特捜戦隊デカレンジャー
クレジットなどで確認できないスーツアクターの役柄を記載する場合には、必ず信頼可能な情報源からの出典を示してください。出典の無い情報については、Wikipedia:独自研究は載せないに基づき一定期間ののち除去されるおそれがあります(プロジェクト:特撮/スーツアクターの役名記載についてでの議論に基づく) |
スーパー戦隊シリーズ | ||
第27作 | 爆竜戦隊 アバレンジャー |
2003年2月 - 2004年2月 |
第28作 | 特捜戦隊 デカレンジャー |
2004年2月 - 2005年2月 |
第29作 | 魔法戦隊 マジレンジャー |
2005年2月 - 2006年2月 |
特捜戦隊デカレンジャー | |
---|---|
ジャンル | 特撮テレビドラマ |
原作 | 八手三郎 |
脚本 | 荒川稔久 他 |
監督 | 渡辺勝也 他 |
出演者 | |
声の出演 | |
ナレーター | 古川登志夫 |
音楽 | 亀山耕一郎 |
オープニング |
「特捜戦隊デカレンジャー」 歌:サイキックラバー |
エンディング |
「ミッドナイトデカレンジャー」 歌:ささきいさお、森の木児童合唱団 |
言語 | 日本語 |
製作 | |
制作統括 | 鈴木武幸(東映) |
プロデューサー |
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制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
放送局 | テレビ朝日系列 |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2004年2月15日 - 2005年2月6日 |
放送時間 | 日曜 7:30 - 8:00 |
放送枠 | スーパーヒーロータイム |
放送分 | 30分 |
回数 | 全50 |
公式サイト(テレビ朝日) | |
特記事項: 「スーパー戦隊シリーズ」 第28作 |
『特捜戦隊デカレンジャー』(とくそうせんたいデカレンジャー)は、2004年2月15日から2005年2月6日まで、テレビ朝日系列で毎週日曜7:30 - 8:00(JST)に全50話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。
概要
警察をモチーフにして制作された本作品では[1]、時代設定を現代(2004年度)としながらも、人類が既に宇宙に進出し、宇宙人と日常的に交流を持っている近未来的社会な架空の世界観を舞台にストーリーが構築されている[2][3]。またシリーズ構成面では敵組織を設定せず、毎回宇宙警察地球署の刑事たちが異なる事件を捜査していく、一話完結の刑事ドラマ的な展開を採用している[3][4]。特定の敵組織が設定されていない代わりとして、本作品では全編を通して、毎回登場する宇宙犯罪者に武器商人であるエージェント・アブレラが犯罪の斡旋や各種兵器のレンタルを行うなど、従来のシリーズ作品とは一線を画した設定がなされている[注釈 1]。その関係から、本作品に登場した敵怪人や巨大兵器の総数は優に100を超え、シリーズ中でも最大の規模となった[7]。
東映チーフプロデューサーの塚田英明は、自身が以前に刑事ドラマを担当していたことや1話ごとに変化を持たせたいという構想に刑事ドラマをモチーフとするのが適していたことなどから警察をモチーフに選んだことを述べている[8]。
スーパー戦隊シリーズとして初めてビデオによる編集システムが導入された『百獣戦隊ガオレンジャー』以降[9]、同シリーズにおける巨大ロボットの戦闘シーンはCGにかける比重が増していたが、本作品では「CGに頼り過ぎない」のと「質感重視」の方針から、昔ながらのミニチュアを用いた手法にも力が入れられた[出典 1]。
番組構成では、前作『アバレンジャー』での本編Cパートに替わりエンディングテーマのイントロにキャラクターやアイテムなどを紹介する「お楽しみコーナー」が挿入されている[12]。
本作品の最終回では、番組終了時のスポンサーバックにおいて、デカレッドから次作『魔法戦隊マジレンジャー』のマジレッドへとバトンタッチする映像を流すという試みもなされており、これ以降現行作品のレッドから、次作品のレッドへのバトンタッチはシリーズ最終回の恒例行事となった[注釈 2]。
あらすじ
恒星間飛行が現実のものとなり、地球人類と異星人の交流が日常となっている時代。犯罪もその態様を変えていた。地球人が持たない身体能力や地球文明が及ばない科学技術を用いた犯罪は、もはや地球の警察の処理能力の限界を超えてしまっていた。このような星間犯罪を取り締まる惑星間組織が、宇宙警察スペシャル・ポリス・デカレンジャー(略称「S.P.D」)である。
ある日、巨人種異星人によるバスジャックが発生した。犯人はまとめ役でもあるホージーこと戸増宝児率いる宇宙警察地球署の刑事たちによって素早く逮捕されたが、処理を終えて戻ってきた刑事たちを地球署署長ドギー・クルーガーが待っていた。彼は先に護送されてきた犯人に対する取り調べで謎の金属を犯人が所持していたことと、鑑定でその金属は明白に地球外物質であると分かった旨を伝える。署長はこの犯人が何者かによって運び屋に使われたと推測していた。
早速聞き込みに出たホージーたちは金属の秘密を知る人物を突き止めるが、目の前で何者かに射殺されてしまう。暗殺犯は大量のメカ人間を放って刑事たちの足止めを図るが、突如割り込んだ6輪パトカーのマニピュレーターに捕まってしまう。パトカーから降りた、警察官にあるまじき派手な髪型の男の名は「バン」こと赤座伴番。ドギーの要請で地球署に配属されたばかりの新米刑事だった。
設定・用語
宇宙警察
全宇宙の安全と平和を守る宇宙連邦の行政機関[14]。S.P.D(Special Police Dekaranger)とも記される[14]。各惑星に分署を置く。幼年期から訓練生として所属することが可能である。
- デカレンジャー
- 宇宙警察に所属する警察官の総称だが、本編では主に地球署に所属する刑事達を指す[14]。
- 了解する際のかけ声は「ロジャー」で、スワットモード習得訓練時は「サー、イエッサー」を使用する。
- 地球署
- 宇宙警察の地球支部。デカベースを拠点としている。
- 地球の警察と連携しているようで、現場で絡む場面もある。
- 特別指定凶悪犯罪対策捜査官
