コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ラン・デヴィル・ラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ラン・デヴィル・ラン』
ポール・マッカートニーカバー・アルバム
リリース
録音 1999年3月 (1999-03)- 5月
ジャンル ロック
時間
レーベル EMI
プロデュース ポール・マッカートニークリス・トーマス
専門評論家によるレビュー
ポール・マッカートニー アルバム 年表
バンド・オン・ザ・ラン 25th Anniversary Edition
(1999年 (1999)
ラン・デヴィル・ラン
(1999年 (1999)
ワーキング・クラシカル
(1999年 (1999)
テンプレートを表示

ラン・デヴィル・ラン』(英語: Run Devil Run)は、1999年に発表されたポール・マッカートニーのカヴァー・アルバム、及び当アルバムのタイトル・ナンバー。

概要

[編集]

1998年乳癌により死去した妻リンダの生前の提案によって作られた、ロックンロールのカヴァー・アルバム。エルヴィス・プレスリーカール・パーキンスといった、ポールに強い影響を与えたミュージシャン達のカヴァーに加え、「ラン・デヴィル・ラン」、「ワット・イット・イズ」、「トライ・ノット・トゥ・クライ」の3曲の新曲が収められている。カヴァーされた楽曲は、今日スタンダードとしてよく知られているものは少なく、あえてシングルのB面曲のようなマイナーな曲も選ばれており、ポールのルーツを垣間見ることができる。

ピンク・フロイドデヴィッド・ギルモアミック・グリーン、デイヴ・マタックス、ディープ・パープルイアン・ペイスなど実力派がバックを務め、迫力ある演奏と、若返った感のあるポールの力強いヴォーカルがこの作品の大きな魅力である。プロデューサーは、ウイングスの『バック・トゥ・ジ・エッグ』以来の参加となるクリス・トーマス

収録曲

[編集]
  1. ブルー・ジーン・ボップ - "Blue Jean Bop"(オリジナル:ジーン・ヴィンセント
  2. シー・セッド・イェー - "She Said Yeah"(オリジナル:ラリー・ウィリアムズ
  3. オール・シュック・アップ - "All Shook Up"(オリジナル:エルヴィス・プレスリー
  4. ラン・デヴィル・ラン - "Run Devil Run"(新曲)
  5. ノー・アザー・ベイビー - "No Other Baby"(オリジナル:バイパース
  6. ロンサム・タウン - "Lonesome Town"(オリジナル:リッキー・ネルソン
  7. トライ・ノット・トゥ・クライ - "Try Not to Cry"(新曲)
  8. ムービー・マッグ - "Movie Magg"(オリジナル:カール・パーキンス
  9. ブラウン・アイド・ハンサム・マン - "Brown Eyed Handsome Man"(オリジナル:チャック・ベリー
  10. ワット・イット・イズ - "What It Is"(新曲)
  11. コケット - "Coquette"(オリジナル:ファッツ・ドミノ
  12. アイ・ガット・スタング - "I Got Stung"(オリジナル:エルヴィス・プレスリー)
  13. ハニー・ハッシュ - "Honey Hush"(オリジナル:ジョー・ターナー
  14. シェイク・ア・ハンド - "Shake a Hand"(オリジナル:フェイ・アダムズ)
  15. パーティ - "Party"(オリジナル:エルヴィス・プレスリー)
  16. ファビュラス - "Fabulous"(オリジナル:チャーリー・グレイシー)
    限定7”シングル・ボックス、iTunes Store販売版のボーナス・トラック

演奏者

[編集]

関連項目

[編集]