2月4日閲覧。
- ^ 「熊本・宮崎・鹿児島 デスティネーションキャンペーン」車内広告、西日本旅客鉄道、2011年。
- ^ 南薩摩の十五夜行事 文化庁、2012年2月4日閲覧。
- ^ 南九州市の住居表記 - 南九州市 2012年2月4日閲覧。
- ^ 平成19年鹿児島県告示第1860号(字の名称の変更、 原文)
- ^ a b この街、どこの街? - 南九州市 2012年2月4日閲覧。
- ^ 防災・平和で連携へ 南九州市と北九州市 - 南日本新聞 2012年2月4日閲覧。
- ^ 市制施行10周年記念男女共同参画シンポジウムが開催されました 南九州市公式ウェブサイト、2018年2月6日。
参考文献
[編集]- 『角川日本地名大辞典 46 鹿児島県』角川書店、1983年3月8日。ISBN 404001460X。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 鹿児島県南九州市 (@Minamikyushushi) - X(旧Twitter)
- 鹿児島県南九州市 (MinamikyushuCity) - Facebook
- Minamikyushu City 鹿児島県南九州市 (@city.minamikyushu) - Instagram
- 知覧町知覧(武家町 鹿児島) 伝統的建造物群保存地区 - 文化遺産オンライン・文化庁
- ウィキトラベルには、南九州市に関する旅行ガイドがあります。
- 地図 - Google マップ