- 特に凶悪な特別指定者のアリエナイザーによる事件のみを専門に手がける、宇宙警察本部直属の捜査機関。略称および通称は特キョウ。昇進試験により昇進可能であり、階級章は通常の捜査官が銀色のバッジなのに対し、金色のバッジ。また、特キョウの管轄となった事件に対しては管轄署の署長以上の権限が与えられる。所属する捜査官全員が正拳アクセルブローという特別な格闘術を会得しており、戦闘時には銃器などの武装を使わず徒手空拳を用いるのが特徴である。
アリエナイザー
惑星間宇宙犯罪者、特に自身の特殊能力を使って犯罪を起こす者の総称。地球では不可思議犯罪者と呼ばれる[15]。綴りは"Alienizer"[15]。
その大半は宇宙警察によって宇宙犯罪者のリストであるパンスペースクライムファイルに記載され、全宇宙に指名手配されているが、名前だけは知られているものの出身星が不明の者も多い。地球人と異なる能力を持つため、警視庁からアリエナイザーが出現すると宇宙警察に出動が要請される[15]。大抵の個体は巨大化能力を持たず怪重機に搭乗して巨大戦を行うが、個人の特殊能力などにより巨大化できる者もいる。
- 名称は「エイリアン」のもじりと「あり得ない」をかけたもの[5]。脚本の荒川稔久が子供のころに「ALIEN」を正しく読めず「ありえん」と読んでいたことに由来する[5]。
- 敵を従来の組織ではなく、個々の犯罪者にしたのは、1年を掛けて強大な組織の敵を倒す構造ではなく、5人の刑事のため、最後までただ犯罪者を追う話として描き、敵組織として描かない分、5人のドラマを描くものとなった[16]。
- 塚田英明は、出身惑星よりも、個人のキャラクターを第一に描いた『21エモン』方式で発想したと語っている[17]。
アリエナイザーの装備
ここで紹介するものは全てエージェント・アブレラが開発し、販売・レンタルする商品である。
- マッスルギア
- 中盤より登場する戦闘強化服。マッスルブレスのボタンを押すことで装着する。脅威的なパワーと装甲を誇り、さらに光学迷彩で姿を消す機能も備えている。初登場時はデカレンジャー5人が全く歯が立たないほどの性能を発揮した。その後もたびたび改良を加えられつつ登場。最終決戦では、パワー、スピード、防御、剣術と、特定の分野に特化したハイパーマッスルギアが登場した。
- 共通の身体に新規造形の頭部を組み合わせている[18]。
- 怪重機
- 有人操縦型巨大マシーン。商品というだけあってデビルキャプチャーやキャノングラディエーターのような同型機が複数出てきたりゴッドパウンダーのようなオーダーメイドあり、本作品の巨大ロボット戦を特徴的なものにしている一因ともなっている。
- 様々な武装に加え、周囲に甚大な被害を齎す可能性のある非合法な技術を積んでいることも珍しく無いが、その真髄は操縦法さえ知っていれば誰でも簡単に乗りこなせる点にある。
- パイロットはアリエナイザーであるケースと(この場合、搭乗した相手にそのままジャッジメントが下される)、アブレラの命によるバーツロイド、イーガロイドなどのドロイドの場合とがある。一部の機体にはジャスミンが命名したアダ名が付いている[19]。
キャスト
地球署の刑事たち以外のレギュラー陣で唯一顔出し(俳優自身が出演すること)の地球署エンジニアの白鳥スワン役には、元アイドル歌手であり、女優としても活躍する石野真子が起用された。スワンは、企画段階で設定されていた「小料理屋のママ」と、菅原文太をイメージしたというエンジニアを統合したキャラクターであった[20][21]。
レギュラー・準レギュラー
- 赤座伴番 / デカレッド - 載寧龍二
- 戸増宝児 / デカブルー - 林剛史
- 江成仙一 / デカグリーン - 伊藤陽佑
- 礼紋茉莉花 / デカイエロー - 木下あゆ美
- 胡堂小梅 / デカピンク - 菊地美香
- 姶良鉄幹 / デカブレイク - 吉田友一(22 - 50)
- 白鳥スワン - 石野真子
声の出演
- ドギー・クルーガー / デカマスター - 稲田徹
- ポルポ教官[注釈 3] - 二又一成(1)
- ヌマ・O長官 - 岸野一彦(22,23,36,37,44,47,49,50)
- ブンター - 楠見尚己(32,33,36)
- ギョク・ロウ - 浪川大輔(47,50)
- デカベースアナウンス - 落合隼亮(1,16)
- エージェント・アブレラ - 中尾隆聖(4,6 - 9,11 - 15,18,21,22,24,25,28,30,32 - 36,40,42 - 44,46,48 - 50)
- アーナロイド、バーツロイド - 塩野勝美[注釈 4]、穴井勇輝[注釈 4]
- イーガロイド(7,8,12,30,44,49,50)、ウニーガ(49,50) - 中井和哉
- ナレーション - 古川登志夫
主なゲスト
- 宮内刑事 - 石山雄大(Episode.01)
- OL - 宮岡弥生(Episode.02)
- 衛里香 - 吉木りさ(Episode.03・04)
- 敏郎 - エド山口(Episode.03・04)
- 京子 - 藤井佳代子(Episode.03・04)
- 日渡氷狩 - 上村祐翔(Episode.07・08)
- 幼い茉莉花 - 浅黄理紗(Episode.07・08)
- 会社員 - 水口真吾、長谷川香織(Episode.07・08)
- アリエナイザーに殺される女性[注釈 5] - 小野友紀(Episode.08)[22]
- ティアラ - 柏幸奈(Episode.09・10)
- 教授 - 小寺大介(Episode.14)
- 隊員 - 辺見務(Episode.16)
- 隊員 - 松本航平(Episode.19)
- 店長 - 芝崎昇(Episode.20)
- ボディガード - 横山一敏(Episode.26)
- リングアナ - 吉水孝宏(Episode.26)
- 少年時代の鉄幹 - 小室優太(Episode.28)
- 鉄幹の母親 - 松永香織(Episode.28)
- 鉄幹の父親 - 吉田勢生(Episode.28)
- ケンタ - 牧野晴(Episode.28)
- ケンタの母親 - 辻しのぶ(Episode.28)
- 看守 - 清家利一(Episode.28)
- 警官 - 田村義晃、岩田純(Episode.35)
- 少女 - 藤津摩衣(Episode.40)
- 仙一の少年時代 - 田島健吾(Episode.41)
- 巡査 - 三村幸司(Episode.41)
- 戸増美和 - 池田香織(Episode.42・43)
- 天文台の研究員[注釈 5] - 村松保利(Episode.42)
- 医師[注釈 5] - 伊藤利昭(Episode.44)
- 撮影スタッフ[注釈 5] - 増尾遵(Episode.45)
- OL - 小島美穂(Episode.47)
スーツアクター
デカブレイク役には、同年に『仮面ライダー剣』でスーツアクターとして本格的に活動を開始した大岩永徳が抜擢された[23]。
- デカレッド[出典 2]、デカベースロボ[25]、デカマスター(Episode.13)[27][29]、レオン星人ギョク・ロウ[30] - 福沢博文
- デカブルー[出典 3]、カジメリ星人ベン・G[33]、デビルキャプチャー5[30]、トート星人ブンター(Episode.32・33)[34]、テラン星人チョウ・サン[35] - 今井靖彦
- デカグリーン[出典 4] - 三村幸司
- デカグリーン(代役)[38] - 永瀬尚希
- デカイエロー[出典 5]、怪重機メガロリア[41] - 橋本恵子
- デカイエロー(代役)[42][40] - 中川素州
- デカピンク[出典 6] - 小島美穂
- ドギー・クルーガー[出典 7] / デカマスター[出典 8]、ライディングデカレンジャーロボ[45]、ザムザ星人シェイク[47]、スペキオン星人ジェニオ[13] - 日下秀昭
- デカブレイク[48][49][23][50] - 大岩永徳
- デカブレイク(Episode.50)[51] - 佐藤賢一
- デカスワン[22][52]、ユイルワー星人ミーメ[出典 9] - 小野友紀
- デカマスター[29]、イーガロイド[53]、トート星人ブンター(Episode.36)[52]、ゲド星人ウニーガ[54] - 岡元次郎
- エージェント・アブレラ[出典 10] - 岡本美登
- オカーナ星人エイミー[56]、シンノー星人ハクタク(Episode.25)[57]、チャンベーナ星人ギン[58][59] - 神尾直子[注釈 6]
- リバーシア星人ブリッツ・ヘルズ[61]、デカレッド(代役)[61] - 大藤直樹
- アリエナイザー[注釈 7]、デカレッド[62]、ドロイド[67]、デカブライト[30] - 大林勝
- リバーシア星人ボンゴブリン・ヘルズ[68]、アッティカ・アルパチ[34]、シンノー星人ハクタク(Episode.25)[57]、ポッペン星人ハイマル[52]、ギモ星人アンゴール[54]、ドラグ星人ガニメデ(Episode.50)[69] - 村岡弘之
- リバーシア星人サキュバス・ヘルズ[70] - 蜂須賀祐一
- ワンデ星人ニワンデ[65]、ブコス星人ジャッキル[30] - 矢部敬三
- ドラグ星人ガニメデ[54]、デカブルー(Episode.50)[71] - 竹内康博
- ギモ星人アンゴール[54] - 三住敦洋
スタッフ
前作まで5年連続でチーフを務めた日笠淳が『仮面ライダー剣』のプロデューサーに転じたため、前2作でサブを務めていた塚田英明が東映側チーフプロデューサーに新たに就任[8]。また、テレビ朝日側プロデューサーにはそれまで長らくドキュメンタリー畑を歩んできたシュレック・ヘドウィックを起用。ヘドウィックは『太陽戦隊サンバルカン』の大ファンでもある日本育ちのオーストラリア人で、スーパー戦隊シリーズにおいて外国人プロデューサーの起用は初の試みでもあった。またデカレンジャーのメンバーが任務了解時に発する「ロジャー」の発音[72]や、後述の通り全篇通して英単語を重ねたフォーマットであったサブタイトルの最終決定など[73]、本作品では作中で使用される用語を決める際にヘドウィックのアドバイスが入るケースも多々見られた。
メインライターは前作『爆竜戦隊アバレンジャー』に引き続き荒川稔久が担当[6][8][注釈 8]。サブライターでは戦隊メインライター経験者の武上純希、戦隊は初となる横手美智子が脇を固めている。
演出陣ではパイロット監督を渡辺勝也が務めたほか[52][注釈 9]、ベテランの辻野正人[注釈 10]、坂本太郎に加えこれまでなかなかシリーズで監督専任になれなかった竹本昇、中澤祥次郎が本作品にて数々のエピソードを多数演出し、本作品以降は名実ともに戦隊シリーズ演出陣の中枢に食い込むことになった。そしてアクション監督にはこれまでメインの竹田道弘に代わり石垣広文が新たに就任[75][注釈 11]。
キャラクターデザインには、過去にもスーパー戦隊シリーズやメタルヒーローシリーズに多数携わった経験を持つ森木靖泰が初めてメインで参加、またそれをサポートする形で企画者104所属の松井大も名を連ねている[7]。
チーフ撮影監督には久々に松村文雄が復帰、大沢信吾とともにシリーズの映像面を支えることになった。松村は『美少女戦士セーラームーン』を担当していたが、初めてチーフプロデューサーを務める塚田から依頼され、同作品プロデューサーの白倉伸一郎からパイロットだけとの許可を得て参加した[76]。その後、『セーラームーン』の終了にあわせ、劇場版を経て本作品に戻った[76]。また『超力戦隊オーレンジャー』終了後は営業に専念していた鈴木武幸が制作統括として復帰している。
パイロット版の特撮美術には、当時制作中であった『デビルマン』からの繋がりで三池敏夫がノンクレジットで参加している[11]。特撮監督の佛田洋からはクレジットに記載することも提案されていたが、「自分よりも若い人を出してくれ」と述べて辞退した[11]。
- 制作統括 - 鈴木武幸(東映)
- プロデュース - シュレック・ヘドウィック(テレビ朝日)、塚田英明・土田真通(東映)、矢田晃一(東映エージエンシー)
- 原作 - 八手三郎
- 連載 - テレビマガジン、てれびくん
- 脚本 - 荒川稔久、武上純希、横手美智子
- 監督 - 渡辺勝也、辻野正人、竹本昇、坂本太郎、中澤祥次郎、鈴村展弘
- 撮影 - 松村文雄、大沢信吾
- 助監督 - 竹本昇、中沢祥次郎、富田卓、井澤辰幸、息邦夫、安養寺工、荒川史絵、福島宏介、大峯靖弘、田村孝蔵
- プロデューサー補 - 泉谷裕
- アクション監督 - 石垣広文・竹田道弘(ジャパンアクションエンタープライズ)、新堀和男(レッドアクションクラブ)[注釈 12]
- 装飾協力 - アキレス、ZETT
- オートバイ協力 - カワサキモータースジャパン
- 撮影協力 - 東京都庁、さいたまスーパーアリーナ
- 音楽 - 亀山耕一郎
- デザイン協力 - プレックス
- キャラクターデザイン - 森木靖泰、松井大、原田吉郎[注釈 13]
- 企画協力 - 企画者104
- 特撮研究所
- 特撮監督 - 佛田洋
- 制作 - テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽
- 主題歌
- オープニングテーマはアニメ作品を中心に活躍するロックデュオ・サイキックラバー、エンディングテーマは『ジャッカー電撃隊』以来の登場となるささきいさおが担当。新たな試みとして、Episode.17以降はヒロインがメインの回では、通常とは異なるエンディングテーマが使用されていた。
- オープニングテーマ「特捜戦隊デカレンジャー」
- 作詞:吉元由美 / 作曲:宮崎歩 / 編曲:京田誠一 / 歌:サイキックラバー
- オープニング映像では、歌のサビの部分で毎回その回のアリエナイザーまたは怪重機が一瞬映るのが特徴。また、オープニングのナレーションはタイトルコールの後に流れる。
- 前2作同様、最終話はオープニング無し(タイトルコールと最終話独自のオープニングナレーションのみ[注釈 14])で始まり、エピローグで本曲が使用された。
- エンディングテーマ
-
- 「ミッドナイト デカレンジャー」
- 作詞:藤林聖子 / 作曲:高取ヒデアキ / 編曲:亀山耕一郎 / 歌:ささきいさお、森の木児童合唱団
- 劇中では、エンディング映像に登場するエイリアンのバンド「ロケットシップ・ベイビーズ」が演奏しているという設定。
- 「girls in trouble! DEKARANGER」(Episode.17・24・27・31・35・39)
- 作詞:藤林聖子 / 作曲:ゆうまお / 編曲:西端幸彦 / 歌:ジャスミン&ウメコ with デカレンボーイズ(バン・ホージー・センちゃん)
- Episode.17からEpisode.39まで、女性メンバー(ジャスミンもしくはウメコ[注釈 15])が主役のエピソードの時限定で使用された。最後に使われたEpisode.39では、劇中挿入歌としても使用。また、劇場版『特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション』では、バンら男性4人も一緒に歌った「THE MOVIE VERSION DEKARANGER」を使用。
- メロディは元々エンディングテーマのコンペに提出されていた楽曲の1つで、採用には至らなかったもののスタッフから好評だったことにより、もう一つのエンディングテーマとして再構成された[77]。また主題歌として使用される前より、亀山耕一郎の編曲によるインストゥルメンタル版も劇伴として使用されている。テレビサイズはミニコーナーを挟む関係で、フルサイズにはないギターソロがイントロに追加されている。
- 日本コロムビアプロデューサーの八木仁は、メンバーが演奏しているという体裁の演出が以後のシリーズでのキャラクターソングの基本形になったと評している[77]。
- 『非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛』において第5話のエンディングテーマとして赤木信夫(和田正人)とツー将軍(堀川りょう)が本曲をカバーしている。
- 挿入歌
- この節の加筆が望まれています。
- 「ビルドアップ! デカレンジャーロボ」(Episode.02・04・08・15・20・24・28)
- 作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:高取ヒデアキ
- 「デカレンジャーアクション」(Episode.10・14・15)
- 作詞・作曲:YOFFY / 編曲:サイキックラバー、大石憲一郎 / 歌:サイキックラバー
- Episode.12・24ではインストゥルメンタル版が使用された。
- 「レスリーの青い月」(劇場版)
- 作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:小枝
- 「SWAT ON デカレンジャー」(Episode.33・42)
- 作詞:桑原永江 / 作曲:YOFFY / 編曲:サイキックラバー、大石憲一郎 / 歌:サイキックラバー
- Episode.33ではインストゥルメンタル版と併用して、Episode.47ではインストゥルメンタル版のみ使用された。
- 「飛べよデカウイングロボ!」(Episode.34・35)
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:高取ヒデアキ
- 「私だけのぬくもり」(Episode.37)
- 作詞:荒川稔久 / 作曲:亀山耕一郎 / 編曲:高木洋 / 歌:朝川ひろこ
- マイク星人テレサが経営しているバーで、彼女が歌っていた。
- 「デカマスターNEVER STOP」(Episode.13)
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:ささきいさお
- Episode.16ではインストゥルメンタル版が使用された。
- 「Buddy Murphy〜マーフィーはともだち」
- 作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:堀江美都子
- 「デカブレイク全開!!」(Episode.22・23・29)
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:遠藤正明
- Episode.29ではインストゥルメンタル版と併用された。
- 「手のひらを太陽に」
- 作詞:やなせたかし / 作曲:いずみたく / 歌:胡堂小梅(菊地美香)
- キャラクターソング
-
- 「BANG! BANG!」(Episode.38・43)
- 作詞:桑原永江 / 作曲:吉川慶 / 編曲:岩崎元是 / 歌:赤座伴番(載寧龍二)
- Episode.38ではバンが自転車をこいでいる際に鼻歌で歌っていた。Episode.43では隕石破壊に向かうデカウイングロボ内でバンがアカペラで歌っているが、音程が違うため気付き辛い。
- 「BLUE is the SKY」(Episode.37)
- 作詞:呉龍彦 / 作曲:SOTARO@ZZ&Aphie / 編曲:Principia Music feat.平川達也 / 歌:戸増宝児(林剛史)
- ネクタイを整えるホージーが口ずさんでいた。
- 「railway to happiness 〜いつも笑っていられるように」
- 作詞:伊藤陽佑 / 作曲・編曲:渡部チェル / 歌:江成仙一(伊藤陽佑)
- 「hard rain〜止まない雨はない」
- 作詞:木下あゆ美 / 作曲・編曲:渡部チェル / 歌:礼紋茉莉花(木下あゆ美)
- 「すなお 〜今を信じて」(Episode.46)
- 作詞:菊地美香 / 作曲:杉浦篤 / 編曲:岩崎元是 / 歌:胡堂小梅(菊地美香)
- 「"TETSU"の意志で!」(Episode.36)
- 作詞・作曲:高取ヒデアキ / 編曲:籠島裕昌 / 歌:姶良鉄幹(吉田友一)
- テツが鉄工所を掃除しているシーンで鼻歌で歌っていた。
- 「MOTHER UNIVERSE」(Episode.36)
- 作詞:吉元由美 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:白鳥スワン(石野真子)
- その他(イメージソングなど)
-
- 「デカレンジャーたいそう」
- 作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:載寧龍二とジュニアSP合唱団
- 「デカレンジャーアクション(アコースティックバージョン)」
- 作詞・作曲:YOFFY / 編曲:サイキックラバー / 歌:サイキックラバー
- 「私だけのぬくもり(スキャットバージョン)」
- 作詞:荒川稔久 / 作曲:亀山耕一郎 / 編曲:高木洋 / スキャット:朝川ひろこ
- 「私だけのぬくもり(farewell song version)」
- 作詞:荒川稔久 / 作曲:亀山耕一郎 / 編曲:高木洋 / 歌:朝川ひろこ
- 「プリマハム デカレンジャー」
- 作詞:奥田明好 / 作曲:島崎早月 / 歌:大門一也
- プリマハム「デカレンジャーソーセージ」CMソング。2004年11月にリリースされた「特捜戦隊デカレンジャー・オリジナルアルバム ファイナル・レポート 特捜サウンドファイル4&5」に収録。
- 「一月一日」
- 歌:サイキックラバー、五條真由美
- 「デカ・プリのクリスマス」
- 歌:サイキックラバー、五條真由美
- 「デカレンジャーおうえん歌」
- 歌:サイキックラバー
- 以上の3曲は『特捜戦隊デカレンジャー&ふたりはプリキュア 冬休みおたのしみスペシャルCD』に収録。また同CDのドラマパートではバンとホージーがプリキュアの二人と共演している。
放送日程
放送回のカウントには「Episode(話数)」の語句が用いられており、またサブタイトルのフォーマットはいずれも「英単語を二つ重ねて造語にする」という法則の元[73]、「○○・××」というカタカナの表記に統一されている。このフォーマットについて塚田プロデューサーは、単語自体は出来る限り分かりやすいものを選びつつ、一方で組み合わせた際の印象としては雰囲気で意味を掴めるくらいの、ちょっと聞きなれないワードになるよう意識していることを明らかにしている[73]。
放送日 | 放送回 (Episode) |
サブタイトル | 登場アリエナイザー、宇宙の住人 | 登場怪重機、メカ | 脚本 | アクション監督 | 監督 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2004年 | 2月15日01 | ファイヤーボール・ニューカマー |
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荒川稔久 | 石垣広文 | 渡辺勝也 |
2月22日 | 02 | ロボ・インパクト |
|
| |||
2月29日 | 03 | パーフェクト・ブルー |
|
辻野正人 | |||
3月 | 7日04 | サイバー・ダイブ |
| ||||
3月14日 | 05 | バディ・マーフィー | - | 竹本昇 | |||
3月21日 | 06 | グリーン・ミステリー | - | ||||
3月28日 | 07 | サイレント・テレパシー |
|
渡辺勝也 | |||
4月 | 4日08 | レインボー・ビジョン | |||||
4月11日 | 09 | ステイクアウト・トラブル |
|
武上純希 | 坂本太郎 | ||
4月18日 | 10 | トラスト・ミー | |||||
4月25日 | 11 | プライド・スナイパー |
|
- | 荒川稔久 | 中澤祥次郎 | |
5月 | 2日12 | ベビーシッター・シンドローム |
|
| |||
5月 | 9日13 | ハイヌーン・ドッグファイト |
|
|
竹本昇 | ||
5月16日 | 14 | プリーズ・ボス |
|
| |||
5月23日 | 15 | アンドロイド・ガール |
|
武上純希 | 渡辺勝也 | ||
5月30日 | 16 | ジャイアント・デストロイヤー |
| ||||
6月 | 6日17 | ツインカム・エンジェル |
|
- | 荒川稔久 | ||
6月13日 | 18 | サムライ・ゴーウエスト |
|
|
坂本太郎 | ||
[注釈 18]6月27日 | 19 | フェイク・ブルー |
|
| |||
7月 | 4日20 | ランニング・ヒーロー |
|
|
横手美智子 | 竹本昇 | |
7月11日 | 21 | マッド・ブラザーズ |
|
武上純希 | |||
7月18日 | 22 | フルスロットル・エリート | 荒川稔久 | 中澤祥次郎 | |||
7月25日 | 23 | ブレイブ・エモーション | |||||
8月 | 1日24 | キューティー・ネゴシエイター |
|
武上純希 |
|
辻野正人 | |
8月 | 8日25 | ウィットネス・グランマ |
| ||||
8月15日 | 26 | クール・パッション |
|
横手美智子 | 坂本太郎 | ||
8月22日 | 27 | ファンキー・プリズナー | - | 荒川稔久 | |||
8月29日 | 28 | アリエナイザー・リターンズ |
|
武上純希 | 石垣広文 | 竹本昇 | |
9月 | 5日29 | ミラー・リベンジャー |
|
| |||
9月12日 | 30 | ギャル・ハザード |
|
荒川稔久 | 中澤祥次郎 | ||
9月19日 | 31 | プリンセス・トレーニング |
| ||||
9月26日 | 32 | ディシプリン・マーチ |
|
横手美智子 | 辻野正人 | ||
10月 | 3日33 | スワットモード・オン | - | ||||
10月10日 | 34 | セレブ・ゲーム |
|
武上純希 | 鈴村展弘 | ||
10月17日 | 35 | アンソルブド・ケース |
| ||||
[注釈 20]10月24日 | 36 | マザー・ユニバース |
|
|
横手美智子 | 渡辺勝也 | |
10月31日 | 37 | ハードボイルド・ライセンス | - | 荒川稔久 | |||
11月 | 7日38 | サイクリング・ボム |
|
武上純希 | 竹本昇 | ||
11月14日 | 39 | レクイエム・ワールド |
|
|
荒川稔久 | ||
11月21日 | 40 | ゴールドバッヂ・エデュケーション |
|
|
横手美智子 | 中澤祥次郎 | |
11月28日 | 41 | トリック・ルーム |
|
武上純希 | |||
12月 | 5日42 | スカル・トーキング |
|
- | 荒川稔久 | 坂本太郎 | |
12月12日 | 43 | メテオ・カタストロフ |
|
- | |||
12月19日 | 44 | モータル・キャンペーン |
|
武上純希 | 鈴村展弘 | ||
12月26日 | 45 | アクシデンタル・プレゼント |
|
- | 横手美智子 | ||
2005年 [注釈 21] |
1月 9日46 | プロポーズ・パニック |
|
荒川稔久 | 中澤祥次郎 | ||
1月16日 | 47 | ワイルドハート・クールブレイン | - | 武上純希 | |||
1月23日 | 48 | ファイヤーボール・サクセション |
|
|
横手美智子 |
|
竹本昇 |
1月30日 | 49 | デビルズ・デカベース |
|
荒川稔久 | |||
2月 | 6日50 | フォーエバー・デカレンジャー | - |
評価
玩具売り上げは前作『アバレンジャー』のキャラクター収入・130億円から、本作品では116億円と低下した一方、主題歌シングルは番組の人気に乗り10万枚を突破するセールスを記録するなど、玩具以外の商品面は成功を収めた。
また本作品の放送終了後も、2006年には第45回日本SF大会において、スーパー戦隊シリーズとしては初めて第37回星雲賞(メディア部門)を受賞[3]。
さらに『特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER』(2015年)や『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』(2017年)『特捜戦隊デカレンジャー 20th ファイヤーボール・ブースター』(2024年)のように、放送終了から20年以上を経てなおVシネマという形で続編にあたる新作が度々制作されている。
放映ネット局
対象地域 | 放送局 | 備考 |
---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 | キーステーション |
北海道 | 北海道テレビ | |
青森県 | 青森朝日放送 | |
岩手県 | 岩手朝日テレビ | |
宮城県 | 東日本放送 | |
秋田県 | 秋田朝日放送 | |
山形県 | 山形テレビ | |
福島県 | 福島放送 | |
新潟県 | 新潟テレビ21 | |
富山県 | 北日本放送 | 日本テレビ系列局 |
石川県 | 北陸朝日放送 | |
福井県 | 福井テレビ | フジテレビ系列局 |
山梨県 | 山梨放送 | 日本テレビ系列局 |
長野県 | 長野朝日放送 | |
静岡県 | 静岡朝日テレビ | |
中京広域圏 | 名古屋テレビ | |
近畿広域圏 | 朝日放送 | 現 朝日放送テレビ |
鳥取県・島根県 | 山陰中央テレビ | フジテレビ系列局 |
広島県 | 広島ホームテレビ | |
山口県 | 山口朝日放送 | |
徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列局 |
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 | |
愛媛県 | 愛媛朝日テレビ | |
高知県 | テレビ高知 | TBS系列局 |
福岡県 | 九州朝日放送 | |
長崎県 | 長崎文化放送 | |
熊本県 | 熊本朝日放送 | |
大分県 | 大分朝日放送 | |
宮崎県 | 宮崎放送 | TBS系列局 |
鹿児島県 | 鹿児島放送 | |
沖縄県 | 琉球朝日放送 |
他媒体展開
各作品における詳細はリンク先を参照。
映像ソフト化
いずれも発売元は東映ビデオ。本作品より、セル・レンタルのVHS・DVDのリリースが8月リリース開始、翌年7月(レンタルの場合は翌年7月2週目の金曜日)終了というスケジュールに移行し、その都合上前作『爆竜戦隊アバレンジャー』の映像ソフトと並行してのリリースとなった。
- ビデオ(VHS、セル、レンタル共通)は2004年8月から2005年7月にかけて、全12巻(各巻4話(11・12巻のみ5話)収録)がリリースされた。
- DVDは2004年8月6日から2005年7月21日にかけて、全12巻(各巻4話(11・12巻のみ5話)収録)がリリースされた。
- Blu-ray BOXは2015年8月5日から12月9日にかけて全3巻(各BOX3枚組、16話(BOX3のみ18話)収録)がリリースされた。
この他、テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオ・DVDが、2004年5月21日から7月21日にかけて全2巻が発売された。
他テレビシリーズ
- 『轟轟戦隊ボウケンジャー』
- 同作品のTask31にて、番組ラストに挿入されるミニコーナー「30th ANNIVERSARY」にマーフィーK9が登場。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー』
- 第1話に全員が、第5話にバンとジャスミンとドギーが、それ以降にデカレンジャーの大いなる力としてパトストライカーが、第51話(最終話)にドギーが登場。
- 『非公認戦隊アキバレンジャー』
- 第2話において、デカレッドが妄想内で登場。またバン役の載寧も同話数にて本人役で出演。
- 『宇宙戦隊キュウレンジャー』
- Space.18にデカレンジャーの6人とドギー、デカウイングロボが登場。このうちバン、センちゃん、ウメコ、ドギーは変身前の姿でも登場している[80]。
- 『4週連続スペシャル スーパー戦隊最強バトル!!』
- ドギーが登場。
映画作品
- 『特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション』
- 本作品の単独作品。
- 『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』
- ウメコ、デカレンジャーロボ、マーフィーK9、ドギー / デカマスターが登場。
- 『海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』
- エージェント・アブレラ、各ドロイドが登場。
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』
- 初期メンバー(通常形態、スワットモード)が登場。
- 『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』
- 初期メンバーおよびエージェント・アブレラが登場。
- 『機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い! オール戦隊大集会!!』
- 『機界戦隊ゼンカイジャー』の劇場作品。デカレッドが登場。
- 『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』
- 仮面ライダー50周年×スーパー戦隊45作品記念作品。ドギー / デカマスターが登場。
Vシネマ
- 特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー
- 魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー
- 特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER
- スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー
- ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド EPISODE ZERO
- 特捜戦隊デカレンジャー 20th ファイヤーボール・ブースター
オリジナルDVD
- 『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』
- 『轟轟戦隊ボウケンジャー』のスーパー戦隊Vシネマ作品。ゲストとしてテツ/デカブレイクが登場。ボウケンレッドがディーマグナムを使用。
- 『てれびくんデラックス 愛蔵版 30大スーパー戦隊超全集』付録DVD
- 2007年発売のムック本の付録。解説役としてドギー・クルーガーが登場。稲田徹の新録音ナレーションにより、歴代戦隊玩具のCMやパワーレンジャーシリーズの解説が行われた。
- 『機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー』
- 2022年4月29日期間限定劇場上映、同年9月28日にBlu-ray&DVD発売。デカレンジャー(デカレッド - デカブレイク、デカマスター)が登場。
海外リメイク
ネット配信作品
- 『ヒーローママ☆リーグ』
- 2018年5月13日配信。礼紋茉莉花(ジャスミン)/デカイエローが出演[81]。
Webムービー
特捜戦隊デカレンジャーwithトンボオージャー
- 『特捜戦隊デカレンジャーwithトンボオージャー』
- 2024年6月16日に東映特撮ファンクラブで配信されたスピンオフドラマ[82]。2024年4月1日に、東映特撮ファンクラブが公式Xでヤンマ・ガストと日渡茉莉花のダブル主演作品「初恋刑事」を発表した。これはエイプリルフールだったが、翌4月2日に正式タイトルが発表された[83]。
- キャスト
王様戦隊キングオージャー IN SPACE
- 『王様戦隊キングオージャー IN SPACE』
- 2024年11月10日に東映特撮ファンクラブで配信。『王様戦隊キングオージャー』のスピンオフ作品。ドギー、アーナロイドが登場[86]。
CS放送・ネット配信
- CS放送
- 東映チャンネル
- 2014年5月 - 11月
- 2016年8月 - 2017年2月(いずれも「スーパー戦隊ワールド」枠)
- ネット配信
- 東映特撮 YouTube Official
- 東映特撮ニコニコおふぃしゃる
トピックス
この節に雑多な内容が羅列されています。 |
- 特撮ファンでもある劇作家・中島かずきは、自身が座付き作家として関わっていた劇団☆新感線の舞台公演のパンフレットでも本作品を面白いと評している。それがきっかけとなって[87]、雑誌『HERO VISION』Vol.17にて塚田英明との対談が実現した。対談の中で中島は諸々の事情から映像化には至らなかったものの、本作品のために「宇宙警察内の汚職を盛り込んだ法廷劇」「銀河香港マフィアを絡めたエピソード」という2本のシナリオを構想していたことを明かしている[88]。
- 東京ドームシティアトラクションズのデカレンジャーショーで変身前の役者が出演する回はこれまでにない人気となり、最終日となった2005年3月13日の公演では、通常でも最多で1日6回のところを7回にまで拡大するという異例の措置が取られた。
- 『空想科学読本ミドリ』において、柳田理科雄とデカグリーン役の伊藤陽佑の対談が掲載されており、本作品のオーディション時のダミーネームが『電車戦隊トレインジャー』だったということが明かされている[89]。
- 『ミュージックステーション』の2004年10月8日・12月24日放送分にメンバーが登場。「恋愛戦隊シツレンジャー」を歌う後藤真希、松浦亜弥、安倍なつみの3人と共演した。
- テレビ番組『指名手配』の2005年3月16日放送分に、本番組より木下と菊地がゲスト出演。
- 本番組のスポンサー企業のひとつである牛角では、放送当時にはテレビCMへのメンバーの出演や劇中への登場などといったタイアップキャンペーンが行われた。
- 2018年7月、平成30年7月豪雨によりさいねいの出身地でもある広島県内各地も大規模な豪雨災害に見舞われた。これを受け、さいねいが発起人となりデカレンジャーメンバーにサイキックラバー、ドギー・クルーガー役の稲田徹らがアンテナショップ「ひろしまブランドショップTAU」にて募金活動を展開した[90]。
脚注
注釈
- ^ 脚本の荒川稔久は、悪側の目的が地球侵略だけでは視聴者が納得してくれないと述べている[5]。また、警察が一組織とだけ常に敵対しているのもおかしいとしている[6]。
- ^ 監督の竹本昇は、両者のスーツアクターが別であったから実現したと述べている[13]。
- ^ オープニングでは「上官の声」とクレジットされていた。
- ^ a b ノンクレジット
- ^ a b c d オープニングテロップでは役名未表記。
- ^ ドギーの目と口の操作も担当[60][58]。
- ^ ディアマンテ星人ドン・モヤイダ[62]、リドミハ星人カーサス[63]、ゲルマー星人バイズ・ゴア[64]、バリゲ星人ミリバル[65]、パウチ星人ボラペーノ[13]、マイク星人クロード[52]、アラドン星人ギャンジャバ[66]、アサシン星人ジンギ[30]、ジャーゴ星人スキーラ[54]ほか。
- ^ 塚田は荒川を起用した理由について前2作からの付き合いで作風が好みであり、自身が独り立ちした際には参加を願っていたとしている[8]。
- ^ 渡辺は自身が起用された理由について、自身が刑事ドラマを愛好していることを東映に知られていたためであったと述べている[74]。
- ^ 辻野は『星獣戦隊ギンガマン』以来、5年ぶりの参加であった[34]。Episode.33の後も参加を打診されていたが、スケジュールの都合から実現しなかった[34]。
- ^ 石垣は、渡辺勝也の推薦であったと証言している[75]。
- ^ a b 劇場版撮影の都合で石垣に代わり担当した[34][65]。
- ^ 劇場版のみの参加。
- ^ ナレーションの5人の部分が6人に変更された他、演出が異なっている。
- ^ Episode.17.39はジャスミンとウメコのダブル主役。
- ^ 名前は『特捜戦隊デカレンジャー超全集 上巻』より[78]。
- ^ 資料によっては、名称をアンドロイド少女と記述している[79]。
- ^ 6月20日は「第104回全米オープンゴルフ選手権大会」3日目中継のため休止。
- ^ ウメコと二役。
- ^ 前日に発生した新潟県中越地震のため、L字画面で地震の最新情報を出しながらの放送となった。ただし、ANN共通のものではなく、一部地域では局独自のL字画面を挿入したネット局もあった。
- ^ 1月2日は「初夢ガオレンジャースペシャル!」(同作品の第1話と劇場版による特番)放送のため休止。
出典
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- ^ a b 21st 3 2017, p. 32, 「スーパー戦隊制作の裏舞台 荒川稔久」
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- ^ HERO17 2005, p. 8, クライマックス巻頭特集 ドラマ『特捜戦隊デカレンジャー』 ●中島かずき(劇団☆新幹線)×塚田英明対談]」.
- ^ 柳田理科雄「ミドリの対談1 伊藤陽佑×柳田理科雄 この本のきっかけは、デカグリーンが作りました。」『空想科学読本ミドリ』メディアファクトリー、2011年7月24日、34頁。ISBN 978-4-8401-3985-4。
- ^ 【がんばろう広島】広島県出身の俳優・さいねい龍二さんらが、「平成30年7月広島県豪雨災害義援金」の募金への協力を呼び掛けされます。
出典(リンク)
参考文献
- 『特捜戦隊デカレンジャー公式ドラマブック』講談社、2004年9月24日。ISBN 4-06-212604-4。
- てれびくんデラックス愛蔵版(小学館)
- 『特捜戦隊デカレンジャー超全集』 上巻、小学館〈てれびくんデラックス 愛蔵版〉、2004年10月10日。ISBN 4-09-101496-8。
- 『特捜戦隊デカレンジャー超全集』 下巻、小学館〈てれびくんデラックス 愛蔵版〉、2005年3月10日。ISBN 4-09-105102-2。
- 『特捜戦隊デカレンジャー コンプリート・ブック』用田邦憲 編、双葉社〈双葉社のアニメ・特撮シリーズ〉、2005年5月20日。ISBN 4-575-29801-8。
- 『JAE NAKED HERO』太田出版、2010年3月8日。ISBN 978-4-7783-1210-7。
- 『東映スーパー戦隊シリーズ35作品記念公式図録 百化繚乱 [下之巻] 戦隊怪人デザイン大鑑 1995-2012』グライドメディア、2012年10月16日。ISBN 978-4-8130-2180-3。
- 『スーパー戦隊感動のエピソード 1975-2014』メディアックス、2014年6月30日。ISBN 978-4-86201-474-0。
- 『東映ヒーロー仮面俳優列伝』鴬谷五郎[編著]、辰巳出版、2014年12月20日。ISBN 978-4-7778-1425-1。
- 『スーパー戦隊 Official Mook 21世紀』講談社〈講談社シリーズMOOK〉
- 講談社 編 vol.3《爆竜戦隊アバレンジャー》、2017年3月25日。ISBN 978-4-06-509514-0。
- 講談社 編 vol.4《特捜戦隊デカレンジャー》、2017年4月25日。ISBN 978-4-06-509515-7。
- 講談社 編 vol.8《炎神戦隊ゴーオンジャー》、2017年5月25日。ISBN 978-4-06-509519-5。
- 『スーパー戦隊』学研プラス〈学研の図鑑〉、2021年4月20日。ISBN 978-4-0540-6788-2。
- 雑誌
- 『宇宙船』Vol.112(2004年5月号)、朝日ソノラマ、2004年5月1日、雑誌コード:01843-05。
- 福場昭弘 編『HERO VISION』 Vol.17、朝日ソノラマ〈ソノラマMOOK〉、2005年2月20日。ISBN 4-257-13074-1。
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME60(2019 AUTUMN)、辰巳出版、2019年9月2日、ISBN 978-4-7778-2388-8。
- 『東映ヒーローMAX』VOLUME 64(2022 SPRING)、辰巳出版、2022年2月15日、ISBN 978-4-7778-2865-4。
外部リンク
- テレビ朝日公式サイト(2016年5月7日アーカイブ分)
- 東映公式サイト(2012年8月26日アーカイブ分)
- 特捜戦隊デカレンジャー(スーパー戦隊ネット内)
- DVD 特捜戦隊デカレンジャー特集(東映ビデオ内)
テレビ朝日系列 日曜7:30 - 8:00 (SUPERヒーロータイム第1枠) |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
爆竜戦隊アバレンジャー
(2003年2月16日 - 2004年2月8日) |
特捜戦隊デカレンジャー
(2004年2月15日 - 2005年2月6日) |
魔法戦隊マジレンジャー
(2005年2月13日 - 2006年2月12日) |